北陸エリアに住む人なら、「北陸電力と新電力のLooopでんきのどちらがお得なの?」と疑問に思うでしょう。
そこでこの記事は、Looopでんきと北陸電力の料金プラン、料金比較、サービス比較、切り替え時の注意点について詳しく解説します。
一人暮らしからファミリー世帯まで、どちらの電力会社がより経済的なのか、おすすめのプランを徹底比較します。
また、キャンペーンや支払い方法、セットプランなどのサービス面でも両社の違いを検証しました。さらに、契約切り替えに伴う疑問点やリスクについても答えています。
とにかく安い電力会社を求めている人にとって、Looopでんきと北陸電力のどちらが最適なのか分かる内容になっています。
ぜひ参考にしてください。
※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。
この記事の目次
Looopでんきと北陸電力の料金プランの違いとは?
Looopでんきと北陸電力の料金プランの違いについてお伝えします。
「電気代=基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」が一般的な計算方法です。しかし、Looopでんきの電気料金と北陸電力の電気料金は、かかる費用が異なります。
Looopでんきと北陸電力の料金の内訳
- Looopでんきの電気料金=電力量料金+再エネ賦課金
- 北陸電力の電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費調整額∔再エネ賦課金
※再エネ賦課金は全国一律なので比較においては無視して構いません。2024年時点では、再エネ賦課金は3.49円/kWhです。
Looopでんきと北陸電力の料金プランのプランの特徴は、以下のとおりです。
Looopでんきと北陸電力の料金プランの違い
- Looopでんきは市場連動型で業界最安
- 北陸電力は燃料費調整額を加味して考える必要がある
それぞれ特徴について解説していきます。
Looopでんきは市場連動型で業界最安
Looopでんきは、2016年の電力自由化以降に登場した電力会社で、30分ごとに電力量料金単価が変わる市場連動型を採用しているのが大きな特徴です。
電気料金は、使用量(kWh)に応じて「電力量料金」がかかります。たとえば1kWhあたり31円、などと単価が決まっており、100kWh使ったなら3,100円が電力量料金になります。電力量料金は、あらかじめ決められていますが、Looopでんきは電気を仕入れる取引所の価格と連動し、30分ごとに変わります。
そのため、市場価格が安いときはLooopでんきの単価も安くなり、反対に市場価格が高騰しているときはLooopでんきの単価はかなり高額になります。市場の状態に合わせ電気代が変動します。
「市場連動型なら、電気代が高くなるんじゃないの?」と心配な人もご安心してください。電気代が安い時は、最安値レベルの料金になります。北陸電力と比較した具体的なデータによると通年では、Looopでんきの方が安くなります。
さらに、Looopでんきは基本料金が0円です。基本料金とは、契約しているアンペアによって毎月固定でかかる料金です。北陸電力なら40アンペアで基本料金は、1,210円です。基本料金が0円なので、月々の固定費を抑えることができます。
この特徴により、Looopでんきは業界で最も低価格の電力供給を実現しています。そのため、電気代を節約しやすいのが特徴です。
北陸電力は燃料費調整額を加味して考える必要がある
北陸電力の電気料金はLooopでんきと異なり、基本料金がかかり、電力量料金もあらかじめ決まった単価です。
北陸電力の電気料金を検討する際は、燃料費調整額を忘れずに考慮する必要があります。
燃料費調整額とは、原油価格や為替レートの変動に伴い、電気料金に追加される費用のことです。この調整額は毎月見直されるため、料金の予測が難しいことが多いです。
また、Looopでんきは30分ごとの市場連動型単価に燃料費調整額が含まれていますが、北陸電力では燃料費調整額が別途請求されます。
燃料費調整額は、見落とされがちな料金項目なので、燃料費調整額がいくらになっているのかを確認することをおすすめします。
Looopでんきと北陸電力の料金を比較
