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最終更新日:2024年07月04日

PinTでんきの電気料金は高い!評判やデメリット、解約方法などを解説

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PinTでんきの電気料金は高い!評判やデメリット、解約方法などを解説

「PinTでんきを使っているけど電気代が高い…」
「大東建託の賃貸ですすめられたけど契約しても大丈夫?」

PinTでんきについて、このような不安・疑問をお持ちではないでしょうか。

PinTでんきは、不動産屋の紹介や、大東建託の賃貸物件ですすめられることの多い電力会社です。実際に利用してみたら料金が高くて心配になったり、契約前に他の利用者の評判を知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、PinTでんきの料金が高い理由や、実際の契約者の口コミ解約方法などについて詳しく紹介しています。

結論、PinTでんきを利用するとほとんどのケースでかなり電気代が高くなってしまいます

現在契約している人は他社へ乗り換えることをおすすめします。現在契約を考えている人も、他社を検討した方が良いでしょう。

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以下で詳しく説明していくので、ぜひ最後までご覧ください。

長井 勇樹
執筆者
小売電気アドバイザー

経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。 直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員

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※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

PinTでんきの基本情報

PinTでんきは、株式会社PinTが運営する電力小売事業です。

基本情報を下の表にまとめました。

項目PinTでんき
運営会社株式会社PinT
供給エリア全国(沖縄・離島除く)
契約期間・違約金なし
支払方法口座振替
クレジットカード払い
SMSスマート決済
(PayPay、LINEPay、メルペイ、その他)
払込票
(コンビニ、auPAY、ゆうちょPay、楽天銀行、その他)
ポイント還元あり(PinTポイント)
プランPinTでんきA
PinTでんきB
PinTでんきC
PinTでんき動力
電気・ガスセット割
※東京、中部、関西エリアのみPinTガスの供給あり
※セット契約可能だが割引はなし

PinTでんきの特徴を詳しく解説していきます。

PinTでんきは東京電力EPの子会社

PinTでんきを運営している株式会社PinTの株式は、東京電力エナジーパートナー株式会社が100%保有しており、子会社にあたります。

株式会社PinTは、「PinTでんき」のほかに、「PinTガス」や、インターネットサービスの「TEPCOひかり」も提供しています。

大東建託の賃貸物件で紹介される

PinTでんきは、大東建託の賃貸物件を契約する際に紹介され、契約を勧められるケースが多いようです。

そのため、大東建託の賃貸物件で契約する電力会社はPinTでんきしか選択できないと認識されている人もいるかもしれません。

しかし、大東建託のほとんどの賃貸物件は、入居者が自由に電力会社を選択できます

もちろん入居後の電力会社の乗り換えも可能です。

現在大東建託の物件に入居中、もしくはこれから入居予定で、「電力会社はPinTでんきしか選べないのではないか?」とお困りの方も、安心ですね。

ただし、「大東建託パートナーズ」が電力供給元となっている一部物件では電力会社の変更ができないのでご注意ください。

PinTでんきの料金プラン

PinTでんきの料金プランは、エリアごとに異なります。

北海道・東北・東京・中部・北陸・九州エリアの料金プラン

  • PinTでんきB
    一人暮らしからファミリーまで幅広い世帯向けの一般的な料金プラン。
  • PinTでんきC
    電気製品が多い家庭、事務所や飲食店など電気をたくさん使う場所向けのプラン。
    ※契約容量が6kVA以上の場合の契約
  • PinTでんき動力
    大型エアコンや業務用冷蔵庫、モーターなど、動力の電気を使用する場所向けのプラン

関西・中国・四国エリアの料金プラン

  • PinTでんきA
    一人暮らしからファミリーまで幅広い世帯向けの一般的な料金プラン。
  • PinTでんきB
    電気製品が多い家庭、事務所や飲食店など電気をたくさん使う場所向けのプラン。
    ※契約容量が6kVA以上の場合の契約
  • PinTでんき動力
    大型エアコンや業務用冷蔵庫、モーターなど、動力の電気を使用する場所向けのプラン

一般家庭向けのプランは、北海道・東北・東京・中部・北陸・九州エリアの「PinTでんきB」と、関西・中国・四国エリアの「PinTでんきA」です。

主に基本料金と電力量料金により電気料金が決まる、一般的でシンプルな料金プランです。

PinTでんきの料金プランは、支払いに応じてPinTポイントがたまります

たまったポイントはPinTのサービス料金の支払いに充当したり、提携ポイントに交換することもできるので使い道にも困りませんね。

さらにこのPinTポイントは、PinTでんきの利用だけでなく、株式会社PinTが提供しているガスやひかりサービスの支払いによってもたまるので、サービスを使うほどポイントがたくさんもらえてお得です。

