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最終更新日:2024年12月04日

エネワンでんきと関西電力を比較!料金や値上げなどの情報を徹底解説

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エネワンでんきと関西電力を比較!料金や値上げなどの情報を徹底解説

関西電力とエネワンでんきでは、どちらが安いのでしょうか?プランによって違いはあるものの、結論から述べると、燃料費調整額の上限がある関西電力の従量電灯Aが最もおすすめです。とはいえ「本当に安いの?」「自分は安くなるの?」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、エネワンでんきと関西電力のプラン・基本料金・電力量料金・燃料費調整額を徹底的に比較。さらに、実際の電気代に近い世帯人数別のシミュレーションを行い、どちらが安いのかを検証しました。エネワンでんきと関西電力で迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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エネワンでんきと関西電力の料金を比較

本項目では、エネワンでんきと関西電力の基本料金・電力量料金・燃料費調整額を比較していきます。対象プランは、エネワンでんきはエネワンハッピー、関西電力は従量電灯A。いずれも一般家庭向けのベーシックなプランです。

基本料金

電気の使用量に関わらず発生する基本料金(最低料金)の比較は、以下を参照してみてください。

エネワンでんき
(エネワンハッピー)
関西電力
(従量電灯A)
基本料金
(最低料金)
478.58円
(最初の15kWhまで)
522.58円
(最初の15kWhまで)

基本料金は、エネワンでんきが44円安くなっています。(最初の15kWhまで)の表記は、電力使用量が最初の15kWhまでは、どの利用量でも基本料金が適用されるという意味です。例えば1kWhのみの利用でも、15kWhぶんまでの料金はかかる点を理解しておきましょう。

電力量料金

電気の使用量に応じてかかる電力量料金の比較は、以下を参照してみてください。

エネワンでんき
(エネワンハッピー)
関西電力
(従量電灯A)
0〜15kWh0円0円
16〜120kWh20.21円20.21円
121〜300kWh25.61円25.61円
301kWh〜28.59円28.59円

電力量料金は、基本料金に含まれる1〜15kWhのぶんは0円で、以降もすべての段階で同額です。

燃料費調整額

電気を作る燃料の価格に応じて毎月変動する燃料費調整額は、以下のとおり。期間は2024年1〜11月をピックアップしています。なお、金額は政府による電気・ガス価格激変緩和対策の割引を反映した数値になります。

エネワンでんき
(エネワンハッピー)
関西電力
(従量電灯A)
2024年1月最初の15kWhまで:8.88円 / kWh
以降:0.59円 / kWh
最初の15kWhまで:-18.84円 / kWh
以降:-1.26円 / kWh
2024年2月最初の15kWhまで:10.21円 / kWh
以降:0.67円 / kWh
最初の15kWhまで:-18.84円 / kWh
以降:-1.26円 / kWh
2024年3月最初の15kWhまで:13.34円 / kWh
以降:0.89円 / kWh
最初の15kWhまで:-18.84円 / kWh
以降:-1.26円 / kWh
2024年4月最初の15kWhまで:13.83円 / kWh
以降:0.92円 / kWh
最初の15kWhまで:-18.84円 / kWh
以降:-1.26円 / kWh
2024年5月最初の15kWhまで:14.33円 / kWh
以降:0.96円 / kWh
最初の15kWhまで:-18.84円 / kWh
以降:-1.26円 / kWh
2024年6月最初の15kWhまで:37.85円 / kWh
以降:2.52円 / kWh
最初の15kWhまで:6.66円 / kWh
以降:0.44円 / kWh
2024年7月最初の15kWhまで:61.13円 / kWh
以降:4.08円 / kWh
最初の15kWhまで:33.66円 / kWh
以降:2.24円 / kWh
2024年8月最初の15kWhまで:58.41円 / kWh
以降:3.89円 / kWh
最初の15kWhまで:33.66円 / kWh
以降:2.24円 / kWh
2024年9月最初の15kWhまで:-2.08円 / kWh
以降:-0.14円 / kWh
最初の15kWhまで:-26.34円 / kWh
以降:-1.76円 / kWh
2024年10月最初の15kWhまで:0.14円 / kWh
以降:0.01円 / kWh
最初の15kWhまで:-26.34円 / kWh
以降:-1.76円 / kWh
2024年11月最初の15kWhまで:22.89円 / kWh
以降:1.53円 / kWh
最初の15kWhまで:-3.84円 / kWh
以降:-0.26円 / kWh

