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最終更新日:2024年08月23日

アルカナエナジーと東京電力を徹底比較!電気料金が安いのはどっち?

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アルカナエナジーと東京電力を徹底比較!電気料金が安いのはどっち?

「アルカナエナジーが安いって聞いたけど怪しくない?」
「東京電力と比べて安くなる?」

アルカナエナジーは、訪問販売をメインに営業している新電力。ネットでは突然の訪問販売に戸惑っている方の声も見られますが、実は業界最安水準の電気代が魅力の優良会社です。

アルカナエナジーと東京電力を比較すると、結論、どの世帯でもアルカナエナジーが安いという結果になりました。

電気の質もまったく変わらないため、安心してください。

この記事では、アルカナエナジーと東京電力の電気料金プランを比較して、実際にいくら安くなるのかを徹底解説します。あわせてメリット・デメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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アルカナエナジーと東京電力の電気料金プランを比較

アルカナエナジーは、業界最安水準の料金プランを実現しています。そこで、実際にどのくらい安くなるのかを、東京電力と比較してみましょう。

以下で、アルカナエナジーと東京電力のそれぞれの電気料金プランを解説します。

アルカナエナジーの電気料金プラン

電気料金は、以下のように計算します。

①基本料金+②電力量料金(従量料金)+③燃料費調整額+④再生可能エネルギー賦課金

①の基本料金は、電気の使用量に関わらず発生する金額です。②の電力量料金は、電気使用量に応じて変わる金額です。1kWhあたりの使用につき、電力量料金単価をかけて計算します。③の燃料費調整額は、電気を作る燃料価格によって変動する調整費のこと。④の再生可能エネルギー賦課金とは、再エネ賦課金とも呼ばれていて、再生可能エネルギーの普及のために電気料金に上乗せされる金額です。

従量料金とは、電気の使用量(1kWh)あたりにかかる料金のこと。例えば従量料金単価が20円で300kWh使用した場合は、6,000円です。燃料費調整額・再エネ発電賦課金も同様に、1kWhに単価をかけて算出できます。

以上、4つの項目で電気代が決まりますが、まずは①の基本料金と②の電力量料金を確認してみましょう。アルカナエナジーの家庭向けプラン「アルカナ おうちでんき」の場合は、以下のとおりです。

項目金額
基本料金0円
電力量料金28.1円

基本料金は0円

基本料金が0円なのは、アルカナエナジーの大きなメリットです。

一般的に、基本料金は契約A(アンペア)数などによって決まり、A数が大きいほど基本料金は高くなる傾向です。一方、アルカナエナジーはどの契約アンペアだとしても、基本料金はかかりません。

基本料金0円は、電気の使用量が少なくても、多くても恩恵があります。例えば一人暮らしなどで電気をほとんど使わない世帯では、電気代のなかで基本料金の占める割合が高くなります。基本料金が0円なら、その分電気代を抑えられます。

かたや電気をたくさん使う家庭の場合は、契約アンペア数が高い傾向のため、基本料金が高くなりがちなので、0円になるのは大きなメリットがあります。

電力量料金は一律

アルカナエナジーの電力量料金は、使用料に関わらず一律で、東京エリアの場合は28.1円 / kWhです。

一般的な電力会社の電力量料金は、電気の使用量に応じて3段階に分かれていることが多く、1・2・3段階の順で電力量料金単価が上昇します。

例えば、東京電力の従量電灯Bの電力量料金は、もっとも安い1段階目(〜120kWhまで)で29.8円。アルカナエナジーよりも高くなっています。

アルカナエナジーは業界最安水準を謳っているように、基本料金0円にくわえて、電力量料金もかなり安めな点も強みです。

\業界最安水準の電気料金/

東京電力の電気料金プラン

次に、東京電力の電気料金プランを見ていきましょう。プランは、アルカナおうちでんきに相当する従量電灯Bです。

項目金額
基本料金10A:311.75円
15A:467.63円
20A:623.5円
30A:935.25円
40A:1,247円
50A:1,588.75円
60A:1,870.5円
電力量料金〜120kWh:29.8円
121〜300kWh:36.4円
300kWh〜:40.49円
以下の項目で、基本料金・電力量料金を詳しく解説します。

基本料金は311円~1,870円

東京電力の基本料金は、311.75〜1,870.5円です。約10Aごとに300円ほど上がる計算で、電気をたくさん使う(契約アンペア数が大きい)家庭ほど負担が大きくなります。

アルカナエナジーと比べた場合は一目瞭然で、1ヶ月におおよそ311円~1,870円の差が開きます。30Aの家庭であれば、年間11,223円・60Aなら22,446円もの差が。

以上のことから、基本料金はアルカナエナジーのほうが圧倒的に安いといえるでしょう。

電力量料金は使用量が上がるにつれ高くなる

東京電力の電力量料金は、以下のように使用料が上がるにつれて高くなります。

  • 1段階目(〜120kWh):29.8円
  • 2段階目(121〜300kWh):36.4円
  • 3段階目(300kWh〜):40.49円

アルカナエナジーの電力料金は、一律で1kWhあたり28.1円のため、どの段階でもアルカナエナジーのほうが安くなります。

とくに2・3段階の金額差がかなり大きいため、電気をたくさん使う家庭ほど、東京電力よりも電気代を大きく抑えることができると考えてよいでしょう。

燃料費調整額に違いはある?

