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最終更新日:2024年11月20日

実は高い?基本料金0円電気プランのメリット・デメリット!おすすめ電力会社もご紹介!一人暮らしでもお得?

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実は高い?基本料金0円電気プランのメリット・デメリット!おすすめ電力会社もご紹介!一人暮らしでもお得?

「基本料金が0円の電力会社が気になるけど、どんな仕組みなの?」
「本当に安くなる?デメリットはないの?」

この頃、『基本料金0円』の電力プランが増えています。賢く選ぶことで毎月の電気料金を大幅に削減することも可能です

とはいえ基本料金0円にデメリットはないのか、気になる方もいるでしょう。基本料金0円プランのメリット・デメリットには以下のようなものがあげられます。

基本料金0円プランのメリット・デメリット

  • メリット
    ・シンプルな料金プランでわかりやすい
    ・電気使用量の多い場合は料金を節約しやすい
  • デメリット
    ・一人暮らしの場合切り替えても安くならない可能性がある
    ・解約金や違約金がかかる場合がある

この記事ではメリット・デメリットの他にも、基本料金なしプランの仕組み、それらの電力会社の選び方、またどの電力会社が特におすすめなのかなどの情報を詳しく解説しています。

基本料金0円のおすすめ電力会社は『基本料金なしの電気料金プランがあるおすすめ電力会社5選』で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。

結論、基本料金0円プランで最もおすすめの電力会社はLooopでんきです。

なお、基本料金が0円の電力会社も含めて、おすすめの電力会社を紹介しているページもあります。あわせて参考にしてくださいね。

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長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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基本料金なしの電気プランとは?

「基本料金なしのプラン」について聞いたことがありますか?このプランは電気代の基本料金が無料となるもので、一見魅力的に思えます。

しかし、「基本料金なし」という言葉だけでは、その具体的な内訳や仕組みが明確に理解できず、なかなか決断できないかもしれません。

そこで、この章では「基本料金なしのプラン」の詳細な内訳とその仕組みについて、わかりやすく解説していきます。

基本的な電気代の内訳

電気料金の基本料金は、電力会社やプラン、アンペア数により異なる最低額を指し、電気を全く使用しなかった場合でも、基本料金は必要となります。

ほとんどの電力会社では基本料金が設定されていますが、基本料金が0円となるプランも存在します。

また、使用した電力量に応じて発生する「電力量料金」という要素もあります。電力量料金の計算式は以下の通りです。

電力量料金=(電力量料金単価×使用電力量)±(燃料費調整額×使用電力量)

多くの電力会社では3段階の料金制度が採用されており、使用量が増えると段階が上昇し、それに伴い電力量料金単価も高くなります。

基本料金なしプランの仕組み

それでは、基本料金が0円のプランの仕組みを簡単に説明します。

電気料金には、電力量料金(従量料金)」という、電気使用量が増えるほど料金が増加する項目があります。

通常、電力量料金は3段階に料金設定されており、最初の120kWhまでの使用量は比較的低い料金が設定されています。

しかし、基本料金が0円のプランでは、電力量料金は使用量に関係なく一定で、その結果、最初の120kWhまでの電力量料金が若干高めに設定されていることがあります。

基本料金なしの電気料金プランがある電力会社一覧

基本料金なしの電気料金プランがある電力会社を一覧にまとめました。

電力会社基本料金0円のプラン
(一般家庭向け)
供給エリア
Looopでんき・スマートタイムONE全エリア
アルカナエナジー・アルカナおうちでんき全エリア(沖縄を除く)
楽天でんき・プランS全エリア
リミックスでんき・Styleプラス
・Styleプラス eco
全エリア(沖縄を除く)
Japan電力・くらしプランS全エリア(沖縄を除く)
ネット電力・従量電灯B全エリア(沖縄を除く)
ソフトバンクでんき・自然でんき全エリア
ストエネ・Fプラン全エリア(沖縄を除く)
0円でんき・ファミリー向けプラン東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州エリア
ゼロ電・スタンダードプラン
・CO2フリープラン
全エリア(沖縄を除く)
タダ電・タダ電プラン全エリア(沖縄を除く)

