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最終更新日:2025年01月15日

【2025年最新】オール電化向けおすすめ電力会社ランキング!エリア別に料金を比較。夜間の電気代が安いのは?

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【2025年最新】オール電化向けおすすめ電力会社ランキング!エリア別に料金を比較。夜間の電気代が安いのは?

「オール電化におすすめの電力会社をランキングで知りたい。」
「そもそも、オール電化向けの電力プランにはどういった特徴があるだろう?」
「オール電化向けの電力会社の選び方も知りたい」

本記事では、オール電化におすすめの電力会社を安い順にランキング形式で10社紹介します。

さらに、エリアごとにもオール電化におすすめの電力会社を紹介し、オール電化の電力プランの選び方、メリット・デメリット、乗り換えの手順まで解説します。

本記事を読んで、ご自身にピッタリのオール電化向けの電力会社を選んでみてください。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

この記事の目次

【一覧】オール電化プランのあるおすすめ電力会社ランキング

順位電力会社プラン名電気料金(1ヶ月分)基本料金電力量料金単価燃料費調整単価割引特典提供エリア
昼間※3夜間※3
1位イデックスでんきミッドナイトプラン16,303円1,869.91円夏・冬平日:27.57円
夏・冬休日:21.95円
春・秋平日:24.68円
春・秋休日:18.55円
14.48円2.10円最大2.5%ポイント還元、継続割九州(沖縄を除く)
2位コスモでんきスタンダードオール電化16,967円1,871円35.76円27.86円-6.33円3%割引全国(沖縄を除く)
3位オクトパスエナジーオール電化オクトパス17,392円1,845円24円17.48円4.48円なし全国(沖縄を除く)
4位LooopでんきスマートタイムONE17,483円0円28.66円※10円なし全国
5位CDエナジースマートでんき17,457円1,771円35.96円28.06円-6.33円1%ポイント還元東京電力提供エリア
6位idemitsuでんきオール電化プラン17,545円1,804.5円35.76円27.86円-6.33円最大200円/月割引全国(沖縄を除く)
7位HTBエナジーぜんぶでんき19,157円2,750円25.28円17.78円8.23円なし全国(沖縄を除く)
8位Japan電力くらしプランS20,640円0円〜400kWh:27円7.18円なし全国(沖縄を除く)
401kWh〜:26円
9位楽々でんきオール電化プラン21,216円1,870.5円30.76円22.86円1.30円※2なし全国(沖縄を除く)
10位リボンエナジースマートタイムONE21,496円0円35.79円※10円-0.55円/kWh全国(沖縄を除く)

※1:市場連動であるLooopでんき、リボンエナジーは東京の2024年の年度平均エリアプライス(13.79円)に、それぞれLooopでんきは固定従量料金を14.87円、リボンエナジーは22.00円を足したものを電力量料金単価としています。
2024年東京のエリアプライスの参照元:日本卸電力取引所(JEPX)
※2:楽々でんきの12月分電力調達調整費は、東京の2024年12月24日時点の月平均エリアプライス(14.30円)を調達単価、追加請求基準値を13円として、電力調達調整費=調達単価-追加請求基準値、で求めています。
2024年東京のエリアプライスの参照元:日本卸電力取引所(JEPX)
楽々でんきの追加請求基準値参照元:楽々でんき公式サイト
※3:昼間は午前6時〜午前1時、夜間は午前1時〜午前6時。イデックスでんきのみ、昼間は午前8時〜午後10時、夜間は午後10時〜午前8時。

料金シミュレーションは以下の条件で行っています。

  • 契約電流:60A(6kVA)
  • 月間使用量:610kWh(うち夜間280kWh、それ以外330kWh)
  • 東京電力エリアで想定(イデックスでんきは九州エリア)
  • 燃料費調整額は2024年12月分を使用
  • 小数点以下は四捨五入

オール電化プランのあるおすすめ電力会社の安さ第一位は、イデックスでんきとなりました。

しかし、イデックスでんきの提供エリアは九州電力エリアのみと限定的であるため、コスモでんきオクトパスエナジーLooopでんきがオール電化の乗り換え先の候補となるでしょう。

なお、Looopでんき、リボンエナジー、Japan電力にはオール電化向けのプランはありません。

ただし、Looopでんき・リボンエナジーは市場連動型で30分ごとに電気料金単価が変動し、夜間に安くなる傾向があること、Japan電力は電気をたくさん使う家庭では安くなることがあるため、オール電化のランキングの対象としています。

エリア別オール電化におすすめの電力会社を厳選して紹介

エリア別のオール電化におすすめの電力会社を厳選して紹介します。

各エリアごとの安さ1〜3位を一覧表にまとめました。

エリア1位2位3位
北海道電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
東北電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
東京電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきCDエナジー
中部電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
北陸電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
関西電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
中国電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
四国電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき
九州電力エリアイデックスでんきオクトパスエナジーコスモでんき
沖縄電力エリアオクトパスエナジーコスモでんきLooopでんき

