【2024年最新】カブアンドでんきとは?未公開株がもらえる新電力サービスを徹底解説!料金プランやメリット・デメリットを詳しく紹介
カブアンドでんきは、ZOZOの創業者として知られる前澤友作氏が代表を務める株式会社カブ&ピースが提供する新しい電力サービスです。一般的な電力会社との大きな違いは、電気料金の支払額に応じて同社の未公開株式(種類株式)が還元される点にあります。また、電気の供給は大手電力会社と提携して行われるため、品質面での不安がなく、安定した電力供給を実現しています。
従来の電力会社では、電気料金の支払いに対してポイントが付与されるケースが一般的でしたが、カブアンドでんきでは未公開株式という形で還元されるため、将来的な株価上昇による資産価値の向上が期待できるという特徴があります。電気料金の支払いを通じて投資を始められる画期的なサービスとして注目を集めています。
以下のような方におすすめ
- 日々の電気料金の支払いを将来の資産形成に活用したい方
- 前澤友作氏の事業に投資したいと考えている方
- 株式投資を始めてみたいが、きっかけがなかった方
未公開株式の還元率は通常会員で1%、KABU&プラス会員(月額500円)で2%となっています。なお、電気料金自体は地域の大手電力会社と同程度の設定となっているため、電気料金の削減を主な目的とする場合は、他の新電力会社も含めて比較検討することをおすすめします。
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この記事の目次
カブアンドでんきとは?サービス内容と特徴を徹底解説
株式会社カブ&ピースの概要
株式会社カブ&ピースは、2023年に設立された新進気鋭の企業です。「Give and Peace(与えることで平和をつくる)」という企業理念のもと、生活インフラサービスを通じた新しい形の顧客還元を目指しています。従来の企業とは異なり、サービス利用者に自社の未公開株式を還元するという独自のビジネスモデルを展開しています。
経営陣には前澤友作氏をはじめ、ZOZOでの経営経験を持つメンバーが多数参画しており、ベンチャー企業でありながら、上場企業での経営経験を持つ信頼できる体制を構築しています。前澤氏はTwitterでの社会貢献活動でも知られていますが、その理念を企業活動にも反映させ、「国民総株主」の実現を目指しています。
現在は電気・ガス・モバイル・光回線・ウォーター・ふるさと納税の6つのサービスを展開しており、それぞれのサービスで株式還元を行っています。また、プレミアム会員サービスである「KABU&プラス」を提供し、さらに高い還元率でのサービス利用を可能にしています。このような取り組みにより、より多くの人々が株主となり、企業の成長による恩恵を受けられる仕組みを作り上げています。
前澤友作氏が代表を務める注目の新電力会社
カブアンドでんきを運営する株式会社カブ&ピースの代表取締役である前澤友作氏は、ファッション通販サイト「ZOZO」を創業し、東証プライム市場への上場を実現させた実績を持つ著名な経営者です。これまでの経営手腕や、数々の話題を呼んだ社会貢献活動により、高い知名度と信頼性を獲得しています。
「Give and Peace」という理念のもと、利益の一部を顧客に還元する独自の経営スタイルを実践しています。この方針は、Twitterでのお金の配布企画や、月旅行チケットの提供など、これまでの社会貢献活動とも一貫性のある取り組みとなっています。
新電力会社としての信頼性を確保するため、電力の供給は大手電力会社と提携して行う体制を整えています。これにより、ベンチャー企業でありながら、安定した電力供給を実現。革新的なサービスと安定性を両立させる経営手腕は、前澤氏の特徴的な経営スタイルを象徴するものとなっています。
展開する6つのKABUアンドサービス
株式会社カブ&ピースは、電気だけでなく、日常生活に必要な様々なインフラサービスを展開しています。全てのサービスに共通するのは、利用額に応じて未公開株式が還元されるという特徴です。以下が現在展開している6つのサービスです
- KABU&でんき(電力供給サービス)
- KABU&ガス(ガス供給サービス)
- KABU&モバイル(携帯電話サービス)
- KABU&ひかり(光回線サービス)
- KABU&ウォーター(宅配水サービス)
- KABU&ふるさと納税(ふるさと納税サービス)
