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最終更新日:2024年02月01日

電気代が安くなる時間帯はいつ?夜間が安いおすすめプランと電気の賢い使い方

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電気代が安くなる時間帯はいつ?夜間が安いおすすめプランと電気の賢い使い方

「電気が安くなる時間帯があると聞いたけれど、どうすれば料金が変わるようになるのか知りたい」
「時間帯によって安くなるとして、本当に電気代が節約できるか知りたい」

電力会社によっては、時間帯によって電気代が変動するプランを用意しているところがあります。変動型のプランは、時間帯によって通常を下回る単価で電気を使用できるため、うまく使えば大きな節約になります。

しかし、2016年の電力自由化に伴い多くの会社が電気事業に参入したため「結局どのこプランが安いの?」と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では時間帯によって変動する電気代のプランに関する以下の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 時間帯によって電気代が安くなる理由
  • 最も節約になるおすすめの電力会社
  • 実際にいくら安くなるかのシミュレーション
  • 電気代が変動するプランを契約する際の注意点

電気代が安い時間帯を活用して効率的に節約したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー

小売電気アドバイザー。デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー

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電気代が安くなる時間帯はいつ?

電気代が安くなる時間帯には、以下の2パターンが存在します。

電気代が安くなる時間帯

  • 23時から7時前後の深夜帯
  • その日の電力需要によって変わる

それぞれの特徴を見ていきましょう。

23時から7時前後の深夜帯が安くなるケースが多い

各電力会社が事前に設定した時間帯に電気料金が安くなるケースです。低料金の時間帯は23時から翌7時までが最も多いですが、時間帯は各社によって異なります。大手電力会社が用意している場合が多く、昼間と比較して1kWhあたり10円前後安くなります。

その日の電力需要によって変わるプランもある

電力需要によって日々電気代が変わるプランもあります。30分ごとに電気代が変動するパターンがほとんどで、変動率も毎日異なるのが特徴です。時間帯によっては1kWhあたり10円以下のときもあり、うまく使えば大きな節約になります。

電力会社は時間帯によって電気代が安くなるプランを用意している

一般的なプランは時間に関係なく、使用量に応じて各社が設定した料金が課せられます。「従量電灯」「定額電灯」といわれるのが一律のプランです。

一方、以下のように時間帯で電気代が異なるプランもあります。

時間帯で電気代が異なるプラン

  • 昼よりも夜の方が電気代が安いプラン
  • 時間によって電気代が変動するプラン

それぞれの特徴や、各電力会社が用意している上記2つの料金プランについて解説します。

なお、最も節約効果が期待できるのは「Looopでんき」のプランです。プランの詳細を知りたい方は『市場連動型のLooopでんき』をご覧ください。

昼よりも夜の方が電気代が安いプラン

大手電力会社が用意している、時間帯によって電気代が安くなるプランは以下のとおりです。

大手電力会社の時間帯によって料金が変わるプラン一覧
電力会社安くなる時間帯料金(1kWhあたり)
東北電力
「よりそう+ナイト&ホリデー」
22時〜翌8時
休日前日
通常:36.98円
安い時間帯:29.91円
東京電力
「夜トクプラン・夜トク8」
23時〜翌7時通常:42.80円
安い時間帯:31.84円
東京電力
「夜トクプラン・夜トク12」
21時〜翌時通常:44.36円
安い時間帯:22.53円
中部電力
「スマートライフプラン」
ノーマル:22時〜翌8時
朝とく:23時〜翌9時
夜とく:21時〜翌7時
通常:28.76〜38.95円
安い時間帯:16.63円
北陸電力
「くつろぎナナイト12」
20時〜8時通常:33.80〜39.87円
安い時間帯:26.98円
中国電力
「ナイトホリデーコース」
平日の21時〜翌9時
土日祝日の全日
通常:
安い時間帯:
沖縄電力
「時間帯別電灯」
23時〜翌7時通常:29.53円
安い時間帯:43.63〜52.35円
※2024年1月時点 ※オール電化向け・電気給湯器使用家庭専用・低圧電圧専用プランは除外しています

深夜帯に電気代が安くなる理由は「使用量が減る時間帯に余ってしまう電力を無駄にしないように」という理由です。

電気は、使用量が高い時間帯に不足しないよう発電しています。6時〜8時にかけて使用量が増え、その後徐々に現象し、0時〜6時が最も少ない傾向です。使用量の少ない時間帯を安くすることで、無駄な電力を減らそうという仕組みです。

時間によって電気代が変動するプラン

時間によって電気代が変動するプランは、新電力に多く見られます。代表的なのが以下3社のプランです。

時間によって電気代が変動するプラン

  • Looopでんき『スマートタイムONE(電灯)』
  • SoftBank『自然でんき』
  • TERA Energy『市場連動プラン』

各プランの特徴を解説します。

なお、上記を含む市場連動型プランが時間帯によって安くなる理由は『昼よりも夜の方が電気代が安いプラン』と同じです。電力の供給は一定ですが、時間帯によって需要が増減するため、需要が低い時間帯の単価を下げて需要を上げるのが狙いです。