一覧でとりあげたほとんどの電力会社は、全国どのエリアでも契約できるプランを提供しています。

上記一覧の中で特におすすめの電力会社を、次の章で詳しく紹介していきます。

基本料金なしの電気料金プランがあるおすすめ電力会社5選

この章では基本料金が無料の電力会社を厳選し、その中からおすすめの5社を紹介します。

下記はおすすめ5社の特徴と、料金プランを比較した表です。ご自身が住んでいる地域の料金をチェックしてみてくださいね。

電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円14.88円~
ネット電力
(ネットでんきB)
27.00円
楽天でんき
(プランS)
36.85円
リミックスでんき
(Styleプラス)
17.61円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
29.80円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円14.02円~
ネット電力
(ネットでんきB)
22.90円
楽天でんき
(プランS)
33.98円
リミックスでんき
(Styleプラス)
16.65円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
25.45円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円15.61円~
ネット電力
(ネットでんきB)
26.50円
楽天でんき
(プランS)
37.78円
リミックスでんき
(Styleプラス)
18.10円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
28.55円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円15.88円~
ネット電力
(ネットでんきB)
31.50円
楽天でんき
(プランS)
43.00円
リミックスでんき
(Styleプラス)
17.91円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
35.05円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円16.25円~
ネット電力
(ネットでんきB)
26.80円
楽天でんき
(プランS)
37.40円
リミックスでんき
(Styleプラス)
18.54円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
31.95円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円14.67円~
ネット電力
(ネットでんきB)
~300kWh:23.90
301kWh~:22.10
楽天でんき
(プランS)
36.10円
リミックスでんき
(Styleプラス)
16.55円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
26.95円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円15.68円~
ネット電力
(ネットでんきB)
24.90円
楽天でんき
(プランS)
38.70円
リミックスでんき
(Styleプラス)
17.18円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
28.05円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円15.57円~
ネット電力
(ネットでんきB)
23.90円
楽天でんき
(プランS)
36.20円
リミックスでんき
(Styleプラス)
17.58円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
29.65円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円15.72円~
ネット電力
(ネットでんきB)
24.50円
楽天でんき
(プランS)
38.15円
リミックスでんき
(Styleプラス)
17.32円~
アルカナエナジー
(おうちでんき)
29.05円
電力会社(プラン)基本料金電力量料金
Looopでんき
(スマートタイムONE)
0円18.89円~
楽天でんき
(プランS)
44.70円

以下ではそれぞれの電力会社を詳しく解説していきます。

Looopでんき

Looopでんき安い

Looopでんきは基本料金が0円なので、電気代を使用した分だけ電気料金が発生するという仕組みとなっています。

また、Looopでんきの一般家庭向けプラン「スマートタイムONE」は、市場連動型システムを採用しており、電気使用量に応じて発生する電力量料金の単価が30分毎に変動します。

市場連動型と聞くと、電気代が不安定で思いがけず高くなってしまうのでは?と懸念される方も多いのではないでしょうか。

しかし、Looopでんき公式が公開している実績データからは、各地域電力会社よりも大幅に電気代を節約できることが分かります。下記の料金比較表は、東京電力エリアの2023年の実績です。

※東京電力エリア、4人世帯の料金比較表

月によっては約3,800円と、かなりの額を節約できることがわかりますね。

市場価格の上がる夏季・冬季はやはり節約額が小さくなりますが、それでもLooop電気の方が安くなっています。年間総額でも大きな節約額になることが、一目瞭然ですね。

\ピークシフトの活用で大幅節約!/

ネット電力

ネット電力は、最新のインターネット技術を利用して人件費を削減している分、他の電力会社と比べてコストがかからず、料金設定がとてもシンプルかつ低価格です。基本料金は発生せず、利用した電力量のみが加算されていきます。

電力量料金に関しては使用量に関わらず一律(東北エリアを除く)で、地域電力よりも安く設定されているエリアも多いです。

電力量料金東京電力
(従量電灯B)
ネット電力
(ネットでんきB)
~120kWh29.80円/kWh27.00円/kWh
121kWh~300kWh36.40円/kWh
301kWh~40.49円/kWh

上の表は東京電力とネット電力の電力量料金を比較したものです。ネット電力の単価は使用量に関わらず一律であり、東京電力の一段階目の単価よりも安く設定されています

Looopでんきのような市場連動型システムではないため、突然電気代が高くなるといったリスクもなく、安定して電気代を節約できること間違いなしです。

\電気の使用量が多いほど電気代がお得!/

楽天でんき

楽天グループが提供する楽天でんきでも、基本料金が無料のプランを提供しています。

電力使用量に応じた料金のみが発生し月々の固定費を気にする必要がありません。

さらに、楽天でんきでは楽天スーパーポイントも積み立てられ、日常のショッピングやサービスで得られるポイントを電気料金の支払いに活用できます。これは他の電力会社では見られない独自のメリットです。