これらのサービスを組み合わせることで、より多くの株式還元を受けることが可能です。特にプレミアム会員サービス「KABU&プラス」に加入することで、還元率が2倍になるため、効率的な株式取得が可能となります。
また、電気とガスをセットで契約することで、セット割引による還元も受けられるなど、複数サービスの利用でさらなるメリットが得られるように設計されています。このように、日常生活で必要不可欠なインフラサービスを提供しながら、資産形成の機会も提供する新しい形の顧客還元を実現しています。
カブアンドでんきのサービス概要
カブアンドでんきは、電気料金の支払額に応じて未公開株式が還元される日本初の電力サービスです。電気料金は地域の大手電力会社とほぼ同等の設定で、電気の品質も従来と変わりません。また、現在契約中の電力会社への解約手続きは不要で、カブアンドでんきへの申し込み手続きのみで切り替えが完了します。
株式還元の仕組みは、サービスを利用することで「株引換券」が付与され、その引換券を未公開株式に交換できるというものです。通常会員は利用額の1%、KABU&プラス会員は2%の株引換券が付与されます。例えば、月々の電気料金が10,000円の場合、通常会員で100円分(20株相当)、KABU&プラス会員で200円分(40株相当)の株引換券が毎月付与されることになります。
このサービスは以下のような方に特におすすめです。
- 電気料金の支払いを通じて資産形成を始めたい方
- 株式投資に興味があるが、まとまった資金がない方
- 前澤友作氏の事業に投資したいと考えている方
ただし、オール電化住宅には対応していないため、オール電化住宅にお住まいの方は電気料金が割高になる可能性がある点には注意が必要です。
電気料金の仕組みと料金体系
カブアンドでんきの料金体系は、基本料金と電力量料金の2つの要素で構成されています。基本料金は契約アンペア数によって決定され、電力量料金は実際の使用量に応じて計算されます。料金設定は地域の大手電力会社の従量電灯プランとほぼ同等ですが、燃料費調整額に上限がない点が特徴です。
なお、支払方法は口座振替とクレジットカード払いに対応しており、解約時の違約金は発生しません。料金プランについては、一般家庭向けプランと6kVA以上プランが用意されています。
対応エリアと供給エリア
カブアンドでんきは、沖縄電力エリアと一部離島を除く、全国9電力エリアでサービスを提供しています。対象となるのは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の各供給エリアです。
東京電力エリアでは株式会社CDエナジーダイレクトが、その他のエリアでは大阪ガス株式会社が小売電気事業者として電力を供給しています。これにより、ベンチャー企業でありながら、安定した電力供給を実現しています。
ただし、以下のケースではサービスの利用ができません
- 沖縄電力エリア全域
- 本土と送電線が接続していない離島
- マンション一括受電契約物件
- 高圧一括受電契約物件
- オール電化住宅
また、関西電力および九州電力エリアでは燃料費調整単価の影響により、カブアンドでんきの方が電気料金が高くなる可能性があります。この点については、地域の電力会社や他の新電力会社の料金プランと比較検討することをおすすめします。
カブアンドでんきで貰える株式について詳しく解説
カブアンドでんきの最大の特徴は、電気料金の支払いに応じて株式会社カブ&ピースの未公開株式が獲得できる点です。具体的には、利用料金に応じて「株引換券」が付与され、この引換券を種類株式に交換することができます。
株引換券は1枚1円として計算され、2025年4月25日の株価発表後に株式への交換が可能となります。例えば、1株5円と決定された場合、5枚の株引換券で1株を獲得できることになります。また、株引換券は株式交換のほか、サービス料金の割引にも利用可能で、この場合は1枚1円として使用できます。
ただし、株式の交換には2025年5月2日から23日までという期間が設けられており、この期間内に手続きを行う必要があります。また、株式交換の際には本人確認が必要となります。
株式還元の仕組みと特徴
カブアンドでんきでは、毎月の電気料金に対して、通常会員は1%、KABU&プラス会員は2%の株引換券が付与されます。例えば、月々の電気料金が10,000円の場合、通常会員では100円分(20株相当)、KABU&プラス会員では200円分(40株相当)の株引換券が毎月付与されます。