お住いの地域が該当するエリアを確認しましょう。

なお、Looopでんきのエリアプライスを、昼間は15円、夜間は10円として、各エリアごとの固定従量料金単価と合わせることで、各時間帯の電力量料金単価を計算しています。

中部電力・関西電力ではデイタイム15円、ホームタイム18円、ナイトタイム10円としています。

【北海道電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価
デイタイムホームタイムナイトタイム
オクトパスエナジーオール電化オクトパス2,759円26.14円18.88円
コスモでんきスタンダードオール電化2,943.60円50.73円43.32円26.29円
LooopでんきスマートタイムONE0円30.87円25.87円

北海道電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高くなり、夜間で安くなる一般的なオール電化プランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、寝ている深夜や外出中の日中に安くなり、出勤前の朝や帰宅後の夕方〜夜で高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

コスモでんき「スタンダードオール電化プラン」がおすすめ

コスモでんきのスタンダードオール電化プランは、北海道電力のオール電化プラン「eタイム3プラス」よりも確実に安くなる料金プランです。

基本料金や電力料金単価は全く同じですが、コスモでんきのスタンダードオール電化プランは、電気料金から3%の割引が適用されます。

さらに、EV車(電気自動車)を利用している、または利用を検討している場合、毎月500円の割引が受けられます。

北海道電力のオール電化プラン「eタイム3プラス」を契約中でしたら、コスモでんきへの乗り換えがおすすめです。

【東北電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
オクトパスエナジーオール電化オクトパス4,296円22.3円17.87円
コスモでんきスタンダードオール電化1,871円35.76円27.86円
LooopでんきスマートタイムONE0円31.24円26.24円

東北電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高くなり、夜間で安くなる一般的なオール電化プランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、寝ている深夜や外出中の日中に安くなり、出勤前の朝や帰宅後の夕方〜夜で高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

オクトパスエナジー

毎月の消費電力量が多い4人家族等のファミリー世帯でオール電化プランを検討しているなら、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスがおすすめです。

基本料金は、4,000円以上と高いですが、電力量料金単価はコスモでんきより10円/kWh以上も安いです。

そのため、消費電力量が少ないと、基本料金が高い影響でオクトパスエナジーの方がコスモでんきより割高となりますが、消費電力量が増えるほど、オクトパスエナジーが割安になりますね。

毎月の消費電力量が多いファミリー世帯であれば、オクトパスエナジーがおすすめです。

【東京電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
コスモでんきスタンダードオール電化1,871円35.76円27.86円
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,845円24円17.48円
CDエナジースマートでんき1,771円35.96円28.06円

東京電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、CDエナジーの3社です。

どの電力会社もおすすめですが、EV車を利用するならEV車割のあるコスモでんき、電気使用量が多いなら電気料金の1%のポイント還元があるCDエナジー、シンプルに安さを求めるならオクトパスエナジーが良いでしょう。

オクトパスエナジーは電力量料金単価が他の2社と比べると格安に見えますが、燃料費調整額は高めになる傾向があるため、実際には数円/kWh安くなるか高くなる程度と考えておくと良いです。

Looopでんき

Looopでんきは電気を使う時間帯を工夫することで、徹底的に電気代を安くしたい方におすすめです。

Looopでんきが提供しているプラン「スマートタイムONE」は、30分ごとに電力量料金単価が変動する市場連動型です。

一般的には寝ている深夜や外出中の日中に安くなり、出勤前の朝や帰宅後の夕方〜夜で高くなる傾向はありますが、その日によっていつ安くなるか変わります。

Looopでんきで電気料金を安く使うためには、LooopでんきのアプリやHPで公開されている30分ごとの電力量料金単価を確認して、安い時間帯でお湯を沸かす、洗濯機や食器洗浄乾燥機を動かすといった工夫が必要になってきます。

このようなこまめな工夫がめんどくさそう、と感じる方には向いていないかもしれませんが、最近はスマートリモコンと言って、外出中でもスマホで家電を操作できるデバイスがあります。

スマートリモコンとLooopでんきのアプリを活用すれば、家にいなくても電気代が安くなる最適な時間に家電を使うことが可能になります。

最新のデバイスを活用し、電気を節約することなく、電気代を安くしたい方にはLooopでんきがおすすめです。

CDエナジー

CDエナジーは紹介している3社の中で基本料金は最も安く、電力量料金単価は最も高くなっています。

しかし、電気料金の1%と高めのポイント還元をはじめとした、様々なポイントがもらえるキャンペーンがあるため、安くなるおすすめの電力会社です。

ポイントが貰える方法は電気料金の支払い以外で以下4つ用意されています。

CDエナジーでポイントをもらう方法

  • 家族ポイント割:離れて暮らす家族もCDエナジーなら、家族それぞれに毎年1,200ポイント
  • 祝割:結婚・出産・進学など人生の節目で最大3,000ポイント
  • CDエナジーの公式LINE登録で1,000ポイント
  • 節電や電気の使用時間の変更でポイントがもらえる節電プログラム