また、公式アプリを使用すればスマートフォンで簡単に電力使用量や料金をチェックできます。

現在は、楽天でんきとガスのセットで新規申込をすると、7,000ポイントがもらえる特典もあります。

電気だけの申込でも3,000ポイント進呈されるので、楽天ポイントを貯めている人には大変嬉しい特典ですね。

リミックスでんき

リミックスでんきは基本料金が0円で、電気を使用した分だけ料金が発生するシステムの「Styleプラス」というプランを提供しています。

このプランはLooopでんきと同様に、市場価格に応じて30分毎に電力量料金の単価が変動する市場連動型システムを採用しています。

リミックスでんきの単価はLooopでんきに比べて、深夜から日中にかけてがわずかに高く、夕方が安くなるという特徴があります。そのため、夕方に電気を使うことの多い家庭ではLooopでんきよりも電気代を節約できるのです。

時間ごとの単価は公式HPのでんきアラートから確認ができます。また、電気代が高くなる時間にはスマートフォンに「LINE通知サービス」でお知らせが届くのも安心ですね。

夕方に電気を使用することの多い人や、節約意識が高く少しでも電気代を安くしたいという方はぜひリミックスでんきを検討してみてください。

\賢く使って大幅節約!/

アルカナエナジー

アルカナエナジーは、基本料金が0円で電力量料金が電気使用量に関わらず一律の料金プランを提供している電力会社です。

基本料金が0円であるため、毎月固定で発生する料金がありません。

基本料金のあるプランだと契約アンペアによって1,000円~2,000円程度の料金が毎月発生するので、その分の料金が節約できるのはかなり嬉しいポイントですね。

また、アルカナエナジーの電力量料金単価は、どれだけ電気を使用しても一律で変わりません。

電気を多く使用する家庭であれば電気代を大幅に抑えられる可能性があります

一律の単価で料金が発生するので、月の電気代を想定しやすいのも利用者にとってのメリットとなります。

安定して電気代を安く抑えたいという人にとっては最適の電力会社であるといえます。

基本料金なし電気プランのメリット・デメリット

「電気代を節約したい!」

そんな思いから、基本料金なしの電力会社に乗り換えようと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、基本料金なしの電力会社は、本当にお得なのでしょうか?

基本料金なしプランを利用するメリット

基本料金なしプランのメリットは次の2点です。

基本料金0円プランのメリット

  • シンプルな料金プランでわかりやすい
  • 電気使用量の多い場合は料金を節約しやすい

以下で詳しく解説していきます。

シンプルな料金プランでわかりやすい

基本料金なしプランのメリットは、そのシンプルな料金体系にあり、これは消費者にとって非常に理解しやすく、電気代の予測を簡単にできます。

このプランでは、使用した電力量に対してのみ料金を支払うため、どれだけ電気を使用しているかが明確になります。

また、シンプルな料金体系は家計の予算管理にも役立ち、消費者は事前に電気代の計算をしやすく、予算内で電力を使用することもできます。

電気使用量の多い場合は料金を節約しやすい

基本料金なしプランは、特に電気使用量が多い家庭にとって、コストを大幅に節約できる可能性があります。

このプランでは、使用量に応じた料金のみが発生し基本料金がないため、電気使用量が多いほど節約の効果が大きくなります

さらに、一部の電力会社では電気使用量が多い場合に単位あたりの電気料金が下がるため、さらなる節約効果を期待することができます。

したがって、基本料金なしプランを選択することで、家庭の電気代を削減し、家計の負担を軽くすることができます。

基本料金なしプランを利用するデメリット

基本料金なしプランを利用する際には、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。特に注意が必要なのは次の2点です。

基本料金0円プランのデメリット

  • 一人暮らしの場合切り替えても安くならない可能性がある
  • 解約金や違約金がかかる場合がある

以下で詳しく解説していきます。

一人暮らしの場合切り替えても安くならない可能性がある

基本料金なしプランは一見コスト削減の良い手段に見えますが、全ての家庭で効果があるわけではなく、一人暮らしなどの電気使用量が少ない家庭では切り替えた後でも電気代が安くならない、あるいは逆に高くなる可能性もあります。

これは、基本料金がない代わりに電力量料金が高めに設定されていることや、従量料金が一律であることが多いことが原因です。

したがって、基本料金なしプランを選ぶ際には、家庭の電気使用量や生活環境を考慮し、従量料金の設定や自身の電気使用量を確認してから複数の電力会社のプランを比較検討することが重要です。