株式会社カブ&ピースでは、将来的な株式市場への上場を目指していることを前澤友作氏がTwitter上で明かしています。上場が実現した場合、保有する種類株式は普通株式に転換され、株式市場での売買が可能となります。
ただし、未公開株式は上場するまでは原則として売却できないという制約があります。また、上場後も一定期間は売却が制限される「ロックアップ期間」が設定される可能性がある点にも注意が必要です。
種類株式とは
カブアンドでんきで付与される株式は、通常の「普通株式」ではなく「種類株式」と呼ばれる特殊な株式です。種類株式とは、特定の権利や条件が設定された株式のことを指します。
株式会社カブ&ピースの種類株式には、以下のような特徴があります。
- 配当金を受け取る権利がある
- 株主総会での議決権はない
- 残余財産の分配を受け取る権利はない
上場時には普通株式に転換される予定ですが、それまでは上記のような制限が設けられています。なお、これらの条件については新株式発行届出目論見書に詳細が記載されているため、株式交換を検討する際は必ず確認することをおすすめします。
還元率の計算方法
株引換券の付与率は各サービスによって異なり、以下のように設定されています。
サービス名 | 通常会員 | プラス会員 |
---|---|---|
KABU&でんき | 1% | 2% |
KABU&ガス | 1% | 2% |
KABU&モバイル | 10% | 20% |
KABU&ひかり | 5% | 10% |
KABU&ウォーター | 5% | 10% |
KABU&ふるさと納税 | 1% | 2% |
付与される株引換券は、政府補助金等を適用し、再エネ賦課金を除いた金額に対して計算されます。また、複数のサービスを利用することで、より多くの株引換券を獲得することが可能です。
株価と将来性
株式会社カブ&ピースは、現時点で未上場企業であり、株式市場での取引はできません。しかし、前澤友作氏の経営手腕や、ZOZOでの実績から、将来的な成長への期待が高まっています。
現在の株価(見込み額)と評価方法
株式会社カブ&ピースの株価は、2024年11月20日現在で1株5円と見込まれています。この価格は第三者評価機関の種類株式の評価額基準で算出されたものです。ただし、これは見込み額であり、実際の発行価格は2025年4月25日に決定される予定です。
実際の発行価格によって、株引換券と交換できる株式数が変動する可能性がある点には注意が必要です。例えば、発行価格が10円になった場合、同じ額の株引換券でも交換できる株式数は半分になります。
株価上昇の可能性と投資リスク
株式会社カブ&ピースは、将来的な株式市場への上場を目指しています。上場が実現した場合、株価上昇による利益(キャピタルゲイン)が期待できます。また、前澤友作氏の経営手腕や、生活インフラサービスという安定した事業基盤も、将来性を評価する上でのポイントとなっています。
ただし、以下のようなリスクもあることを理解しておく必要があります。
- 株価が下落するリスク
- 上場までの期間が長期化するリスク
- 上場後のロックアップ期間設定のリスク
- 会社が倒産した場合の株式価値消失リスク
このため、カブアンドでんきの株式還元は、長期的な視点での資産形成の一環として捉えることが重要です。短期的な利益を期待する場合は、別の投資手段を検討することをおすすめします。
カブアンドでんきのメリット・デメリットを詳細解説
カブアンドでんきは、電気料金の支払いを通じて未公開株式を取得できる画期的なサービスです。これまでにない形での顧客還元を実現していますが、サービスの特性上、メリットとデメリットを十分に理解する必要があります。
従来の電力会社との大きな違いは、ポイント還元ではなく未公開株式という形で還元が行われる点です。これにより、将来的な株価上昇による利益が期待できる一方で、投資に伴うリスクも存在します。
また、電気料金自体は大手電力会社とほぼ同水準に設定されており、料金面での大きなメリットは少ない点も特徴です。そのため、純粋に電気料金の削減を目的とする場合は、他の新電力会社も含めた比較検討が推奨されます。
カブアンドでんきの4つのメリット
まずは、カブアンドでんきを利用する際の主要なメリットについて解説します。従来の電力会社にはない特徴的なメリットを持つ一方で、それぞれのメリットを活かすためには、長期的な視点での利用が重要となります。