Looopでんき『スマートタイムONE(電灯)』

Looopでんき

Looopでんきは、市場連動型のなかで最安値を維持しているプランです。基本料金・燃料調整額が0円なため、純粋に電気を使用した分だけ料金が発生します。Looopでんきの料金プランは以下のとおり。

Looopでんき『スマートタイムONE(電灯)』の概要
基本料金0円
電力量料金時間帯によって変動
燃料費調整額0円
対応エリア全国

安いときには電力量料金が1kWhあたり5円を下回るときもあり、効率的に節約したい人にぴったりのプランです。電気料金は、サイトやアプリから確認できます。

SoftBank『自然でんき』

SoftBank『自然でんき』

自然でんきは、SoftBankが提供する電気です。もとは固定の電力単価プランでしたが、2023年6月1日より一部エリアで市場連動型を採用しました。自然でんきの概要は以下のとおりです。

SoftBank『自然でんき』の概要
基本料金0円
電力量料金時間帯によって変動
燃料費調整額毎月変動
対応エリア東北電力
東京電力
関西電力
九州電力

北海道電力・中部電力・中国電力・四国電力に関しては、従来のプランで利用可能です。Looopでんきと違い燃料費調整額は発生してしまいますが、PayPayポイントに関する特典がつくため、PayPay経済圏で生活している方は検討してみてもよいでしょう。

TERA Energy『市場連動プラン』

TERA energy

TERA Energyは、お坊さんが始めためずらしい電力会社です。プランには市場連動型もあり、料金プランは以下のようになっています。

TERA Energy『市場連動型プラン』の概要
基本料金143.0円〜214.5円/10A
(地域によって異なる)
電力量料金時間帯によって変動
事業運営用手数料6.6円/kWh
燃料費調整額毎月変動
対応エリア東北電力
東京電力
中部電力
関西電力
中国電力
四国電力
九州電力

最大の特徴は、支払った電気料金の最大2.5%が任意の団体に寄付される点です。寄付先は選択制で、自分が応援したい団体に少しだけ協力できます。

基本料金や事業を運営するための手数料を考慮しても安くなる可能性があるため「ちょっとだけ社会貢献したい」という方は検討してみてもよいでしょう。

時間帯によって電気代が安くなるプランはこんな人におすすめ

時間帯によって電気代が安くなるプランは以下のような生活をしている人におすすめです。

時間で電気代が安くなるプランがおすすめの人

  • 電気を使う時間を調整できる人
  • 日中に電化製品をあまり使わない人
  • オール電化や蓄電池を使っている人

これらの条件に当てはまる人が、なぜおすすめなのかについて解説します。

電気を使う時間を調整できる人

安い時間帯をめがけて電気の使用時間を調整できる人は、時間帯によって電気代が変わるプランがおすすめです。安い時間帯にピンポイントで電気を使用することで電気代を節約できます。

日中に電化製品をあまり使わない人

時間帯によって電気代が変動するプランは、23時から7時前後の深夜帯に安くなる傾向です。そのため、日中帯は仕事などで家におらず深夜に家電を使用するライフスタイルの方は時間帯で電気代が変わるプランが向いています。従来電灯よりも確実に安いため、電気代の節約に有効です。

オール電化や蓄電池を使っている人

オール電化に住んでいる方や蓄電池がある家は、安い時間帯に給湯器でお湯を沸かす・蓄電池に電気をためておく、などして電気代を節約できます。実際、オール電化の方で「電気代が安くなった」という声も多くみられます。

時間帯によって電気代が安くなるプランでおすすめは?

時間帯によって電気代が安くなるプランのなかで、おすすめなのがLooop電気の『スマートタイムONE(電灯)』プランです。以降では、おすすめの理由について解説します。

市場連動型のLooopでんき

Looopでんき

Looopでんきの『スマートタイムONE(電灯)』は、市場連動型の料金形態を採用しています。時間帯によっては電力会社のなかでも最安値レベルで電気を使用できます。その他、Looopでんきの魅力は以下のとおりです。

Looopでんきの魅力

  • 基本料金・燃料費0円でそもそも安い
  • 単価は30分ごとに変動!安いときは10円以下も
  • Looopでんきに乗り換えて安くなったという口コミも多数

全国展開しているため、全都道府県で契約できるのも大きなポイントです。

基本料金・燃料費0円でそもそも安い

Looopでんき「基本料金・燃料調整額0円」

Looopでんきは、基本料金・燃料費(燃料調達額)が0円と破格の料金設定になっています。基本料金が0円のプランは多く存在しますが、燃料費(燃料調達額)が永遠に0円のプランはLooopでんきだけの特徴です。純粋に電気の使用量に応じて料金が決まるシンプルなプランで、近年の推移を見る限り大手電力会社のどこよりも安くなっています。