解約金や違約金がかかる場合がある

基本料金なしプランは一定期間の契約が必要になることがあり、途中で契約を解除した場合には解約金や違約金が発生する可能性があります。

そのため、基本料金なしプランを選択する際には契約期間や解約に関わる費用をよく確認することをおすすめします。

基本料金なし電気プランを選ぶ際に気を付けること

ここまで、基本料金なしプランの仕組みやおすすめの電力会社を紹介してきました。

使用状況によっては大変お得に利用することのできる基本料金なしプランですが、契約を決めるにあたって注意すべき点もいくつかあります。

契約してから後悔することがないよう、しっかりと確認しておきましょう。

電力量料金や燃料費調整額を確認しておく

基本料金なしプランを選ぶ際に必ず確認すべきなのが、その電力会社の電力量料金や燃料費調整額です。

基本料金がないプランでは、電力量料金が電気使用量に関わらず一律に設定されていたり、市場連動型の料金システムを採用していることが多い傾向にあります。

どの程度の電気使用量でどれくらい料金が発生するのか、おおよそでも把握しておくことで、「思っていたより電気料金が高くなってしまった」といった事態も避けられるでしょう。

また燃料費調整額の上限の有無や、電力会社が独自で設けている調整金がないかどうかといった点も確認しておくと安心ですね。

現在の電力使用量を確認する

基本料金なしプランを契約するにあたって、ご自身の現在の電気使用状況を確認しておく必要があります。

前述した通り、基本料金なしプランは電力量料金が一律に設定されていたり、市場連動型の料金システムを採用している電力会社が多い傾向にあります。

そのため、電気使用量が少ない一人暮らしなどの家庭ではかえって電気料金が高くなってしまったり、電気を多く使う時期や時間帯によって損になってしまうケースも考えられます。

現在の電気使用量は、自宅に届く検針票や、現在契約している電力会社のWebマイページなどから簡単に確認できます。電力会社を選ぶ際には調べておくようにしましょう。

新電力に関するよくある質問

新電力の選択は、電気料金の節約だけでなく、持続可能なエネルギーへの移行を支援するための重要なステップです。

しかし、新電力についての情報が多すぎて混乱しているかもしれません。

この章では、新電力に関するよくある質問をまとめてみました。

電力会社を切り替えれば安くなりますか?  

電力会社を切り替えることで電気代が安くなるか否かは、各々の電気使用状況と選択する電力会社の料金プランによります。

しかし、Looopでんきのように明確で競争力のある料金プランを提供する会社を選べば、電気代を節約できる可能性が高まります。

新電力に切り替えても、停電しませんか?  

新電力に切り替えても、停電が増えることはありません。

また、新電力に切り替えても発電所や電気を送る事業者は変わらないため、停電が起きるタイミングは変わりませんし、復旧作業は電気を送る事業者が行うため、新電力だからといって復旧までに時間がかかるようなことはありません。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは何ですか?  

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は、再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど)による発電を促進するために、電気の利用者から徴収される賦課金です。

これは再生可能エネルギーの普及を促進するために必要な費用であり、電気料金に含まれています。したがって、電気を使用する際には必ず支払う必要があります。

この制度は、持続可能なエネルギー源の開発と利用を推進するための重要な一環となっています。

基本料金なしプランは一人暮らしでもお得になりますか?

一人暮らしの家庭では電気使用量が少ないため、電力量料金の単価が使用量に関わらず一律に設定されていたり、市場連動型プランを採用していることの多い基本料なしプランを契約すると割高になってしまうリスクが高いと言えます。

また、中には契約アンペアが20A以下の自宅に住んでいる人など、基本料金のあるプランを利用していても安く済む人もいます。

ただし、一人暮らしでも在宅ワークなどで電気使用量が多い人や、契約する料金プランによってはお得になる場合もあります。

一人暮らしで基本料金なしプランを検討する際は、自宅の契約アンペアや電気使用量を確認したうえで判断することをおすすめします。

まとめ

「基本料金なし」を掲げる電力会社は、基本料金が0円で、電気を使った分だけを支払うだけで良いため、消費者にとって大きな魅力となります。

これは特に、電気使用量が少ない一人暮らしや節電に努めている家庭、さらには空き家や別荘を持っている人、家族が多かったり一人暮らしで電気をたくさん使う人、出張や短期留学で家を空ける予定がある人にとって大きな節約につながります。

また、使用量に応じた料金設定は節電意識を高める効果もあります。

しかし、全ての家庭にお得であるわけではなく、ピーク時に大量の電気を使用する家庭では従量料金が高くなる可能性もあります。

そのため、「基本料金なし」の電力会社を選ぶ際は、自身のライフスタイルや電気使用状況をよく考えて選びましょう。

伊藤 雄次
執筆者
クラシェルジュ編集部

経歴
元ゲーム好き・節約好きのブロガー、株式会社ブレイブのWEBエンジニア。ゲームを快適に遊ぶためネット環境構築に詳しくなる。専門知見を活かして始めた通信サービスのブログを月間1,200万が訪れるサイトに成長させる。現在は通信費削減・見直しコンサルティングをおこなう傍ら、記事を執筆しながら多くの人の悩み事を解決し続けている。参考:クラシェルジュ開発ストーリー
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