しかし、PinTでんきには、オール電化住宅向けのプランや、環境に配慮されたプランなどはありません。

これらの電気プランを契約したい方は、他の電力会社を探すことをおすすめします。

PinTでんきの供給エリア

PinTでんきの供給エリアは、沖縄・離島を除く全国で利用することができます。

PinTでんきはなぜ高い?電気料金を比較・検証

冒頭でもお伝えしましたが、PinTでんきは他社と比べて電気料金が割高です。

ここでは、PinTでんきの電気代が高い理由について詳しく解説していきます。

電気使用量が少ないと高くなる料金設定

PinTでんきは電力量料金の単価が一律であるため、電気使用量が少ないほど割高になる料金設定になっています。

PinTでんきの電気料金は次のように算出されています。

電気使用量が少ないほど割高になる原因は、この中の電力量料金にあります。

地域の電力会社や新電力の多くは、電気の使用量に応じて段階ごとに、電力量料金単価が高くなっていくという料金設定になっており、使用電力量が少ない段階では比較的安い単価で料金が算出されます。

しかしPinTでんきは電力量料金の単価が一律なので、電気使用量が少ない時の単価が、他社と比較して高くなってしまうのです。

例として、東京電力EPと電力量料金の単価を比較してみましょう。

料金東京電力EP 従量電灯BPinTでんきB
電力量料金120kWhまで29.8円41.13円
120kWhをこえ300kWhまで36.4円
300kWhをこえる40.49円

電気使用量が120kWhまでの時、東京電力EPの場合は3段階の単価のうち1段階目である29.8円という単価が適用されますが、対してPinTでんきは、電気の使用量に関わらず一律で41.13円の単価が適用されます。

この時の差額が大きいため、PinTでんきは電気使用量が少ないほど割高になってしまうのです。

一人暮らしでは特に電気代が高くなる

PinTでんきは、電気使用量の少ない一人暮らしでは特に料金の損失割合が大きくなります

前述したように、PinTでんきの電力量料金は一律なので、使用量が少ない時の単価は地域電力会社と比較して高いです。

特に単価の差額が大きいのは、地域電力会社の1~2段階目にあたる300kWh程度までなので、一人暮らしの一か月の電気使用量をおおよそ120~150kWhとして考えると、一人暮らしの低額な電気料金に対して損額の割合が大きくなってしまうのです。

そしてPinTでんきには、一人暮らしなどの電気使用量の少ない人向けのプランもありません。

一人~二人暮らしの家庭は、特に他の電力会社を利用することをおすすめします。

地域・世帯別に電気料金をシミュレーション

ここまででPinTでんきの電気料金が高い理由について説明してきましたが、実際にPinTでんきはどれくらい電気料金が高いのでしょうか。

地域・世帯別に月額料金をシミュレーションし、地域電力会社の電気料金と比較しました。

ぜひお住まいの地域でチェックしてみてください。

PinTでんきB北海道電力差額
1人暮らし5,852円5,450円402円
2人暮らし11,193円9,441円1,753円
3人暮らし15,609円13,624円1,985円
4人以上20,025円17,994円2,031円
PinTでんきB東北電力差額
1人暮らし5,136円3,829円1,307円
2人暮らし9,575円7,654円1,921円
3人暮らし13,335円11,163円2,172円
4人以上17,096円14,870円2,226円
PinTでんきB東京電力EP差額
1人暮らし4,977円3,780円1,197円
2人暮らし9,532円8,033円1,500円
3人暮らし13,294円11,268円2,026円
4人以上17,055円15,020円2,035円
PinTでんきB中部電力差額
1人暮らし4,405円3,848円556円
2人暮らし8,340円7,555円785円
3人暮らし11,624円10,874円750円
4人以上14,909円14,341円567円
PinTでんきB北陸電力差額
1人暮らし4,552円3,840円712円
2人暮らし8,776円7,523円1,253円
3人暮らし12,243円10,744円1,499円
4人以上15,710円14,051円1,659円
PinTでんきB関西電力差額
1人暮らし3,700円2,913円787円
2人暮らし7,804円6,534円1,270円
3人暮らし10,961円9,468円1,493円
4人以上14,118円12,551円1,567円
PinTでんきB中国電力差額
1人暮らし4,206円3,224円982円
2人暮らし8,979円7,294円1,685円
3人暮らし12,651円10,531円2,120円
4人以上16,323円13,874円2,449円
PinTでんきB四国電力差額
1人暮らし4,239円3,324円915円
2人暮らし8,860円7,428円1,432円
3人暮らし12,415円10,760円1,655円
4人以上15,970円14,268円1,702円
PinTでんきB九州電力差額
1人暮らし4,150円3,430円720円
2人暮らし7,777円6,847円930円
3人暮らし10,834円9,941円893円
4人以上13,892円13,185円706円

