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最終更新日:2024年04月22日

オクトパスエナジーと中部電力はどちらが安い?電気代を徹底比較。燃調費による損益分岐も検証

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オクトパスエナジーと中部電力はどちらが安い?電気代を徹底比較。燃調費による損益分岐も検証

オクトパスエナジーと中部電力の電気代について「どちらが安くなるの?」「自分が使う電気の量だとお得になるのはどっち?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は、オクトパスエナジーと中部電力の料金を比較し、電力使用量や燃料費調整額別のシミュレーションを行い、どちらが得になるのかを徹底的に解説していきます。

中部電力かオクトパスエナジー、どちらを契約するか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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オクトパスエナジーの口コミや評判については、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。

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※オクトパスエナジーでは沖縄電力エリアを除いたエリアで「グリーンオクトパス2023-12」プラン(以下、オクトパスエナジー)を提供しております。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー

小売電気アドバイザー。デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー

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オクトパスエナジーと中部電力の料金プランを比較

まずは、オクトパスエナジーと中部電力の料金プランを比較してみます。オクトパスエナジーは「グリーンオクトパス」、中部電力は「従量電灯B」プランです。

項目オクトパスエナジー中部電力
基本料金10A:302.56円(1日あたり9.76円)
20A:605.12円(1日あたり19.52円)
30A: 907.68円(1日あたり29.28円)
40A:1,210.24円(1日あたり39.04円)
50A:1,512.8円(1日あたり48.8円)
10A:321.14円
20A:642.28円
30A: 963.42円
40A:1,284.56円
50A:1,605.70円
電力量料金〜120kWh:21.05円
121〜300kWh:24.90円
301kWh〜:26.70円
〜120kWh:21.20円
121〜300kWh:25.67円
301kWh〜:28.62円
燃料費調整額
(2024年4月)
-0.1円(1kWhあたり)-0.1円(1kWhあたり)
オクトパスエナジー
中部電力

上記のうち、基本料金は電気の使用量に関わらず発生する金額です。電力量料金は、電気の使用量(1kWhあたり)に応じてかかる単価のこと。燃料費調整額は、電気を作るコストや調達価格などで毎月増減します。プラスになる場合もあればマイナスになるときもあります。

上記を見てみると、基本料金・電力量料金のいずれもオクトパスエナジーのほうが安いことがわかります。燃料費調整額は同じなので、2024年4月の場合なら、どのようなアンペア契約・電気の使用量でもオクトパスエナジーが安くなります。

以下で、基本料金・電力量料金などをさらに詳しく見ていきましょう。

基本料金・電力量料金はオクトパスエナジーが安い

中部電力と比較すると、オクトパスエナジーは基本料金・電力量料金ともに低くなっています。まずは基本料金を確認してみましょう。

アンペア数オクトパスエナジー中部電力
10A302.56円(1日あたり9.76円)321.14円
20A605.12円(1日あたり19.52円)642.28円
30A907.68円(1日あたり29.28円)963.42円
40A1,210.24円(1日あたり39.04円)1,284.56円
50A1,512.8円(1日あたり48.8円)1,605.70円

オクトパスエナジーの基本料金は1日あたりのため、31日で計算しています。31日まである月は7カ月で、30日以下の月は5カ月あるので、1年のうち5カ月間の基本料金はさらに安くなります。

次は電力量料金を比較です。電力量料金は1〜3段階に分かれていて、使用料に応じて単価が変動します。

使用電力量オクトパスエナジー中部電力
〜120kWh21.05円21.20円
121〜300kWh24.90円25.67円
301kWh〜26.70円28.62円

電力量料金は、1〜3段階すべてでオクトパスエナジーのほうが安くなっています。とくに3段階目の料金差が大きく、電気をたくさん使う家庭ではよりお得になる計算です。

燃料費調整額は同等

燃料費調整額は、オクトパスエナジー・中部電力ともに同水準です。

例えば、2024年4月分の燃料費調整額は、オクトパスエナジー・中部電力ともに-0.1円。1kWh単価から0.1円が割引される計算です。

ただし、燃料費調整額は毎月変動します。月によっては中部電力のほうが安くなるケースも考えられますし、逆もしかりです。あくまで目安程度にとらえておくとよいでしょう。

オクトパスエナジーと中部電力の燃料費調整額による損益分岐

オクトパスエナジーと中部電力は、基本料金・電力量料金ともにオクトパスエナジーのほうが安いため、中部電力のほうが安くなるのは燃料費調整額に差が出た場合です。

実際に、どのくらいの差額が出ると中部電力のほうがお得になるのかを、以下でシミュレーションしてみました。縦軸は電気料金、横軸は電力使用量です。

オクトパスエナジーと中部電力料金比較

計算した結果、燃料費調整額が0.5円以下の場合は、ほとんどのケースでオクトパスエナジーのほうが安くなり、1円以上の場合は中部電力のほうが安くなります。

オクトパスエナジーと中部電力の電気料金をシミュレーション

ここからは、オクトパスエナジーと中部電力の電気料金を基本料金・電力量料金・燃料費調整額別にシミュレーションしていきます。

燃料費調整額の差が0.5円・0.7円・1円以上のケースで試算を行っているので、ぜひ参考にしてみてください。

燃料費調整額の差が0.5円の場合

燃料費調整額の差が0.5円の場合(中部電力-0.5円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較すると、以下の結果になります。( )内は、燃料費調整額を反映させた額です。