アルカナエナジーと東京電力では、燃料費調整額に大きな違いがあります。

アルカナエナジーの燃料費調整額は、調達調整額という名目で、独自の算出方法で金額が決定されます。とはいえ、独自だからといって特段高いわけではなく、同じような方式をとっている他社新電力と同じくらいの料金です。

とはいえ、燃料費調整額の差は電気代に大きな影響を及ぼしますので、以下で東京電力と比較してみましょう。

直近では東京電力の方が安い

直近の燃料費調整額は、東京電力のほうが安いといった結果が出ています。2024年3・4・5月の比較は、以下を参照してみてください。

アルカナエナジー東京電力
2024年3月-3.15円-9.28円
2024年4月-3.50円-9.21円
2024年5月-1.10円-9.14円

3ヶ月間ともに東京電力のほうが安く、多いときは8円ほどの差があることがわかります。燃料費調整額は1kWhあたりにかかるので、仮に5月の燃料費調整額を反映させると、アルカナエナジーの電力量料金は27円になります。

一方、東京電力は1段階目20.66円・2段階目27.26円・3段階目31.35円になり、1段階目の料金であればアルカナエナジーのほうが高くなります。ただし、基本料金を加味すると総合的にアルカナエナジーのほうが安くなります。

このように、燃料費調整額が東京電力のほうが安い傾向ですが、アルカナエナジーの調達調整額が大きく上昇しない限りは、トータルで見てアルカナエナジーのほうが安くなるといえます。

アルカナエナジーと東京電力の電気料金を比較

ここからは、アルカナエナジーと東京電力の電気料金を世帯人数別にシミュレーションして比較していきます。

一人・二人・三人・四暮らし以上の4パターンの世帯人数に分けて解説しているので、自分にあったものを参考にしてみてください。

一人暮らしで安いのはアルカナエナジー

一人暮らしをモデルケースに電気代シミュレーションをしてみると、アルカナエナジーのほうが安くなるといった結果が出ました。

電力会社名アルカナエナジー東京電力
電気料金
(20A契約・電力使用量200kWh)
5,620円7,111.5円

電気の使用量が比較的少ない家庭でも、約1,500円程度の差があることがわかります。上記は燃料費調整額は含まれていませんが、直近の金額であれば、燃料費調整額を加味してもアルカナエナジーのほうが安くなります。

二人暮らしでも安いのはアルカナエナジー

二人暮らしの場合でも、アルカナエナジーが安いといったシミュレーション結果が出ています。

電力会社名アルカナエナジー東京電力
電気料金
(30A契約・電力使用量350kWh)
9,835円13,087.75円

一人暮らしよりも大きな金額差があるのは、2・3段階目の電気料金単価の差に開きがあるためです。月額4,000円もの違いがあるので、上記の試算条件ではアルカナエナジーのほうがかなりお得になります。

三人暮らしでも安いのはアルカナエナジー

三人暮らしでも、安いのはアルカナエナジーです。

電力会社名アルカナエナジー東京電力
電気料金
(40A契約・電力使用量400kWh)
11,240円15,424円

三人世帯ともなると、電力の使用量も多いことが想定されるため、金額差もより大きくなっています。また40A契約の場合は月額1,000円を超えるので、この金額の差も少なくない影響を与えているといえるでしょう。

四人以上でも安いのはアルカナエナジー

電力使用量がかなり多い四人以上のファミリー世帯でも、アルカナエナジーがお得です。

電力会社名アルカナエナジー東京電力
電気料金
(50A契約・電力使用量450kWh)
12,645円17,760.25円

金額差は5,000円以上にもなり、圧倒的にアルカナエナジーのほうが安くなっています。電力量料金を考えると、電気を使うほどアルカナエナジーが安くなるため、電力使用量の多い家庭ほど恩恵を得られるでしょう。

\業界最安水準の電気料金/

アルカナエナジーと東京電力のサービスを比較

ここからは、アルカナエナジーと東京電力のサービスを比較してみましょう。契約期間・セット割の有無などを表にまとめたので、参考にしてみてください。

比較項目アルカナエナジー東京電力
契約期間1年間1年間
解約金22,000円(1年以内の解約)なし
電気・ガスセット割なしあり
ポイント特典なしあり
支払方法・コンビニ現金払い
・クレジットカード
・口座振替
・口座振替
・クレジットカード
・払込用紙払い
問い合わせ方法Web
・電話:03-6822-0627
・電話:0120-995-001
・チャット
ポイント制度なしあり(くらしTEPCO web)
キャンペーン
(2024年5月現在)
なしなし