緩和措置のあるなしに関わらず、関西電力の従量電灯Aのほうが、かなり安いことがわかります。従量電灯Aは、燃料費調整額の上限を設けていて、平均燃料価格が一定値を超えても、それ以上の部分の調整は行っていません。そのため、エネワンでんきとかなりの差が出ている月が生じています。

基本料金はエネワンでんきのほうが安く、電力量料金は同額です。しかし、燃料費調整額の差が大きいため、関西電力が安いケースが多くなると想定できます。

キャンペーン

エネワンでんきと関西電力のキャンペーンを比較してみると、エネワンでんきのほうがお得な印象です。

例えばエネワンでんきは、新規申し込みでJCBギフトカードが最大8,000円分プレゼントされるキャンペーンを行っています。

さらに、1人紹介すると、紹介した側とされた側の電気代の基本料金が1か月無料になるキャンペーンも開催中。紹介する人数に上限はないため、数か月分の基本料金を0円にすることもできますよ。

一方、関西電力では新規申し込みで特典がもらえるようなキャンペーンは開催されておらず、オール電化向けのものや、アンケートに答えるもの、抽選でギフトカードが当たるものなど、条件があるキャンペーンがほとんど。

キャンペーンに関しては、使いやすさ・対象の広さ・内容など、多くの面でエネワンでんきが優秀だといえるでしょう。

エネワンでんきと関西電力の実際の電気代をシミュレーション

ここからは、エネワンでんきと関西電力の実際の電気代はいくらくらいになるのかを、シミュレーションしていきます。

シミュレーションに使用する項目は基本料金・電力量料金の2項目。燃料費調整額は反映させていないため、実際の電気代とは異なるものの、入れた場合を想定して各項目で補足を加えていきます。

一人暮らし・二人暮らし・ファミリー世帯で比較していくので、自分の世帯人数や使用電力量にあったものを参考にしてみてくださいね。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合のシミュレーション結果は、以下のとおり。プランはエネワンでんきのエネワンハッピー、関西電力は従量電灯Aです。

エネワン電気
(エネワンハッピー)
関西電力
(従量電灯A)
150kWh3,368.93円3,412.93円

150kWhでの利用の場合、エネワンでんきのほうが安くなります。エネワンでんきは基本料金が関西電力より安いため、そのぶん低料金になっています。

とはいえ、燃料費調整額を加味した場合は、従量電灯Aのほうが安いケースが多くなるでしょう。基本料金・電力量料金での差額は44円なので、2024年1〜11月で試算してみると、すべての月で従量電灯Aのほうが安くなります。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合で比較するプランは、エネワンでんきはエネワンバリュー、関西電力は従量電灯Aです。

エネワン電気
(エネワンバリュー)
関西電力
(従量電灯A)
220kWh5,320.68円5,205.63円

エネワンバリューは電気の利用量がやや多めの家庭におすすめのプラン。15〜300kWhまでの電力量料金単価が一律で、120kWh以上では関西電力Aより安い金額に設定されています。しかし220kWhの場合では、従量電灯Aのほうが安くなるといった結果になりました。

