ドコモ光は他の光回線に比べて平均して通信速度が速く、人気の高い光回線です。
特にドコモのスマホを利用している方はセット割が適用されスマホ利用料金が安くなるため、特にお得に利用できるというメリットがあります。
そういった魅力から、ドコモ光に興味があるものの、実際どのように乗り換えるのか、かかる費用が気になるという方もいるのではないでしょうか。
当記事では、J:COM利用者の方がドコモ光に乗り換えるメリットやデメリット、手順、注意点などを解説します。
この記事はこんな方におすすめです
- J:COM利用者でドコモ光に興味のある方
- ドコモ光に乗り換えるのにどれくらい費用がかかるか心配なJ:COM利用者の方
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この記事の目次
J:COMからドコモ光に乗り換えるメリット
J:COMはインターネットやケーブルテレビなど、利用者のニーズに合わせて豊富なサービスを組み合わせて利用できるブロードバンドネットワークです。
一方で、ドコモ光はフレッツ光回線またはドコモと提携を結んでいる事業者のインターネット回線を使用して提供する光インターネットサービスです。
現在J:COMを利用していてドコモ光に興味がある方は、乗り換えることでどのようなメリットがあるのかまず知っておきたいのではないでしょうか。
以下では、J:COMからドコモ光に乗り換えるメリットをいくつか紹介します。
料金が安くなる
以下はJ:COMとドコモ光の料金を比較した表です。
J:COM | ドコモ光 | |
---|---|---|
マンション | 5,258円〜 | 4,400円〜 |
戸建て | 6,886円〜 | 5,720円〜 |
割引なしの状態の料金を比較すると、マンションと戸建てプランどちらにおいてもドコモ光が安い傾向にあるのが特徴です。
なお、ドコモ光の料金は2年定期契約を結んだ場合で、定期契約なしでの契約や、利用したいプロバイダによっては料金がそれ以上に高くなることがあるため注意が必要です。
提供エリアが広くなる
引越し先でJ:COMからドコモ光に乗り換えるか検討しているという方に、ぜひ確認していただきたいのが提供エリアです。
ドコモ光とJ:COMの提供エリアを比較すると、J:COMは15都道府県の一部のみとエリアが絞られています。
一方で、ドコモ光はNTT東日本・西日本のフレッツ光回線を利用しているため、対応しているのは全国です。
ただし、全国に対応しているのは1ギガのみで、10ギガは一部のエリアのみとなるため利用前に確認する必要があります。
引越し先でJ:COMが対応していないという場合には、ドコモ光への乗り換えを具体的に考え始めるのも良いでしょう。
ドコモのスマホ利用料金が安くなる
ドコモのスマホを利用されている方は、ドコモ光を利用することでスマホ料金が安くなるというメリットがあります。
対象となるスマホ料金プランを利用するという条件はあるものの、毎月のスマホ料金が最大1,100円お得になります。
また最大20回になりますが、ファミリー割引として、一緒に住んでいる家族・離れて暮らす家族の料金も割引対象になるのが魅力です。
なお、ドコモの格安キャリアにあたるahamoはセット割対象外となるため注意しましょう。
また、もちろんドコモ以外のキャリアを利用しているという方も、セット割の対象外となります。
セット割のメリットを受けるには、ネットの乗り換えに合わせて、スマホキャリアの乗り換えも必要です。
検索画面で「ドコモ光セット割 なくなった」と見かけ不安になりこちらにたどり着いた方へ、結論から言うと2024年12月現在、ドコモ光セット割はなくなっていません。 現在もドコモユーザーがドコモ光を契約することでスマホセット […]
続きを読む通信速度が速くなる
通信速度は自宅の環境などにも左右されますが、2024年8月時点での直近3か月で測定された通信速度の平均値を以下で紹介します。
J:COM | ドコモ光 | |
---|---|---|
平均Ping値 | 22.08ms | 18.21ms |