これだけ充実したポイントキャンペーンがある電力会社は中々ありません。

東京電力エリア限定で使えるCDエナジーは提供エリア内にお住まいであれば、ポイントでお得になる、おすすめの電力会社です。

【中部電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価
デイタイムホームタイムナイトタイム
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,813円38.26円28.31円16.47円
コスモでんきスタンダードオール電化1,838.44円38.80円28.61円16.52円
LooopでんきスマートタイムONE0円30.60円33.60円25.60円

中部電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高く、夜間で安くなる一般的なプランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、深夜や日中は安く、朝や夕方は高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

idemitsuでんき

idemitsuでんきは、中部電力よりも確実に安く利用したくて、車を利用している方におすすめです。

idemitau電気のオール電化プラン電力量料金単価は、中部電力のオール電化プラン「スマートライフプラン」と同額ですが、基本料金が100円程度安くなっています。

さらに、車・EV車を利用している場合は最大200円/月の割引が受けられます。

車を利用している場合、オール電化プランを探すなら、上記のオクトパスエナジー・コスモでんき・Looopでんきに加えてidemitsuでんきも検討することをおすすめします。

【北陸電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
オクトパスエナジーオール電化オクトパス2,224円26.01円16.41円
コスモでんきスタンダードオール電化2,255円39.87円26.98円
LooopでんきスマートタイムONE0円29.66円24.66円

北陸電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高く、夜間で安くなる一般的なプランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、深夜や日中は安く、朝や夕方は高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

コスモでんき

コスモでんきのスタンダードオール電化プランは、北陸電力のオール電化プラン「くつろぎナイト12」よりも確実に安くなる料金プランです。

基本料金や電力料金単価は全く同じですが、コスモでんきのスタンダードオール電化プランは、電気料金から3%の割引が適用されます。

さらに、EV車(電気自動車)を利用している、または利用を検討している場合、毎月500円の割引が受けられます。

北陸電力のオール電化プラン「くつろぎナイト12」を契約中でしたら、コスモでんきへの乗り換えがおすすめです。

【関西電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価
デイタイムホームタイムナイトタイム
オクトパスエナジーオール電化オクトパス2,376円23.03円22.12円14.91円
コスモでんきスタンダードオール電化2,409.40円26.24円22.80円15.37円
LooopでんきスマートタイムONE0円29.01円32.01円24.01円

関西電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高く、夜間で安くなる一般的なプランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、深夜や日中は安く、朝や夕方は高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

オクトパスエナジー

電力量料金単価が安くなる夜間だけでなく、昼間にも電気を使いたい方にはオクトパスエナジーがおすすめです。

夜間の電力量料金単価はコスモでんきより0.46円安い程度ですが、昼間の電力量料金単価は3.21円も安くなります。

電気の使用を昼間は抑えることができて、夜間に電気を集中して使うことができるなら、オクトパスエナジーとコスモでんきで大きな差はありません。

むしろ、オクトパスエナジーは燃料費調整額がコスモでんきよりも高くなることがあるため、夜間だけで見ればコスモでんきの方が安いことも。

しかし、日によっては昼間も電気を使う必要がある場合であれば、オクトパスエナジーを使っていれば、電気代を抑えることができます。

昼間と夜間でどの程度電気を使う必要があるかでオクトパスエナジーかコスモでんきか検討すると良いでしょう。

【中国電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,991円25.21円17.14円
コスモでんきスタンダードオール電化2,018.72円44.40円30.35円
LooopでんきスマートタイムONE0円30.67円25.67円

中国電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高く、夜間で安くなる一般的なプランが良い方はオクトパスエナジーかコスモでんきを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、深夜や日中は安く、朝や夕方は高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

idemitsuでんき

idemitsuでんきは、中国電力よりも確実に安く利用したくて、車を利用している方におすすめです。

idemitau電気のオール電化プラン電力量料金単価は、中部電力のオール電化プラン「電化Styleコース」と同額ですが、基本料金が100円程度安くなっています。

さらに、車・EV車を利用している場合は最大200円/月の割引が受けられます。

車を利用している場合、オール電化プランを探すなら、上記のオクトパスエナジー・コスモでんき・Looopでんきに加えてidemitsuでんきも検討することをおすすめします。

