同棲の光熱費の平均を月別・地域別で紹介!高くなる原因と節約方法も
同棲をしている方やこれから同棲をはじめるという方で、同棲では一般的にどれくらい光熱費がかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
同棲における光熱費は利用する月や地域によっても差があるため、それぞれの平均費用を知っておくのがよいでしょう。
当記事では、月別と地域別で同棲における光熱費の平均を紹介します。
同棲で光熱費を節約したい方もぜひご覧ください。
この記事はこんな方におすすめです
- 同棲をはじめて光熱費が気になっている方
- 同棲でかかっている光熱費が高いか安いか確認したい方
- 同棲で光熱費を節約したい方
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同棲の光熱費の平均
パートナーとの同棲を検討している方の中には、「同棲をすれば家賃や生活費が抑えられるのではないか」と考える方もいるのではないでしょうか。
1R・1Kなど単身向けの家から1LDK・2LDKに引っ越せば部屋も広くなる反面、家賃も高くなります。
また水道光熱費も2人が使うとなれば高くなるでしょう。
実際のところ、同棲をすれば費用を抑えられるものなのでしょうか。
以下では、同棲の光熱費の平均的な費用を紹介します。
月別の平均光熱費
総務省の家計調査では、二人以上世帯の各項目ごとの支出の平均を公表しています。
二人以上世帯の電気代・ガス代・水道代の月別の費用は以下の通りです。
月 | 電気代 | ガス代 | 水道代 |
---|---|---|---|
1月 | 17,190円 | 7,974円 | 5,341円 |
2月 | 18,750円 | 8,289円 | 5,289円 |
3月 | 17,228円 | 7,891円 | 5,090円 |
4月 | 13,617円 | 6,796円 | 4,908円 |
5月 | 11,174円 | 5,765円 | 5,208円 |
6月 | 9,270円 | 4,736円 | 5,093円 |
7月 | 8,627円 | 3,999円 | 4,981円 |
8月 | 10,022円 | 3,266円 | 5,039円 |
9月 | 11,006円 | 2,790円 | 4,850円 |
10月 | 10,780円 | 2,856円 | 5,332円 |
11月 | 9,530円 | 3,550円 | 5,085円 |
12月 | 9,987円 | 4,596円 | 5,058円 |
地域別の平均光熱費
総務省の家計調査では、項目ごとの支出を地域別でも調査しています。
地方別の水道光熱費は以下の通りです。
地方 | 電気代 | ガス代 | 水道代 |
---|---|---|---|
全国 | 12,265円 | 5,209円 | 5,106円 |
北海道地方 | 13,059円 | 5,042円 | 4,884円 |
東北地方 | 15,020円 | 4,078円 | 6,299円 |
関東地方 | 11,876円 | 5,728円 | 5,185円 |
北陸地方 | 15,992円 | 4,060円 | 6,082円 |
東海地方 | 12,316円 | 5,643円 | 4,844円 |
近畿地方 | 11,088円 | 5,883円 | 4,990円 |
中国地方 | 14,331円 | 3,990円 | 4,854円 |
四国地方 | 13,359円 | 3,497円 | 4,082円 |
九州地方 | 10,605円 | 4,249円 | 4,780円 |
沖縄地方 | 10,962円 | 4,223円 | 4,186円 |
同棲で光熱費が高くなる原因と対処法
同棲していて光熱費の請求書を見たときに、思っていたより高かったという状況は珍しくありません。
思い当たりのない金額である場合は、まず請求額が正しいかを確かめることが大切です。
これまでの金額を確認することはもちろん、契約している会社に確かめてもらうのもよいでしょう。
以下では、同棲で光熱費が高くなる原因と対処法をそれぞれ紹介します。
使用量が多い
光熱費の金額が高いという場合は、単純に電気やガス、水道の使用量が多い可能性が考えられます。
基本的に使用料に応じて料金は高くなるため、先月の請求額が高い場合は、他の月に比べて先月はどれくらい電力を使用したか確認してみましょう。
使用量が多くなるタイミングには、下記のようなことが考えられます。
- 寒い季節になったためお風呂に浸かるようになり、水とガスをいつもより使用した
- 在宅ワークを始めてエアコンを使う頻度と時間が増えた
- お湯でお皿を洗っている
各光熱費の使用量を減らせば自然と請求額も安くなります。
使いすぎていたり最近使う量が増えたと感じたりしている方は、使う頻度と時間を見直しましょう。
電気とガスの料金高騰が起こっている
電気料金は燃料費の高騰や国内の電力供給不足、再エネ賦課金の値上げなどが理由により高騰しています。
