auひかりを利用中の方の中には、楽天ひかりの料金が安くて通信速度が速いという評判を聞いて、楽天ひかりに興味を持っている方もいるでしょう。
どちらも安定した通信速度で快適に使える光回線ですが、それぞれの特徴やメリットによって向いている方が異なります。
当記事では、auひかりから楽天ひかりに乗り換えるメリットやデメリット、乗り換える方法や注意点について解説します。
この記事はこんな方におすすめです
- auひかりから楽天ひかりに乗り換えたい方
- 楽天ひかりへの乗り換え方がいまいち分からないauひかりユーザーの方
- 楽天ひかりに興味がある方
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この記事の目次
auひかりと楽天ひかりを比較
楽天ひかりとは?
NTT東日本・西日本が提供する光回線「フレッツ光」とプロバイダサービス「楽天ブロードバンドプレミアム」をセットで提供しているインターネットサービス。
楽天ひかりは高速かつ安定した光回線で、楽天モバイルとセットで利用すればお得に利用できるなどのメリットがあります。
以下では、auひかりと楽天ひかり、それぞれをいくつかの項目に分けて比較します。
基本料金
以下、auひかりと楽天ひかりの料金の比較表です。
ホーム1ギガ | ホーム10ギガ・5ギガ | |
---|---|---|
ずっとギガ得プラン | 5,390〜5,610円 | 5,390〜5,940円 |
ギガ得プラン | 5,720円 | 6,270円 |
標準プラン | 6,930円 | 7,480円 |
お得プラン | お得プランA | 標準プラン | |
---|---|---|---|
タイプG | 16契約以上:4,180円 8契約以上:4,510円 | – | 16契約以上:4,180円 8契約以上:4,510円 |
タイプV | – | 16契約以上:4,180円 8契約以上:4,510円 | 16契約以上:4,180円 8契約以上:4,510円 |
都市機構 | ・東日本 16M(B):2,585円 ・東日本 16M(R):3,025円 ・西日本 16M(B):3,025円 ・西日本 16M(R):3,465円 | ||
都市機構G | ・東日本 16M(B):2,585円 ・東日本 16M(R):3,025円 ・西日本 16M(B):3,025円 ・西日本 16M(R):3,465円 | ||
都市機構G DX-G | 4,180円 | – | 5,390円 |
タイプE | – | 16契約以上:3,740円 8契約以上:4,070円 | 16契約以上:3,740円 8契約以上:4,070円 |
タイプF | – | 4,290円 | 4,290円 |
ギガ | – | 4,455円 | 4,455円 |
ミニギガ | – | 5,500円 | 5,500円 |
マンションプラン(集合住宅) | 4,180円 |
---|---|
ファミリープラン(戸建て) | 5,280円 |
auひかりにはいくつもプランがあるのに対し、楽天ひかりはシンプルな料金設定になっているのが特徴です。
基本的には楽天ひかりのほうが料金は安い傾向にあります。
現在利用しているauひかりのプランを確認し、楽天ひかりの基本料金と比較してみてください。
契約期間と解約金
auひかりは3つのプランが設けられており、それぞれ契約期間が異なります。
以下の表に、auひかりのプランと契約期間をそれぞれまとめました。
ずっとギガ得プラン | 3年 |
---|---|
ギガ得プラン | 2年 |
標準プラン | 契約期間なし |
また、楽天ひかりにも契約期間が設けられています。
楽天ひかりでは3年契約と2年契約の2種類があり、auひかりとは異なって契約期間の縛りがないプランがないのが特徴です。
通信速度
それぞれの通信速度を比較しましょう。
以下で平均的な通信速度と直近の通信速度を紹介します。
平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | |
---|---|---|
auひかり | 515.32Mbps | 523.08Mbps |
楽天ひかり | 209.2Mbps | 227.48Mbps |
ダウンロード速度 | アップロード速度 | |
---|---|---|
auひかり | 287.82Mbps | 258.85Mbps |
楽天ひかり | 266.46Mbps | 270.45Mbps |
2024年5月時点で直近3か月に報告された通信速度は、auひかりが圧倒的に優れています。
直近ではauひかりも楽天ひかりも同等の通信速度です。
ただし、通信速度は各家庭の通信環境や機器の設置状態にもよって変化することがあるため、上記の通信速度はあくまでも参考程度にしてください。