平均ダウンロード速度 | 315.77Mbps | 270.63Mbps |
平均アップロード速度 | 51.38Mbps | 324.23Mbps |
Ping値は数値が低くなるほど通信の反応速度が速いことを示し、上記の数値からはドコモ光の方が若干ではありますが速いことが分かります。
また平均ダウンロード数、平均アップロード数は数値が大きくなるほど、通信速度が速いことを示します。
こちらは平均ダウンロード数に関してはJ:COMが速いものの、平均アップロード数に関してはドコモ光が速いです。
直近3か月のデータではトータルで見たときに、ドコモ光のほうが通信速度が速い傾向にあります。
少しでも通信速度の速い光回線を利用したいという方には、ドコモ光に乗り換えるメリットはあると言えるでしょう。
dポイントが貯まる
ドコモ光の利用でdポイントが貯まりやすくなるのも大きなメリットです。
ドコモ光の1ギガを申し込むだけで2,000ポイント、10ギガなら3,300ポイント、さらに他社解約金として最大25,000ptがプレゼントされます。
また、支払い方法をdカードGOLDにすると、その後もドコモ光の利用料金(税抜)1,000円につき100ポイントが貯まります。
ドコモ光の10ギガプランの月額利用料金が5,800円(税抜)なので毎月500ptも貯まる高還元特典です。
日頃からドコモのdポイントを貯めているという方は、よりポイントが貯まるのでおすすめです。
プロバイダが選べる
J:COMはプロバイダを選べませんが、ドコモ光は目的に合わせてプロバイダが選べます。
ドコモのプロバイダは全部で23社あり、契約するプロバイダによってもらえる特典も異なるため、自分にあった会社を選べるのがメリットです。
選んだプロバイダがよくないと感じた場合には、変更することもできます。
「どのプロバイダが自分にあっているかわからない」、「プロバイダ選びが手間だ」と感じる方には特典が豪華なGMOとくとくBBがおすすめです。
特別にキャッシュバック増額中
「ドコモ光はどこで申し込むのが一番お得?」「各窓口のキャンペーンは?」など気になりますよね。 ドコモ光のキャンペーン窓口を全社比較した結果、「GMOとくとくBB」と「NNコミュニケーションズ」からのお申し込みがお得である […]
続きを読むJ:COMからドコモ光に乗り換える際の費用
ドコモ光に乗り換える場合は、時期によって費用が大きくかかる可能性があります。
以下では、どのような費用がどれくらいかかってしまう可能性があるのか、費用の種類と金額を紹介します。
工事費の残債
J:COMでは開通時に工事をします。
通常、工事費は分割払いをしますが、全額払いきらずにドコモ光に乗り換える場合は残った工事費を払わなければなりません。
以下は、J:COMの工事費用です。
支払い回数 | 料金 | |
---|---|---|
マンション | 一括 | 16,800円(税込18,480円) |
分割24回 | 700円(税込770円)/月 | |
分割12回 | 1,400円(税込1,540円)/月 | |
戸建て | 一括 | 43,200円(税込47,520円) |
分割36回 | 1,200円(税込1,320円)/月 | |
分割24回 | 1,800円(税込1,980円)/月 |
上記の表を参考に、工事費を払い終えていない方は、乗り換えるならどれくらい払う必要があるかを確認してみてください。
もし、工事費残債が残っている場合は残債金額を補填してくれる特典のあるプロバイダを選ぶことをおすすめします。
GMOとくとくBBならドコモ光公式特典とあわせると最大82,000円キャッシュバックしてくれるので工事費残債を相殺することができますよ。
違約金・解約金
J:COMの違約金とは契約更新期間以外で解約した際にかかる費用のことです。
契約更新月は契約満了月を含む3ヶ月間です。
違約金は契約しているプラン、また契約した時期によっても異なります。
J:COMでは違約金の金額を公表しておらず、違約金の金額を確認するにはJ:COMのマイページから確認しなければなりません。
長期契約更新月の確認方法はコチラから確認できるため参考にしてください。