また燃料費調整額を加えた場合、2024年の実績で考えると従量電灯Aのほうが圧倒的に安いといえるでしょう。

ファミリー世帯の場合

ファミリー世帯の比較には、エネワンでんきはエネワンダフル、関西電力は従量電灯Aを採用しています。

エネワン電気
(エネワンダフル)
関西電力
(従量電灯A)
300kWh7,862.93円7,254.43円

エネワンダフルは、15〜600kWhまでの電力量料金が一律のプランで、120kWh以上の料金単価が従量電灯Aよりも安く設定されています。また、600kWhを超えるとさらに安くなる、とくに電気をたくさん使う家庭におすすめのプランです。

300kWhの利用では従量電灯Aが安いものの、電気の使用量が多くなればなるほど差は縮まり、エネワンダフルのほうが安くなるケースもあるでしょう。ただし、燃料費調整額をプラスした場合は、やはり従量電灯Aがお得です。

基本的に関西電力の方が安い

結論として、基本的にはどの電力使用量だとしても、関西電力のほうが安いと考えられます。理由は、各シミュレーションでも解説をしたとおり、燃料費調整額です。

エネワンでんきの基本料金は関西電力よりも安く、電力量料金も同じで、プラン・段階によっては安いケースもあります。しかし、昨今は燃料費調整額の差が大きすぎるため、関西電力のほうがかなり安い状況です。

とはいえ、仮に燃料費調整額の差が0円だとした場合は、多くのケースでエネワンでんきがお得になります。よって、現在は基本的に関西電力のほうが安いが、エネワンでんきが安くなるケースも考えられると理解しておきましょう。

エネワンでんきと関西電力のサービス面を比較

電力会社を選ぶうえでは、料金以外のサービスもしっかり比較しておくと失敗がありません。対応エリア・契約期間などの比較は、以下の表を参考にしてみてください。

エネワンでんき関西電力
対応エリア北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力エリア関西電力・東京電力エリア
契約期間1年間1年間
解約金3,300円なし
ガスセット割ありあり
支払方法クレジットカード・口座振替クレジットカード・口座振替・振込用紙
ポイントPontaポイントはぴeポイント
キャンペーン・JCBギフトカード最大8,000円分プレゼント
・紹介キャンペーン
・オール電化キャンペーン

対応エリアは、エネワンでんきのほうが広めですが、関西電力エリアで契約を考えている人であれば、エネワンでんき・関西電力ともに利用できるので、問題ないといえるでしょう。

契約期間はともに1年間ですが、エネワンでんきは1年以内の解約で解約金が発生する点に注意が必要です。

電気・ガスのセット割引は、エネワンでんき・関西電力ともに用意されています。エネワンでんきはLPガスなど多様なセット内容があるので、都市ガス以外でも利用できるのは嬉しいポイントです。

支払い方法は、関西電力が充実している印象。とはいえ、エネワンでんきもクレジットカード・口座振替と基本的な支払い方法は提供しています。

ポイントは、エネワンでんきはPontaポイント、関西電力は独自のはぴeポイントが貯まります。Pontaポイントをよく使う人は、エネワンでんきのほうがお得に利用できるでしょう。とはいえ、はぴeポイントも電気・ガス料金の支払いに使えたり、PayPayポイントやPontaポイントに交換することも可能です。

キャンペーンに関しては、エネワンでんきのほうが充実しています。とくに新規契約向けのキャンペーン金額が大きいので、多少電気代が高くとも関西電力よりもお得になるケースもあるでしょう。

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エネワンでんきと関西電力のメリット・デメリット

ここからは、エネワンでんきと関西電力のメリット・デメリットを解説していきます。

メリットとデメリットをしっかりと理解したうえで電力会社を選べば、契約してから後悔するリスクを抑えられるので、ぜひ参考にしてみてください。

エネワンでんきのメリット・デメリット

まずは、エネワンでんきのメリットを確認してみましょう。

エネワン電気のメリット

キャンペーンが豊富で特典が豪華

セット割の選択肢が広い

対応エリアが広い

エネワンでんきのメリットは、キャンペーンが豊富で特典が豪華なこと。新規契約者向けのキャンペーンとしては、JCBギフトカード最大8,000円分プレゼントや、紹介で1か月間基本料金無料などの特典が用意されています。