Looopでんきと北陸電力の料金を比較すると、大きな違いが見えてきます。
Looopでんきは「電力量料金」の単価が市場の電力需要に大きく左右されるため、季節や時間帯によって料金が大きく変動する可能性があります。
一方、北陸電力は「電力量料金」の単価が変わらないので、季節や時間帯によって大きく変わることは少ないです。
結論からお伝えすると基本的にどの世帯でもLooopでんきの方が安くなります。
Looop でんきが発表したデータを元に世帯別に電気代の例を見ていきます。
Looopでんきと北陸電力の料金を比較
- 一人暮らしにおすすめなLooopでんき
- 二人暮らしのおすすめもLooopでんき
- ファミリー世帯でも安いのはLooopでんき
2023年の世帯人数ごとの利用者の平均価格を出しています。
すべてを読む必要はありませんので、該当する部分だけ見るだけでも問題ありません。
一人暮らしで安いのはLooopでんき
一人暮らしのLooopでんきと北陸電力の料金の比較は、以下の表のとおりです。
利用月 | Looop スマートタイムONE(電灯) (税込) | 北陸電力 従量電灯 NEXT (税込) | 差額 (税込) | 月平均使用量 (kWh) |
---|---|---|---|---|
2023年5月 | ¥1,943 | ¥3,639 | ¥-1,695 | 122 |
2023年6月 | ¥1,786 | ¥3,476 | ¥-1,689 | 119 |
2023年7月 | ¥3,130 | ¥4,831 | ¥-1,700 | 175 |
2023年8月 | ¥4,528 | ¥5,823 | ¥-1,294 | 221 |
2023年9月 | ¥4,231 | ¥4,727 | ¥-496 | 160 |
Looopでんきは、日中の電気代が高いので、安い時間である夜だけ電気を使用する一人暮らしであれば、特にコストを抑えることができます。
たとえば、仕事から帰宅して夕飯を作ったり、エアコンをつけたりする時間帯が夜であれば、大きなメリットを享受できます。夜間は比較的電気料金が安く設定されているため、家にいる時間の多くが夜という一人暮らしの方に最適です。
月にもよりますが、北陸電力に比べて、400円から1,700円も節約できる可能性があります。
二人暮らしでも安いのはLooopでんき
二人暮らしのLooopでんきと北陸電力の料金の比較は、以下の表のとおりです。
利用月 | Looop スマートタイムONE(電灯) (税込) | 北陸電力 従量電灯 NEXT (税込) | 差額 (税込) | 月平均使用量 (kWh) |
---|---|---|---|---|
2023年1月 | ¥15,630 | ¥13,081 | ¥2,549 | 506 |
2023年2月 | ¥10,742 | ¥10,644 | ¥98 | 414 |
2023年3月 | ¥6,504 | ¥8,362 | ¥-1,857 | 324 |
2023年4月 | ¥4,497 | ¥7,982 | ¥-3,485 | 264 |
2023年5月 | ¥3,671 | ¥6,739 | ¥-3,067 | 229 |
2023年6月 | ¥3,526 | ¥6,687 | ¥-3,161 | 234 |
2023年7月 | ¥6,151 | ¥9,037 | ¥-2,885 | 339 |
2023年8月 | ¥8,626 | ¥10,745 | ¥-2,120 | 415 |
2023年9月 | ¥7,861 | ¥8,314 | ¥-453 | 294 |
Looopでんきは二人暮らしの世帯にもおすすめです。
Looopでんきは日中の電気料金が比較的高めですが、夜間の料金は安く設定されています。
したがって、日中はお互いに会社へ行き、夜に主に電気を使うという二人暮らしの家庭にもメリットが大きいです。
月にもよりますが、北陸電力に比べて、2,000円~3,000円以上も電気代が安くなる可能性があります。
ファミリー世帯でも安いのはLooopでんき
四人暮らしのファミリー世帯のLooopでんきと北陸電力の料金の比較は、以下の表のとおりです。
利用月 | Looop スマートタイムONE(電灯) (税込) | 北陸電力 従量電灯 NEXT (税込) | 差額 (税込) | 月平均使用量 (kWh) |