未公開株がもらえる独自の還元システム
カブアンドでんきの最大の特徴は、電気料金の支払額に応じて株式会社カブ&ピースの未公開株式が還元されるという点です。通常会員で1%、KABU&プラス会員で2%の株引換券が付与されます。
一般的な電力会社では、支払額に応じてポイントが付与されるケースが多いですが、ポイントは価値が固定されているのに対し、株式は将来的な値上がりが期待できるという大きな違いがあります。前澤友作氏は将来的な上場も視野に入れており、上場が実現すれば株式市場での売買も可能となります。
さらに、配当金や株主優待などの株主特典を受けられる可能性もあり、長期的な視点での資産形成手段として期待できます。株式投資を始めたいと考えていた方にとって、手軽に始められる入口としても機能します。
市場連動型プランではない安定した料金体系
カブアンドでんきは、電力市場価格に連動しない料金体系を採用しています。これにより、市場価格の急激な変動による料金の高騰リスクを抑制しています。
基本料金と従量料金の2段階制を採用しており、使用量に応じて分かりやすい料金計算が可能です。また、地域の大手電力会社の料金体系に準じているため、急激な料金変動の心配も少なくなっています。
ただし、燃料費調整額については上限が設定されていない点には注意が必要です。特に関西電力および九州電力エリアでは、この影響で料金が割高になる可能性があります。
信頼できる経営陣による運営
株式会社カブ&ピースの代表取締役を務める前澤友作氏は、ZOZOの創業者として著名であり、東証プライム市場への上場を実現させた実績を持っています。この経営手腕は、カブアンドでんきの信頼性を高める重要な要素となっています。
また、電力供給については大手電力会社と提携して行われており、安定した電力供給を実現しています。さらに、ZOZOでの経営経験を持つメンバーが多数参画しており、上場企業での実務経験を活かした運営体制が構築されています。
これらの要素は、ベンチャー企業であっても安心してサービスを利用できる基盤となっています。
簡単な申し込み手続き
カブアンドでんきへの切り替えは、オンラインでの申し込みのみで完了します。現在契約中の電力会社への解約手続きは不要で、スムーズな切り替えが可能です。
申し込み時に必要な情報は、現在の電力会社の検針票に記載されている「お客様番号」と「供給地点特定番号」のみです。これにより、煩雑な手続きなしでサービスの利用を開始できます。
また、解約時の違約金も設定されていないため、気軽にサービスを試すことができます。支払方法も口座振替とクレジットカード払いに対応しており、利便性の高さも特徴となっています。
カブアンドでんきの5つの注意点・デメリット
サービスを検討する際は、メリットだけでなくデメリットについても十分に理解しておく必要があります。以下では、カブアンドでんきの主な注意点について解説します。
電気料金の相場との比較
カブアンドでんきの電気料金は、大手電力会社の従量電灯プランとほぼ同等の設定となっています。これは、他の新電力会社と比較すると必ずしも割安とは言えません。
例えば、一般的な新電力会社では大手電力会社と比べて6%以上安い料金プランを提供しているケースも多く、年間で6,000円以上の節約が可能なプランも存在します。カブアンドでんきの場合、電気料金の削減額は年間数百円程度にとどまります。
つまり、純粋に電気料金の削減を目的とする場合は、他の新電力会社の方が有利な可能性が高いと言えます。株式還元を含めた総合的なメリットで判断する必要があります。
オール電化プラン非対応
カブアンドでんきではオール電化住宅向けの料金プランを提供していないため、オール電化住宅にお住まいの方が利用すると、大手電力会社のオール電化プランと比較して大幅に割高になる可能性があります。
一般的なオール電化プランは、深夜電力の単価を大幅に割り引く設定となっており、電気温水器やエコキュートなどの深夜電力を使用する機器を効率的に運用できます。カブアンドでんきでは、このような料金設定がないため、毎月1,000円以上電気料金が高くなる可能性があります。
そのため、オール電化住宅にお住まいの方は、株式還元のメリットを考慮しても、利用を慎重に検討する必要があります。
株式の値下がりリスク
カブアンドでんきで付与される未公開株式には、株価が下落するリスクが存在します。特に、未上場企業の株式であるため、株価の変動リスクが大きくなる可能性があります。