※燃料費調整額は2024年7月の単価を用いて算出しています。
※1人暮らし:30A/120kWh、2人暮らし:30A/250kWh、3人暮らし:40A/350kWh、4人以上:50A/450kWh を想定して算出しています。

PinTでんきと地域電力会社の実際の電気料金を比較すると、全ての地域、全ての世帯においてPinTでんきの方が高い という結果になりました。

差額の大きい地域だと、一人暮らしで約1,300円、4人以上世帯で約2,500円もの差があります。

これを年間で考えると、相当な額になってしまいますよね。

PinTでんきを利用すると確実に電気代が高くなってしまうので、後悔しないためにも絶対に避けた方が良い電力会社であるといえます。

今回は各地域電力会社との料金比較をしていますが、地域電力会社よりも安い新電力は多く存在しています。より安い新電力とPinTでんきを比較すると、さらに大きな差額になるでしょう。

より安い新電力会社を探したい方は、ぜひ料金シミュレーションをお試しください。

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PinTでんきの電気料金表

PinTでんきの料金表を地域ごとに詳しく見ていきましょう。

各地域電力会社の料金表も載せています。ぜひ、お住まいの地域でチェックしてみてください。

北海道電力エリア

料金PinTでんきB北海道電力 従量電灯B
基本料金10A306.9円402.6円
15A460.35円603.9円
20A613.8円805.2円
30A920.7円1,207.8円
40A1,227.6円1,610.4円
50A1,534.5円2,013円
60A1,841.4円2,415.6円
電力量料金120kWhまで46.78円35.35円
120kWhをこえ300kWhまで41.64円
300kWhをこえる45.36円

北海道電力エリアでは、基本料金はPinTでんきの方が100~600円ほど安く設定されています。

しかし電力量料金をみると、北海道電力の3段階目よりもPinTでんきの一律の単価の方が高くなっています

北海道電力の1段階目の単価との差額をみると、PinTでんきの方が10円も高くなっています。

そのため、電気使用量の少ない場合はもちろん、電気使用量が多い場合でも電気料金が高くなることが考えられます。

東北電力エリア

料金PinTでんきB東北電力 従量電灯B
基本料金10A346.5円369.6円
15A519.75円554.4円
20A693円739.2円
30A1,039.5円1,108.8円
40A1,386円1,478.4円
50A1,732.5円1,848円
60A2,079円2,217.6円
電力量料金120kWhまで41.09円29.62円
120kWhをこえ280kWhまで36.37円
280kWhをこえる40.32円

東北電力エリアにおいても、基本料金は東北電力よりもPinTでんきの方がやや安く設定されています。

しかし、電力量料金はやはり東北電力の3段階目よりもPinTでんきの一律の単価の方が高くなっており、電気使用量に関わらずPinTでんきの電気代の方が高くなることが考えられます。

東京電力エリア

料金PinTでんきB東京電力EP 従量電灯B
基本料金10A257.4円311.75円
15A386.1円467.625円
20A514.8円623.5円
30A772.2円935.25円
40A1,029.6円1,247円
50A1,287円1,558.75円
60A1,544.4円1,870.5円
電力量料金120kWhまで41.13円29.8円
120kWhをこえ300kWhまで36.4円
300kWhをこえる40.49円

東京電力エリアにおいても、基本料金はPinTでんきの方が50~300円ほど安く設定されています。

しかし、電力量料金はやはり東京電力の3段階目の単価よりもPinTでんきの一律の単価の方が高くなっています

東京電力の1段階目の単価との差額は11円ほどなので、電気使用量が少ない場合はもちろん、多い場合にも割高になることが考えられます。

中部電力エリア

料金PinTでんきB中部電力 従量電灯B
基本料金10A257.4円321.14円
15A386.1円481.71円
20A514.8円642.28円
30A772.2円963.42円
40A1,029.6円1284.56円
50A1,287円1605.7円
60A1,544.4円1926.84円
電力量料金120kWhまで27.43円21.2円
120kWhをこえ300kWhまで25.67円
300kWhをこえる28.62円

