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最終更新日:2024年09月12日

ストエネ(旧グランデータ)と東京電力を徹底比較!電気代が安いのはどっち?

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ストエネ(旧グランデータ)と東京電力を徹底比較!電気代が安いのはどっち?
  • ストエネの電気料金が高すぎるから東京電力に乗り換えた方が良いかな?
  • 不動産からストエネを勧められたけど、東京電力と比べてお得なんだろうか?

このような疑問にお答えします。

結論からお伝えすると、電気代が安くなるのは、東京電力です。

基本料金や電力量料金ではストエネよりも高いですが、ストエネの市場価格調整額が東京電力の燃料費調整額よりもはるかに高く、トータルでは東京電力の方が安くなります。

本記事では、ストエネと東京電力の料金プランを項目ごと、世帯ごとに詳細に比較して、ストエネが高くなる原因を確認します。

セット割等についても比較していきますので、本記事を読めば客観的な数字を下にどちらが安いか判断できるようになるでしょう。

詳細な比較が気になる方は、このまま続きを読んでみてください。

\電力会社の料金シュミレーション/

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

ストエネと東京電力の料金プランを比較

ここでは、ストエネと東京電力の料金プランを比較します。

それぞれの電気料金は次の計算式で求められます。

電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費調整額(市場価格調整額)

最後の項目は、東京電力は燃料費調整額、ストエネは市場価格調整額となっています。

燃料費調整額は、電力源となる石油、石炭、LNGといった燃料の仕入れ値が、世界情勢や為替により変動するため、その変動を電気料金に反映させるための項目です。

市場価格調整額は、ストエネが電力を仕入れる日本卸電力(JPEX)の電力を販売する価格を電気料金に反映させるための項目です。

同じ項目ではありませんが、JPEXの電力販売価格も、燃料の仕入れ値に影響を受けていますので、今回の比較では同じ項目として比較していきます。

それでは、基本料金、電力量料金、燃料費調整額それぞれを比較していきます。

基本料金はストエネの方が安い

基本料金について、ストエネと東京電力で比較してみましょう。

契約アンペア数ストエネ Fプランストエネ Pプラン東京電力
10A0円590.48円311.75円
15A467.63円
20A590.48円623.50円
30A885.72円935.25円
40A1,180.96円1,247.00円
50A1,476.20円1,558.75円
60A1,771.44円1,870.50円

表からわかるように、どのアンペア数であってもストエネの方が基本料金は東京電力より安くなることがわかります。

特にストエネのFプランであれば、アンペア数に関係なく基本料金が0円になるため、契約アンペア数が大きくなるほどストエネがお得になります。

電力量料金もストエネの方が安い

続いて電力量料金単価についても確認しましょう。

使用量ストエネ Fプラン(円/kWh)ストエネ Pプラン(円/kWh)東京電力(円/kWh)
〜120kWh30.0024.9029.80
120〜300kWh36.40
300kWh〜40.49

表を見ると、Fプランで120kWhまでの電気使用量の時は、電力量料金単価が30円と東京電力よりも0.02円高くなっていますが、他ではストエネの方が安いことがわかります。

Fプランは基本料金が0円であることを考えると、電力量料金単価が0.02円高くても、トータルで見ればストエネの方が安くなりますね。

ストエネの市場価格調整額(燃料費調整額)が圧倒的に高い

最後に、直近1年間(2023年8月~2024年7月)のストエネの市場価格調整額と、東京電力の燃料費調整額を比較してみましょう。

ストエネ 市場価格調整額 (円/kWh)東京電力 燃料費調整額 (円/kWh)
2023年8月10.791-11.21
2023年9月11.594-12.22
2023年10月13.882-9.23
2023年11月12.188-9.47
2023年12月15.906-9.67
2024年1月11.649-9.65
2024年2月8.635-9.56
2024年3月7.733-9.28
2024年4月9.482-9.21
2024年5月8.888-9.14
2024年6月9.372-7.60
2024年7月10.835-6.09

表を見ると、市場価格調整額(燃料費調整額)については、圧倒的にストエネの方が高くなっています。

1kWhあたり20円以上高い月も普通にあります。

仮に毎月の電気使用量が200kWhであった場合、ストエネの方が20円/kWh×200kWh=4,000円高くなります。

ストエネは基本料金や電力量料金単価が安かった分、市場価格調整額で高くなっていることがわかりましたね。

ここまで差が出る理由として、ストエネが採用している市場価格調整額は、ストエネ独自の料金項目であることが考えられます。

ストエネと東京電力はどっちが安い?実際の料金を比較

基本料金と電力量料金はストエネが安く、市場価格調整額(燃料費調整額)は圧倒的にストエネが高いことがここまでの比較でわかりました。

それでは実際、ストエネと東京電力の従量電灯Bでどちらが安くなるか、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯と世帯別でシミュレーションして比較します。