キャンペーン
auひかりと楽天ひかり、どちらもお得なキャンペーンを実施しているため、継続的にかかる費用も考慮してより総合的にどちらを利用するか検討しましょう。
以下では、それぞれ行っているキャンペーンを紹介します。
auひかり | ・解約違約金相当額を還元 ・初期費用相当額を割引 ・au PAY残高へ最大10,000〜15,000円相当還元 |
---|---|
楽天ひかり | ・基本料金6か月0円 ・楽天市場の買い物がポイントが毎日全員7倍 |
どちらの会社のキャンペーンも利用するのに条件を満たす必要があるため、魅力的に感じたキャンペーンは必ず条件も合わせて確認しましょう。
auひかりから楽天ひかりに乗り換えるメリット
楽天ひかりへの乗り換えは料金やポイントなど、家計を助ける部分でのメリットが多くあります。
以下では、auひかりから楽天ひかりに乗り換えるメリットを3つ紹介します。
月額料金が安くなる可能性がある
auひかりよりも楽天ひかりのほうが月額料金は安い傾向にあります。
楽天ひかりを初めて申し込みする方は、楽天モバイルも始めることで、楽天ひかりの月額基本料金が6ヶ月間0円になるのも魅力です。
6ヶ月間、基本料金が0円になると、割引料金は以下の通りになります。
マンションプラン(集合住宅) | 25,080円 |
---|---|
ファミリープラン(戸建て) | 31,680円 |
ただし、上記キャンペーン利用には、楽天ひかりを初めて利用する方、同時に楽天モバイルを利用する以外にも条件があります。
利用する前には必ずキャンペーンの詳細を確認しましょう。
楽天ポイントが貯まる
楽天ひかりの支払いを楽天カードで支払うことで、楽天市場で獲得できるポイントがためられるのも大きなメリットです。
楽天ポイントは楽天市場でのお買い物だけでなくコンビニやスーパーマーケット、対象の飲食店などさまざまな場面で利用できるため、家計の節約に役立つでしょう。
楽天カードは100円につき1ポイントが貯まります。
そのため、ファミリープラン(月額5,280円)で年間500ポイント以上付与されます。
また楽天モバイルとセットで利用すれば楽天市場のお買い物が毎日全員7倍で、より多くのポイントが獲得できます。
楽天カードをまだ持っていない方は、新規入会で5,000ポイントプレゼントキャンペーンも同時に申し込むとさらにお得だよ!
全国で利用できる
auひかりでは独自の光回線を利用するため、対応エリアが限られていて一部の方が利用できないのがデメリットと言えます。
しかし、楽天ひかりはフレッツ光の光回線を利用しているため、全国で利用できるのが魅力です。
転勤が多い方は日本国内の引越しであればどこに引っ越しても対応していないという状況が起きないため、楽天ひかりの利用がおすすめです。
auひかりから楽天ひかりに乗り換えるデメリット・注意点
楽天ひかりに乗り換える場合は、デメリットもあらかじめ理解しておく必要があるでしょう。
デメリットを理解した上で、向いているのか検討するのがおすすめです。
以下では、auひかりから楽天ひかりへ乗り換えるデメリットを紹介します。
乗り換え時に工事費が必要になる
auひかりでは独自回線を利用しているため、楽天ひかりと利用する回線が異なります。
そのため、楽天ひかりを含むフレッツ光の回線「光コラボ」を利用したことがない方は、新たに回線工事が必要な上に、工事費がかかるというデメリットがあります。
以下は、工事費をまとめた表です。
派遣工事あり | 派遣工事なし | ||
---|---|---|---|
配線調整あり | 配線調整なし | ||
一括 | 22,000円 | 11,660円 | 3,300円 |
24回分割 | 916円/月 | 485円/月 | 137円/月 |
派遣工事あり | 派遣工事なし | ||
---|---|---|---|
配線調整あり | 配線調整なし | ||
一括 | 22,000円 | 11,660円 | 3,300円 |
24回分割 | 916円/月 | 485円/月 | 137円/月 |
工事費は時間や曜日を指定したり事業者変更や転用時の工事だったりすると費用が変化します。
平日に休みが取れず工事日を土日祝に希望する場合も、通常の工事費に加えて3,300円を追加で払わなければなりません。
平日の日中に工事をするのが一番安くすみますが、難しいという方は、公式サイトで料金を確認しましょう。
違約金が発生する可能性がある
auひかりから楽天ひかりに乗り換えるタイミングによっては、auひかりで違約金が発生することがあります。
違約金が発生しないように更新月に乗り換えるのが一番おすすめです。
契約プランによっては自動更新になっているため、更新月をしっかりと知っておきましょう。
更新月は「My au(WEB)」で確認できるよ!