中部電力エリアにおいても、基本料金はPinTでんきの方が60~360円ほど安いです。

電力量料金をみると、PinTでんきの一律の単価は、中部電力の3段階目の単価よりはやや安く設定されています

これにより一見、使用電力量が多い場合に割安になりそうですが、その差額が1円と僅かであることや、中部電力の1~2段階目との差額が大きいことにより、月に約950kWh以上の電力を使用しない限り、PinTでんきの方が安くなることはありません

一般家庭においてこれほど莫大な量の電力を使う人はいないと思うので、やはりほとんど全ての家庭でPinTでんきの電気代の方が高くなるでしょう。

北陸電力エリア

料金PinTでんきB北陸電力 従量電灯B
基本料金10A217.8円302.5円
15A326.7円453.75円
20A435.6円605円
30A653.4円907.5円
40A871.2円1,210円
50A1,089円1,512.5円
60A1,306.8円1,815円
電力量料金120kWhまで38.91円30.86円
120kWhをこえ300kWhまで34.75円
300kWhをこえる36.46円

北陸電力エリアにおいても、基本料金はPinTでんきの方が90~550円ほど安いです。

しかし電力量料金は、北陸電力の3段階目の単価よりPinTでんきの一律の単価の方が高く設定されており、電気使用量に関わらずPinTでんきの方が高くなることが考えられます。

関西電力エリア

料金PinTでんきA関西電力 従量電灯A
基本料金(最低料金)~15kWh323.96円522.58円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで27.49円20.21円
120kWhをこえ300kWhまで25.61円
300kWhをこえる28.59円

関西電力エリアにおいては、15kWhまでの最低料金が設定されていますが、その料金はPinTでんきの方が200円ほど安いです。

電力量料金をみると、PinTでんきの一律の単価は、関西電力の3段階目の単価よりはやや安く設定されています

しかしその差額は約1円と僅かであるうえに、1~2段階目ではPinTでんきの方がかなり単価が高いので、月に約1000kWh以上の電力を使用しない限りはPinTでんきの料金が高くなります

一般家庭でひと月にこれだけの電力を使う人はいないと思います。よってほとんど全ての家庭でPinTでんきの方が高くなってしまうといえます。

中国電力エリア

料金PinTでんきA中国電力 従量電灯A
基本料金(最低料金)~15kWh472.06円759.68円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで44.84円32.75円
120kWhをこえ300kWhまで39.43円
300kWhをこえる41.55円

中国電力エリアにおいても、最低料金はPinTでんきの方が300円ほど安いです。

しかし電力量料金は、中国電力の3段階目の単価よりもPinTでんきの一律の単価の方がかなり高く設定されています

単価の差額も4円と他のエリアと比較して大きいので、電気の使用量が多い場合にも、PinTでんきの電気料金がかなり高額になるでしょう。

四国電力エリア

料金PinTでんきA四国電力 従量電灯A
基本料金(最低料金)~11kWh506.05円666.89円
電力量料金11kWhをこえ120kWhまで41.25円30.65円
120kWhをこえ300kWhまで37.27円
300kWhをこえる40.78円

四国電力エリアにおいても、最低料金はPinTでんきの方が160円ほど安いです。

電力量料金は、やはり四国電力の3段階目よりもPinTでんきの一律の単価の方が高くなっており、電気使用量に関わらずPinTでんきの電気代の方が高くなることが考えられます。

九州電力エリア

料金PinTでんきB九州電力 従量電灯B
基本料金10A267.3円316.24円
15A400.95円474.36円
20A534.6円632.48円
30A801.9円948.72円
40A1,069.20円1,264.96円
50A1,336.50円1,581.2円
60A1,603.80円1,897.44円
電力量料金120kWhまで25.59円18.37円
120kWhをこえ300kWhまで23.97円
300kWhをこえる26.97円

九州電力エリアにおいても、基本料金はPinTでんきの方が50~300円ほど安いです。

電力量料金をみると、PinTでんきの一律の単価は、九州電力の3段階目の単価よりはやや安く設定されています

しかしその差額が1円と僅かであることや、九州電力の1~2段階目との差額が大きいことにより、月に約1000kWh以上の電力を使用しない限りはPinTでんきの料金が安くなることはありません