結論からお伝えすると、どの世帯でも東京電力の方が安くなる結果となっています。

それぞれ見ていきましょう。

なお、ここでの比較で市場価格調整額(燃料費調整額)は、2024年7月分の金額を使います。

一人暮らしの料金比較

一人暮らしとして、30A/120kWhの使用量を想定して比較します。

項目ストエネ Fプランストエネ Pプラン東京電力
基本料金0円885.72円935.25円
電力量料金3,600円2,988円3,576円
市場調整額(燃料費調整額)1,300.20円1,300.20円-730.80円
合計4,900.20円5,173.92円3,780.45円

以上の表のように、東京電力がストエネのいずれのプランよりも1,000円以上安くなっています。

基本料金、電力量料金でストエネが安くても市場調整額で圧倒的に高いため、1人暮らしのシミュレーションにおいては、東京電力が安くなることがわかりました。

二人暮らしの料金比較

二人暮らしとして、30A/250kWhの使用量を想定して比較します。

項目ストエネ Fプランストエネ Pプラン東京電力
基本料金0円885.72円935.25円
電力量料金7,500円6,225円8,308円
市場調整額(燃料費調整額)2,708.75円2,708.75円-1,522.50円
合計10,208.75円9,819.47円7,720.75円

二人暮らしの場合でも、東京電力のほうが安くなっています。

一人暮らしの場合は、ストエネと東京電力の差は1,000円程度でしたが、二人暮らしの場合だと2,000円以上も差が出ています。

市場調整額がストエネは高いため、使用した電力量が多くなるほど東京電力との差が生まれていますね。

ファミリー世帯の料金比較

ファミリー世帯として、50A/400kWhの使用量を想定して比較します。

項目ストエネ Fプランストエネ Pプラン東京電力
基本料金0円1,476.20円1,558.75円
電力量料金12,000円9,960円14,177円
市場調整額(燃料費調整額)4,334.00円4,334.00円-2,436.00円
合計16,334.00円15,770.20円13,299.75円

ファミリー世帯の場合でも、東京電力のほうが安くなっています。

差額を見ても、二人暮らしよりも大きくなっていることがわかります。


以上、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯で具体的な数字を用いてシミュレーションして、ストエネと東京電力を比較しました。

結果としては、いずれの世帯においても東京電力が安くなります。

基本料金と電力量料金単価でストエネの方が安くても、独自の市場調整額が東京電力より高く、トータルでは東京電力の方が安くなるということになりました。

クラシェルジュの電気料金シミュレーションでは、燃料費調整額込みでの電気料金比較もできます。

東京電力よりも安い電力会社を探している人はぜひこちらからシミュレーションをしてみてくださいね。

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ストエネと東京電力のサービス・割引を比較

セット割やサービスについても比較します。

電気料金以外も含めた場合、どちらがお得になるか確認しましょう。

ストエネ東京電力 従量電灯B東京電力 スタンダードS
ガスセット割110円/月割引なし最大1年1200円割引
オール電化プランありありあり
ポイント制度なしなしあり
その他クレジットカード払いで初月1,000円割引なし生活トラブル24時間365日駆け付けサービス

上から順番に各項目を見ていきます。

ガスセット割については、ここまで比較で出てきていた東京電力の従量電灯Bについてはありません。

ストエネでガスセット割があるとは言え、毎月110円の割引です。

世帯別で確認したように、最低でも1,000円以上は東京電力の方が安かったことを考えると、ガスセット割を適用してもストエネの方が高いですね。

なお、東京電力のスタンダードSプランであれば、ガスセット割が適用できます。

オール電化プランは共通して用意があるため、比較はここでは割愛します。

ポイント制度は、東京電力のスタンダードプランのみあります。

ただし、こちらのポイント制度は、ガスセット割の割引金額に含まれています。

最後にその他の項目で、ストエネはクレジットカード払いにすると初回の支払いから1,000円の割引があることを記載しました。

といっても初回のみの割引で金額も1,000円であるため、この割引があっても東京電力の方が安いですね。

なお、東京電力のスタンダードSプランには、電気、水回り、鍵、窓ガラスといった生活全般のトラブルが合った際に24時間365日駆けつけてくれるサポートが無料で付いています。


