部屋の温度を下げる方法5選|体感温度も下げて電気代を節約しよう!
夏になると気温が35℃以上と猛暑日も増え、部屋の温度もエアコンを使わないと30℃を超えることもあります。
その反面、電気代は上がっており、熱中症対策にエアコンを使いたいのに電気代が高くなるともどかしい思いを感じている方は少なくありません。
当記事では、エアコンを使わずに部屋を涼しくする方法を紹介します。
エアコンを使う前にまずは部屋の温度を自力で避けるなど、節約方法としてもお試しください。
この記事はこんな方におすすめです
- エアコンの電気代を節約したい方
- エアコンが苦手な方
- 部屋の温度を早く下げたい方
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この記事の目次
部屋の温度を下げるときのポイント
暑い季節に仕事や買い物などから自宅に帰宅したとき、早く部屋の温度を下げて快適な空間にしたいという方は多いでしょう。
部屋を効率よく涼しくするには、事前に暑さ対策をして、効率的な方法で部屋を冷やす方法を試すことが大切です。
以下では、事前の暑さ対策と効率的に部屋を冷やす方法を3つ紹介します。
外からの日差しを防ぐ
部屋が暑くなる原因の熱は、ほとんどが窓から侵入してくると言われています。
そのため、部屋の暑さを抑えるには外からの熱を防ぐことが大切です。
日当たりの良い南向きの部屋に大きな窓があったり、部屋の中に窓が多かったりするとそれだけ熱が入ってきやすくなります。
外からの熱を防ぐには、外出時にカーテンを閉めていくのが効果的です。
カーテンに遮熱効果がついているものであれば、より部屋に入る熱を防げます。
室内の熱気を逃す
部屋を締め切った状態にしていると熱気だけではなく湿度もこもり、ムワッとした蒸し風呂のような状態になってしまいます。
同じ温度でも湿度が高いと体感温度が高くなり、より不快に感じるでしょう。
まずは窓を開けて室内の熱気を外に逃がし、新鮮な空気を室内に取り込むことが大切です。
換気をする時間は暑い時間だと外の熱気が再度入り込んでしまうため、直射日光の当たりにくい時間帯に換気をしましょう。
体感温度を下げる
体感温度を下げることは部屋を冷やすことに直接的に関係はありませんが、体感温度を下げることでより快適に過ごせるようになります。
体感温度を下げるには保冷剤をタオルに巻いて体に当てたり、冷たい水に足をつけたりなどして体を冷やしましょう。
室内の暑い熱は熱中症の原因にもつながります。
直接体を冷やすと体の火照りが取れて暑さを和らげるだけでなく、熱中症対策にもなるため、ぜひ試してみてください。
エアコンを使わず部屋の温度を下げる方法
近年では電気料金が高くなり、節約をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
自宅に帰ってきて一刻も早く部屋を涼しくしたい、しかしエアコンを使うのは避けたいという場合におすすめの方法をいくつか以下で紹介します。
対角線上の窓を開ける
部屋を効率よく涼しくするには、まず部屋にこもった熱を外に逃すことが大事なポイントです。
部屋の熱気を外に逃がすには対角線上の窓を2か所開けると、空気の通り道ができて効率よく熱気を逃がせます。
窓が1か所しかないという場合は、扇風機やサーキュレーターを使用して、室内の空気を動かし外に熱気を排出しましょう。
窓に加えて玄関のドアを開けるのも効果的です。
ドアチェーンを繋いだまま、ドアにストッパーを挟んで空気を取り込むだけでも、部屋の暑い空気を逃がせます。
扇風機やサーキュレーターを回す
部屋の換気の際に活用すると良いのが扇風機とサーキュレーターです。
部屋の空気を循環させて暑い熱気を外に排出すると、部屋の温度を下げられます。
朝の時間は東や南に陽が入るため、西や北側の窓を開けて換気をすると涼しくなりやすいです。
夕方は東や北の窓を開けて換気をしましょう。
水を凍らせたペットボトルに風を当てると、氷の周りの冷たい空気が拡散され、さらに部屋を涼しくできるよ!
試してみてね!
