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最終更新日:2023年07月10日

下町でんきの評判やプランの特徴を徹底解説!他社新電力との比較などさまざまな角度からリアルに検証

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下町でんきの評判やプランの特徴を徹底解説!他社新電力との比較などさまざまな角度からリアルに検証

創業50年をほこるエネックス株式会社が手掛ける「下町でんき」

東京電力と比較すると、電気の使用量に関わらず必ず安くなります。

総合的な評価としては、電気の使用量が少ない方や、再エネプランを検討している人にとっては、かなりおすすめできる新電力会社です。

今回は、下町でんきのメリットやデメリット、料金プランについて、他社新電力との比較など、さまざまな角度から徹底的に解説をしていきます。

  • 下町でんきに切り替えるとどのくらいオトクになるの?
  • 実際にどのくらい節約になるのか知りたい
  • 他の新電力会社と比べて安い?高い?

などなど、具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー

小売電気アドバイザー。デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー

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【結論】下町でんきのメリット・デメリット

まず結論として、下町でんきのメリットやデメリットを見ていきましょう。

下町でんきのメリットを以下にまとめました。

下町でんきのメリット

  • 電気の使用量に関わらず、東京電力よりも安くなる
  • 電気の使用量が少ない家庭では、他社新電力と比較しても優秀
  • 再エネプランは新電力のなかでもかなり低価格設定

下町でんきは電気の使用量に関わらず、東京電力よりも必ず安くなります。また使用量が少ないケースでは、他社新電力と比べても優秀。再エネプランの料金設定もかなり安くなっています。

次に、デメリットを確認してみましょう。

下町でんきのデメリット

  • 電気の使用量が多い場合は、他社のほうがオトクになることも
  • 電気以外のサービスが一切ない
  • 30A未満での契約は不可

一番のデメリットとしては、電気の利用量が多い場合、他社のほうがオトクになるケースがありますので注意が必要です。

以上のことから、下町でんきは電気の使用量が少ない方(月に約120kWh以下)や、再エネプランの契約を考えている方にはとくにおすすめです。

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下町でんきの評判から分かる料金プランの特徴とは?

下町でんきの評判としては、「東京電力から乗り換えたら安くなった」といったものが多く、以下のような口コミが見られました。

メリットの項目でもお伝えしたとおり、下町でんきは東京電力よりも電気代が安くなります。

具体的には、基本料金・従量料金ともに安く設定されています。詳細な解説を以下の項目で加えていきます。

下町電灯Bは東京電力よりも必ず安くなる

下町でんきの一般家庭用の電気プランは「下町電灯B」および「スローエナジープラン」となります。

まずは、基本プランである下町電灯Bについて、どのくらい料金が安くなるかを見ていきましょう。

結論から述べるならば、下町電灯Bは東京電力と比較して、基本料金・従量料金ともに安くなります。

具体的にどのくらい安くなるのかを、以下の項目で解説していきます。

基本料金は東京電力よりも5%安くなる

下町電灯Bの基本料金は、東京電力と比べて一律で5%安くなります

節約できる金額はそこまで大きくはありませんが、恒久的に基本料金が5%安くなると考えるとかなりのメリットだといえるでしょう。

実際にどのくらい安くなるのかについては、比較表を用いるとわかりやすくなります。そこで、東京電力と下町でんきの基本料金を以下の表にまとめました。

契約アンペア数東京電力下町でんき差額
30A858円815.10円42.5円
40A1,144円1,086.80円57.2円
50A1,430円1,358.50円71.5円
60A1,716円1,630.20円85.8円

30Aの場合は42.5円、60Aでは85.8円の節約が可能です。30Aだとしても年間510円になりますので、1ヶ月分とはいかないまでも、基本料金をそれなりに削減することができるでしょう。

契約アンペア数に関わらずオトクになる

上述したとおり、下町でんきでは契約アンペア数に関わらず、基本料金は必ず安くなります。

50Aや60Aなど、高アンペアでももれなく安くなりますが、他社と異なり、低アンペアの30Aでもオトクになります。

もちろん、契約アンペア数が大きいほど金額面でのメリットはありますが、後述する従量料金もあわせて考えると、契約アンペア数が少なくともオトク感のあるプランだと考えられます。

従量料金は全ての段階で安くなる

下町電灯Bの従量料金は、東京電力と比べて1〜3段階のいずれも安価に設定されています。

つまり、電気の使用量が少ない家庭でも、多い家庭でもオトクになるということです。

基本料金と同じく、従量料金も比較表を参照するとわかりやすくなります。こちらも東京電力と下町でんきの従量料金と、その差額を表にまとめました。

段階東京電力下町でんき差額
第1段階料金(〜120kWh)19.88円18.88円1円
第2段階料金(120kWh〜300kWh)26.48円25.16円1.32円
第3段階料金(300kWh〜)30.57円29.05円1.52円

いずれの段階でも、下町でんきのほうが安くなっています。

使用量別|実際いくら安くなる?

