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最終更新日:2024年04月25日

オクトパスエナジーと九州電力、安いのはどっち?電気代を徹底比較!

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オクトパスエナジーと九州電力、安いのはどっち?電気代を徹底比較!

新電力会社のなかでも、近年注目されている「オクトパスエナジー」。九州地方に住んでいて「九州電力とどっちが安いの?」「オクトパスエナジーにすると電気料金は安くなるの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は、オクトパスエナジーと九州電力の料金を比較し、電気使用量別のシミュレーションなども行い、ケース別にどちらが安くなるのかを徹底解説していきます。

九州地方に住んでいて、電気代を少しでも安くしたいといった人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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オクトパスエナジーの口コミや評判については、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。

オクトパスエナジーの評判は?怪しいって本当?電気料金やメリット・デメリットを解説【アンケート公開】

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※オクトパスエナジーでは沖縄電力エリアを除いたエリアで「グリーンオクトパス2023-12」プラン(以下、オクトパスエナジー)を提供しております。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
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オクトパスエナジーと九州電力の料金プランを比較

はじめに、オクトパスエナジーと九州電力の料金プランを比較してみましょう。オクトパスエナジーは「グリーンオクトパス」、九州電力は「スマートファミリープラン」プランと、いずれもベーシックなプランとなっています。

項目オクトパスエナジー九州電力
基本料金10A:321.78円(1日あたり10.38円)
20A:643.56円(1日あたり20.76円)
30A: 965.34円(1日あたり31.14円)
40A:1,287.12円(1日あたり41.52円)
50A:1608.9円(1日あたり51.9円)
10A:316.24円
20A:632.48円
30A: 948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
電力量料金〜120kWh:17.98円
121〜300kWh:22.98円
301kWh〜:24.68円
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.97円
301kWh〜:25.87円
燃料費調整額
(2024年4月)
-0.88円(1kWhあたり)-0.97円(1kWhあたり)
オクトパスエナジー
九州電力

電気料金は、大きく分けて電気の使用量に関わらず発生する基本料金、使用料に応じてかかる電力量料金、電気の調達費によって増減する燃料費調整額の3つから決定されます。

まず基本料金は、すべてのアンペア数で九州電力のほうが安くなっています。一方、電力量料金は前段階でオクトパスエナジーが安め。燃料費調整額は、九州電力がやや安いといった傾向です。

以下で、各料金をさらに詳しく見ていきましょう。

基本料金は九州電力、電力量料金はオクトパスエナジーが安い

オクトパスエナジーと九州電力と比較すると、基本料金は九州電力が安く、電力量料金はオクトパスエナジーが安くなっています。基本料金の比較は、以下を参照してみてください。

アンペア数オクトパスエナジー九州電力
10A321.78円(1日あたり10.38円)316.24円
20A643.56円(1日あたり20.76円)632.48円
30A965.34円(1日あたり31.14円)948.72円
40A1,287.12円(1日あたり41.52円)1,264.96円
50A1608.9円(1日あたり51.9円)1,581.20円

オクトパスエナジーの基本料金は1日ごとに発生するため、31日で計算しています。31日の場合はどの契約アンペアでも九州電力が安いことがわかります。ただし、30日以下の月では九州電力よりもオクトパスエナジーが安くなります。

31日まである月は7ヶ月、30日以下の月は5ヶ月です。よって、1年間で基本料金を考えるなら、僅かな差だといえそうですね。

次に、電力量料金の比較です。

使用電力量オクトパスエナジー九州電力
〜120kWh17.98円18.37円
121〜300kWh22.98円23.97円
301kWh〜24.68円25.87円

電力量料金は3段階に別れていて、利用料が多くなるほど1kWhあたりの単価が上昇していきます。金額は、3段階すべてで0.5〜1円強ほどオクトパスエナジーのほうが安いことがわかります。

燃料費調整額は九州電力が安い

電気のを作ったり、調達したりするコストによって変動する燃料費調整額は、九州電力のほうが安い傾向。昨今はコスト高による電気代高騰に対応するため、国が電気・ガス価格激変緩和対策事業を行い、一定の額が割り引かれています。

例えば、2024年4月分の燃料費調整額は、値引き分を入れてオクトパスエナジーが1kWhあたり2.62円、九州電力が-0.97円と、九州電力のほうが低料金です。

ちなみに、燃料費調整額は月ごとに金額が変動します。1月だけ安くても、次の月には高くなる場合もあります。電力会社の比較をする際は、どの程度の金額で推移しているかを目安にしましょう。ほぼすべての電力会社で過去の燃料費調整額のデータを公開しています。

オクトパスエナジーと九州電力の燃料費調整額による損益分岐

電気料金の比較をするうえでは、上述した燃料費調整額に注目することがおすすめです。

例えばオクトパスエナジーは、九州電力と比べて基本料金は同程度。電力量料金は安いため、この2項目で計算すると多くのケースで九州電力よりも安くなります。一方、燃料費調整額を加算すると、差額の分オクトパスエナジーが高くなる場合も。

では、どのくらいの金額で損益が分岐するのでしょうか。以下で、燃料費調整額別にシミュレーションを行いました。縦軸は電気料金、横軸は電力使用量です。

オクトパスエナジーと九州電力比較

計算した結果、燃料費調整額の差が0円以下の場合は、ほとんどのケースでオクトパスエナジーのほうが安くなり、1円以上の場合は九州電力のほうが安くなります。

オクトパスエナジーと九州電力の電気料金をシミュレーション

ここからは、オクトパスエナジーと九州電力の電気料金を燃料費調整額別にシミュレーションしてみましょう。燃料費調整額の差が0円・0.5円・1円以上のケースで試算を行っています。