最悪の場合、会社が経営破綻した場合には株式の価値がゼロになる可能性もあります。また、上場後も市場環境や業績によって株価が下落する可能性があります。
このため、株式還元を重視する場合でも、リスクを考慮した上で、長期的な投資として捉える姿勢が重要です。
株式売却までの期間
カブアンドでんきで付与される未公開株式は、上場するまでは原則として売却できません。通常、企業の上場までには相当な期間を要し、3年以上かかることも一般的です。
また、上場後も一定期間は株式の売却が制限される「ロックアップ期間」が設定される可能性があります。ロックアップ期間は通常6ヶ月程度設定されることが多く、この間は株式を売却できません。
そのため、短期的な資金回収を目的とする場合は適していないサービスと言えます。長期的な資産形成の一環として位置づけることが重要です。
サービス対象外エリアの存在
カブアンドでんきは、沖縄電力エリアと一部離島では利用できないという地理的な制限があります。また、以下のような場合もサービスの対象外となります。
- マンション一括受電契約物件
- 高圧一括受電契約物件
- 本土と送電線が接続していない離島
さらに、関西電力および九州電力エリアでは、燃料費調整額の影響により電気料金が割高になる可能性があります。このため、居住地域や住居形態によってはサービスを利用できない、あるいは利用しても不利になるケースがあることを理解しておく必要があります。
カブアンドでんきの料金プランと支払い方法
カブアンドでんきでは、一般家庭向けプランと事業者向けプランの2種類の料金プランを提供しています。料金体系は地域の大手電力会社に準じており、基本料金と電力量料金の2段階制となっています。
支払い方法は口座振替とクレジットカード払いに対応しており、毎月の請求は使用月の翌月となります。なお、契約時の手数料や解約時の違約金は発生しません。
燃料費調整額については上限が設定されていないため、燃料価格の変動によって請求額が大きく変わる可能性がある点には注意が必要です。特に関西電力および九州電力エリアでは、この影響で料金が割高になるケースがあります。
料金プランの詳細
地域によって料金設定が異なるため、ここでは東京電力エリアの料金プランを例に解説します。他のエリアについても、基本的な料金体系は同様となっていますが、具体的な料金単価は地域ごとに異なります。
一般家庭向けプラン
一般家庭向けプランは、契約アンペア数に応じて基本料金が設定されています。電力量料金は使用量に応じて3段階に分かれており、使用量が多くなるほど単価が上がる仕組みとなっています。
なお、実際の請求額には、この基本料金と電力量料金に加えて、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。
事業者向けプラン
事業者向けプランは、契約容量6kVA以上のお客様を対象としています。基本料金は契約容量1kVAあたりの単価で設定されており、電力量料金は一般家庭向けプランと同様の3段階制となっています。
区分 | 料金(税込) |
---|---|
基本料金(1kVAあたり) | 311円75銭 |
電力量料金は一般家庭向けプランと同じ単価が適用されます。
事業者向けプランの特徴として、以下の点が挙げられます
- 大容量の電力使用に対応
- 契約容量に応じた柔軟な料金設定
- 安定した電力供給の保証
支払い方法と請求の流れ
カブアンドでんきでは、支払い方法として口座振替とクレジットカード払いの2つの選択肢を提供しています。支払い方法は契約時に選択でき、契約後の変更も可能です。
利用可能な支払い方法
口座振替の場合は、全国の主要な金融機関に対応しています。手続きには以下の書類が必要となります。
- 通帳またはキャッシュカード
- 口座届出印
- 本人確認書類
クレジットカード払いは、主要なクレジットカードブランドに対応しています。利用可能なカードブランドは以下の通りです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
毎月の請求スケジュール
毎月の請求は以下のようなスケジュールで行われます。
時期 | 内容 |
---|---|
毎月1日~末日 | 使用月 |
翌月上旬 | 検針・使用量確定 |
翌月中旬 | 請求額確定・請求書発行 |
翌月26日 | 口座振替の場合の引き落とし |