---|---|---|---|---|
2023年1月 | ¥21,413 | ¥18,225 | ¥3,187 | 692 |
2023年2月 | ¥14,982 | ¥15,195 | ¥-212 | 577 |
2023年3月 | ¥8,890 | ¥11,794 | ¥-2,903 | 444 |
2023年4月 | ¥6,191 | ¥11,440 | ¥-5,249 | 363 |
2023年5月 | ¥5,282 | ¥10,006 | ¥-4,724 | 329 |
2023年6月 | ¥5,070 | ¥9,957 | ¥-4,886 | 336 |
2023年7月 | ¥8,509 | ¥12,881 | ¥-4,372 | 471 |
2023年8月 | ¥12,040 | ¥15,346 | ¥-3,306 | 580 |
2023年9月 | ¥11,233 | ¥12,209 | ¥-976 | 420 |
Looopでんきは、特にファミリー世帯にとっても魅力的な選択肢です。
日中家にいることが多いファミリー世帯は、電気料金を節約するための工夫が求められます。そこで、LooopでんきはLooopでんき公式モバイルアプリの活用がポイントです。
このアプリを活用することで、電力の使用状況や金額をリアルタイムで確認し、無駄な消費を避けることが可能です。
また、電気代の予報ができる「できん予報」の機能があります。そのため、電気代が安くなっているタイミングを見てエアコンを使用することで、電気料金を大幅に下げることができます。
月にもよりますが、北陸電力に比べて、4,000円~5,000円以上も電気代が安くなる可能性があります。
Looopでんきと北陸電力のサービスを比較
Looopでんきと北陸電力のサービスについて、以下の項目を比較していきます。
Looopでんきと北陸電力のサービスを比較
- Looopでんきと北陸電力キャンペーン
- Looopでんきと北陸電力の支払い方法
- Looopでんきと北陸電力のセットプラン
ぜひ参考にしてください。
Looopでんきと北陸電力キャンペーンを比較
Looopでんきが現在開催中のキャンペーンは以下です。
Looopでんきキャンペーン一覧
- 【8月末まで】EV・PHEV所有者なら最大11,000円分お得に
- 公式アプリをダウンロード・ログインで電気代100円割引
どちらもお得なキャンペーンですが、特におすすめなのが『EV・PHEV所有者限定キャンペーン』!
新規申し込みだけで全員に電気代6,000円割引が適用されます。
そしてさらに、EVスマート充電器ご購入に使える5,000円割引きクーポンがプレゼントされます。
8月末までの非常にお得なキャンペーンです。
一方、北陸電力のキャンペーンは以下です。
北陸電力キャンペーン一覧
- 【9/30まで】期間中に節電に成功するとほくリンクポイント50ポイントを進呈
北陸電力は現在、「節電チャレンジキャンペーン」を開催中です。
期間中に節電に成功された方全員にほくリンクポイントが50ポイント進呈され、さらに節電量に応じたポイントが進呈されます。
Looopでんきと北陸電力の支払い方法を比較
Looopでんきの支払い方法は、クレジットカード払い、一部、デビットカード・プリペイドカード払いです。口座振替を希望の場合は注意が必要です。
一方で、北陸電力の支払い方法は、クレジットカード、振込票、スマートフォンアプリ、口座振替です。
Looopでんきと北陸電力のセットプランを比較
電力会社によっては、電気とガスをセットで契約することにより、セット割引が適用される「セットプラン」があります。
Looopでんきは、北陸エリアで使う場合、セットプランがありません。東京ガスの供給エリアの場合は、セットプランがあります。
一方で、北陸電力には、ガスとのセットプランがあります。
Looopでんきと北陸電力の切り替えでよくある質問
Looopでんきと北陸電力の間で電力会社を切り替える際には、いくつかのよくある質問があります。
この章では、以下の質問に回答していきます。
Looopでんきと北陸電力の切り替えでよくある質問
- 電力会社の切り替えに工事は必要?
