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最終更新日:2024年10月10日

市場連動型ではない電力会社おすすめ5選!市場連動型プランとの違いも徹底解説

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市場連動型ではない電力会社おすすめ5選!市場連動型プランとの違いも徹底解説
  • 市場連動型ではない電力会社でおすすめはなんだろう?
  • そもそも、市場連動型プランと市場連動型ではないプランの違いが気になる。

本記事では、市場連動型プランと市場連動型ではないプランの違いについて徹底解説したうえで、おすすめの市場連動型ではない電力会社5社を紹介します。

市場連動型プランと市場連動型ではないプランにはそれぞれ特徴があり、人によってどちらがおすすめかは変わってきます。

本記事を読んで、ご自身に最適な電力会社を選べるようになりましょう。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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市場連動型プランと市場連動型ではないプランの違い

まずは市場連動型プランと市場連動型ではないプランそれぞれの特徴を確認して、違いを明確にしましょう。

市場連動型プランとは?

市場連動型プランの仕組みと市場連動型プランを提供している電力会社を確認していきます。

市場価格に応じて従量料金の単価が変動

市場連動型プランとは、市場価格に応じて従量料金の単価が変動するプランのことです。

市場連動型プランを採用している新電力会社をはじめとして電力会社の多くは、利用者に電気を提供するために日本卸電力取引所(JEPX)から電気を仕入れています。

JEPXの電気の提供価格は、電気が必要とされる季節や時間帯や、発電するための燃料費によって30分単位で変動しています。

この30分ごとに変動する電気の提供価格が反映された料金プランが市場連動型プランということになります。


上手に電気を使う時間帯を調整することで、同じ電力使用量であっても安く電気を使える可能性もありますが、従量料金単価が高い時間帯に電気を使うことを避けれない方にとっては割高になる可能性もあります。

向き不向きがはっきりしているのが、市場連動型プランです。

市場連動型プランを提供する電力会社一覧

市場連動型プランを提供する電力会社を一覧にまとめてみました。

これらのプランは、いずれも電力量料金単価が30分ごとに変動します。

電力会社プラン名
LooopでんきスマートタイムONE
リミックスでんきStyleプラス
Styleプラスeco
TERASELでんきTERASELマーケット
アストでんきフリープラン
電気料金の一部のみ市場価格の影響を受けるプランも

従量料金単価は固定されていて市場連動型プランでなくても、電源調達調整費など料金の一部が市場価格の影響を受けるプランもあります。

電力会社名費用名称
HTBエナジー電源調達調整費
シン・エナジー電源調達調整費
楽天でんき電源調達調整費
しろくま電力電源調達調整費
Japan電力燃料費等調整額
東急パワーサプライ燃料費等調整額
ソフトバンクでんき電力市場連動単価
ストエネ市場価格調整額

市場価格の反映方法は各電力会社によって異なりますが、多くは一定期間のJEPXのエリアごとの提供価格を参考に毎月の電源調達費の単価が決まります。

そのため、完全な市場連動型とは違い、30分ごとに単価は変動せずに月単位で市場価格が反映されます。

とは言え、電力会社によって市場価格の反映方法は異なっており、ソフトバンクでんきは完全市場連動型のプランのように、30分ごとに変動する電力市場連動単価を採用していますね。

このように、30分単位で市場価格に変動する従量料金の市場連動型プランもあれば、固定従量料金単価はある上で、市場価格が反映される項目も含まれる料金プランがあることがわかります。

固定単価型プランとは?

市場連動型ではない固定単価型プランの特徴も確認しましょう。

従量料金の単価が固定されている

いわゆる一般的な電気料金プランで、従量料金の単価が固定されているのが固定単価型プランです。

電力の使用量に対応して段階的に単価が上がっていき、120kWhまで、121kWh〜300kWhの間、301kWh以上の3つの段階ごとに電力量料金単価が設定されていることが多いですね。

単価が固定されているため、単純に使用した電力量に対して電気料金が決まるので、毎月いくらの電気代になるのか見通しが立てやすいことが特徴です。

反面、電気代を節約したいと考えた時に、使用電力量を抑えるしか節約の方法がないことはデメリットと言えるでしょう。

やばい?市場連動型プランのメリット・デメリット

市場連動型プランは「リスクが高くてやばい」という認識を持っている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、市場連動型プランのメリット・デメリットを確認していきます。