燃料費調整額の差が0円の場合

まずは燃料費調整額の差が0円の場合です。比較モデルは一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金です。結果は以下を参照してみてください。( )内は、燃料費調整額を反映させた額です。

使用電力量オクトパスエナジー九州電力
一人暮らし(30A/150kWh)3,812.31円
(3,812.31円)
3,872.22円
(3,872.22円)
二人暮らし(40A/220kWh)5,742.72円
(5,742.72円)
5,866.36円
(5,866.36円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)7,581.12円
(7,581.12円)
7,783.96円
(7,783.96円)
参照:オクトパスエナジー 参照:九州電力

ほとんどの場合でオクトパスエナジーが安い

上記の試算では、いずれの場合もオクトパスエナジーのほうが安くなる計算です。

燃料費調整額が0円差なら、基本料金は同水準、電力量料金が安いオクトパスエナジーのほうが安くなるといえるでしょう。

燃料費調整額の差が0.5円の場合

燃料費調整額の差が0.5円の場合(九州電力-0.5円・オクトパスエナジー0円)で、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金をシミュレーションした結果は、以下となります。

使用電力量オクトパスエナジー九州電力
一人暮らし(30A/150kWh)3,812.31円
(3,812.31円)
3,872.22円
(3,797.22円)
二人暮らし(40A/220kWh)5,742.72円
(5,742.72円)
5,866.36円
(5,756.36円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)7,581.12円
(7,581.12円)
7,783.96円
(7,633.96円)
参照:オクトパスエナジー 参照:九州電力

2人以上の世帯でオクトパスエナジーが安い

1人暮らしのモデルケースでは九州電力が安く、2人以上世帯ではオクトパスエナジーのほうがお得になります。

燃料費調整額が0.5円の場合は、電気の使用量が少ない家庭だと基本料金と燃料費調整額の差があるため、九州電力のほうが安くなります。一方、2人以上の世帯では、電力量料金の差から、じわじわとオクトパスエナジーが追い上げる形です。

燃料費調整額の差が1円以上の場合

最後は、燃料費調整額の差が1円以上の場合です。(九州電力-1円・オクトパスエナジー0円)、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金の比較結果は、以下を参照してみてください。

使用電力量オクトパスエナジー九州電力
一人暮らし(30A/150kWh)3,812.31円
(3,812.31円)
3,872.22円
(3,722.22円)
二人暮らし(40A/220kWh)5,742.72円
(5,742.72円)
5,866.36円
(5,646.36円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)7,581.12円
(7,581.12円)
7,783.96円
(7,483.96円)
参照:オクトパスエナジー 参照:九州電力

多くの場合で九州電力が安い

燃料費調整額が1円差の場合では、どのモデルケースでも九州電力のほうが安くなるといった結果が出ました。燃料費調整額が電力量料金の差額を超えたため、九州電力のほうが1kWhあたりの単価が低くなったことが理由です。

燃料費調整額の差が広がれば広がるほど、九州電力が安くなるケースが多くなるといえるでしょう。

オクトパスエナジーと九州電力のその他のサービスを比較

最後に、電気料金に関する項目以外でオクトパスエナジーと九州電力のサービスを比較してみましょう。比較した項目は、以下のとおりです。

項目オクトパスエナジー九州電力
契約期間なしなし
解約金なしなし
ガスとのセット契約なしあり
キャンペーン電気代が毎月1,250円割引(12カ月間)スマートファミリープラン(2年契約)で年間777円割引
問い合わせ方法Web:「オクトパスエナジー公式サイト」
メール:hello@octopusenergy.co.jp
電話:0800-080-7927
SNS:LINEX(旧Twitter)Instagram
Web:「九州電力公式サイト」
電話:「九州電力公式サイト」より住まいを選択

契約期間・解約金は両社ともなしで、ガスとのセット契約は九州電力のみとなっています。キャンペーン・問い合わせ方法はオクトパスエナジーのほうが充実。とくに新規契約では、総額15,000円の割引が受けられるため、燃料費調整額が高騰した場合でも、オクトパスエナジーのほうが安くなる可能性が高まります。

まとめ

今回は、オクトパスエナジーと九州電力の料金を比較し、どちらが安くなるのかをケース別に解説しました。

オクトパスエナジーは燃料費調整額が1円以上になると、九州電力と比較して電気代が高くなります。

燃料費調整額の差額が多い状況が続くのであれば、九州電力のほうがお得です。一方、燃料費調整額の差がつかない状態であれば、オクトパスエナジーがおすすめできるといえるでしょう。またキャンペーンを利用すれば、オクトパスエナジーはかなりお得に利用可能です。

九州電力かオクトパスエナジーかでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

伊藤 雄次
執筆者
クラシェルジュ編集部

経歴
元ゲーム好き・節約好きのブロガー、株式会社ブレイブのWEBエンジニア。ゲームを快適に遊ぶためネット環境構築に詳しくなる。専門知見を活かして始めた通信サービスのブログを月間1,200万が訪れるサイトに成長させる。現在は通信費削減・見直しコンサルティングをおこなう傍ら、記事を執筆しながら多くの人の悩み事を解決し続けている。参考:クラシェルジュ開発ストーリー
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