【四国電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,529.7円27.23円19.51円
コスモでんきスタンダードオール電化12,338.56円44.47円33.78円
LooopでんきスマートタイムONE0円30.56円25.56円

※コスモでんきの基本料金は、平日昼間の最初の70kWhまで、夜間・休日の最初の240kWhまでの電力使用量を含む。

四国電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジー、コスモでんき、Looopでんきの3社です。

選び方としては、電気料金単価が日中は高く、夜間で安くなる一般的なプランが良い方はオクトパスエナジーを、柔軟に電気を使用する時間を合わせられるならLooopでんきが良いでしょう。

Looopでんきは30分ごとに電力量料金単価が変動するため、深夜や日中は安く、朝や夕方は高くなる傾向はありますが、その日によって、いつ安くなるか変わります。

安い時間に合わせて電気を使う柔軟な対応ができる場合はLooopでんきが最安になる可能性があります。

コスモでんきは、昼間70kWh、夜間240kWhの合計310kWh分が基本料金に含まれている料金プランになっています。

消費電力量が少ない場合や、昼間に電気を多く使う方にとっては割高となることに注意しましょう。

楽々でんき

楽々でんきは、四国電力エリアであれば電力量料金単価を5円/kWhも値引きしてくれて、オクトパスエナジーよりも安く使える可能性が十分にあるオール電化プランを提供しています。

楽々でんきとオクトパスエナジーの料金表を確認してみましょう。

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)燃料費調整額(電力調達調整費)容量拠出金相当額
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,529.7円27.23円19.51円5.32円なし
楽々でんきオール電化プラン1,085.7円41.71円26.99円-4.51円3.28円

※2:楽々でんきの12月分電力調達調整費は、四国の2024年12月24日時点の月平均エリアプライス(9.51円)を調達単価、還元基準値を5円として、電力調達調整費=還元基準値-調達単価で求めています。

2024年四国のエリアプライスの参照元:日本卸電力取引所(JEPX)
楽々でんきの追加請求基準値参照元:楽々でんき公式サイト

基本料金は楽々でんきの方が444円安く、電力量料金単価はオクトパスエナジーの方が昼間で14.48円/kWh、夜間で7.48円/kWhと大幅に安くなっています。

しかし、燃料費調整額が9.83円/kWhも楽々でんきが安いです。

楽々でんきは、容量拠出金相当額が3.28kWh多く発生していますが、中国電力エリアでは電力量料金単価を5円/kWh値引きしてくれます。

以上をまとめると、1kWhあたりに発生する金額は、オクトパスエナジーは昼間32.55円、夜間24.83円、楽々でんきは昼間35.48円、夜間20.76円となります。

楽々でんきの方が基本料金と夜間の単価が安くなっていますね。

電気の使用量や電気を使う時間帯によって、オクトパスエナジーか楽々でんきを検討することをおすすめします。

【九州電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価
昼間夜間
イデックスでんきミッドナイトプラン1,869.91円夏・冬平日:27.57円14.48円
夏・冬休日:21.95円
春・秋平日:24.68円
春・秋休日:18.55円
オクトパスエナジーオール電化オクトパス1,875.6円夏・冬昼間:28.16円14.29円
春・秋平日:25.1円
コスモでんきスタンダードオール電化1,888.8円夏・冬平日:27.63円14.59円
夏・冬休日:22.01円
春・秋平日:24.74円
春・秋休日:18.61円

九州電力エリアでオール電化におすすめの電力会社は、イデックスでんき、オクトパスエナジー、コスモでんきの3社です。

最もおすすめなのは、総合的に安いイデックスでんきです。

選び方としては、電気の使用を徹底的に夜間に集中することができるのであればオクトパスエナジー、昼間にも電気を使うのであれば休日や季節に合わせて安くなるイデックスでんきとコスモでんきを選ぶと良いでしょう。

イデックスでんき

イデックスでんきは九州電力のオール電化プランよりも基本料金・電力量料金単価が確実に安くなる料金設定をしています。

さらに、以下2つの割引制度があり、非常にお得に使えます。

イデックスでんきの2つのお得な割引制度

  • 電気料金の最大2.5%のポイント還元
  • 継続利用で毎年500円割引

ポイント還元については、通常は1%のポイント還元率ですが、dカードで電気料金を支払うことで200円につき2.5%と非常に高い還元率でポイントがもらえます。

1%のポイント還元率でも高い方なので、2.5%は破格の還元率と言えるでしょう。

提供エリアが九州電力エリア限定ですが、提供エリアに該当していてオール電化のプランを検討しているなら、イデックスでんきがおすすめです。

【沖縄電力エリア】オール電化におすすめの電力会社

電力会社プラン名基本料金電力量料金単価(昼間)電力量料金単価(夜間)
LooopでんきスマートタイムONE0円33.88円28.88円

沖縄電力エリアでオール電化におすすめ電力会社はLooopでんきです。

沖縄電力エリアではオール電化のプランを提供している電力会社が少なく、市場連動型で料金が安い時間帯に電気をまとめて使えば料金が安くなるLooopでんきがオール電化には良いでしょう。

