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最終更新日:2024年07月02日

Looopでんきと九州電力を比較!電気料金が安いのはどっち?

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Looopでんきと九州電力を比較!電気料金が安いのはどっち?

電気代の高騰により、家計が圧迫されがちな昨今、電力会社を変更して電気代の節約をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、全国的に人気のLooopでんきと、九州の地域電力会社、九州電力を徹底比較し、どちらがお得なのかを検証します。

Looopでんきは基本料金0円と、市場連動型のプランで業界最安クラスの低価格を実現しています。一方、九州電力は地域に根ざした経営で、リスクの少ない料金設定や安定感が魅力。本記事を参考にして、自分に最適な電力会社を見つけてみてくださいね。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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Looopでんきと九州電力の電気料金プランを比較

プランの詳細説明や料金比較に入る前に、まずはLooopでんきと九州電力の電気料金プランを比較してみましょう。

電力会社(プラン名)Looopでんき
(スマートタイムONE)
九州電力
(従量電灯B)
基本料金0円・10A:316.24円
・15A:474.36円
・20A:632.48円
・30A:948.72円
・40A:1,264.96円
・50A:1,581.20円
・60A:1,897.44円
電力量料金30分ごとに変動・120kWhまで:18.37円
・120〜300kWh:23.97円
・300kWh〜26.97円

各プランの料金体系を見てみると、Looopでんきがかなり独特であることがわかります。結論からいえば、Looopでんきのほうが電気料金を安くできるのですが、この特殊な料金設定のせいで、ややわかりづらくなっているのも事実です。

一般的な電気代は、「電気代=最低料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算されます。しかし、Looopでんきは少々異なる算出方法をとります。以下を参照してみてください。

Looopでんきと九州電力の料金の内訳

Looopでんき:電力量料金+再エネ賦課金

九州電力:最低料金+電力量料金+燃料費調整額∔再エネ賦課金

再エネ賦課金は全国一律なので、比較の際は省いてもOKです。

以下で、Looopでんきがなぜ安いのかを、プラン・料金面あわせて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Looopでんきは「スマートタイムONE」

Looopでんきの電気料金プランは、「スマートタイムONE」1種類のみ。基本料金が0円で、30分ごとに変動する料金単価が大きな特徴です。

以前は複数のプランを提供していましたが、現在は1プランの提供となっています。シンプルでわかりやすいメニュー構成も人気の理由だといえるでしょう。

以下で、基本料金・電力量料金部分について、詳しく解説します。

基本料金が0円

Looopでんきの大きな魅力は、基本料金が0円であることが挙げられます。

基本料金とは、電気の使用量に関わらず毎月発生する料金のこと。一般的な電力会社は数百円〜数千円ほどの基本料金が発生します。

Looopでんきはこの部分が0円であり、年間で数千円〜数万円もの金額を節約することが可能。一人暮らし・ファミリーなどの世帯人数を問わずお得になるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

電力量料金は30分ごとに変わる

Looopでんきのもうひとつの大きな特徴は、電力量料金が30分ごとに変動すること。電力量料金とは、電気の使用量に応じてかかる金額のことで、1kWhあたり◯円と表記されます。例えば、1kWhあたり10円だとすると、月に100kWh使用した場合は、1,000円になります。

一般的に電力量料金は固定されていますが、Looopでんきの場合は30分ごとに単価が変わります。つまり、電力量料金が安い時間帯に電気を使えば、そのぶん電気代が安くなります

例えば、電力需要の低い平日の昼間や、休日は安い傾向です。また春・秋などで冷暖房需要が低い時期も、安くなります。

もちろん、電力需要が高い時間帯は必然的に電力量料金も高くなりますが、トータルで考えた場合、Looopでんきのほうが安くなるケースも多くあります。

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九州電力は「従量電灯B」

九州電力の一般家庭向け電気プランは複数ありますが、もっともポピュラーなのは「従量電灯B」です。

その他のプランについては、後述する「ほかにも選べるプランあり」の項を参照してみてください。以下で、従量電灯Bの基本料金・電力量料金を詳しく解説します。

基本料金は316円~1,897円

九州電力の従量電灯Bの基本料金は、316〜1,897円です。契約アンペア数によって料金が変動するので、以下の表を参照してみてください。

契約アンペア数(A)料金
10A316.24円
15A474.36円
20A632.48円
30A948.72円
40A1,264.96円
50A1,581.20円
60A1,897.44円

