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最終更新日:2024年11月25日

シン・エナジーの「【昼・夜】生活フィットプラン」を徹底解説!きほんプランと比較しおすすめプランも解説

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シン・エナジーの「【昼・夜】生活フィットプラン」を徹底解説!きほんプランと比較しおすすめプランも解説

昼・夜などの決まった時間に電気を使うことが多いなら、シン・エナジーの【昼】生活フィットプラン【夜】生活フィットプランがおすすめです。デイタイム・ライフタイム・ナイトタイムによって電力量料金が変わり、安い時間帯に集中して電気を使う世帯では、電気料金を節約することができますよ。

とはいえ「どの時間が安くなるの?」「自分の生活スタイルでお得になる?」など、疑問がある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、シン・エナジーの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランについて、エリア別の基本料金・電力量料金や、どのような家庭でお得になるのかをシミュレーションします。昼・夜の決まった時間に電気をよく使う人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

シン・エナジー「生活フィットプラン」とは?


画像引用元:シン・エナジー

シン・エナジーの「生活フィットプラン」とは、自分や家族の生活スタイルにあわせて選べる電気料金プランのこと。昼間に家にいることが多い家庭や、夜間に電気をたくさん使う世帯に向けて「【昼】生活フィットプラン」「【夜】生活フィットプラン」の2プランが用意されています。

以下の項目では、プラン内容の詳細や、料金などを詳しく解説します。

特定の時間帯の単価が安くなる

生活フィットプランの最も大きな特徴は、特定の時間帯の単価が安くなることです。時間帯はデイタイム・ライフタイム・ナイトタイムの3つに別れていて、対応している時間帯は以下のとおりです。

種別適用される時間帯
デイタイム・平日9~16時
・休日扱い日の8~22時
ライフタイム・平日6~9時 / 16〜23時
ナイトタイム・平日23~翌日6時
・休日扱い日の22~翌日8時

上記3つの時間帯によって、電力量料金が決定されます。電力量料金とは、電気の使用量に応じてかかる料金のこと。1kWhの利用量あたり◯円(電力量料金単価)で計算します。例えば電力量料金単価が1円の場合、100kWh利用すると100円の電力量料金です。

なお、電気の使用量に関わらず発生する基本料金(最低料金)は、【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランともに同じです。【昼】【夜】の違いは時間帯ごとの電力量料金だと覚えておきましょう。

次の項目では、【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランを個別に解説していきます。

昼間が安いのが「【昼】生活フィットプラン」

【昼】生活フィットプランの特徴は、昼間の電力量料金が安く設定されている点です。料金単価の変動イメージは、以下の画像を参照してみてください。


画像引用元:シン・エナジー

平日・休日ともにデイタイムがナイトタイム・ライフタイムより安くなっています。つまり、デイタイムの平日9~16時(休日扱い日の8~22時)に電気を多く使う家庭におすすめです。

例えば、在宅勤務で昼間も電気を使う家庭や、夫婦どちらかが専業で日中は家事で電気をたくさん使う世帯などは、【昼】生活フィットプランがぴったりだといえるでしょう。

またペットを飼っていて、人が家に居ない日中でも部屋の温度を一定に保ちたい人にも向いています。

夜間(深夜)が安いのが「【夜】生活フィットプラン」

【夜】生活フィットプランは、夜間の電力量料金が安めに設定されているのが特徴です。時間帯による料金単価の変動は、以下の画像を参考にしてみてください。


画像引用元:シン・エナジー

ライフタイム・デイタイムに比べて、ナイトタイムの料金が安くなっていることがわかります。そのため、平日23~翌日6時(休日扱い日の22~翌日8時)に電気をたくさん使う世帯におすすめです。

例えば、日中は仕事や外出で家を開けがちで、夜23時(休日は22時)以降に家事をしたり、リラックスタイムを過ごしたりする人に向いているといえるでしょう。

また共働きの家庭で、夕方〜深夜にかけて電気を使う世帯・休日の昼間は外出の多い家族なども、【夜】生活フィットプランが適している可能性があります。

「生活フィットプラン」の供給エリア

生活フィットプランの供給エリアは、北海道から沖縄まで全国です。


画像引用元:シン・エナジー

戸建て・集合住宅(マンション・アパート)問わず契約できますが、集合住宅の場合は、建物が電力会社を一括契約を結んでいる場合、個別には切り替えられません。事前に大家さんや管理会社に確認しておくとよいでしょう。

