オクトパスエナジーと中部電力の電気代について「どちらが安くなるの?」「自分が使う電気の量だとお得になるのはどっち?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、オクトパスエナジーと中部電力の料金を比較し、電力使用量や燃料費調整額別のシミュレーションを行い、どちらが得になるのかを徹底的に解説していきます。
中部電力かオクトパスエナジー、どちらを契約するか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
オクトパスエナジーの口コミや評判については、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。
近年注目されている新電力会社「オクトパスエナジー」ですが、まだまだ登場して日も浅いため「外資だから怪しい」「電気代は安いの?高いの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 オクトパスエナジーの利用者に口コ […]
続きを読む※オクトパスエナジーでは沖縄電力エリアを除いたエリアで「グリーンオクトパス2024-09」プラン(以下、オクトパスエナジー)を提供しております。
※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。
この記事の目次
オクトパスエナジーと中部電力の料金プランを比較
まずは、オクトパスエナジーと中部電力の料金プランを比較してみます。
オクトパスエナジーは「グリーンオクトパス」、中部電力は「従量電灯B」プランです。
項目 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
基本料金 | 10A:302.56円 (1日あたり9.76円) 20A:605.12円 (1日あたり19.52円) 30A: 907.68円 (1日あたり29.28円) 40A:1,210.24円 (1日あたり39.04円) 50A:1,512.8円 (1日あたり48.80円) | 10A:321.14円 20A:642.28円 30A: 963.42円 40A:1,284.56円 50A:1,605.70円 |
電力量料金 | 〜120kWh:20.50円 121〜300kWh:24.20円 301kWh〜:26.70円 | 〜120kWh:21.20円 121〜300kWh:25.67円 301kWh〜:28.62円 |
燃料費調整額 (2024年12月) | 2.59円 (1kWhあたり) | 2.59円 (1kWhあたり) |
上記のうち、基本料金は電気の使用量に関わらず発生する金額です。
電力量料金は、電気の使用量(1kWhあたり)に応じてかかる単価のこと。
燃料費調整額は、電気を作るコストや調達価格などで毎月増減します。
プラスになる場合もあればマイナスになるときもあります。
上記を見てみると、基本料金・電力量料金のいずれもオクトパスエナジーのほうが安いことがわかります。
燃料費調整額は同じなので、2024年4月の場合なら、どのようなアンペア契約・電気の使用量でもオクトパスエナジーが安くなります。
以下で、基本料金・電力量料金などをさらに詳しく見ていきましょう。
基本料金・電力量料金はオクトパスエナジーが安い
中部電力と比較すると、オクトパスエナジーは基本料金・電力量料金ともに低くなっています。
まずは基本料金を確認してみましょう。
アンペア数 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
10A | 302.56円 (1日あたり9.76円) | 321.14円 |
20A | 605.12円 (1日あたり19.52円) | 642.28円 |
30A | 907.68円 (1日あたり29.28円) | 963.42円 |
40A | 1,210.24円 (1日あたり39.04円) | 1,284.56円 |
50A | 1,512.8円 (1日あたり48.80円) | 1,605.70円 |
オクトパスエナジーの基本料金は1日あたりのため、31日で計算しています。
31日まである月は7カ月で、30日以下の月は5カ月あるので、1年のうち5カ月間の基本料金はさらに安くなります。
次は電力量料金を比較です。電力量料金は1〜3段階に分かれていて、使用料に応じて単価が変動します。
電力量料金 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
〜120kWh | 20.50円 | 21.20円 |
121〜300kWh | 24.20円 | 25.67円 |
301kWh〜 | 26.70円 | 28.62円 |
電力量料金は、1〜3段階すべてでオクトパスエナジーのほうが安くなっています。とくに3段階目の料金差が大きく、電気をたくさん使う家庭ではよりお得になる計算です。
燃料費調整額は同等
燃料費調整額は、オクトパスエナジー・中部電力ともに同水準です。
例えば、2024年12月分の燃料費調整額は、オクトパスエナジー・中部電力ともに2.59円。電力量料金1kWh単価に2.59円が足される計算です。
ただし、燃料費調整額は毎月変動します。
月によっては中部電力のほうが安くなるケースも考えられますし、逆もしかりです。あくまで目安程度にとらえておくとよいでしょう。
オクトパスエナジーと中部電力の燃料費調整額による損益分岐
オクトパスエナジーと中部電力は、基本料金・電力量料金ともにオクトパスエナジーのほうが安いため、中部電力のほうが安くなるのは燃料費調整額に差が出た場合です。
実際に、どのくらいの差額が出ると中部電力のほうがお得になるのかを、以下でシミュレーションしてみました。縦軸は電気料金、横軸は電力使用量です。
計算した結果、燃料費調整額が0.5円以下の場合は、ほとんどのケースでオクトパスエナジーのほうが安くなり、1円以上の場合は中部電力のほうが安くなります。
オクトパスエナジーと中部電力の電気料金をシミュレーション
ここからは、オクトパスエナジーと中部電力の電気料金を基本料金・電力量料金・燃料費調整額別にシミュレーションしていきます。
燃料費調整額の差が0.5円・0.7円・1円以上のケースで試算を行っているので、ぜひ参考にしてみてください。
燃料費調整額の差が0.5円の場合
燃料費調整額の差が0.5円の場合(中部電力-0.5円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較すると、以下の結果になります。( )内は、燃料費調整額を反映させた額です。