Looopでんき

Looopでんきは電気を使う時間帯を工夫することで、徹底的に電気代を安くしたい方におすすめです。

Looopでんきが提供しているプラン「スマートタイムONE」は、30分ごとに電力量料金単価が変動する市場連動型です。

一般的には寝ている深夜や外出中の日中に安くなり、出勤前の朝や帰宅後の夕方〜夜で高くなる傾向はありますが、その日によっていつ安くなるか変わります。

Looopでんきで電気料金を安く使うためには、LooopでんきのアプリやHPで公開されている30分ごとの電力量料金単価を確認して、安い時間帯でお湯を沸かす、洗濯機や食器洗浄乾燥機を動かすといった工夫が必要になってきます。

このようなこまめな工夫がめんどくさそう、と感じる方には向いていないかもしれませんが、最近はスマートリモコンと言って、外出中でもスマホで家電を操作できるデバイスがあります。

スマートリモコンとLooopでんきのアプリを活用すれば、家にいなくても電気代が安くなる最適な時間に家電を使うことが可能になります。

最新のデバイスを活用し、電気を節約することなく、電気代を安くしたい方にはLooopでんきがおすすめです。

オール電化向け電力プランの基礎知識

ここでは、オール電化向け電力プランの3つの基礎知識を確認します。

オール電化プランの基礎知識

  • オール電化プランの特徴
  • 時間帯別料金と深夜電力の上手な活用方法
  • 大手電力と新電力のプランの違い

それぞれ見ていきましょう。

オール電化プランの特徴

通常の従量料金単価のプランと比較すると、オール電化プランには以下2つの特徴があります。

オール電化プランの特徴

  • 昼間と夜間で電力量料金単価が変わる
  • 消費電力量が増えても電力量料金単価は変わらない
  • 燃料費調整額は同額

オール電化プランの一番の特徴は昼間と夜間で電力量料金単価が変わることです。

基本的には夜間に安くなり、電力会社によっては、昼間の料金を平日と休日、夏冬と春秋とさらに細かくわけている場合もありますね。

一方で、電力量料金単価が変わることはないので、電気をたくさん使っても単価は一定です。

燃料費調整額は従量料金単価のプランと同額です。

このように電力量料金単価が夜間に安くなり、消費電力量によって変わることはなく、燃料費調整額は従量料金単価と同額であるのが、オール電化プランの特徴です。

h3>時間帯別料金と深夜電力の上手な活用方法

深夜電力が安くなるため、どれだけ深夜に電気を使う工夫できるかが、上手に活用して節約する方法になります。

オール電化の家電で一般的なものとしては、電気温水器やエコキュート、床暖房や蓄熱暖房機がありますね。

これらは深夜の電力料金単価が安くなる時間に稼働させましょう。

他にも洗濯機や食器洗浄乾燥機といったものも、深夜に使えると更に節約効果が高まります。

できるだけ家電を深夜に使うようにすることがポイントです。

大手電力と新電力のプラン比較

東京電力等の各地域の大手電力会社と新電力のオール電化プランの比較をすると、大きく2パターンにわかれます。

  • 大手電力よりも基本料金や電力量料金単価が確実に安くなる料金設定をしている新電力
  • 大手電力よりも電力量料金単価が大幅に安いが、燃料費調整額は大手電力よりも高い新電力

1つ目のパターンの場合は迷わずおすすめの新電力ですが、2つ目のパターンの場合は注意が必要です。

電力量料金単価だけを比較するのではなく、燃料費調整額も含めて大手電力と新電力のどちらが安くなるか判断しましょう。

オール電化向け電力会社の選び方!深夜が安いプランを選ぼう

オール電化向け電力会社・プランの5つの選び方を紹介します。

オール電化の電力会社の選び方

  • 使用量ではなく時間帯で単価が変わるプランを選ぶ
  • 基本料金と電力量料金を確認する
  • 契約期間と解約条件を確認
  • 燃料費調整額などの追加料金を把握する
  • サポート体制の充実度を確認する