例えば10A契約の場合は、1カ月316円、年間で3,792円の基本料金がかかります。Looopでんきの場合は0円なので、どちらがお得かは一目瞭然。電気の使用量が少ない家庭でも十分な恩恵がありますが、契約アンペア数が高いファミリー世帯などでは、より大きい金額を節約できます。

電力量料金は使用量により段階性

九州電力の電力量料金は、電気の使用量に応じて3段階に分かれています。各段階の料金は、以下を参照してください。

電力使用量単価(1kWh)あたり
120kWhまで18.37円
120〜300kWh23.97円
300kWh〜26.97円

上記のとおり、電力使用量が多いほど、料金単価が上昇します。Looopでんきは30分ごとに変動するので一概には比較できませんが、各段階の料金よりも単価が安ければ、そのぶん節約が可能です。

ほかにも選べるプランあり

九州電力には、従量電灯B以外にも複数のプランから選べます。以下で、各プランの名称・特徴は以下を参照してみてください。

プラン名特徴
スマートファミリープラン2年割引契約でお得になる家庭向けプラン。従量電灯Bよりも電力量料金が安い傾向で、お得に利用できる
電化でナイト・セレクトオール電化の家庭や、夜間・休日の使用量が多い家庭向けプラン。お得になる時間帯を3パターンから選べる
おひさま昼トクプランエコキュート・蓄電池・電気自動車を使っている家庭向けのプラン。太陽光発電からの供給量が多くなる昼間が割安になっている

上記プランのうち、一般家庭におすすめなのは「スマートファミリープラン」です。従量電灯Bと基本料金は同じで、電力量料金は若干安い傾向です。さらに2年の契約期間を設けることで、年間777円が電気料金から割引されます。

従量電灯Bと比較すると、かなりお得なプラン設計となっていますが、燃料費調整額の上限がない点には注意してください。燃料費調整額とは、電気を作る燃料などの価格に応じて変動する料金のことで、電力量料金と同じく1kWhあたりにかかります。

スマートファミリープランはこの上限がない一方で、従量電灯Bは上限が設けられています。燃料費調整額が高騰した場合は、従量電灯Bのほうが安くなるケースがあることは覚えておきましょう。

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Looopでんきと九州電力はどちらが安い?実際の電気代を比較

ここからは実際に、Looopでんきと九州電力はどちらが安いのかを、世帯人数別にシミュレーションしていきます。

比較するプランは、LooopでんきのスマートタイムONEと、九州電力のスマートファミリープランです。自分にあった人数や、電気の使用量に応じて参照してみてください。

一人暮らしはLooopでんきが安い

一人暮らし世帯でシミュレーションした結果、Looopでんきのほうが安い月が多くなっています。

利用月Looopでんき
(スマートタイムONE)
九州電力
(スマートファミリープラン)
差額月平均使用量(kWh)
2023 年1月6,505円5,540円964円221
2023 年2月4,148円4,283円-135円169
2023 年3月2,628円3,459円-831円134
2023 年4月1,959円3,028円-1,069円111
2023 年5月1,855円2,977円-1,122円112
2023 年6月1,976円3,232円-1,256円128
2023 年7月3,403円4,494円-1,090円189
2023 年8月4,169円4,720円-551円208
2023 年9月4,036円4,213円-177円164

利用月に応じて差額は変化するものの、2023年1月時のシミュレーション以外は、すべてLooopでんきが安いことがわかります。

なかには1,000円以上節約できる月があるのも、注目したいポイントです。一人暮らし世帯では、電力量料金分の差が少ないため、プランを変えても電気料金の差がそれほど出ないことが一般的。しかし、Looopでんきは基本料金が0円なので、その分の金額がまるまる差額反映されます。そのため、電気をそれほど使用しない世帯でも、電気代を節約できると考えられるでしょう。