もっとも注目すべきポイントとしては、解約金の有無が挙げられます。アルカナエナジーは1年以内に解約すると、かなり高額な解約金がかかります。

また電気・ガスのセット割の有無も大きな違い。電気とガスをまとめたい人は、東京電力一択となります。

くわえて、ポイント関連も東京電力のほうが充実しています。ただし、電気料金の差を加味すると、必ずしも東京電力のほうがお得だとはいえません。ポイント・他サービス分を考慮しても、アルカナエナジーの電気代の安さは大きな魅力です。

\業界最安水準の電気料金/

東京電力からアルカナエナジーに切り替えるメリット・デメリット

東京電力からアルカナエナジーに切り替えるにあたっては、大きなメリットもありますが、あわせて確認しておきたいデメリットもあります。

以下で、メリット・デメリットをそれぞれ解説していくので、切り替えを検討している人は参考にしてみてください。

アルカナエナジーに切り替えるメリット

アルカナエナジーに切り替えるメリットは、電気代の安さや料金プランのシンプルさが挙げられます。

以下で、各メリットをくわしく解説します。

電気代が安くなる

アルカナエナジーの最大のメリットは、東京電力に比べて電気代が安くなる可能性が高いこと。

アルカナエナジーは基本料金が0円で、電力量料金は一律28.1円です(東京エリアの場合)。東京電力よりも基本料金は圧倒的に安く、さらに電力量料金はどの段階でも安いため、電気の利用量に関わらずアルカナエナジーのほうが電気代を抑えられます。

ただし、燃料費調整額の差には注意が必要です。燃料費調整額は東京電力のほうがお得なケースが多いので、差額によってはアルカナエナジーのほうが高くなってしまうケースも。とはいえ、直近の数ヶ月ではアルカナエナジーが安いといった実績も出ています。

電気代の計算が楽になる

電気代のざっくりとした計算は、基本料金+電力量料金で算出できますが、電力量料金が1〜3段階に分かれていると、煩雑になりがちです。

一方、アルカナエナジーは使った分✕28.1円で計算できるため、非常に簡単。例えば150kWh使用した場合、アルカナエナジーは基本料金0円+150kWh✕28.1円ですぐに計算できます。

東京電力の場合は、契約アンペア数に応じた基本料金にくわえて、1段階目・2段階目の電力量料金を参照して計算しなければいけないため、手間がかかってしまいます。

\業界最安水準の電気料金/

アルカナエナジーに切り替えるデメリット

アルカナエナジーに切り替えるデメリットとしては、解約金やセット契約がないといったものが挙げられます。

以下で、各デメリットを詳しく解説します。

1年以内の解約は解約金がかかる

アルカナエナジーでもっとも懸念すべきデメリットは、1年位内の解約では解約金が発生してしまうこと。

解約金は22,000円で、新電力会社のなかでもかなり高額な部類に入ります。何らかの理由で解約が必要になった場合、電気代の安さを考慮しても損をしてしまう可能性があるため、注意が必要です。

ガスはセットで契約できない

アルカナエナジーは電気・ガスのセット契約はできません。

現在電気・ガスをセットで契約している人は、電気とガスを個別で契約する必要が生じます。また、セット割引の恩恵も受けられなくなる点は覚えておきましょう。

ネームバリューがなくなる

アルカナエナジーは優良な新電力会社であるものの、東京電力に比べれば当然ながらネームバリューは低めです。

ちなみに、東京電力でもアルカナエナジーでも、送電される電気の質や安定性は一切変わりません。また送電を担うのは地域電力会社のため、アルカナエナジーでも東京電力が送電を行います。よって、電力会社を変えたからといって停電が増えたり、不安定になることはないのでご安心ください。

結論:アルカナエナジーへ切り替えるのがおすすめなのはこんな人

アルカナエナジーへ切り替えるのがおすすめの人は、とにかく電気代を安くしたい人です。これまで解説したとおり、アルカナエナジーは基本料金0円にくわえ、電力量料金単価が28.1円と安いため、電気代を抑えたいならぴったりの電力会社です。

一方、どうしてもガスと電気をセットでまとめて契約したい人は、東京電力のネームバリューに安心感を求める人にとっては、おすすめできないといえるでしょう。

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東京電力からアルカナエナジーへ切り替える方法

東京電力からアルカナエナジーへ切り替える方法は、アルカナエナジーの公式サイトから申し込み手続きをするだけで完了します。

東京電力への解約は、アルカナエナジーが代行してくれるため、切り替えはとても簡単に行えます。なお、切替時に立会や工事などは原則不要です。

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まとめ

今回は、アルカナエナジーと東京電力の電気料金プランを比較して、世帯人数別のシミュレーションも行い、実際にどのくらい安くなるのかを解説しました。

アルカナエナジーは懐疑的な評判も多いものの、実情は業界最安水準の電気料金が魅力で、電気代を節約したい人にはぴったりの電力会社です。現在の電力会社より安いところを探している人は、ぜひ検討候補に入れてみてください。

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