それぞれ見ていきましょう。

使用量ではなく時間帯で単価が変わるプランを選ぶ

大前提として、オール電化向けの電力会社・プランは、使用量ではなく時間帯で単価が変わるプランを選びましょう。

ガスで行っていたことを電気でするため、電気ガス併用の場合よりも電気使用量は多くなります。

そのため、電気使用量が増えるほど電力量料金単価が上がる従量料金型の一般的な電気料金だと割高になってしまうことも。

オール電化の家にお住まいの場合は、使用量によって単価が変わらないことは最も重視すべきポイントです。

なお、オール電化向けプラン以外にも、Looopでんきのような30分ごとに単価が変動する市場連動型も使用量は単価に影響しないため、選択肢に入ります。

基本料金と電力量料金を確認する

基本的なことですが、いくつか候補となる電力会社・プランを絞ったら基本料金と電力量料金を確認しましょう。

電気料金に最も影響を与える項目ですね。

なお、電気料金は基本料金と電力量料金に加えて、燃料費調整額も影響することに注意が必要です。

契約期間と解約条件を確認

契約期間や解約条件を確認しましょう。

電力会社によって、契約期間なしの場合もありますが、契約期間が定められていて期間内に解約すると、違約金が発生する場合もあります。

料金プランをしっかりと比較した上で乗り換えても実際使ってみると思っていたより安くならない・むしろ高くなった、という可能性もあります。

違約金の有無を確認しておき、いざ解約をする時に負担があるのか事前に把握しておきましょう。

燃料費調整額などの追加料金を把握する

電力会社やプランを選ぶ際に、基本料金や電力量料金に加えて燃料費調整額などの追加料金を把握しておきましょう。

電力会社の中には、基本料金や電力量料金は大手電力よりも格安に見せておいて、燃料費調整額が高額で電気料金は大手電力よりも高くなるといったこともあります。

燃料費調整額は電力会社によって異なるため、必ず確認するようにしましょう。

なお、燃料費調整額は電力会社によっては、電力調達調整費・電源調達調整費といった別の名称になっている場合もある他、別途容量拠出金相当額という料金項目も発生する場合があります。

これらをトータルで見て電力会社を比較することが、ご自身に最適な電力会社選びに繋がりますよ。

サポート体制の充実度を確認する

電気料金が安いかどうかも重要ですが、サポート体制の充実度の確認もしましょう。

電気ガスとそれぞれ利用している場合、電気に支障が出てもガスは使えますが、オール電化であれば電気に支障が出れば、電気ガス別々の場合よりも影響は大きいです。

ライフラインを確保するためにも電気ガス別々で契約する以上にサポート体制の充実度は重要になります。

いざという時に、24時間連絡が取れる体制はあるのか、故障や不具合があった時に訪問して対応してくれる駆けつけサービスはあるのかが重要なポイントです。

オール電化に切り替えるメリット・デメリット

オール電化への切り替えを検討されている方も多いと思います。実際に切り替えた場合のメリット・デメリットを詳しく解説していきましょう。

具体的なコストや実際の使用感まで含めて、メリットとデメリットを確認していきます。

オール電化のメリット

オール電化のメリット

  • 深夜電力を利用することで、光熱費を年間約3万円節約できる可能性がある
  • ガスを使用しないため火災リスクが低く、特に高齢者や小さな子供がいる家庭に安心
  • キッチンが清潔に保ちやすく、掃除の手間が少ない
  • 災害時は電気の方がガスより復旧が早い傾向にある
  • エコキュートなどの省エネ設備への補助金制度が利用可能

深夜電力を安く使って節約できる

オール電化の最大のメリットは、深夜電力を活用することで光熱費を抑えられる点です。深夜の電気料金は通常の3分の1程度と割安になるため、この時間帯にお湯を沸かすことで大きな節約効果が期待できます。

特にエコキュートを使用する場合、深夜に沸かしたお湯を貯めておくことで、昼間の電力使用を抑えることができます。世帯人数が2人以上の場合、年間約3万円の節約が可能です。

火災リスクが低く安全性が向上

ガスを使用しないオール電化は、火災のリスクが大幅に低減されます。特に、高齢者のいる世帯や小さな子供がいる家庭では、ガスの消し忘れの心配がない点が大きな安心材料となっています。

また、IHクッキングヒーターは熱効率が良く、調理時の室温上昇も抑えられるため、キッチンでの作業環境も改善されます。

災害時の復旧が早い

災害発生時、電気はガスと比べて復旧が早い傾向にあります。これは、地上配線が中心の電気は、地下に埋設されているガス管より復旧作業がしやすいためです。

また、エコキュートのタンクには常時お湯が貯められているため、断水時でもしばらくの間はお湯を使用することができます。

オール電化のデメリット

オール電化のデメリット

  • エコキュートとIHクッキングヒーターの導入に50万円以上の初期費用が必要
  • 昼間の電気料金が割高で、在宅勤務が多い場合は注意が必要
  • 停電時は調理も給湯もできなくなる
  • 一人暮らしの場合、光熱費が従来より高くなる可能性がある
  • IH対応の調理器具への買い替えが必要