撤去工事費用
解約にあたってインターネット回線の撤去をJ:COMに依頼する場合は、撤去費用も支払わなければなりません。
以下はJ:COMに撤去をしてもらう場合の金額です。
内容 | 料金 | |
---|---|---|
一戸建て | 部分解約 (1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 4,950円 |
全解約 (引き込み線撤去あり) | 10,780円 | |
電波障害 一戸建て | 部分解約・全解約 ※ 引き込み線撤去の場合は10,780円 | 4,950円 |
集合住宅 | 部分解約 (1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 4,950円 |
全解約 (引き込み線撤去なし) | 4,950円 | |
集合住宅 直接配線方式 | 全解約 (引き込み線撤去あり) | 10,780円 |
J:COMからドコモ光に乗り換える手順
J:COMからドコモ光への乗り換え手順はそう難しくありません。
しかし、手順をあらかじめ知っておくと実際に行ったときにスムーズに乗り換えることができます。
以下では、乗り換えで順を順番に解説するため、乗り換える際にお役立てください。
ドコモ光に申し込む
まずはドコモ光に申し込みをしましょう。
ドコモ光に申し込む際には、プロバイダをどこにするのか決める必要があります。
プロバイダによって特典が異なるため、どのプロバイダが良いか、あらかじめ決めておきましょう。
おすすめは月額料金が安い「タイプA」のプロバイダです。
ドコモが示すタイプAのプロバイダの種類は以下の通りになります。
なかでもオススメなのは「GMOとくとくBB」です。
Wi-Fiルーターの無料レンタルや高額キャッシュバック、違約金負担など他にはない特典が用意されています。
特別にキャッシュバック増額中
2024年現在、GMOとくとくBBからドコモ光に申し込むと無条件で10ギガなら最大57,000円、1ギガなら最大39,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを実施しています。 キャッシュバック受け取りは開通か […]
続きを読むドコモ光の工事日を決める
申し込み後、サポートセンターから申し込み内容の確認や開通工事の日程調整について電話がかかってきます。
工事には立ち会いが必要となるため、休日に設定しましょう。
工事には基本的に1〜2時間ほどかかります。
またJ:COMの解約日が必ず月末となるため、工事日を月末にするのがおすすめです。
月末に開通させることで、J:COMとドコモ光のどちらも利用している期間が短くなり、利用料金の支払いも抑えられます。
「ドコモ光の工事費無料キャンペーンってどんな内容?」 「キャンペーンはいつまで?」 ドコモ光のホームページにある「工事費無料」の文言を見て、上記のように疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。 通常、ドコモ光を契約した場合、 […]
続きを読むJ:COMの解約手続きをする
ドコモ光の開通工事日が決まったら、J:COMの解約手続きをしましょう。
解約のながれは以下のとおりです。
- WEBページから解約の申し込み
- 担当者と電話での解約手続き
- 利用機器の返却・訪問工事
担当者との解約手続きでは、解約時の費用や機器の撤去など、必要事項を案内してくれます。
なお、加入しているサービスによっては、WEBのみで解約も可能です。
J:COMは解約希望日の1ヶ月前までには解約の連絡をすることを推進しています。
解約の申し込みは余裕を持って行いましょう。
ドコモ光の開通工事に立ち会う
ドコモ光の開通工事は、戸建てでは電柱から外壁へ光ファイバーケーブルを屋内へ引き込み、室内に設置したONUに接続します。
マンションでは、電柱から共用スペース、その後各部屋へ光ファイバーケーブルを引き込み、ONUに接続します。
NTTの設備が整っているマンションの場合は、宅内工事が不要になることもあるよ!