またガス代も同様に、原料価格の高騰などにより値上げが生じています。
電気やガスをたくさん利用した覚えはないのに、請求費が上がっているという場合は料金の高騰の可能性も考えられるでしょう。
電気とガスのプランが合っていない
契約している電気やガスの料金プランが、生活スタイルとあっておらず高い料金を支払っている可能性があります。
例えば、電気を使うほど使用量が安くなる料金プランで契約しているのに、それほど電気を使用していないとなるとプランのメリットは得られていないことになります。
契約プランの詳細がどのようなものか忘れてしまった方は、一度契約プランの内容を確認してみましょう。
電気や都市ガスは自由化により、好きな電力会社・ガス会社を選択できるようになりました。
今のプランがあっていない場合は、他の会社やプランを変更するのがおすすめです。
消費電力の多い家電を多く使用している
使用する家電によって消費電力が異なります。
消費電力の大きい家電をたくさん使っているとその分料金も高くなってしまうため、家具ごとの消費電力を大まかに知って使い分けることが大切です。
1時間あたりの消費電力の大きい家電には、エアコンやオイルヒーター、パネルヒーター、ハロゲンヒーターなどがあります。
反対に消費電力が小さいのは、こたつや電気毛布です。
現在消費電力の大きい家電をよく使っている方は、代用できる家電はないか見直しましょう。
同棲における電気代の節約方法
電気代を節約するなら、家電ごとにどれくらいの料金がかかっているのかを把握すると節約をしやすくなります。
電気代は以下の計算式で算出できるため、家電のカタログや取扱説明書、製品情報を確認して、各家電の消費電力から電気代を算出してみましょう。
1時間あたりの消費電力(kWh)=消費電力(W)÷1,000×1時間(h)
電化製品の電気代(円)=1時間あたりの消費電力(kWh)×稼働時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)
以下では、同棲における電気代の節約方法を解説します。
電気の使い方を見直す
どの家電をどのように使っているか、改めて見直してみましょう。
エアコンの設定温度を一度あげるだけでも使用する電力は変わってきます。
使っていない家電のコンセントは抜いたり、照明はこまめに消したり、冷蔵庫を何度も開けるのを避けたりなど、小さいことでも使用する電力を抑えることで節約になります。
特にエアコンは消費電力の大きいものの、暑い日や寒い日には不可欠な家電のため、一緒に扇風機を使ったりフィルターはこまめに洗ったりなどの節電方法を試しましょう。
古い家電を買い替える
長く使っている家電が自宅にある場合は、省エネ機能のある家電に買い替えるのも一つの手です。
電化製品の進歩は著しく、10年前の家電を最新の家電にするだけで大きな節約になります。
冷蔵庫は10年前のものと比べると、約40〜47%も省エネになるとも言われています。
環境省では「しんきゅうさん」という、省エネ製品置換ナビゲーションサービスを提供しています。
現在使用している家電と買い替え予定の家電の電気代が簡単に比較できるため、買い替えを検討される方は、ぜひ利用してみてください。
家電の手入れをこまめにする
家電の掃除をすることでも節約につなげられます。
例えば、エアコンや空気清浄機などフィルターのついた家電は、フィルターがほこりやゴミで詰まっていると空気がうまく循環できずに余計な電力を消費してしまいます。
2週間に1回の頻度でブラシなどを使ってフィルターの掃除をしましょう。
以下は節約につながる家電掃除です。
- 冷蔵庫の換気扇/li>
- ガスコンロのバーナーキャップ<
- 掃除機の汚れ
家電をきれいにすることも節約につながります。
自宅がきれいになる上に節約にもなるので、電気代が気になっている方は試してみてください。
日常的に電気使用量を確認する
日常的に電気使用量を確認することで、日々どれくらい電気を使用し、料金がかかっているのか分かります。
電力会社によって1kWhあたりの電気料金はそれぞれ異なりますが、目安として全国家庭電気製品公正取引協議会が新電力料金目安単価として示している1kWhあたり31円で計算してみましょう。
1日にどれくらいの電気料金がかかっているのか、具体的に分かります。
日々確認し具体的な料金を知ることで、電気を使いすぎた翌日は使用を控えるなど、節約の意識を持つことができるでしょう。
同棲におけるガス代の節約方法
ガスは料理やお風呂など、生活のさまざまなシーンで使用するため、節約方法は多く存在します。
例えば、料理シーンでは野菜の下処理は電子レンジを使ったり余熱を利用したりなどです。
さまざまな方法を試すことで小さな節約が積み重なり、大きな節約となるでしょう。
以下では、紹介した方法以外のガス代の節約方法を詳しく紹介します。
強火ではなく中火で調理する
調理で一番効率の良い火加減は、炎が鍋底全体に当たる中火です。
水を沸かす際に強火のほうが早く湧いてガス代が浮くと思う方もいますが、強火と中火では水が沸騰するまでの時間に大差はありません。