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シン・エナジー「生活フィットプラン」の料金表(エリア別)

シン・エナジーの生活フィットプランは、エリアによって料金が異なります。以下の項目では、各地域の生活フィットプランの料金を解説します。契約を考えている人は、お住まいの地域を参照してみてくださいね。

北海道電力エリア

北海道電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金を、個別に解説していきます。地域電力会社との比較もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A1,092.00円
40A1,466.00円
50A1,840.00円
60A2,214.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
24.46円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
35.53円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
28.49円/kWh

北海道電力エリアの【昼】生活フィットプランは、北海道電力の一般家庭向けプラン「従量電灯B」に比べて、基本料金が安く設定されています。

電力量料金は、ライフタイム(平日6〜9時・16〜23時)以外は北海道電力よりも安く利用可能です。ライフタイムの場合も、120kWh以降の利用分では安いため、電気代を節約できるケースが多いといえるでしょう。

ただし、電気料金は基本料金・電力量料金に比べて、燃料費調整額もかかります。以下すべてのエリアに共通ですが、シン・エナジーは地域の電力会社に比べて燃料費調整額が高くなるケースもあり、その場合はシン・エナジーのほうが電気代が高くなる可能性があることを覚えておきましょう。燃料費調整額の差は、シン・エナジーの公式Webサイト・各地域電力会社のWebサイトで確認できます。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A1,092.00円
40A1,466.00円
50A1,840.00円
60A2,214.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
29.11円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
34.03円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
25.65円/kWh

北海道電力エリアの【夜】生活フィットプランは、昼と同じく基本料金は北海道電力よりも安く設定されていて、電力量料金はすべての時間帯で北海道電力の従量電灯Bの各段階よりも安く利用できます。そのため、電気の利用量に関わらずお得になるといえそうです。

東北電力エリア

東北電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金は、以下を参考にしてみてください

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A819.00円
40A1,070.00円
50A1,321.00円
60A1,572.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
19.15円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
32.25円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
22.08円/kWh

東北電力エリアの【昼】生活フィットプランは、東北電力の「従量電灯B」に比べて、全アンペア数で基本料金が安く設定されています。

電力量料金は、デイタイム・ナイトタイムは従量電灯Bのすべての段階よりも安くなっていて、120kWh以降の利用分であればライフタイムも同様です。そのため、ライフタイムの平日6〜9時・16〜23時にそれほど電気を使わない家庭であれば、電気代を節約できることでしょう。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A819.00円
40A1,070.00円
50A1,321.00円
60A1,572.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
25.30円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
31.70円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
17.93円/kWh

東北電力エリアの【夜】生活フィットプランも、東北電力の従量電灯Bに比べて基本料金が安く、電力量料金はすべての時間帯で割安です。電気の使用量に関わらず、東北電力よりも電気代を抑えられるといえそうです。

東京電力エリア

東京電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金は、以下のとおりです。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A565.20円
40A753.60円
50A942.00円
60A1,130.40円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
20.05円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
32.65円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
22.98円/kWh

東京電力エリアの【昼】生活フィットプランの基本料金は、東京電力の「従量電灯B」よりも安く利用できます。

電力量料金は、ライフタイムは従量電灯Bの120kWhまで高め。それ以外は、どの電気使用量・時間帯でもシン・エナジーのほうが安く電気を使えますよ。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A565.20円
40A753.60円
50A942.00円
60A1,130.40円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
26.25円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
32.65円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
18.88円/kWh

東京電力エリアの【夜】生活フィットプランと東京電力の従量電灯Bを比較してみると、【昼】生活フィットプランと全く同じ傾向です。ただし、【夜】生活フィットプランの特徴である夜間の電気代は、東京電力よりも大幅に安くなっているため、夜にたくさん電気を使う家庭なら、大きな節約になる可能性があるといえます。

中部電力エリア

中部電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金は、以下の各項目をチェックしてみてください。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A708.00円
40A933.00円
50A1,158.00円
60A1,383.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
19.34円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
32.40円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
22.45円/kWh

中部電力エリアの【昼】生活フィットプランは、中部電力の「従量電灯B」よりも、すべての契約A数で基本料金が安くなっています。

一方、電力量料金はシン・エナジーのほうが高い傾向。ライフタイムは従量電灯Bに比べてどの利用量でも高く、ナイトタイムは120kWh以降の利用分は単価が高くなります。