市場連動型プランのメリット

市場連動型プランのメリットは次の2点です。

  • 使い方次第で電気代を大幅に節約できる
  • 夜間や早朝の単価が安い

それぞれ見ていきましょう。

使い方次第で電気代を大幅に節約できる

使い方次第で電気代を大幅に節約できることが、市場連動型プランのメリットです。

30分ごとに変動する電力量料金単価は基本的に前日までには、アプリやHPで翌日の変動状況がわかります。

そのため、前日にいつ安くなるか確認しておいて、安い時間帯で電気を使うことで、節電することなく電気代を節約することが可能になります。

節電以外にも節約する工夫の余地があるのは、固定単価型のプランにはないメリットですね。

夜間や早朝の単価が安い

単価は日によっていつ安くなるかは変わりますが、多くは夜間や早朝といった電気を使う人が少ない時間帯で単価が安くなります。

そのため、市場連動型のメリットを活かして電気代を安くするなら、夜間や早朝に家電を使う工夫をすると考えて良いでしょう。

市場連動型プランのデメリット

市場連動型プランのデメリットは次の2点です。

  • 市場価格の高騰により電気代が高くなるリスクがある
  • 月々の電気代を想定しにくい

それぞれ見ていきましょう。

市場価格の高騰により電気代が高くなるリスクがある

市場連動型プランのデメリットとして、市場価格の高騰により、電気代が高くなるリスクがあります。

燃料費の高騰、円安による値上げ、季節による需要等様々な要因でJEPXの提供価格は決まります。

例えば、ウクライナ情勢のように燃料費が高騰した際に、どこの電力会社でも電気代は値上げしますが、市場連動型プランの値上がり幅は大きいです。

市場の値上がりによる影響が、固定単価型プランよりも大きいことが市場連動型プランのデメリットです。

月々の電気代を想定しにくい

市場連動型プランは月々の電気代が想定しにくいです。

30分ごとに単価が変動しますし、一日を通して全体的に従量料金単価が高い日もあります。

世界情勢の影響で、急に燃料費が高騰する可能性もあります。

このように、様々な可能性がある中で従量料金単価が変化します。

前日には翌日の30分ごとの従量料金単価がアプリやHPで確認できるとは言っても、1週間先、1ヶ月先にどうなっているかはわからないため、毎月の電気代の見通しが立てづらいという特徴はあります。

市場連動型ではない電力会社おすすめ5選

市場連動型ではない電力会社のおすすめ5選は次のとおりです。

それぞれ見ていきましょう。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトがおすすめの特徴は次の3つです。

  • 中部電力と大阪ガスの共同出資により、設立された電力会社で経営基盤が安定している
  • 使用量に応じて選べるプランが豊富にあるため、幅広い世帯に対応できる
  • 電気ガスセットやポイント還元がお得

それぞれ見ていきましょう。

中部電力と大阪ガスの共同出資により、設立された電力会社で経営基盤が安定している

CDエナジーダイレクトは新電力会社ですが、中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資により設立された電気とガスを提供する会社です。

電気とガスそれぞれ老舗の企業が関わっている電力会社であるため、新電力会社でありながら非常に経営基盤が安定しているため、安心して利用できますね。

使用量に応じて選べるプランが豊富にあるため、幅広い世帯に対応できる

CDエナジーダイレクトは、一人暮らし向けのシングルでんき、二人暮らし向けのベーシックでんき、ファミリー世帯向けのファミリーでんきと、使用量に応じて選べるプランが豊富にあります。

そのためCDエナジーダイレクトは、幅広い世帯におすすめできる電力会社です。

電気ガスセットやポイント還元がお得

CDエナジーダイレクトはガスも提供しており、電気ガスセット割が適用できて、電気代ガス代それぞれ0.5%割引されます。

さらに、カテエネポイントが電気代1%の還元率で貯まります。

他の電力会社では0.5%の還元率であることも多いため、高めのポイント還元率ですね。

電気代のポイント還元以外にも、離れて暮らす家族もCDエナジーダイレクトを利用していれば毎年家族それぞれに1,200ポイント、結婚・出産・進学等のお祝いごとで最大3,000ポイントもらえるポイント付与制度もあります。