以上、ストエネと東京電力の電気料金以外のセット割やサービスについて比較しました。

ストエネで適用できるガスセット割や、初回クレジットカード払いでの割引を考慮しても、東京電力が安くなります。

また、すでにストエネに契約していてガスセット割やオール電化プランにこだわりがある方も、東京電力でそれぞれ対応できます。

このような方であっても、ストエネから東京電力に乗り換えても問題ありませんので安心してください。

ストエネから東京電力に戻す方法

ストエネから東京電力に戻す手順は次の2つです。

  • 東京電力へ申し込む
  • ストエネに東京電力への切替日を伝える

まずは東京電力へ切り替えの申し込みをします。

なお、切り替えを申し込む際には、ストエネの「お客様番号」と「供給地点特定番号」が必要になるので、事前に準備しておきましょう。

東京電力に申し込むと切替日を伝えられます。切替日がわかったらその日中にストエネに切替日を連絡します。

ストエネの解約についての連絡先は、専用フォームとカスタマーセンターがあります。

詳細はこちらの、ストエネ解約及び切り替えについてのご案内ページから確認しましょう。

以上の手順でストエネから東京電力に戻すことが完了します。

ストエネからの乗り換え先におすすめな電力会社

ストエネよりも東京電力が安いことはここまでの比較で伝わったと思います。

ここでは、東京電力以外にもストエネからの乗り換え先としておすすめな電力会社を3つご紹介します。

一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯それぞれでの参考金額で比較します。

なお、料金比較の条件は、以下のとおりです。

  • 一人暮らし:30A/120kWh
  • 二人暮らし:30A/250kWh
  • ファミリー世帯:50A/400kWh
  • 燃料費調整額は2024年7月の単価

それでは見ていきましょう。

ストエネ Pプラン東京ガス(基本プラン)CDエナジー(シングルでんき)CDエナジー(ベーシックでんき)auでんき(でんきM)
一人暮らし5,173.92円3,742.92円3,654.92円3,687.9円3,779.24円
二人暮らし9,819.47円7,554.52円7,621.22円7,522.9円7,718.24円
ファミリー世帯15,770.2円12,750円14110.7円12,592.7円13,295.74円

表を見るといずれの電力会社も、ストエネより圧倒的に安く利用できることがわかります。

各電力会社の特徴について説明しますので、ご自身に合う電力会社を検討してみましょう。

東京ガス:大手で信頼できて、電気ガスセット割がお得

東京ガスは普段ガスで利用している会社であり、大手なので非常に信頼して利用できますね。

東京電力よりも確実に安くなる料金設定にしている上に、電気ガスセット割で電気料金が0.5%割引になります。

電気代を安くしたいけど、どの電力会社を選べばよいかわからない、検討する手間が面倒というのであれば、東京ガスは非常に良い選択肢でしょう。

CDエナジー:運営元がしっかりしていて安心で一人暮らし向きのプランがある

CDエナジーは中部電力、大阪ガスが共同で設立しているため、安心して利用できる新電力会社です。

新電力の中には、過去に燃料費の高騰等が原因で経営不振で事業撤退することもありました。

そのため、運営元が信頼できることは電力会社を検討する上では大切なポイントですね。

CDエナジーには、100円につき1ポイント貯まるオトクなポイント制度や、一人暮らし向けのシングルでんきというプランがあります。

さらに東京ガスが提供できるエリアであれば、CDエナジーのガスも契約できて、電気ガスセット割が適用されます。

電気代、ガス代それぞれから0.5%割引が受けられるオトクな割引です。

一人暮らしであったり、ポイント制度を活用したい方はCDエナジーはおすすめの電力会社です。

auでんき:電気代が安くポイントも溜まり、スマホセット割もある

auでんきは、基本的な電気代が安い上に、ポイントが貯まり、UQモバイルのスマホセット割があることが特徴です。

ポイントは、電気代が8,000円未満なら0.5%、8,000円以上であれば1%のポイントが貯まります。

さらに、UQモバイルを利用していれば、家族も対象でUQモバイル1台につき、638〜1,100円の割引が適用されます。

電力会社で受けられる割引としては非常に大きな金額になりますので、UQモバイルを利用している方であれば、auでんき一択と言っても良いでしょう。

上記で紹介した3社以外にも様々な電力会社があるので、お住まいや世帯に合わせて安い電気プランが分かるシミュレーション機能を使って探してみてください。

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まとめ

ストエネと東京電力についての比較を行いました。

基本料金や電力量料金はストエネが安く、市場調整額(燃料費調整額)は東京電力の方が安くなっています。

電気料金合計で見ると、少なくとも1,000円以上も東京電力が安くなることがわかりました。

東京電力の方が格段に安いため、ストエネを現在利用しているのであれば、東京電力へ乗り換えることをおすすめします。

また、東京電力以外にもストエネよりも安くなる電力会社を紹介しました。

こちらも合わせて検討してみると良いでしょう。

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