二人暮らしもLooopでんきが安い

二人暮らし世帯のシミュレーションでも、Looopでんきの安さは圧倒的です。結果は、以下の表を参照してみてください。

利用月Looopでんき
(スマートタイムONE)
九州電力
(スマートファミリープラン)
差額月平均使用量(kWh)
2023 年1月12,425円10,521円1,904円418
2023 年2月7,807円7,852円-45円316
2023 年3月5,034円6,420円-1,386円257
2023 年4月3,736円5,433円-1,696円212
2023 年5月3,451円5,204円-1,752円208
2023 年6月3,631円5,660円-2,029円233
2023 年7月6,171円7,875円-1,704円337
2023 年8月7,559円8,357円-798円371
2023 年9月7,183円7,218円-35円289

一人暮らしと同様に、2023年1月以外は、すべてLooopでんきのほうが安くなっています。差額が1,000円を超える月も多く、なかには2,000円以上節約できる月も。基本料金はもちろん、電力量料金単価もLooopでんきのほうが優秀だといえそうです。

ファミリー世帯もLooopでんきが安い

ファミリー世帯(4人家族)をモデルケースにしたシミュレーション結果でも、Looopでんきの安さが目立ちます。詳細な電気料金・差額などは以下を参考にしてみてください。

利用月Looopでんき
(スマートタイムONE)
九州電力
(スマートファミリープラン)
差額月平均使用量(kWh)
2023 年1月16,528円14,395円2,132円556
2023 年2月10,511円10,921円-410円422
2023 年3月6,923円9,064円-2,141円350
2023 年4月5,135円7,577円-2,441円287
2023 年5月4,755円7,280円-2,525円282
2023 年6月4,902円7,838円-2,935円313
2023 年7月8,406円11,118円-2,711円458
2023 年8月10,023円11,464円-1,441円491
2023 年9月9,640円10,014円-374円385

月によっては3,000円近くもの差が開くケースもあります。電力使用量が多い家庭のほど、節約効果が高い傾向だといえるでしょう。

ただし、九州電力のほうが安くなる場合の金額さも大きくなるため、注意が必要です。Looopでんきをより安く・効率的に使うには、専用アプリの使用がおすすめです。Looopオリジナルのアプリを使えば、リアルタイムの電気料金単価や、単価予報を確認できます。電気の安い時間を狙って使えるようになるので、上手に活用すれば九州電力よりも大幅に安く利用できるでしょう。

結論:どの世帯もLooopでんきが安い

結論としては、一人暮らし・二人暮らし・ファミリーなどの世帯人数を問わず、Looopでんきが安くなることがわかりました。

電気の使用量が少ない一人暮らしでも、月に1,000円程度、使用量が多い家庭では2,000円以上安くなるケースも珍しくありません。

安くなる理由としては、基本料金が無料である点が挙げられます。加えて、Looopでんきの大きな特徴である、30分ごとに電気料金単価が変化する独自の料金体系も、九州電力の電力量料金に比べて低価格を実現しているといえそうです。

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Looopでんきと九州電力のサービス面を比較

電力会社を選ぶ際には、料金以外にもサービスを比較してみるのがおすすめです。以下の表で、Looopでんきと九州電力(スマートファミリープラン)のサービスを列挙していますので、確認してみてください。

項目Looopでんき九州電力
契約期間なし2年
(スマートファミリープランの場合)
解約金なしなし
ガスセット割なしあり
支払い方法クレジットカード・口座振替
・クレジットカード
・SMS決済
・振込用紙
ポイントなしQピコ
キャンペーンアプリダウンロードとログインで電気代100円引きなし

契約期間に関しては、Looopでんきのほうが自由ですが、解約金はそれぞれかかりません。ガスセット割は、九州電力のみ。セット契約をすると実質的な電気代は安くなりますが、それでもLooopでんきのほうが優秀な傾向です。

支払い方法は、九州電力のほうが選択肢が豊富。Looopでんきはクレジットカードのみですが、デビッドカード・プリベイトカードなどでの決済も可能です。ポイントは、九州電力のほうが充実していて、Qピコポイントが貯まります。