安心して利用できる上に、幅広い世帯に対応できる豊富な料金プランを用意していて、ガスセット割と高還元率で様々なタイミングでも付与されるポイント制度があるCDエナジーダイレクトは、おすすめの電力会社です。

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東京ガスの電気

次におすすめなのは、東京ガスの電気です。

東京ガスは大手のガス会社で関東で住んでいれば、一度は利用したことがあるはず。

普段から使っていて大手のガス会社なので、安心して契約できますね。

東京ガスの電気は、東京電力よりも確実に安くなるような料金体系になっている上に、電気ガスセット割を適用することで、電気代が0.5%割引されます。

さらに、新規申し込みの方は、電気代の基本料金が1ヶ月無料になるのも嬉しいポイント。

馴染みがあり安心して利用できて、東京電力より確実に安くなるオトクな市場連動型ではない電力会社を探しているなら、東京ガスの電気はおすすめです。

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auでんき

auでんきはUQモバイルユーザーであれば、格安で利用できる可能性のある電力サービスです。

というのも、UQモバイル1回線につき、毎月638〜1,100円もの破格の割引が適用されます。

もちろん家族でUQモバイルを利用しているのであれば、利用している回線数分割引金額も増えていきますね。

基本的な電気料金は少し高めの設定ですが、UQモバイルを利用しているなら、auでんきが一番安い電力会社になるでしょう。

加えて、ポイント還元制度もあり、電気料金が8,000円未満だと0.5%、8,000円以上だと1%のPontaポイントが還元されます。

毎月の電気代が8,000円を超える家庭であれば、ポイント還元も非常にお得ですね。

また、auは他にも光回線やガスも提供しています。

auで電気、スマホ、光回線、ガストまとめると請求が1つにまとまって支払いがすっきりすることも隠れたメリットとしてあります。

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大阪ガスの電気

大阪ガスの電気は、東京ガスの電気と同様に、普段から使っている地域ガス会社から提供される電気で安心して利用できることが特徴です。

大阪ガスの電気は10種類を超える豊富な料金プランを用意しています。

例えば一部を紹介すると、以下のようなプランがあります。

  • 新生活応援プラン:電気使用量が少ない方向け
  • ファミリー応援プラン:電気使用量が多い方向け
  • ベースプランA-G:電気ガスセットで利用する場合に契約できるプラン
  • スタイルSプラン:電気、水回り、ガス機器等のトラブル時に無料で駆けつけて、修理してくれて、故障時一定金額まで保証してくれるプラン
  • スタイルPプラン:Amazonプライム年会費を負担してくれる
  • スタイルdプラン:dポイントが最大6%還元される
  • スタイルEプラン:実質100%再生可能エネルギーを利用できるエコプラン

このように様々なプランがあるため、幅広い方におすすめできる電力サービスになっていますね。

特にガス会社なので、電気ガスセットで利用すれば、電力量料金単価が安くなるベースプランA-G、基本料金が0円になる新生活応援プランはおすすめです。

関西地方に住んでいる方は、大阪ガスの電気がおすすめです。

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オクトパスエナジー

オクトパスエナジーは、環境に配慮された電気を低価格で使用できることが特徴の電力会社です。

通常、クリーンエネルギーの電気を使用したプランは、通常料金よりも割高になります。

しかし、オクトパスエナジーが提供する環境に配慮された料金プランの「グリーンオクトパス」は、他社の一般的な料金プランと比較しても、そこまで高くないどころか安い場合も。

さらに、当サイトからの申し込み限定で、初回の電気代請求時から、毎月1,250円を12ヶ月間電気代から割引して、合計15,000円分の割引が適用されます。

クリーエネルギーにこだわりがなくても、このキャンペーンだけでも申し込みたいぐらいお得なキャンペーンですね。

ポイント還元やガスセット割はありませんが、安い料金でクリーンエネルギーの電気を使える電力会社が良いなら、オクトパスエナジーがおすすめです。

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新規申し込みで電気代15,000円割引

市場連動型プランと市場連動型ではないプランはどちらを選べばいい?