もう少し掘り下げて、電力使用量が100kWh・250kWh・350kWhの場合で、電気代がどのくらい安くなるのかを、以下で見てみましょう。

使用電力量 / 契約A数東京電力下町でんき差額
100kWh / 30A2,846円2,703円143円
250kWh / 40A6,972円6,244円728円
350kWh / 50A10,111円9,228円883円

100kWh利用、30A契約の場合は月に143円の節約になり、350kWh・50A契約では883円の節約になります。年間で考えてみると、かなり電気代の削減ができるといえるのではないでしょうか。

すべての段階で安くなりますので、電気をあまり使わない人も、たくさん使うご家庭にもおすすめできます。

特に120kWhまでの単価が安い

下町でんきの下町電灯Bの特長としては、他社新電力と比較して120kWhまでの単価が安い点が挙げられます。

通常、電力の使用量が少ない家庭では、乗り換えてもそれほどオトクにならない(1段階目の金額差が少ない)ケースも多くあります。

そのなかで、下町電灯Bは比較的単価が安く設定されていますので、基本料金5%OFFとあわせて、電気をあまり使わないご家庭にはピッタリのプランとなっています。

スローエナジープランは再エネ100%で料金もオトクに

下町でんきの一般家庭用プランは、下町電灯Bのほかにも、スローエナジープランが用意されています。

スローエナジープランの特長は、再生エネルギー100%、CO2排出0の「ゼロエミッション」の電力プランだということ。

環境問題に配慮しながら電気を利用できますので、気になる方は乗り換えを検討してみるのもよいでしょう。

東京電力よりも安くなる!スローエナジープランの料金

スローエナジープランの料金は、東京電力よりも基本料金・従量料金ともに安くなります

いっぽう、下町電灯Bと比較すると、基本料金は同じで、従量料金はそれぞれの段階で0.5円プラスされます。

本プランのような環境に配慮したプランの場合、地域の電力会社よりも高くなるケースもありますので、スローエナジープランは比較的優秀だといえるでしょう。

下町電灯Bとスローエナジープランを他社新電力と比べると

下町でんきは東京電力よりも電気代が割安になりますが、他社新電力との金額差も気になるところ。

そこで、以下の項目で下町電灯B・スローエナジープランを他社のプランと比較してみました。乗り換えを検討する際にはぜひ参考にしてみてください。

下町電灯Bは電気の使用量が少ない方におすすめ

下町電灯Bと、各電力会社のプランを比較してみましょう。

以下の表で、東京電力で月額3,000円(1人暮らし想定)・10,000円(2〜3人暮らし想定)・15,000円(ファミリー世帯想定)の3パターンをシミュレーションしました。

電力会社3,000円10,000円15,000円
東京電力3,005円10,007円15,001円
下町でんき2,854円9,496円14,242円
シン・エナジー2,892円9,397円13,920円
エルピオでんき3,141円8,983円13,164円

表の数値は30A / 108kWh(3,000円)・40A / 356kWh(10,000円)・50A / 510kWh(15,000円)契約を想定

表から読み取れる重要なポイントとしては、「電力の使用量が少ない場合は他社と比べてもかなりオトクだが、使用量が多い場合は見劣りするケースがある」ということです。

もちろん、東京電力よりは使用量に関わらず安くなりますが、電気をたくさん使うご家庭では一考の余地がありそうです。

よって、電気の使用量が月に120kWh以下の方は、他社新電力と比べても下町でんきがおすすめとなります。

スローエナジープランは他社の再エネプランと比べてもオトク

次に、スローエナジープランを他社の再エネプランと比較してみましょう。

比較に用いたのは以下の4プランです。

  • スローエナジープラン(下町でんき)
  • ミツウロコグリーンプラン(ミツウロコでんき)
  • アクアエナジー100(東京電力)
  • グリーンプラン(小田急でんき)

また、下町電灯Bと同様に、東京電力の従量電灯B換算で電気代が3,000円・10,000円・15,000円になるケースを想定し、シミュレーションしています。

電力会社3,000円10,000円15,000円
下町でんき2,908円8,176円14,506円
ミツウロコでんき3,370円8,503円14,326円
東京電力4,256円9,576円16,373円
小田急でんき3,005円10,008円15,002円