ただし、デイタイムは使用量に関わらず従量電灯Bよりも安く設定されています。そのため、平日9〜16時・休日扱い日8〜22時に電気の利用が集中している家庭であれば、シン・エナジーのほうがお得に利用できるといえそうです。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A708.00円
40A933.00円
50A1,158.00円
60A1,383.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
24.20円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
31.60円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
18.33円/kWh

中部電力の【夜】生活フィットプランの基本料金も、中部電力の従量電灯Bに比べて安め。電力量料金は、【昼】生活フィットプランと真逆になっていて、ナイトタイムのみ使用量に関わらず、安く利用できます。23〜翌日6時(休日扱い日22時〜翌日8時)に電気をよく使うケースでは、電気代を抑えられるでしょう。

北陸電力エリア

北陸電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金を、以下で個別に解説していきます。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A834.00円
40A1,079.00円
50A1,324.00円
60A1,569.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
18.82円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
25.51円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
21.21円/kWh

北陸電力エリアの【昼】生活フィットプランは、基本料金・電力量料金のすべての段階で、北陸電力の「従量電灯B」よりも安い料金設定となっています。そのため、多くのケースでシン・エナジーがお得になるといえるでしょう。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A834.00円
40A1,079.00円
50A1,324.00円
60A1,569.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
22.22円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
25.71円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
17.41円/kWh

北陸電力エリアの【夜】生活フィットプランも同様に、基本料金・電力量料金のいずれも北陸電力よりも安めの傾向です。電気の使用量に関わらず、電気代を抑えられると想定できます。

関西電力エリア

関西電力エリアでも、シン・エナジーは人気の新電力会社のひとつ。以下で、【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの料金を解説します。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
440.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
21.07円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
27.76円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
23.46円/kWh

関西電力エリアの【昼】生活フィットプランは、関西電力の「従量電灯A」に比べて、最低料金が安く設定されています。

一方、電力量料金は、デイタイム・ナイトタイムは120kWh以降を超えた分についてはお得になります。ライフタイムの場合は、使用量に関わらず従量電灯Aのほうが低単価です。デイタイム・ナイトタイムの料金差はそれほどないため、関西電力が安くなるケースも多々あるといえそうです。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
440.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
24.32円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
27.81円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
19.51円/kWh

【夜】生活フィットプランは、最低料金は関西電力の従量電灯Aと同じ。電力量料金は、デイタイムの場合120kWh以降の利用分は安くなります。ライフタイムは、300kWhまでの利用では従量電灯Aより高めです。ナイトタイムはすべての段階で従量電灯Aより安くなるため、23〜翌日6時(休日扱い日22時〜翌日8時)に電気の利用を集中できるなら、シン・エナジーへの切り替えを検討してもよさそうです。

中国電力エリア

中国電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの基本料金・電力量料金は、以下を参考にしてみてください。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
473.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
22.47円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
29.16円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
24.86円/kWh

中国電力エリアの【昼】生活フィットプランは、最低料金・電力量料金すべての段階で中国電力の「従量電灯A」よりも安く、お得に電気を利用できるといえるでしょう。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
473.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
26.14円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
29.63円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
21.33円/kWh

中国電力エリアの【夜】生活フィットプランも同様に、最低料金・電力量料金ともに中国電力よりも安めの料金設定になっています。電気の使用量に関わらず、お得に利用ケースも多いと想定できます。

四国電力エリア

四国電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの基本料金・電力量料金を、以下で個別に解説します。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
513.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
22.84円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
29.53円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
25.23円/kWh

四国電力エリアの【昼】生活フィットプランは、最低料金・電力量料金ともに四国電力の「従量電灯A」よりも安めの料金設定となっています。とくにデイタイム(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)の料金差が大きいので、昼間に電気をたくさん使う家庭におすすめです。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき
(6kVAまで)
513.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
26.59円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
31.08円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
21.28円/kWh

【夜】生活フィットプランは、四国電力の従量電灯Aと比較して基本料金が安く、デイタイム・ナイトタイムいずれも電気の使用量に関わらず安めの単価設定です。ライフタイムのみ120kWhまでの料金が高いものの、120kWh以降の利用分では安くなります。

九州電力エリア

九州電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプラン各料金は、以下を参照してみてください。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A797.00円
40A1,045.00円
50A1,293.00円
60A1,541.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
16.75円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
29.65円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
21.30円/kWh