使用電力量 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
一人暮らし (30A/150kWh) | 4,180.68円 (4,180.68円) | 4,277.52円 (4,202.52円) |
二人暮らし (40A/220kWh) | 6,226.24円 (6,226.24円) | 6,395.56円 (6,285.56円) |
ファミリー世帯 (40A/300kWh) | 8,218.24円 (8,218.24円) | 8,449.16円 (8,299.16円) |
どのようなケースでもでオクトパスエナジーが安い
上記の試算では、いずれの場合もオクトパスエナジーのほうが安くなる計算です。
燃料費調整額が0.5円差のケースでは、中部電力は基本料金と電力量料金の差を埋められず、オクトパスエナジーのほうが安いといえるでしょう。
燃料費調整額の差が0.7円の場合
次は、燃料費調整額の差が0.7円の場合(中部電力-0.7円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較してみましょう。
使用電力量 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
一人暮らし (30A/150kWh) | 4,180.68円 (4,180.68円) | 4,277.52円 (4,122.52円) |
二人暮らし (40A/220kWh) | 6,226.24円 (6,226.24円) | 6,395.56円 (6,241.56円) |
ファミリー世帯 (40A/300kWh) | 8,218.24円 (8,218.24円) | 8,449.16円 (8,239.16円) |
電気使用量が少ない家庭では中部電力が安い
一人暮らしのモデルケースでは、中部電力のほうが安くなっています。電力量料金の1段階目である0〜〜120kWhまでの差額が小額なため、燃料費調整額の差で中部電力が安くなったと考えられます。
2人以上の世帯でオクトパスエナジーが安い
2人以上世帯では、オクトパスエナジーのほうがお得です。電力量料金の2・3段階目の料金差が、燃料費調整額を上回った結果だといえるでしょう。
燃料費調整額が0.7円の場合は、電気の使用量が少ない家庭だと中部電力のほうが安く、2人以上の世帯ではオクトパスエナジーが安くなる可能性が高くなります。
燃料費調整額の差が1円以上の場合
最後に、燃料費調整額の差が1円以上の場合(中部電力-1円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較してみましょう。
使用電力量 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
一人暮らし (30A/150kWh) | 4,180.68円 (4,180.68円) | 4,277.52円 (4,127.52円) |
二人暮らし (40A/220kWh) | 6,226.24円 (6,226.24円) | 6,395.56円 (6,175.56円) |
ファミリー世帯 (40A/300kWh) | 8,218.24円 (8,218.24円) | 8,449.16円 (8,149.16円) |
多くの場合で中部電力が安い
燃料費調整額が1円差の場合では、どもモデルケースでも中部電力のほうが安くなるといった結果が出ました。
以上のことから、燃料費調整額の差額が1円を超えて大きくなるほど、中部電力が安くなるケースが多くなるといえるでしょう。
オクトパスエナジーと中部電力のその他のサービスを比較
ここからは、オクトパスエナジーと中部電力のサービスを比較していきます。
項目 | オクトパスエナジー | 中部電力 |
---|---|---|
契約期間 | なし | なし |
解約金 | なし | なし |
ガスとのセット契約 | なし | あり |
キャンペーン | ・新規申し込みで 15,000円割引 ・友達紹介で 1名につき5,000円割引 | 電気料金10%割引(3カ月間) ガスとのセット契約でガス基本料金半額(1年間) |
問い合わせ方法 | Web:「オクトパスエナジー公式サイト」 メール:hello@octopusenergy.co.jp 電話:0800-080-7927 SNS:LINE・X(旧Twitter)・Instagram | Web:「中部電力公式サイト」 |
契約期間・解約金は両社とも設定されていません。
ガスとのセット契約は中部電力のみ行っています。
キャンペーンは、オクトパスエナジーのほうが圧倒的にお得。
併用できる2つのオトクすぎるキャンペーンを実施中です。
割引額が大きいため、中部電力に比べてかなり安く電気を利用できるでしょう。
\15,000円割引&友達紹介キャッシュバック/
まとめ
今回は、オクトパスエナジーと中部電力の料金を比較し、電気の使用量別のシミュレーションも行いました。
オクトパスエナジーは基本料金・電力量料金ともに中部電力より安くなっていますが、燃料費調整額の差が1円以上になると、中部電力とよりも電気代が高くなるケースも。
とはいえ、燃料費調整額の差がそれほどない状態であれば、オクトパスエナジーがおすすめです。今ならキャンペーン利用で、さらに安くなりますよ。
中部電力かオクトパスエナジーかで契約を悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/
あなたにピッタリな電気料金が分かる!
「お住まいの地域」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。
\契約者数14,000人突破!/
この記事を読んだ方は他にもこんな記事を読んでいます
-
エネワンでんきと沖縄電力を比較!電気料金が安いのはどっち?
-
エネワンでんきと九州電力を比較!電気代が安いのはどっち?
-
シン・エナジーと東京ガスの電気料金を徹底比較!燃料費調整額も含めて検証
-
エネワンでんきと中部電力を比較!料金やメリット・デメリットを徹底解説
-
エネワンでんきと北海道電力を比較!料金やメリット・デメリットは?
-
シン・エナジーと関西電力の電気料金を比較!世帯によっては最大月1,700円の差も
-
シン・エナジーと東京電力の電気料金を比較!燃料費調整額を含めて徹底検証
-
中部電力のガス(カテエネガス)のデメリットは?料金プランや電気ガスまとめる方法についても解説
-
市場連動型ではない電力会社おすすめ5選!市場連動型プランとの違いも徹底解説