建物の状況によっては、工事時間の目安が1〜2時間といってもさらに時間がかかる場合もあるため、当日は半日程度予定を空けておきましょう。
スマホやパソコンの機器設定をする
開通工事が終わったら、ONUとWi-FiルーターをLANケーブルで繋いで電源を投入し5〜30分程度放置していると自動で設定が完了します。
その後は、スマホやタブレット、パソコンなど使っている媒体でインターネットが使えるように機器設定をしましょう。
設定する際には、Wi-Fiルーターに書かれているWi-FiのSSIDやパスワードを登録すればインターネットが利用できるようになります。
J:COMのレンタル機器を返却する
J:COMは撤去工事を行い、レンタル機器を返却する必要があります。
撤去工事はJ:COMのサービスエンジニアに対応してもらうのが一般的な解約の流れですが、撤去には費用がかかることを頭に入れておきましょう。
撤去工事費用については本記事内の『撤去工事費用』にくわしく記述しています。
ぜひ参考にしてみてください。
なお、撤去工事には立ち会いが必要です。
場合によっては撤去工事が不要で、レンタル機器をそのままJ:COMに送るという場合もあります。
いずれにしても解約申請の際にオペレーターから案内があるため、指示に従い対応してください。
J:COMからドコモ光に乗り換える際の注意点
ドコモ光に乗り換えるといっても、いくつか注意点を理解しておかなければ生活の中で困る可能性があります。
以下では、J:COMからドコモ光に乗り換える際の注意点を3つ紹介します。
auのスマホセット割が利用できなくなる
現状auスマホの方は、ドコモ光に乗り換えることでスマホ料金が高くなってしまう可能性があります。
J:COMではauスマホとのセット割が適用されますが、ドコモ光ではauスマホはセット割対象外です。
ドコモ光でセット割を適用するには、スマホも乗り換えが必要になるため注意が必要です。
J:COMで使っていた電話番号・メールアドレスが使えなくなる
J:COMで付与されていたメールアドレスと固定電話の電話番号は、J:COMでしか使えません。
ただし、電話番号がNTT地域会社で発行されたものであれば、ドコモ光でもそのまま電話番号を引き継ぎ可能です。
どちらもJ:COMが付与したものなら、ドコモ光に乗り換える際にメールアドレスはフリーのメールアドレスに切り替え、電話はJ:COMで電話サービスだけ続けるか、ドコモ光や他の会社に乗り換える必要があります。
J:COMでは固定電話サービスの解約にも撤去と撤去の工事費が必要になることも、乗り換え時に気をつけるべきポイントです。
J:COM解約時に撤去費が必ず必要になる
J:COMでは解約時に必ず撤去費が発生します。
ドコモ光では開通工事の際に設置した配線は解約時は基本そのままで、もし撤去を希望したとしても無料で対応してくれます。
違約金と合わせると人によっては高いと感じる金額になるため注意しましょう。
撤去費も違約金同様、乗り換え特典の適用だよ!
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J:COMからドコモ光に乗り換える際のよくある質問
ここでは、J:COMからドコモ光に乗り換える方がよく抱える疑問をピックアップし、ひとつずつ回答していきます。
J:COMの違約金を抑える方法はありますか?
違約金を抑える方法は2つあります。
- J:COMの契約更新月に乗り換える
- ドコモ光公式の乗り換えキャンペーンを利用する
- プロバイダの乗り換えキャンペーンを利用する
1番はJ:COMの契約更新月となる3か月間に乗り換えることです。
しかし、違約金が発生してしまった場合はドコモ光公式とプロバイダのキャンペーンをそれぞれ上手く併用しましょう。
プロバイダによってキャンペーン内容が異なるので、プロバイダ選びの判断材料のひとつにするのも手ですよ。
J:COMでレンタル機器はどうしたらいいですか?
J:COMの各種レンタル機器は、撤去工事の際にJ:COMのサービスエンジニアの方が回収してくれます。
撤去の際にサービスエンジニアの方にお任せすれば問題ないので、安心してくださいね。
J:COMからドコモ光に事業者変更できますか?
コラボ光でないJ:COMからドコモ光への事業者変更はできません。
事業者変更とはNTT東日本と西日本が事業者に対して光回線を貸すサービスモデル「コラボ光」から別のコラボ光への切り替えのことを指します。
まとめ
J:COMからドコモ光への乗り換えは料金が安くなる、通信速度が速くなる、、dポイントが貯まるなどのメリットがあります。
しかし、乗り換えには必ずJ:COMで撤去費用が必要で、さらには乗り換え時期によって違約金が必要であったりと、乗り換えにお金がかかります。
そのため、どれくらい費用がかかるかあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また電話番号やメールアドレスが引き継げない、セット割が効かなくなるなどの注意点もあるため、スムーズに乗り換えられるよう全体を確認した上で乗り換え手順を進めましょう。
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