au IDがわからない人はコチラから確認してみてね!
以下は、auひかりの違約金の料金です。
ずっとギガ得プラン | 4,730円〜16,500円 |
---|---|
ギガ得プラン | 4,460円〜10,450円 |
標準プラン | 契約解除料なし |
auひかりの撤去工事が必要な場合がある
任意になりますが、auひかりの回線撤去工事が必要な場合は撤去作業に費用がかかります。
任意と言ってもマンションに住んでいる方は、管理会社から撤去を求められることもあるため、必要な場合は撤去費用を支払う必要が出てくるでしょう。
撤去費用は申し込み時期などによって金額が変わります。
以下、撤去費用の詳細をまとめた表です。
申込み時期 | 撤去工事費 |
---|---|
2018年2月28日 以前 | 11,000円 |
2018年3月1日 以降 | 31,680円 |
2022年7月1日 以降 | 31,680円 |
撤去工事は基本的に任意ですが、開通工事にかかった初期費用を分割払いで払っていた場合は、最終請求月に初期費用の残額を一括で支払わなければなりません。
そちらも合わせて確認するようにしましょう。
工事費の残債の確認は「KDDIお客さまセンター」に電話して聞いてみよう!
auのスマホのセット割が利用できなくなる
auひかりでauまたはUQモバイルのスマホとセット割を利用している場合は、楽天ひかりへの乗り換えでセット割が使えなくなります。
au・UQモバイルどちらでも月額最大1,100円割引されるため、携帯料金が乗り換えによって高くなってしまうのがデメリットです。
残念だけど楽天ひかりは楽天モバイルとのセット割は行っていないんだ。
だけど、楽天モバイルはデータ使用量無制限で月々3,168円と破格の安さだから、検討してみるのもありだと思うよ!
auひかりから楽天ひかりへの乗り換え方法
auひかりから楽天ひかりへの乗り換えはそう難しくなりません。
しかし、手順を知っておくと実際に乗り換える際に、スムーズに進められるでしょう。
以下では、申し込み先や解約先なども一緒に紹介しながら乗り換えの流れを解説します。
楽天ひかりに申し込む
まずは公式サイトから楽天ひかりに契約の申し込みをしましょう。
公式サイトのトップから「楽天ひかりに申し込む」をクリックしたら現在利用中の光回線を聞かれるため、「その他光回線」から「auひかり」を選択します。
その後、案内に沿って設置場所の住居タイプや指名、住所、連絡先などを入力していきましょう。
開通工事の日程を決める
申し込みをしたら、2〜3日程度で楽天ひかりから契約内容に関する確認のメールまたは電話がきます。
楽天ひかりの開通には回線工事が必要で、工事には立ち会わなければならないため、立ち会いできる日程で開通工事の日を決めましょう。
以前にフレッツ光やひかりコラボの光回線を利用したことある方は、室内工事は不要で無派遣工事という立ち会い不要の工事を行います。
開通工事を実施する
開通工事を実施する前までに、楽天ひかりに対応しているWi-Fiルーターを購入しておきましょう。
工事は最寄りの電柱から建物に光ケーブルを引き込み、室内に光ケーブルを通して、ひかりコンセントやONUを設置する流れです。
立ち会い時間は1〜2時間が目安となっています。ただし、設備状況によっては、さらに時間が必要となるケースもあるため、当日の予定には余裕を持っておきましょう。
ONU・ルーターの設定を行う
光ケーブルを室内に通したらONUやWi-Fiルーターを設定して、インターネットが使えるようにしましょう。
インターネットやルーターの接続方法は、公式サイトでも丁寧に手順が解説されています。
ひかり電話と利用する場合としない場合では配線の方法が少し異なるため、「公式サイト」を参考にしてください。