使用電力量オクトパスエナジー中部電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,180.68円
(4,180.68円)
4,277.52円
(4,202.52円)
二人暮らし(40A/220kWh)6,226.24円
(6,226.24円)
6,395.56円
(6,285.56円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)8,218.24円
(8,218.24円)
8,449.16円
(8,299.16円)
参照:オクトパスエナジー 参照:中部電力

どのようなケースでもでオクトパスエナジーが安い

上記の試算では、いずれの場合もオクトパスエナジーのほうが安くなる計算です。

燃料費調整額が0.5円差のケースでは、中部電力は基本料金と電力量料金の差を埋められず、オクトパスエナジーのほうが安いといえるでしょう。

燃料費調整額の差が0.7円の場合

次は、燃料費調整額の差が0.7円の場合(中部電力-0.7円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較してみましょう。

使用電力量オクトパスエナジー中部電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,180.68円
(4,180.68円)
4,277.52円
(4,122.52円)
二人暮らし(40A/220kWh)6,226.24円
(6,226.24円)
6,395.56円
(6,241.56円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)8,218.24円
(8,218.24円)
8,449.16円
(8,239.16円)
参照:オクトパスエナジー 参照:中部電力

電気使用量が少ない家庭では中部電力が安い

一人暮らしのモデルケースでは、中部電力のほうが安くなっています。電力量料金の1段階目である0〜〜120kWhまでの差額が小額なため、燃料費調整額の差で中部電力が安くなったと考えられます。

2人以上の世帯でオクトパスエナジーが安い

2人以上世帯では、オクトパスエナジーのほうがお得です。電力量料金の2・3段階目の料金差が、燃料費調整額を上回った結果だといえるでしょう。

燃料費調整額が0.7円の場合は、電気の使用量が少ない家庭だと中部電力のほうが安く、2人以上の世帯ではオクトパスエナジーが安くなる可能性が高くなります。

燃料費調整額の差が1円以上の場合

最後に、燃料費調整額の差が1円以上の場合(中部電力-1円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金を比較してみましょう。

使用電力量オクトパスエナジー中部電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,180.68円
(4,180.68円)
4,277.52円
(4,127.52円)
二人暮らし(40A/220kWh)6,226.24円
(6,226.24円)
6,395.56円
(6,175.56円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)8,218.24円
(8,218.24円)
8,449.16円
(8,149.16円)
参照:オクトパスエナジー 参照:中部電力

多くの場合で中部電力が安い

燃料費調整額が1円差の場合では、どもモデルケースでも中部電力のほうが安くなるといった結果が出ました。

以上のことから、燃料費調整額の差額が1円を超えて大きくなるほど、中部電力が安くなるケースが多くなるといえるでしょう。

オクトパスエナジーと中部電力のその他のサービスを比較

ここからは、オクトパスエナジーと中部電力のサービスを比較していきます。

項目オクトパスエナジー中部電力
契約期間なしなし
解約金なしなし
ガスとのセット契約なしあり
キャンペーン電気代が総額15,000円(税込)割引(1,250円/月×12カ月)電気料金10%割引(3カ月間)
ガスとのセット契約でガス基本料金半額(1年間)
問い合わせ方法Web:「オクトパスエナジー公式サイト」
メール:hello@octopusenergy.co.jp
電話:0800-080-7927
SNS:LINEX(旧Twitter)Instagram
Web:「中部電力公式サイト」

契約期間・解約金は両社とも設定されていません。ガスとのセット契約は中部電力のみ行っています。

キャンペーンは、オクトパスエナジーのほうが圧倒的にお得。12カ月間もの間電気代が毎月1,250円割引されるため、中部電力に比べてかなり安く電気を利用できるでしょう。

まとめ

今回は、オクトパスエナジーと中部電力の料金を比較し、電気の使用量別のシミュレーションも行いました。

オクトパスエナジーは基本料金・電力量料金ともに中部電力より安くなっていますが、燃料費調整額の差が1円以上になると、中部電力とよりも電気代が高くなるケースも。

とはいえ、燃料費調整額の差がそれほどない状態であれば、オクトパスエナジーがおすすめです。今ならキャンペーン利用で、さらに安くなりますよ。

中部電力かオクトパスエナジーかで契約を悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

伊藤 雄次
執筆者
クラシェルジュ編集部

エンジニア業の傍ら始めた通信系メディア・新電力メディアの運営歴10年以上、月間1,200万が訪れるサイトで利用者の悩み事を解決してきた通信サービス提案のプロフェッショナル。ユーザーに最適なネット回線が提案できる知見を活かし、個人法人問わない通信環境のインフラアドバイザーとしても活動中。さらに本業ではネットワークスペシャリストの資格を取得し、社内の通信インフラ運営・保守も担っている。LinkedIn/Facebook

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