翌月末日 | クレジットカード払いの場合の決済 |
請求書はWEB上で確認可能で、紙の請求書発行をご希望の場合は別途手数料が必要となります。また、毎月の電気使用量や料金は、専用のWebサイトやスマートフォンアプリで確認することができます。
なお、支払い遅延が発生した場合は、電気の供給が停止される可能性があるため、期日までの支払いにご注意ください。
カブアンドでんきの申し込み方法と切り替え手順
カブアンドでんきへの切り替えは、オンラインでの申し込みのみで完了する簡単な手続きとなっています。現在契約中の電力会社への解約手続きは不要で、スムーズに切り替えることができます。
ただし、サービスを利用できない地域や住居形態があるため、申し込み前に対象エリアや条件を確認することが重要です。特に沖縄電力エリアや一部離島、マンション一括受電契約物件などは対象外となっています。
また、切り替え時に工事は不要で、既存の電力メーターや配線をそのまま使用できます。これにより、切り替えに伴う煩わしさを最小限に抑えることができます。
申し込みの手順と必要書類
カブアンドでんきでは、WEBサイトから24時間いつでも申し込み手続きが可能です。申し込みに必要な情報は最小限に抑えられており、現在ご利用中の電力会社の検針票があれば、ほとんどの必要情報を確認することができます。
手続きの際は、本人確認書類や工事を伴う書類の提出は不要で、オンラインフォームへの入力のみで完了します。支払い方法の設定も同時に行うことができ、口座振替とクレジットカード払いのどちらかを選択できます。
オンライン申し込みの流れ
申し込みは以下の手順で進めていきます
- カブアンドでんき公式サイトにアクセス
- 「お申し込み」ボタンをクリック
- 利用規約を確認し、同意
- 必要事項を入力
- 支払い方法を選択・設定
- 入力内容を確認し、申し込み完了
申し込み完了後、1~2週間程度で切り替え日が通知されます。切り替え日までは現在の電力会社からの供給が継続されるため、電気が使えなくなる心配はありません。
また、申し込み状況はマイページで確認可能で、不明点がある場合はカスタマーサポートに問い合わせることができます。
準備が必要な書類一覧
申し込みの際に必要となる主な情報は以下の通りです。これらの情報は、現在ご利用中の電力会社の検針票で確認することができます。
- 現在の電力会社のお客様番号
- 供給地点特定番号
- 契約アンペア数または契約容量
- 現在の支払い方法
- ご契約者の情報(氏名、住所、電話番号など)
支払い方法に応じて、以下の情報も必要となります
支払い方法 | 必要な情報 |
---|---|
口座振替の場合 | 金融機関名、支店名、口座番号、口座名義 |
クレジットカード払いの場合 | カード番号、有効期限、セキュリティコード |
申し込み時の注意点
カブアンドでんきは、一定の条件を満たさない場合、サービスを利用できないケースがあります。申し込み前に、これらの条件を確認することが重要です。また、将来的な解約も考慮に入れて、契約条件を理解しておく必要があります。
申し込みができないケース
以下の条件に該当する場合は、カブアンドでんきを利用することができません
- 沖縄電力エリアにお住まいの場合
- 本土と送電線が接続していない離島にお住まいの場合
- マンション一括受電契約物件にお住まいの場合
- 高圧一括受電契約物件にお住まいの場合
- オール電化住宅にお住まいの場合
- 法人契約の場合
また、以下のような場合も申し込みができないため注意が必要です
- 引っ越し先での新規契約(既存の電気契約がない場所での契約)
- 複数契約の申し込み
- 現在の電気料金に未払いがある場合
解約時の違約金について
カブアンドでんきでは、解約時の違約金は設定されていません。そのため、サービスに満足できない場合や、他の電力会社に切り替えたい場合でも、追加の費用負担なく解約することができます。
解約時の手続きは以下の通りです
- カブアンドでんきのカスタマーサービスに連絡
- 解約希望日を伝える
- 最終検針日の通知を受け取る
- 最終請求の支払いを行う
ただし、解約後に新たな電力会社と契約するまでは、電気の供給が停止されてしまいます。そのため、他の電力会社への切り替えを考えている場合は、事前に新しい電力会社との契約を済ませておくことをおすすめします。
また、株引換券は解約時点で保有している分については引き続き利用可能です。解約後も株式への交換や料金の割引に使用することができます。