auひかりを解約する
楽天ひかりでインターネットが使えるようになったら、auひかりを解約します。
auひかりを楽天ひかりを解約する前に解約してしまうと、楽天ひかりが開通するまでの間にインターネットが使えなくなる期間が生まれるため避けましょう。
auひかりの解約は「こちら」から可能です。
解約時期によっては解約金が発生する恐れがあります。契約更新時期がいつかを確認してから解約しましょう。
auひかりのレンタル機器を返却する
解約手続きが済んだら、auひかりで借りていたレンタル機器を返却しましょう。
auひかりのレンタル機器は以下の通りです。抜けのないように確認してから返却しましょう。
auひかりへ返却する機器
- ONU
- ホームゲートウェイ
- セットトップボックス
- 付属の電源、通信ケーブル
詳細はauひかりから届く書類に詳しく記載されています。
返却を忘れると弁償を求められることがあるため、できるだけ速やかに返却しましょう。
auひかりの解約については『auひかりの解約は電話のみ!プロバイダ受付窓口・解約方法を紹介!解約費用を安くするテクニックも』で詳しく紹介しています。
ぜひコチラの記事もチェックしてみてくださいね。
auひかりは解約金が高いって本当?解約手続きはどこにすればいいの?と不安なことがたくさんありますよね。 auひかりはの解約はとても簡単です。契約中のプロバイダに連絡するだけで手続き完了です。 ただし、解約金は高額になりが […]
続きを読むauひかりから楽天ひかりに乗り換える際の注意点
auひかりからスムーズに楽天ひかりに乗り換えるためにも、乗り換え時の注意点も理解しておきましょう。
以下では、楽天ひかりに乗り換える際の注意点をいくつか紹介します。
電話番号が引き継げない場合がある
電話番号によっては、auひかりから楽天ひかりに乗り換えたときに引き継げないことがあります。
引き継ぎできない電話番号の種類は、auひかりで発番した光電話の番号です。
NTT加入契約で取得した電話番号であればauひかり解約後も利用可能となっています。
また楽天ひかりでは、光電話サービスがありません。
そのため、auひかりの電話番号を利用していて楽天ひかりに乗り換える場合は、NTT東日本・西日本との契約が必要になります。
開通までに1か月かかるときがある
楽天ひかりは時期によって手続きから開通するまで、2週間〜1か月かかります。
楽天ひかりが開通するまでにauひかりを先に解約してしまうと、インターネットがつかない時期が生まれるため注意が必要です。
auひかりの解約は必ず開通工事のタイミングに合わせて解約しましょう。
IPv6対応のWi-Fiルーターを用意する必要がある
楽天ひかりでIPv6を利用するには、IPv6(クロスパス)対応のルーターが必要です。
クロスパス対応のルーターを利用しないと、楽天ひかりの通信速度が十分に発揮されないため、Wi-Fiルーター購入時は注意しましょう。
Wi-Fiルーターはさまざまな料金のものが販売されています。
ルーターごとに使える機能や仕様が異なるため、クロスパス対応で自分に合ったWi-Fiルーターを選びましょう。
まとめ
auひかりから楽天ひかりへの乗り換えは、通信速度にこだわるのであればauひかり、料金にこだわるのであれば楽天ひかりが向いていると言えます。
楽天ひかりでは楽天ポイントが貯まったり全国で利用できたりするため、できるだけ節約したい方や転勤が多い方にもおすすめです。
ただし、乗り換え時には工事費が必要だったり、違約金が発生したりする可能性もあるため注意しましょう。
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