年齢別!お小遣いの平均金額と渡し方・渡すときのルールを解説
いつから子供にお小遣いを渡すか迷う保護者の方は少なくありません。
またお小遣い制を始めようとしても、どれくらいの金額を渡せばいいのか、渡すときに注意すべきことはなんなのか、など他の悩みも生まれてきます。
お金のことなので、なかなか他人には聞きづらいということもあるのではないでしょうか。
当記事では、年齢別でお小遣いの平均金額を紹介します。
お小遣いの渡し方やルールについても解説するため、ぜひ保護者の方は参考にしてください。
この記事はこんな方におすすめです
- 子供のお小遣いについて悩んでいる方
- 子供にお小遣いを渡すにあたって、平均金額を知りたい方
- 自分のお小遣いは平均くらいか確認したい学生の方
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この記事の目次
年齢別!お小遣いの平均金額
子供や旦那、妻のお小遣いについて、どれくらいが適切な金額か、そもそもお小遣い制にするべきなのかと悩む家庭は少なくありません。
子供にお小遣いを渡すと、将来的に自分のお金を持ち、適切に使っていくための訓練となることが大きなメリットでしょう。
自分のお金を使う中でお金の大切さやお金の管理能力・計算力などが養われます。
以下では、小学生から大人にかけてのお小遣いの平均金額を紹介します。
小学生
2023年に株式会社ビズヒッツが行った小学生を持つ保護者を対象に行われた調査では、小学生の子供にお小遣いを渡している家庭は66.8%という結果が出ています。
また学年別では、1〜2年生では57.6%、3〜4年生65.6%、5〜6年生78.2%の保護者がお小遣い制を設けています。
小学生の学年ごとのお小遣い平均金額は以下の通りです。
学年が上がるほどにお小遣いの金額も上昇傾向にあります。
お小遣いの使い道にはお菓子やジュース、おもちゃ、ゲームなどが多いようです。
中学生
中学生を対象に2022年に行われた調査では、お小遣いをもらっている中学生は全体の81%という結果でした。
その中の75%は、1か月に1回など定期的にもらっているという結果が出ています。
また、中学生のお小遣いの平均金額は以下の通りです。
全体で一番多いのは1,000円程度、次いで2,000円・3,000円程度が多くなっています。
お小遣いの使い道で一番多いのは「貯金」で、本や雑誌の購入、お菓子やジュースの購入、文房具の購入が貯金の後に続きます。
高校生
株式会社マイナビが2024年に行った調査では、お小遣いをもらっている高校生の割合は55.2%となりました。
高校生になるとバイトを始める学生の方も多く、バイトをしている方の割合は全体の26.5%です。
また高校生になると友人との遊ぶ内容の変化や行動範囲の変化から、お小遣いの平均金額も8,415円と大きくなります。
しかし、物価の高騰や社会保険料の増額といった背景から、高校生のお小遣いの平均金額は3年連続で減少傾向にあるのが実情です。
小学生や中学生ではお小遣いの使い道におやつや飲み物の購入・貯金などが上位に上がっていました。
しかし、高校生では友人との飲食代や趣味、友人のプレゼントなど使い道が広がっているのが特徴です。
妻や夫
家庭によっては、お財布を一緒にしてそれぞれお小遣い制を設ける家庭もあります。
ソニー損保保険株式会社が2024年に発表したお小遣い事情調査の結果では、全体の平均額は27,735円となりました。
また性別ごと、年齢ごとの平均お小遣いは以下の通りです。
男性のお小遣いの使い道は車関係やガソリン代、飲み代、嗜好品代、昼食代などです。
女性は専業主婦・共働きどちらであっても洋服や化粧品代、友人とのランチ代、趣味などで、その多くはファッションと美容に多く使われる傾向にあります。
子供にお小遣いを渡す方法
子供へお小遣いを渡す場合はどのようにお小遣いを渡すか、形を決める必要があります。
以下ではお小遣いを渡す方法をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
定期的に渡す | 定期的にお金を渡すため自分でやりくりする力がつく。 ただし、何かの対価をしてお金が支払われるわけではないため、何もせずともお金がもらえるとお金の価値を感じにくい可能性がある。 |
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必要な時に渡す | 親が子供のお金の使い方を把握しやすい渡し方。 「これだけ必要だからお金が欲しい」という子供がお小遣いの交渉をする力がつく。要求の内容に応じてしっかり親が判断し渡すことが大切。 |
報酬として渡す | 部屋の掃除やお皿洗い、またテストの点数など、家事の手伝いや学校の成績に応じてお小遣いを渡す方法。 お金の価値が理解でき自発的に手伝いや勉強をするようになる。 一方でお小遣いをもらえないならしない、努力をしなくなる可能性もある。 |
一括で渡す | 1年分や半年分などまとめてお小遣いを渡す方法。 定期的に渡す方法と同様にやりくりする力が身につくのがメリット。 しかし、やりくりする期間が長いため、管理能力が身に付いていない子供には難しい方法である。 |
子供にお小遣いを渡すときのルール
子供にお小遣いを渡すときは闇雲に渡すだけでなく、しっかりお金の使い方を学ぶためにもルールを設ける必要があります。
以下では、お小遣いを渡すときのルールをいくつか紹介します。
お小遣いを渡すタイミングや金額を決める
まずはお小遣いを渡すタイミングや金額を家族で話し合って決めましょう。
金額は子供のお小遣いの使い道に合わせて決めるのがおすすめです。
近年ではスマホを持っている子供も多いため、現金で渡すのかキャッシュレスで渡すのかも考える必要があります。
子供が交通機関を多く利用するという場合はキャッシュレスも良いですが、特にそうでない場合は現金を渡すのが良いでしょう。
お小遣いを渡す目的を理解させる
お小遣いを渡すタイミングや金額を決める際には、お小遣いを渡す理由も一緒に子どもに伝えることが大切です。
将来のためにお金を管理する練習をしてほしい、または自分で何を選び購入するのか、選択と責任を取れるようになってほしいなど、親の考えを子供に伝えましょう。
お金を使ったときの報告方法を決める
子供がどのようにお金を使っているか把握するためには、お金を使ったときの報告方法を決めることも必要でしょう。
子供が買い物の詳細を全て覚えるのは困難なため、お小遣い帳をつけたり利用した後に報告するようにしたりさせるのがおすすめです。
お小遣い帳をつけるのに慣れるまで少し時間がかかるため、最初のうちは使った金額と日付など簡単な情報だけ記載してもらう形でも良いでしょう。
お小遣い帳をつけるか、口頭で伝えるかは子供の成長に合わせて選んでください。
定期的に振り返りをする
お小遣い制を始めたら定期的に、何にどれくらいお金を使ったか、お買い物を通じてどう感じたかなど振り返りをしましょう。
その際に疑問や悩みを子供が抱えている場合は、必要に応じてアドバイスをします。
また振り返りの際に子供のお金の使い方に関して叱るのは禁物です。
アドバイスや声かけをする際は感情的にならず、また子供の意見に寄り添うことが大切だと言えます。
例え間違ったお小遣いの使い方でも、失敗の中で学び成長につながります。
まとめ
お小遣いの平均金額は小学生では839〜1,434円、中学生では1,000円程度が一番多く、高校生は8,415円です。
家庭に入ると男性は29,284円、女性は26,186円がお小遣いの平均金額になります。
子供にお小遣いを渡す際には渡し方やタイミング、金額を話し合い、お小遣いを渡す目的についても話しましょう。
継続的にお金の使い方の確認や振り返りをして優しく見守り支えることで、お小遣いを上手に使い管理する能力が身についていきます。
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