九州電力エリアの【昼】フィットプランは、九州電力の「従量電灯B」と比較して、基本料金はすべての契約A数で安く設定されています。

電力量料金は、デイタイムは電気の使用量に関わらずシン・エナジーが安く、ナイトタイムも120kWh以降の利用分では安くなります。ただし、ライフタイムは全体的に高め。そのため、平日6〜9時・16〜23時以外の時間帯に電気をたくさん使う世帯であれば、お得になると考えられます。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
30A797.00円
40A1,045.00円
50A1,293.00円
60A1,541.00円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
22.05円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
29.45円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
16.18円/kWh

【夜】生活フィットプランは【昼】フィットプランと真逆で、ナイトタイムの電力量料金が従量電灯Bよりも安くなっています。一方、デイタイムは120kWh以降の利用で低単価になり、ライフタイムは高めの単価設定です。そのため、平日6〜9時・16〜23時以外の時間帯に電気をたくさん使う世帯で、とくに深夜の利用が多いならおすすめできるといえるでしょう。

沖縄電力エリア

シン・エナジーは沖縄電力エリアでもサービスを提供しています。沖縄電力エリアの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプラン各料金を、それぞれ見ていきましょう。

【昼】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき403.21円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
24.48円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
28.35円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
25.68円/kWh

沖縄電力エリアの【昼】生活フィットプランは、最低料金・電力量料金ともに、契約アンペア数・電気の利用量に関わらず沖縄電力の「従量電灯」よりも安い料金設定です。デイタイムによく電気を使う家庭であれば、より効率的に電気代を節約できるでしょう。

【夜】生活フィットプラン

項目金額
基本料金
(最低料金)
1契約につき403.21円
電力量料金
デイタイム
(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)
30.85円/kWh
ライフタイム
(平日6〜9時・16〜23時)
28.35円/kWh
ナイトタイム
(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)
24.18円/kWh

【夜】生活フィットプランも同様で、最低料金・電力量料金ともに沖縄電力の従量電灯よりもお得になります。とくにナイトタイム帯に電気を使うのであれば、さらに電気代を少なくできるでしょう。

シン・エナジー「生活フィットプラン」と「きほんプラン」を比較!どっちがおすすめ?

シン・エナジーには生活フィットプランのほかに、ベーシックな「きほんプラン」も用意されています。時間帯ではなく、電気の使用量に応じた3段階の料金制を採用しています。

どちらのプランがお得かは、時間帯による電気の使用量によります。以下に、きほんプラン・【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランを、電気の利用時間を分けてシミュレーションした結果になります。なお、試算には東京電力エリアの料金を用いています。

電気料金
(40A契約・360kWh)
きほんプラン【昼】生活フィットプラン【夜】生活フィットプラン
昼間:朝夕:深夜=1:1:3の割合で利用9,544.81円9,544.08円9,072.48円
昼間:朝夕:深夜=3:2:1の割合で利用9,659.4円10,529.4円
昼間:朝夕:深夜=1:3:1の割合で利用10,904.16円11,055.36円

昼間:朝夕:深夜=1:1:3の割合で利用した場合は、基本プランよりも【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランのほうが安いなど、状況に応じてどのプランがお得なのかが変わります。以下の項目では、各シチュエーションを詳しく解説します。

昼間:朝夕:深夜=1:1:3の割合で電気を使用する場合

昼間:朝夕:深夜=1:1:3の割合で電気を使用する場合のシミュレーション結果は、以下のとおりです。

電気料金
(40A契約・360kWh)
きほんプラン【昼】生活フィットプラン【夜】生活フィットプラン
昼間:朝夕:深夜=1:1:3の割合で利用9,544.81円9,544.08円9,072.48円

きほんプランに比べて、【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランのほうが電気代が安くなるといった結果になりました。深夜(ナイトタイム)に多く電力を使用しているため、【夜】生活フィットプランが最も安くなっています。

例えば、仕事帰りが遅くて家事などを夜遅くにするようなライフスタイルの人は、【夜】生活フィットプランが向いているといえるでしょう。また、共働きをしていて、日中は2人とも家に居ないような世帯にもぴったりですよ。

昼間:朝夕:深夜=3:2:1の割合で電気を使用する場合

昼間:朝夕:深夜=3:2:1の割合で電気を使用する場合のシミュレーション結果は、以下を参照してみてください。

電気料金
(40A契約・360kWh)
きほんプラン【昼】生活フィットプラン【夜】生活フィットプラン
昼間:朝夕:深夜=3:2:1の割合で利用9,544.81円9,659.4円10,529.4円