2024年7月時点では、九州電力は契約時にお得になるキャンペーンは開催されていません。一方、Looopでんきはアプリをダウンロード・ログインすることで電気代が100円割り引かれます。

実質的な電気代に直結する項目を加味しても、Looopでんきのほうが安いケースが多くなります。基本的にはLooopでんき一択といえますが、Looopでんきの支払い方法が使えなかったり、ガスとのセット割を契約したい人は、九州電力を選ぶとよいでしょう。

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Looopでんきと九州電力のメリット・デメリット

ここからは、Looopでんきと九州電力のメリット・デメリットを解説します。

それぞれメリット・デメリットはあるものの、電気代を節約したいならLooopでんきがおすすめです。以下で詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。

Looopでんきのメリット・デメリット

Looopでんきのメリットは、なんといっても電気代の安さです。低料金を実現している理由は、以下の2点です。

Looopでんきのメリット

基本料金0円

時間帯によっては大幅に節約が見込める

まず、Looopでんきは基本料金が0円のため、契約アンペア数に応じた基本料金のかかる九州電力よりも安く電気を利用できます。

また30分ごとに変動する料金単価制を採用しているため、日中・夜間などの電気需要が低く、単価が安くなる時間帯に使うことで、さらなる節約が見込めます。

一方、デメリットは以下のとおり。

Looopでんきのデメリット

季節や時間帯によっては電気代が高くなることも

電気・ガスのセット割の選択肢がない

変動制の料金単価は、電気需要が高い日や時間帯では、九州電力に比べて高くなるケースがあります。ほとんどの場合Looopでんきのほうが安くなる傾向ですが、状況によっては変動制料金単価がマイナスに働いてしまう場合があることは覚えておきましょう。

また、電気・ガスのセット割がないため、セットで契約したい人の選択肢がありません。とはいえ、九州電力の電気・ガスセット割よりも、Looopでんき+別のガス会社のほうが安く利用できます。

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九州電力のメリット・デメリット

九州電力のメリットは、以下のとおりです。

九州電力のメリット

圧倒的な知名度で安心感がある

都市ガスもセットで契約できる

まず、九州電力は知名度が圧倒的であり、信頼感のある大手である点は見逃せません。生活に欠かせない電気を使うなら、やはり地域電力会社と契約したいといった人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、Looopでんきと九州電力の電気の質・送電システムなどはすべて同じです。Looopでんきでも九州電力とまったく同じ電気を使えるので、ご安心ください。

また、都市ガスとのセット契約ができる点は、Looopでんきにはない魅力です。電気・ガスをセット契約して支払いを一本化したい人は、九州電力を選ぶとよいでしょう。

次に、デメリットを見てみましょう。

九州電力のデメリット

電気料金は安くない

九州電力の大きなデメリットには、電気料金がそれほど安くないことが挙げられます。Looopでんきなどを筆頭とした新電力は、九州電力の基本料金・電力量料金などを参考に料金設定をするので、基本的に九州電力よりも安くなります。

世帯別のシミュレーションでも解説したように、必ずしも高くなるわけではありませんが、九州電力のほうが割高になる可能性は高いと覚えておきましょう。

九州電力からLooopでんきに切り替える方法

九州電力からLooopでんきに切り替える方法は、以下の手順を踏みます。

  1. 公式サイトから申し込む
  2. 申込みから1〜2週間後に供給開始日のお知らせがメールで届く
  3. 供給開始日になれば自動で切り替わる

上記のとおり、Looopでんきへ切り替える手順はとても簡単です。公式サイトから申し込むときには、検針票が手元にあるとスムーズですので、用意しておいてくださいね。

また、九州電力の解約は、Looopでんきが代行してくれます。ユーザーは申込みのみで切り替えが完了するので、非常に気軽に切り替えられるのもメリットだといえるでしょう。

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まとめ

今回は、Looopでんきと九州電力のプランや料金などを比較して、どちらが安いかのシミュレーションなどを行いました。

Looopでんきは九州電力に比べて電気代が安くなる傾向で、お得に電気を利用できます。電気代高騰により、家計が圧迫されがちな昨今、電気代を少しでも安くしたい人は、ぜひLooopでんきへの切り替えを検討してみてくださいね。

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