また都市ガス・LPガスのほかに、ウォーターサーバーのセットプランがあるのも魅力です。例えば新居に引っ越す際にウォーターサーバーを導入したいと考えている人などは、検討候補に入れてみてもよいでしょう。

対応エリアが広いのも、エネワンでんきのメリット。多くの地域で電気を利用することができるので、引っ越しで関西エリアから離れても、そのまま使い続けられるケースも多くありますよ。

一方、エネワンでんきにはデメリットもあります。

エネワン電気のデメリット

関西電力に比べて電気代が高額

燃料費調整額の上限がない

オール電化プランがない

エネワンでんきのデメリットは、やはり関西電力に比べて電気代が高くなりがちなこと。燃料費調整額の上限がないため、その分かなり割高になってしまうケースもあります。

また、オール電化向けのプランが用意されていないため、現在オール電化プランを利用している人や、オール電化に切り替えようとしている家庭の場合は、オール電化プランのある関西電力と契約したほうがお得に電気を利用できるでしょう。

関西電力のメリット・デメリット

関西電力の主なメリットは、以下を参考にしてみてください。

関西電力のメリット

多くのケースでエネワンでんきより安い

燃料費調整額に上限がある(従量電灯Aの場合)

大手電力会社なので信頼感があり、安心できる

関西電力のメリットは、なんといってもエネワンでんきよりも電気代が安くなるケースが多々あること。燃料費調整額に上限が設けられているため、燃料費が高騰した際にも影響を受けにくいのは大きな魅力です。

また大手電力会社なので電力事業からの撤退はほぼ考えられず、倒産する可能性も限りなく低いといえるでしょう。なお、電気の質や安定性は、関西電力・エネワンでんきともに同じです。家庭に届く電力はさまざまな電力会社が発電した電気が一緒になって送電されているため、新電力会社だからといって質が悪かったり、不安定になることはありません。

次に、関西電力のデメリットを見てみましょう。

関西電力のデメリット

新規向けのキャンペーンがほとんどない

関西電力は電気料金が安く、大手電力会社のため目立ったデメリットはそれほどありませんが、2024年11月現在で新規向けのキャンペーンがほとんど開催されてないのは懸念点だといえそうです。

現在ほかの電力会社を利用していて関西電力に切り替えても、受けられる特典はほぼないため、キャンペーン目当てで契約したい人は、他社のキャンペーンも確認してみてくださいね。

エネワンでんきと関西電力のよくある質問

最後に、エネワンでんきと関西電力のよくある質問に回答していきます。

多くの人が気になっている、電気代に直結する重要なトピックなので、ぜひご一読ください。

エネワンでんきと関西電力は値上げした?

エネワンでんきと関西電力は「値上げした」「高くなった」とよくいわれますが、基本料金・電力量料金などは値上げされていません。ただし、政府の激変緩和対策措置による補助金が終了してたため、燃料費調整額が上昇し、電気代に反映された結果「高くなった」という評判が目立っていると考えられます。

なお、激変緩和対策措置は延長を続けていたものの、2024年10月末には終了しています。今後延長されるというニュースも出ているものの、政府が正式な情報を発表するまではどうなるかわからないのが現状です。

激変緩和対策措置はすべての事業者に適用されるため、エネワンでんき・関西電力だけが特別に高くなったわけではない点は理解しておきましょう。

まとめ

今回は、エネワンでんきと関西電力のプラン・基本料金・電力量料金・燃料費調整額を比較するとともに、実際の電気代に近い世帯人数別のシミュレーションを行い、どちらが安いのかを検証しました。

電気料金は基本的に関西電力のほうが安めですが、プラン・使用電力量・燃料費調整額によってはキャンペーンの金額が高いエネワンでんきが安くなるケースも考えられます。

エネワンでんきと関西電力で迷ったら、ぜひ本記事のシミュレーションなどを参考にして、自分にあったプランを見つけてみてください。

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