初期費用約50万円からの投資が必要

オール電化への切り替えで最も気になるのが初期費用です。工事費込みの標準的な費用は以下の通りです。

変更箇所相場 (工事費込み)
電気給湯器エコキュート40~150万円
IHクッキングヒーター10~50万円

ただし、2024年現在では「給湯省エネ2024事業」という補助金制度を利用することで、8万円から最大18万円の補助金を受けられる可能性があります。

また、太陽光発電設備の導入と同時に行う場合は、複数の補助金制度を組み合わせることも可能です。

昼間の電気代が割高になる

オール電化向けの料金プランは、昼間の電気料金が通常より割高に設定されています。特に在宅勤務が多い方や、日中在宅している家族が多い世帯では注意が必要です。

一般的な家庭の場合、昼間(10時~17時)の電気料金は約30~40円/kWhと高めです。これは夜間の電気料金(約12~15円/kWh)の2倍以上になります。

停電時の対策が必要

オール電化住宅の最大の弱点は、停電時に調理も給湯もできなくなる点です。ガスと電気を併用している住宅と比べ、エネルギー源が1つしかないためリスクが高くなります。

そのため、カセットコンロの常備や、お湯の備蓄を心がけるなど、停電時の対策を事前に準備しておく必要があります。最近では蓄電池の設置も選択肢の一つとして注目されています。

オール電化の初期費用とランニングコスト

オール電化へ切り替える際の費用と、実際の運用コストについて具体的な数字を見ていきましょう。初期費用は大きくなりますが、補助金制度や電気料金の節約で投資を回収できる可能性があります。

エコキュート導入費用と補助金制度

エコキュートの導入には一定の費用がかかりますが、2024年現在は国の補助金制度を活用できます。まずは具体的な費用と補助金について見ていきましょう。

エコキュート導入の初期費用(工事費込み)

  • コンパクトタイプ(2~3人世帯向け):40~60万円
  • 標準タイプ(3~4人世帯向け):60~90万円
  • フルスペックタイプ(4人以上世帯向け):90~150万円

これに対して、「給湯省エネ2024事業」では基本の8万円に加え、世帯の条件によって最大18万円まで補助金が受けられます。

また、各自治体でも独自の補助金制度を設けているケースがあり、例えば東京都では上限10万円の補助金が用意されています。国と自治体の補助金を組み合わせることで、初期費用を大幅に抑えることが可能です。

光熱費の具体的な節約効果

オール電化に切り替えた場合の光熱費について、実際の数字を見ていきましょう。世帯人数によって効果は異なりますが、2人以上の世帯では基本的に節約効果が期待できます。

従来のガス併用との年間コストを比較

世帯人数ガスを含む光熱費オール電化節約できる金額
1人9,134円10,777円+1,643円
2人14,824円13,406円-1,418円
3人16,754円14,835円-1,919円
4人17,617円16,533円-1,084円

※燃料費調整額、再エネ賦課金、原料費調整額は除いて計算しています。
※燃料費・原料費の上限がないプランの場合、燃料価格・原料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:関西電力発表の平均的な使用量に基づく試算

ただし、これらの金額はあくまで平均的な使用パターンでの試算です。新電力の深夜電力プランを活用し、上手に使用時間帯をコントロールすることで、さらに年間2~3万円程度の節約が可能です。

特に注目したいのは、深夜電力の活用方法です。深夜時間帯(23時~翌7時)の電気料金は、通常の3分の1程度まで下がります。エコキュートでお湯を沸かす時間帯を深夜に設定することで、大きな節約効果を生み出すことができます。

また、太陽光発電システムと組み合わせることで、さらなる経済効果も期待できます。昼間の発電電力を自家消費することで、割高な昼間の電気料金を抑えることができます。

オール電化向け電力会社の契約手順

オール電化向けの電力会社への切り替えは、基本的にオンラインで完結できます。スマートメーターの設置工事も立ち会い不要で、意外とスムーズに進められます。手順ごとに詳しく解説していきましょう。

Web申し込みの手順

STEP1
必要な情報を準備する

切り替えに必要な以下の情報を手元に用意します。検針票があれば、すべての情報を確認できます。

  • 現在の電力会社名
  • お客様番号
  • 供給地点特定番号
  • 現在の契約プラン名
  • 契約アンペア数または契約容量(kVA)
STEP2
希望の電力会社のWebサイトで申し込み

電力会社のWebサイトで申込フォームに必要事項を入力します。基本的な流れは以下の通りです。

  • 契約者情報(氏名・住所・連絡先)の入力
  • 支払い方法の選択と設定
  • 切り替え希望日の指定
  • オール電化向けプランの選択
STEP3
スマートメーター設置工事の日程調整