鍋底からはみ出た火は鍋に熱が伝わらず、エネルギーの無駄になってしまいます。
反対に弱火だと沸騰するまでに時間がかかって、強火よりもガス代がかかります。
そのため、料理の種類にもよって火加減を変える必要はあるものの、節約を意識して調理するのであれば中火がおすすめです。
洗い物はお湯ではなく常温水を使用する
お皿を洗う際にお湯を使うと、お湯にするのにガスを使用するため、常温水で洗うことで節約につながります。
温かい水で洗いたい場合でも高い温度ではなく、35℃などの低温で洗うのがよいでしょう。
また、35℃などの低音であっても、こまめに洗うとその度に水を温めるのにガスを使わなければなりません。
食器洗いでガス代を浮かすには、食器を一度にまとめて食器を洗うことが節約のポイントです。
お風呂の追い焚きの回数を減らす
追い焚きでお風呂の水を温め直すのにも多くのガスを使います。
できるだけ追い焚き回数を減らしてガスを使用量を減らしましょう。
追い焚き回数を減らす方法としては、浴槽で頭や体を洗っているときや入浴の間隔が空くときなどには、こまめに浴槽に蓋をしましょう。
また家族が入浴するのに間隔をあけず、湯が温かいうちにお風呂に入ってしまうことも大切です。
1日に1回追い焚きをする回数を節約するだけでも、年間約6,190円の節約につながります。
圧力鍋を活用する
圧力鍋は調理時間が短くなるため、ガス代を節約するのにおすすめの調理方法です。
もし煮込み料理をするなら、圧力鍋を使ってガスコンロの使用時間を減らしガス代を節約をしましょう。
圧力鍋がない場合は、鍋の蓋や落とし蓋を使うのが効果的です。
鍋の蓋や落とし蓋を使えば熱が逃げにくくなって効率よく熱が食材に伝わるため、調理時間を短縮できます。
またガスコンロではなく炊飯器で調理するのも、ガス代の料金を抑える方法の一つです。
同棲における水道代の節約方法
同棲における水道代の節約で大切なポイントが、自宅のどのシーンで1番水を使用しているかを見直すことです。
例えば、毎日お風呂に入る際にお湯を溜めている場合は、お湯の量を少し減らすだけで節約につながります。
水を多く使っている部分は少し抑えて、快適な生活をしながらも水道代を節約しましょう。
以下では、水道代の節約方法を解説します。
水はこまめに止める
水道代の節約の基本として、水はこまめに止めましょう。
蛇口を最大まで開くと1分間に12L程度の水が流れると言われています。お皿を洗っている間や手を洗っている間、歯磨きしている間など、水を出しっぱなしにしているとそれだけ水が流れて料金が発生してしまうため止めるように習慣づけましょう。
節水シャワーヘッドを利用する
お風呂は家庭の中で一番多く水を使うシーンだと言われています。
そのためお風呂での水の使用を節約するだけで、大きな節約につながります。
節水シャワーヘッドは、通常より水量を減らしながらも快適な水圧がキープできる便利アイテムです。
水量を減らせば水道代の節約になる上に、価格もそこまで高くないため、手軽に取り入れられます。
節水シャワーヘッドを選ぶポイントは、ヘッドの近くに止水ボタンがあり、水を即座に止めたり出したりできるものです。
すぐに水を止められるため、より高い節水効果が得られるでしょう。
お皿の汚れは先に落とす
お皿の油汚れなどは洗う前にヘラや新聞紙、キッチンペーパーなどで汚れを拭き取ると、洗う際に洗剤の節約になるだけでなく、すすぎ時間を短縮できます。
また汚れを先に落とすだけでなく、食器をつけ置きしておくことも重要です。
洗うときはつけ置きをメインにして、水を流すのはすすぎのときだけにすると水を使う量を節約できます。
食器をできるだけまとめて一度に洗えば、さらに節水できるでしょう。
トイレのレバーを使い分ける
トイレで「大」のレバーを引くと、15〜16Lほどのタンクのすべての水を使用してしまいます。
一方で「小」のレバーは、一般的にひねっている間のみ水が流れます。
大と小に別れている理由は、トイレが詰まらないように流すものに合わせて節水をするためです。
トイレットペーパーをたくさん流すようであれば「大」を使用し、液体だけまたは少量のトイレットペーパーを流すのであれば「小」を利用しましょう。
節水を意識するあまり「小」だけを使い、トイレが詰まれば修理代がかかってしまうため、うまく使い分けることが大切です。
まとめ
同棲でかかる光熱費の費用は全国平均で、電気代が12,265円、ガス代が5,209円、水道代が5,106円となっています。
光熱費が高くなってしまう原因には、使用量の多さや電気・ガスの料金高騰、消費電力の多い家電を使用しているなどが考えられます。
光熱費を節約する場合は、電気やガス、水道の使い方を見直し、使いすぎている部分を抑えていくことが大切です。
照明や蛇口はこまめに止めて、使用量を少なくしていきましょう。
複数の小さい節約方法を日常的に続けていくことで、年間になると大幅に光熱費を抑えられるようになるでしょう。
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