- 新電力への切り替えで電気の質は悪くなる?
- Looopでんきへの切り替えでデメリットはある?
ぜひ参考にしてください。
電力会社の切り替えに工事は必要?
電力会社の切り替えを検討する際、多くの人が気になるのは、工事が必要かどうかです。ほとんどの場合、電力会社の切り替えには工事は不要です。
現在の電力メーターがスマートメーターであれば、リモートでの切り替えが可能です。
また、スマートメーターではない場合でも、電力会社がメーターを交換するだけで済み、工事と呼べるほどの手間はかかりません。
つまり、日常生活をほとんど妨げることなく切り替えが可能です。
新電力への切り替えで電気の質は悪くなる?
新電力会社への切り替えを躊躇する理由の一つに、電気の質が悪くなるのではないかという不安があります。
しかし、電気自体の質は基本的に変わりません。日本では全国共通の電力インフラが使用されており、どの電力会社から供給される電気も同じ品質です。
つまり、新電力に切り替えても、電気の品質を心配する必要はありません。
Looopでんきへの切り替えでデメリットはある?
Looopでんき切り替えのデメリットは、支払い方法が限られている点とセットプランがない点です。
北陸電力の支払い方法は、クレジットカード、振込票、スマートフォンアプリ、口座振替です。対して、Looopでんきの支払い方法は、クレジットカード払い、一部、デビットカード・プリペイドカード払いです。
また、北陸電力には、ガスと電気を契約した場合に料金が安くなるセットプランがありますが、Looopでんきの場合、北陸エリアではセットプランがありません。
とにかく安い電力会社なら「Looopでんき」がおすすめ
この記事では、Looopでんきと北陸電力の料金やサービスを詳細に比較してきました。市場連動型の料金プランを持つLooopでんきは、特に通年を通してみた際にお得な形になることが多いといえます。
一人暮らしからファミリー世帯まで、幅広い家族構成でもお得になりやすい点が魅力です。
もちろん、エアコンの使用量が多い冬の時期は、電気料金が高くなることも考えられます。しかし、春や秋の電力消費が少ない季節には、電気料金が安いLooopでんきのプランが特に魅力的です。これにより、年間を通じて見たら電気代がお得になるとと言えるでしょう。
もし北陸電力からの切り替えを考えている場合も、特別な工事は必要ありませんし、電気の質が悪くなる心配もありません。ただし、支払い方法やセットプランがない点は、注意が必要です。
電力会社を選ぶ際には、各家庭のライフスタイルや季節ごとの電力消費量を考慮することが重要です。年間を通じて、電気代をとにかく節約したい人には、「Looopでんき」が強くおすすめできる選択肢と言えます。
\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/
無料シミュレーションで、あなたにピッタリな電気料金が分かる!
当サイトでは、「住所」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。
\利用者数5,000人突破!/
この記事を読んだ方は他にもこんな記事を読んでいます
-
楽天でんき とauでんきを徹底比較!本当に安くてお得なのはどっち?
-
ストエネ(旧グランデータ)と九州電力を比較!電気料金が安いのはどっち?
-
ストエネ(旧グランデータ)と関西電力を比較!電気料金が安いのはどっち?
-
auでんきとソフトバンクでんきを徹底比較!電気料金が安いのはどっち?
-
Looopでんきと楽天でんきを比較!2024年最新料金でどっちが安いか徹底検証
-
関西・大阪の一人暮らしにおすすめの安い電力会社6選!電力会社やプラン選びのポイントや乗り換え方法についても解説
-
関西・大阪の電力会社おすすめランキング11選《2024最新》選び方や確認すべきポイントなどを比較・解説!
-
東京電力エリア(関東)の電力会社 おすすめランキング11選《2024最新》選び方を比較・徹底解説!
-
ストエネ(旧グランデータ)と東京電力を徹底比較!電気代が安いのはどっち?