家全体に打ち水をする
屋根や壁が熱されて部屋が暑くなっていることもあるため、家全体に打ち水をするのも部屋を涼しくするのに効果的です。
打ち水は冷房設備のない時代から使われている昔ながらの暑さを和らげる方法の1つで、巻いた水が蒸発するときに熱を奪う効果を利用します。
熱くなった家の屋根や壁、また庭など全体に打ち水をして、建物全体の熱を冷ましましょう。
打ち水をして蒸発した空気が家の中に入ると、家の中も涼しくなります。
一軒家でない方はベランダに打ち水をするのがおすすめです。
除湿機で湿度を下げる
湿度が10%高いと体感温度は1℃高くなると言われており、湿度の高い部屋はより暑く感じます。
湿度が高いとより暑く感じる理由は、通常であれば汗が蒸発する際に体温が下がるのに対し、空気中に含まれる水分が多い湿度の高い状態では汗が蒸発せず熱の変化がないためです。
そのため、部屋の温度を下げる方法と一緒に除湿機で湿度を下げましょう。
快適な気温と湿度のバランスは、気温が25〜28℃、湿度が50〜60%です。機密性の高いアパートや水槽の置いている部屋は特に湿度が上がりやすいため注意が必要です。
電化製品の電源をオフする
スマホを充電したときにスマホが熱くなっていると感じたことのある方もいるのではないでしょうか。
家電は意外にも熱を発しており、その熱が部屋の温度を上げる原因になっているケースもあります。
パソコンや電気ポット、テレビ、オーブン、炊飯器など、使っていないけど電源が入っているという家電は、電源を切ってしまうのもよいでしょう。
また使用中にも熱を発するため、部屋を暑くしたくない方は使用時間を夕方など涼しい時間にするか、使うときは扇風機も一緒に使うなど工夫をすると部屋が暑くなりにくいです。
日本の夏は湿度が高いこともあり、まとわりつくような暑さが続きます。年々高くなるエアコンの電気代に悩む方やエアコンの空気の冷たさが苦手だという方は、自力でどうにか部屋を涼しくしたいという方もいるのではないでしょうか。まずは […]
続きを読む部屋の温度を下げる方法と併せて試したいこと
部屋が涼しいと感じるには部屋の室温を下げるだけでなく、自身の体温を下げると、より早く部屋が涼しいと感じられるようになります。
以下では、部屋の温度を下げる方法と併せて試したいことをいくつか紹介します。
暑さから早く逃れたいという方は、ぜひお試しください。
「首」のつく部分を冷やす
体の熱を冷ますには、首、手首、足首など体の中の「首」がつく部分を冷やすのが良いと言われています。
首がつく部分には大きな血管が通っており、皮膚と血管の距離が近いのが特徴です。
体全体に流れる血液を冷やして、冷えた血液が全身を回ることで効率的に体の熱を冷やせます。
首がつく部分以外にも、手のひらや明日の裏、頬など動静脈吻合と呼ばれる動脈と静脈を結ぶ部位を冷やすのもおすすめです。
体の内部の体温(深部体温)をコントロールする部位で、冷やすことで深部体温を下げられます。
また、名前に首はついていませんが、太ももの付け根や脇の下も太い血管が体表の近くにあるため、効率的に体を冷やせます。
冷たい水を浴びる
冷たい水を浴びて体を冷やすことも、体の温度を下げる方法の1つです。体に当たった水が蒸発するときに熱を奪って体を冷やしてくれます。
冷たい水を全身に浴びれないときは、前述したように首、手首、足首、太ももの付け根、脇の下など太い血管が体表の近くにある部分を冷やしましょう。
濡らしたタオルで体全体をふくのも効果的です。
水を浴びるときは、極端に冷たい水を浴びないよう注意してください。
極端に冷たい水を浴びると、シバリングという生理現象で反対に体が熱を生み出そうとしてしまいます。
水は人肌程度の常温の水を浴びるのがポイントです。
冷たい飲み物・食べ物を摂る
冷たい飲み物や食べ物を食べることも、昔から試されてきた体の冷却方法の1つでしょう。
夏に採れる野菜は水分が多く、カリウムを多く含んでいるため、利尿作用に優れているのが特徴です。
尿と一緒に体の熱も逃すため、効果的に体を冷やせます。体を冷やすおすすめ食材は以下の通りです。
体を冷やすおすすめ食材
- キュウリ
- ナス
- トマト
- ゴーヤ
- スイカ
- パイナップル など
そのままで食べるのはもちろん、ピクルスにするとさらに効果が期待できます。
お酢は疲労回復効果もあると言われているため、夏の暑い時期には特には食事の副菜やちょっとしたおやつとして食べるのがよいでしょう。
まとめ
部屋の温度を下げるポイントは、事前に外からの日差しをカーテンなどで防ぎ、部屋の温度上昇を防ぐこと、また帰宅時に部屋の熱気を外に逃すことです。
部屋の温度を下げることには直接関係ありませんが、体感温度を下げることも部屋を涼しいと感じさせるポイントになっています。
今回紹介した部屋の温度を下げる方法は、1つだけでなく複数を試すとより早く部屋の温度を下げられます。
体温を下げる方法も試して、電気代を節約しながら早く快適な部屋で過ごしましょう。
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