株式を受け取るまでの具体的な流れ
カブアンドでんきでは、電気料金の支払いに応じて株引換券が付与され、これを未公開株式に交換することができます。しかし、実際に株式を受け取るまでには、いくつかのステップを踏む必要があります。
2025年4月25日に株価が発表され、5月2日から23日までの間に株式交換を申し込むことができます。その後、6月20日に株式が付与される予定となっています。また、株式交換の際には本人確認が必要となります。
株式を受け取った後も、上場するまでは売却することができないなど、いくつかの制限があります。このため、長期的な視点での資産形成として捉えることが重要です。
利用開始から株式付与までのステップ
株式を受け取るまでの基本的な流れについて、各ステップごとに詳しく説明していきます。時期や手続きの内容を正確に理解しておくことで、スムーズな株式取得が可能となります。
会員登録と利用開始
カブアンドでんきの利用を開始すると、毎月の電気料金に応じて株引換券が自動的に付与されます。付与率は以下の通りとなっています。
会員区分 | 付与率 |
---|---|
通常会員 | 1% |
KABU&プラス会員 | 2% |
株引換券は1枚1円として計算され、マイページで付与状況を確認することができます。例えば、月々の電気料金が10,000円の場合、通常会員では100枚、KABU&プラス会員では200枚の株引換券が付与されます。
ポイント付与と株式交換
付与された株引換券は、2025年4月25日に発表される株価に基づいて株式に交換することができます。交換期間は2025年5月2日から23日までとなっています。
株式交換の流れは以下の通りです
- 株価発表(2025年4月25日)
- 交換申込期間(2025年5月2日~23日)
- 株式付与(2025年6月20日)
なお、株引換券は株式交換以外に、サービス料金の割引として使用することも可能です。この場合、1枚1円として利用することができます。
株式交換後の手続き
株式交換が完了すると、株式会社カブ&ピースの株主となります。ただし、上場するまでは原則として売却できないなど、いくつかの制限があります。
株主名簿への登録方法
株式交換の際には本人確認が必要となり、以下の書類の提出が求められます。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 株主情報登録フォーム
- その他必要書類
これらの書類はオンラインで提出することが可能で、提出後に株主名簿への登録が行われます。株主名簿に登録されることで、正式に株主としての権利を得ることができます。
株式の管理と売却方法
付与された株式は、マイページで管理することができます。保有株式数や株主としての権利内容を確認することが可能です。
ただし、以下のような制限があります
- 上場するまでは原則として売却不可
- 上場後も一定期間は売却が制限される可能性(ロックアップ期間)
- 株主総会での議決権なし
- 残余財産分配請求権なし
上場後は証券口座を開設することで、株式市場での売買が可能となります。ただし、具体的な上場時期は未定であり、長期的な保有を前提とする必要があります。
まとめ:カブアンドでんきは未公開株がもらえる新しい選択肢
カブアンドでんきは、電気料金の支払いを通じて株式投資を始められる画期的なサービスです。未公開株式が還元される仕組みは、これまでにない特徴的な顧客還元方法となっています。
主なメリットとして以下が挙げられます
- 電気料金に応じて未公開株式が還元
- 株価上昇による資産価値向上の可能性
- 簡単な手続きで株式投資を始められる
一方で、以下のような注意点もあります
- 電気料金自体は他の新電力より割高な可能性
- 株価下落のリスクがある
- 上場までは売却できない
このサービスは、長期的な資産形成の一環として位置づけることが重要です。電気料金の削減を主な目的とする場合は、他の新電力会社も含めて比較検討することをおすすめします。
また、前澤友作氏の経営手腕や、生活インフラという安定した事業基盤は、将来性を評価する上での重要なポイントとなっています。投資リスクを理解した上で、新しい資産形成の選択肢として検討する価値のあるサービスと言えます。
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