基本料金が0円ですので、契約アンペア数が多い家庭ほどお得になります。

単価は30分ごとに変動!安いときは10円以下も

Looopでんき「単価は30分ごとに変動」

Looopでんきの電力料金は30分ごとに変動します。時間帯によっては1kWhあたり10円以下で使用でき、上手に使えば大きな節約につながります。以下の画像は、とある日の電気料金です。12時前後は5円以下で利用できており、電気代が高い時間帯でも他の電力会社より安くなっています。

なお、Looopでんきの電気料金は、ネットやスマホアプリから簡単に確認できます。

Looopでんきの「でんき予報」

Looopでんきに乗り換えて安くなったという口コミも多数

実際、Looopでんきに乗り換えて「安くなった」という口コミは多数見られています。乗り換えで電気代が安くなった方の意見をまとめてみました。

冷房や暖房が常時必要な季節には、節約に大きく貢献してくれそうです。

実際にどれくらい安くなる?

Looopでんき

口コミでは「安くなった」との意見が多かったLooopでんきですが、具体的にはいくら安くなるのでしょうか。各都道府県の大手電力会社とLooopでんきの料金を比較してみました。

通常のプランに比べて月5,000円以上の節約になるケースも

Looopでんきと大手電力会社ではどれほど電気代に差が出るのかを比較しました。

大手電力会社とLooopでんきの電気代差額
1人暮らし2人暮らし4人家族
北海道電力-5,924円-2,106円-1,629円
東北電力-491円+79円+104円
東京電力+111円+361円-152円
中部電力+136円+571円+395円
関西電力+345円+379円+13円
中国電力+89円-289円-722円
四国電力-134円-394円-918円
九州電力-177円-35円-374円
沖縄電力-811円-1,624円-2,011円

半数以上の電力会社で節約でき、地域によっては5,000円以上もお得になります。Looopでんきの方が高くなってしまう中部電力や関西電力に関しても、1月〜を統計するとLooopでんきの方が毎月1,000円前後電気代が安くなっています。

時間帯によって電気代が安くなるプランの注意点

時間帯によって電気代が安くなるプランには、以下の注意点があります。留意しておかなければ、反対に電気代を上げてしまう可能性もあるため、事前に把握しておきましょう。

時間で電気代が安くなるプランの注意点

  • 時間帯によっては料金が割高になる
  • 消費電力量の多い家電を事前に把握しておく

それぞれ解説します。

時間帯によっては料金が割高になる

電気代が日時変動するプランは、安い時間帯では圧倒的に安価ですが、昼間は電気代が上がってしまいます。Looop電力の場合、1kWhあたり10円の差が出る時間も少なくありません。高い時間帯に消費電力の多い家電を使ってしまうとかえって電気代が割高になる可能性もあります。

また、市場連動型プランは需要が高まれば価格が高騰する点にも注意が必要です。2023年は安定して安値が続いていましたが、いつ需要増とともに電気代が高くなるかはわかりません。

消費電力量の多い家電を事前に把握しておく

電気代を節約するためには、電気代の安い時間帯に消費電力量の多い家電を使用する必要があります。契約前には事前に消費電力量の多い家電を把握しておきましょう。消費電力の大きな家電としては、ドラム式洗濯乾燥機や食洗機などがあげられます。これらの消費電力が大きな家電は、安い時間帯に使用できるよう、タイマーを設定しておくのがおすすめです。

時間帯によって安くなるプランでよくある質問

時間帯によって電気代が安くなるプランに関して、よくある質問をまとめました。質問は以下のとおりです。

Q.電気代は昼と夜どっちが安い?
Q.必ず電気代を安くできますか?
Q.なぜ夜間の電気代が安くなるのですか?

ひとつずつ回答します。

電気代は昼と夜どっちが安い?

深夜〜翌朝にかけて安くなるプランがほとんどです。市場連動型の場合は、その他の時間帯でも大きく単価が下がる場合もあります。

必ず電気代を安くできますか?

現在のプランが従来電灯の場合、プランを変更して電気代の安い時間帯に消費電力の多い家電を利用できれば、電気代は安くなります。ただし、市場連動型の場合は需要によって単価が上下するため、今後、従来電灯の方が安くなるタイミングが来る可能性もあります。

なぜ夜間の電気代が安くなるのですか?

電気は使用量が高い時間帯に不足しないよう発電しているため、使用者が少ない深夜〜翌朝は発電した電気が使ってもらえない状態になってしまいます。使ってもらえない電力を無駄なく使用するため、夜間の電気代が安くなっているのです。

まとめ

時間帯によって電気代が安くなるプランは、電力の使用時間を調整できる方や、オール電化の家、蓄電池を持つ方であれば、効率的な節約が可能です。

電気代が変動するプランは複数ありますが、おすすめはLooopでんきの『スマートタイムONE(電灯)』です。

市場連動型の料金形態を採用し、基本料金・燃料費が0円。30分ごとに変動する単価も安い時間帯であれば1kWhあたり5円以下で利用できます。

効率的に電気代を節約したいと考えている方は、Looopでんきを検討してみてはいかがでしょうか。

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