昼間:朝夕:深夜=3:2:1の割合で使った場合は、きほんプランがもっとも安くなりました。比較的電力量料金の高い、朝夕のライフタイムに使用する電力が多いと、きほんプランのほうが安くなると考えられます。

そのため、朝夕に電気を使い、深夜の利用は少ない世帯であれば、きほんプランがおすすめ。例えば、高齢の親と同居していて夜が早い、専業主婦(主夫)や小さな子どもがいる家庭などは、きほんプランを選ぶとよいでしょう。

昼間:朝夕:深夜=1:3:1の割合で電気を使用する場合

昼間:朝夕:深夜=1:3:1の割合で電気を使用する場合の試算結果は、以下となります。

電気料金
(40A契約・360kWh)
きほんプラン【昼】生活フィットプラン【夜】生活フィットプラン
昼間:朝夕:深夜=1:3:1の割合で利用9,544.81円10,904.16円11,055.36円

1日のなかで電力量料金が高い朝夕のライフタイムに電気の使用が集中しているため、きほんプランが最も安くなるといった結果になりました。

デイタイムにあたる日中は家を開けているものの、朝夕は家族が揃うような世帯は、きほんプランを選ぶとよいでしょう。例えば、夫婦どちらも働いている家庭や、小中学校の子どもがいるような世帯が当てはまります。

シン・エナジー「生活フィットプラン」はこんな人におすすめ

シン・エナジーの生活フィットプランは、電力量料金の安い時間帯に狙って電気を利用できる人におすすめです。

【昼】生活フィットプランの場合は、デイタイム(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)に電気をよく使う人にぴったり。一方、ライフタイム(平日6〜9時・16〜23時)・ナイトタイム(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)に電気をたくさん使うなら、きほんプランのほうが向いています。

【夜】フィットプランの場合は、ナイトタイムの(平日23〜翌日6時・休日扱い日22時〜翌日8時)に電気の利用を集中できる人なら、電気代を安くできるでしょう。デイタイム(平日9〜16時・休日扱い日8〜22時)・ライフタイム(平日6〜9時・16〜23時)に電気の利用が多いなら、基本プランを選びましょう。

共通するポイントとして、生活フィットプランは電力量料金の高いライフタイム(平日6〜9時・16〜23時)に電気をよく使う家庭には、向いていません。この時間帯に電力消費が多いなら、きほんプランや他社新電力を検討してみてくださいね。

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シン・エナジー「生活フィットプラン」の基本情報

ここからは、シン・エナジーの生活フィットプランの基本情報を解説します。契約期間や申込方法などを紹介しているので、契約を検討する参考にしてみてくださいね。

契約期間・解約金

シン・エナジーの生活フィットプランには、契約期間・解約金はありません。初期費用や手数料もかからないので、お試し的に契約してみて、思ったよりも電気代が下がらなかったり、満足できなかったりしてもリスクなく電力会社を切り替えられます。

申し込み方法

シン・エナジーの申し込みは、公式サイトから行いましょう。「お申し込み」ページから、案内に従ってフォームを埋めていけばOKです。

申し込み後はとくに契約者側ですることはありません。現在の電力会社の解約は、シン・エナジーが代行してくれます。切替日になれば自動的にシン・エナジーに切り替わり、利用を開始できます。

プラン変更の方法

シン・エナジーのプラン変更は、マイページから行えます。変更が適用されるのは、次回検針日以降。生活リズムやライフスタイルが変わったので、生活フィットプランを見直したい場合でも、無料で変更することが可能です。

支払い方法と料金確認

シン・エナジーの支払い方法は、口座振替・クレジットカードの2種類です。なお、デビッドカード・プリペイドカード・電子マネーなどは利用できません。

まとめ

今回は、シン・エナジーの【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランについて、エリア別の基本料金・電力量料金や、どのような家庭でお得になるのかをシミュレーションしました。

生活フィットプランは時間帯によって電力量料金が大きく変わるため、電気の安い時間帯に利用できれば、電気代を安く抑えることが可能です。【昼】生活フィットプラン・【夜】生活フィットプランの時間帯別料金を確認して、自分の生活スタイルにあっていそうなら、ぜひ契約を検討してみてくださいね。

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