表の数値は30A / 108kWh(3,000円)・40A / 356kWh(10,000円)・50A / 510kWh(15,000円)契約を想定

他社の再エネプランと比較してみると、どの想定金額でもスローエナジープランがオトクになっていることがわかります。

よって、下町でんきのスローエナジープランはかなり優秀であるといえますので、再エネプランを検討している方にとっては、かなりおすすめです。

下町でんきの注意したい2つのポイント

電気の使用量が少ない方や、再エネプランを検討している方におすすめの下町でんきですが、乗り換えを考える際に注意しておきたいポイントもあります。

特筆すべきものとしては、以下の2点が挙げられます。

  • 電気以外のサービスがない
  • 30A未満は契約不可能

各項目を以下で解説していきます。

電気以外のサービスがない

下町でんきには、下町電灯B・スローエナジープランともに電気以外のサービスがありません

たとえば、電気や水回りのトラブルの際に駆けつけてくれるサービスや、電気代の支払いに応じてポイントが貯まるといったサービスは一切ありませんので、注意が必要です。

30A未満は契約不可能

下町でんきは30A未満では契約できない点にも注意が必要です。

現在20Aで契約している方が30Aに切り替えてしまうと、基本料金の差で下町でんきのほうが高くなってしまうケースも考えられます。

たとえば30A契約、108kWhを想定した場合、東京電力は3,005円、下町でんきは2,854円ですので、下町でんきの方が電気代が安くなります。

しかし、20A契約、108kWhを想定した場合の東京電力の電気代は2,719円ですので、東京電力のほうが安くなります。

東京電力の基本料金は20Aで572円、下町でんきは30Aで815円ですから243円の差があります。

電力使用量が少ない場合、243円を節約するのはかなり難しくなりますから、現在20A契約をしている方の乗り換えは、損をしてしまわないかしっかり考えることが重要です。

わかりやすさを求めるなら下町でんきも悪くない

電気以外のサービスがなく、30A未満では契約できない下町でんきですが、付帯サービスがないということは、シンプルでわかりやすいプランであるとも考えられます。

また、「ポイントを貯めるのが面倒くさい」といった方や、「そもそも電気以外のサービスは必要ない」といった人にとっては、それほどデメリットであるとはいえないでしょう。

30A未満では契約できない点に関しても、すでに30A以上で契約している方であればなんら問題にはなりません。

上記が気にならない、あるいは問題ない方であれば、下町でんきはじゅうぶんにおすすめできる新電力会社です。

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5,000円キャッシュバック!下町でんきのキャンペーンを紹介

2022年2月現在、下町でんきでは「5,000円キャッシュバックキャンペーン」を開催しています。

本キャンペーンの対象者は現在下町でんきを利用している方で、引越し先でも同社を利用する場合、5,000円がキャッシュバックされるというものです。

適用条件がかなり限定されてしまいますが、過去には別キャンペーンが行なわれており、口コミでも高い評判が見られました。

上記は基本料金が6ヶ月間無料になるキャンペーンですが、最低の30A契約でも4,890円オトクになる計算です。

新電力会社が行うキャンペーンの相場は、おおよそ3,000円ていどですから、金額面ではかなり優秀だといえるでしょう。

電力会社のキャンペーンは過去と似たようなものを打つケースも多いので、下町でんきもまた、同様のキャンペーンが開催される可能性があります。

乗り換えを考える際は、現在キャンペーンが行なわれているかどうかも確認しておくと損がありません。

下町でんきの申し込みから利用の流れ

下町でんきの申し込み方法は、公式サイトにある申し込みフォームから行います

申し込みの際には、供給地点番号やお客様番号などが必要になりますので、検針票を用意しておくとスムーズです。この情報は現在契約している会社のマイページでも確認可能です。

申し込みの流れに関しては、フォームの案内に沿って情報を入力していくだけですので、それほど手間はかかりません。

また、現在契約している電力会社に対しては、下町でんきが解約手続きを代行してくれますので、こちらからは何もしなくとも大丈夫です。

申し込みを終えたら、現在アナログメーター(電力メーター)が設置されている場合は、スマートメーターへの交換工事が行なわれます。とくに立ち会いや料金などは発生しませんのでご安心ください。

申し込みから約1ヶ月ほどで電気の切り替えが完了します。その間、電気が使えなくなる心配はありません。

まとめ

今回は、下町でんきの料金プランやメリット・デメリット、他社新電力との比較などを解説してきました。

下町でんきは電気の使用量が少ない方におすすめで、再エネプランに関しては他社新電力と比べてもかなり優秀な料金設定となっています。

電力会社の乗り換えを検討している方は、ぜひ下町でんきも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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伊藤 雄次
執筆者
クラシェルジュ編集部

エンジニア業の傍ら始めた通信系メディア・新電力メディアの運営歴10年以上、月間1,200万が訪れるサイトで利用者の悩み事を解決してきた通信サービス提案のプロフェッショナル。ユーザーに最適なネット回線が提案できる知見を活かし、個人法人問わない通信環境のインフラアドバイザーとしても活動中。さらに本業ではネットワークスペシャリストの資格を取得し、社内の通信インフラ運営・保守も担っている。LinkedIn/Facebook

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