ここまで読まれた方の中で、結局市場連動型プランと市場連動型ではないプランは、どちらを選べば良いだろう?と思われている方もいるでしょう。

ここでは、市場連動型プランがおすすめな人と、固定単価型プランがおすすめな人をそれぞれ紹介します。

ご自身がどちらに当てはまるか確認してみましょう。

市場連動型プランがおすすめの人

市場連動型プランがおすすめの人の特徴は次の2つです。

  • 単価の変動に合わせて電気を使用する時間帯を調整できる人
  • 単価の高くなる夕方~夜の時間に外出していることの多い人

それぞれ見ていきましょう。

単価の変動に合わせて電気を使用する時間帯を調整できる人

アプリやHPで確認して、単価の変動に合わせて電気を使用する時間帯を調整できる人は市場連動型プランに向いています。

単価が安くなる時間帯に洗濯機を回す、お湯を沸かす、掃除機をかけるといった、家電を使う時間帯の工夫ができると安くなりますね。

なお、最近では、スマートリモコンと言って、家電のオンオフを1つのデバイスで管理する事ができるデバイスも登場しました。

スマートリモコンはスマホで操作することができるため、外出先であっても、単価が安い時間帯に家電を使うといったことも可能になります。

固定単価型のプランでは実現できないような安さを狙いたい、そのための工夫も積極的に行いたいという方にとっては、市場連動型がおすすめです。

単価の高くなる夕方~夜の時間に外出していることの多い人

一人暮らしで仕事が遅い、夜ご飯は外食が多い等の理由で、単価の高くなる夕方〜夜の時間に外出していることの多い人にも市場連動型プランはおすすめです。

単価の高い時間でできるだけ電気を節約することが市場連動型でやすくなるポイントですが、そもそも家にいなければ消費電力は最小限になりますね。

固定単価型プランがおすすめの人

固定単価型プランがおすすめの人の特徴は次の3つです。

  • 日中は外出しており、夕方以降自宅にいることが多い人
  • 電気やエアコンを24時間つけっぱなしにしている人
  • 電気代高騰のリスクを少しでも減らしたい人

それぞれ見ていきましょう。

日中は外出しており、夕方以降自宅にいることが多い人

日中は外出しており、夕方以降は自宅にいることが多い人には、固定単価プランが良いでしょう。

市場連動型プランは電気の需要に応じて単価が変動するため、どうしても仕事や学校が終わって帰宅する人が増える夕方〜夜の単価は高くなってしまいます。

家族も含めて、この時間帯に誰かは家にいることが多いという場合は、固定単価プランがおすすめです。

電気やエアコンを24時間つけっぱなしにしている人

ペット、赤ちゃん、専業主婦等、基本的には1日中誰かが家にいて、電気やエアコンを24時間つけっぱなしにしている人にも固定単価プランがおすすめです。

24時間つけっぱなしの場合は、どうしても市場連動型プランで単価が高くなる時間帯であっても電気を使うことになってしまうからですね。

電気代高騰のリスクを少しでも減らしたい人

電気代高騰のリスクを少しでも減らしたい人にも固定単価プランがおすすめです。

固定単価プランの料金体系にも、燃料費調整額という燃料費の高騰や為替の変動を反映させるための項目があるため、固定単価プランであっても、電気代高騰のリスクはあります。

しかし、市場連動型プランの方が電気代が高騰した時の値上がりは、ダイレクトに電気代に反映されるようになっています。

0にすることはできませんが、電気代高騰による影響は固定単価プランの方が小さいでしょう。

市場連動型ではないプランに乗り換える方法

市場連動型ではないプランに乗り換える方法は、乗り換えたい電力会社に申し込むことで乗り換えができます。

Webでの申し込みが増えており、住所氏名等の基本情報を入力するだけで乗り換えは完了するため、早い電力会社だと5分程度で乗り換えは完了しますよ。

なお、乗り換え前の電力会社は乗り換え先の電力会社から行ってくれるため、申込者自身は乗り換え前の電力会社には何も連絡する必要はありません。

また、乗り換え手続きの際には、現在利用している電力会社の検針票やマイページで確認できる「お客様番号」「供給地点特定番号」の2つの情報が必要なので、事前に準備しておきましょう。

まとめ

以上、市場連動型プランと市場連動型ではないプランの特徴や違い、おすすめな人、市場連動型ではないプランでおすすめの電力会社について紹介しました。

市場連動型プランは使い方次第でかなり安くなることもありますが、その分リスクも伴います。

ノーリスク・安定を重視したい人は固定単価型プランを契約するのがおすすめです。

固定単価型プランの契約を検討しているなら、今回紹介したおすすめ5社の電力会社を検討してみましょう。

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