申し込み完了後、スマートメーターの設置が必要な場合は送配電事業者から連絡があります。工事は30分程度で完了し、立ち会いは不要です。工事費用も無料です。

電話申し込みの手順

Web申し込みが苦手な方は、電話での申し込みも可能です。各電力会社のコールセンターで受け付けており、オペレーターが丁寧にサポートしてくれます。

電話での申し込みでも必要な情報は同じです。検針票を手元に用意して電話するのがおすすめです。申し込みにかかる時間は15~20分程度です。

必要書類と準備するもの

申し込み時に必要なもの

  • 検針票(お客様番号・供給地点特定番号の確認用)
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 支払い方法の登録に必要な情報(クレジットカードまたは口座情報)
  • アパート・マンションの場合は建物名・部屋番号

なお、アパートやマンションにお住まいの方は、事前に管理会社やオーナーにオール電化対応物件であることを確認しておくことをおすすめします。

また、引っ越しと同時にオール電化プランへ切り替える場合は、引っ越し先の住所と入居予定日も必要になります。この場合は余裕をもって、引っ越しの2~3週間前までに申し込むことをおすすめします。

オール電化向け電力会社を選ぶ際のよくある質問

オール電化向けの電力会社選びでは、様々な疑問や不安が出てくるものです。ここでは、多く寄せられる質問について詳しく解説していきます。

オール電化住宅は電力会社を選べますか?

オール電化住宅でも電力会社を自由に選ぶことができます。ただし、選ぶ際は以下の点に注意が必要です。

電力会社選びのチェックポイント

  • オール電化向けの料金プランが用意されているか
  • 深夜電力の時間帯が生活リズムに合っているか
  • 昼間の電力料金が既存の契約と比べて適切か
  • 解約時の違約金の有無

特に重要なのは、オール電化向けの料金プランの有無です。全ての新電力会社がオール電化向けプランを提供しているわけではないため、必ず事前に確認が必要です。

オール電化向けでない電力会社を選ぶとどうなりますか?

オール電化向けでないプランを選択すると、深夜電力が割高になり、結果として電気代が大幅に上昇する可能性があります。エコキュートなどの機器は夜間に大量の電力を使用するため、深夜料金が安いプランを選ぶことが重要です。

例えば、4人家族の場合、オール電化向けプランと通常プランでは、月々の電気代に5,000円以上の差が出ることもあります。

電力会社の切り替えで電気の質は変わりますか?

電力会社を切り替えても電気の質は全く変わりません。これは、送電網は従来の電力会社が維持・管理しており、実際に家庭に届く電気は同じ送電網を通じて供給されるためです。

変わるのは料金体系とサービス内容のみです。電気の電圧や周波数は、国内の基準で定められた一定の品質が保たれています。

マンションでも電力会社の切り替えは可能ですか?

マンションでも基本的に電力会社の切り替えは可能です。ただし、以下の確認が必要です。

マンションでの切り替え前の確認事項

  • オール電化対応物件であることの確認
  • 管理組合や管理会社の承認の要否
  • スマートメーター設置の可否
  • アンペア容量の変更が必要かどうか

特に賃貸の場合は、事前にオーナーや管理会社への確認を忘れずに行いましょう。

新築のオール電化住宅で新電力は選べますか?

新築のオール電化住宅でも新電力を選ぶことができます。むしろ新築の場合は、初めから希望の電力会社を選択できるメリットがあります。

ただし、引き渡し後すぐに電気の供給が必要なため、入居日の3週間前までには電力会社との契約を済ませておくことをおすすめします。

停電した場合はどうしたらいいですか?

オール電化住宅で停電が発生した場合の対処方法は以下の通りです。

STEP1
まずはブレーカーを確認

停電が家屋内だけの場合、ブレーカーが落ちている可能性があります。ブレーカーを確認し、落ちている場合は復旧を試みましょう。

STEP2
近隣の状況を確認

近隣も停電している場合は、契約している電力会社に連絡し、復旧の見込み時間を確認します。

STEP3
代替手段の利用

長時間の停電に備えて、カセットコンロや携帯用バッテリーなどの代替手段を利用します。エコキュートのお湯は停電時でもしばらくは使用できます。

日頃からポータブル電源やカセットコンロなどの非常用電源を備えておくことをおすすめします。また、スマートフォンの充電も常に心がけておきましょう。

まとめ

オール電化向けの電力会社を選ぶ際は、使用量ではなく時間帯で単価が変わるプランを選択することが重要です。これは、オール電化では電気使用量が多くなるため、従量料金型だと割高になってしまうためです。

選び方のポイントは、基本料金と電力量料金の確認はもちろん、燃料費調整額などの追加料金もトータルで比較することです。また、契約期間や解約条件、サポート体制の充実度も重要な判断材料となります。

エリアによって選べる電力会社は異なりますが、一般的に深夜電力を活用できるオール電化向けプランか、Looopでんきのような市場連動型プランが選択肢となります。自身の生活スタイルに合わせて、最適な電力会社とプランを選びましょう。

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