ひと月にこれだけの電力を使用する家庭はほとんど存在しないと思います。よって、ほとんど全ての家庭でPinTでんきの方が高くなるでしょう。

PinTでんきの評判・口コミ

実際にPinTでんきを利用している人の評判・口コミをご紹介します。

次の3点に関する評判・口コミが特に多く見られました。

PinTでんきの評判・口コミ

  • 電気料金が高いという口コミ
  • 大東建託からの勧誘に関する口コミ
  • ポイントのたまりやすさに関する口コミ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

電気料金が高いという口コミが多数

PinTでんきの口コミからは、やはり電気料金が高いという声が圧倒的多数みられました。

電気使用量に対して高額な請求に驚く声や、電力量料金の単価が他社と比較して高いことについて言及している口コミなどがあります。

他社へ乗り換えたことで、PinTでんきの電気代がいかに高額であったかを実感している人もいるようです。

本記事の前半でPinTでんきの電気料金は、地域や使用量に関わらず割高になることが分かったので、「料金が高い」という口コミが多いのも納得です。

これらの口コミからも、PinTでんきの契約は避けた方が無難であることがわかりますね。

大東建託からの勧誘に関する口コミ

電気料金が高いという口コミに次いで、大東建託の賃貸物件に入居する際にPinTでんきの契約を勧められる件についての声も多くあります。

本記事の『大東建託の賃貸物件で紹介される』でも解説していますが、大東建託の賃貸物件では入居者が自由に電力会社を選択することができます。

しかし、口コミからわかるように大東建託の賃貸物件に入居する人にはPinTでんきの契約を勧めるケースが多いようです。

このことが、大東建託の賃貸物件ではPinTでんきしか契約できないという誤認を招いている可能性があります。

口コミにも「勧誘を受けたが他社と契約した」という声があるように、実際は入居者の好きな電力会社を選択して契約することができます

「PinTでんきは高いって聞くけど、必ず契約しないといけないの?」とお悩みの方も、安心して別の電力会社を選びましょう。

ポイントのたまりやすさに関する口コミ

他には、電気料金の支払いに応じてたまるポイントについての口コミもみられました。

PinTポイントは、PinTでんきの利用だけでなく、株式会社PinTが提供しているガスやひかりサービスの支払いによってもたまるポイントです。

付与されるポイント率は下の通りです。

サービス利用合計料金ポイント率
5,000円までの100円につき1pt
5,000円をこえ20,000円までの100円につき3pt
20,000円をこえ50,000円までの100円につき5pt
50,000円をこえる100円につき7pt

月々の支払い額に応じて、たまるポイント率も増えるという仕組みです。

そのため、サービス利用料金が高額であるほどポイントがたまりやすくなるのです。

ポイントはPinTのサービス料金の支払いに充当したり、提携ポイントに交換することもできます。

ただ、ここまででも説明したようにPinTでんきはそもそもの電気料金が相当高く、ポイントを含めても他社よりは割高になってしまう可能性が高いので、注意が必要です。

PinTでんきのメリット・デメリット

ここではPinTでんきのメリット・デメリットについて説明していきます。

PinTでんきのメリット

PinTでんきのメリットには下のようなものがあります。

PinTでんきのメリット

  • 電気料金の支払いに応じてポイントがたまる
  • ガス、ひかりサービスをあわせて利用して支払をまとめられる(ポイントが追加でたまる)
  • 支払方法が豊富

メリットの一つは、電気料金の支払い額に応じてPinTポイントがたまることです。

たまったPinTポイントは月々の料金の支払いに充当できたり、dポイントやPontaポイント、paypayなどの提携ポイントに交換できたりと、使い道は多様です。

また、株式会社PinTが提供している「PinTガス」「TEPCOひかり」を一緒に契約することで、月々の支払いをまとめることができます。

さらに、ガス・ひかりサービスの支払いでもPinTポイントがたまります。月々の支払い額が大きいほど付与されるポイント率も大きくなるのでお得です。

PinTでんきは支払方法も豊富で、クレジットカード、口座振替、払込用紙の他に、PayPay、LINEPay、メルペイなどの電子マネーで支払いができるSMSスマート決済もあります。

自分の好きな決済方法を選べるのは、嬉しいポイントですね。

PinTでんきのデメリット

PinTでんきのデメリット

  • 他の電力会社と比較して割高
  • 選べるプランが少ない

ここまででも繰り返し述べていますが、PinTでんきは他の電力会社と比較して電気料金がかなり割高です。

誰もが電気代は安く抑えたいと考えているはずなので、この点は最大のデメリットであるといえます。

PinTでんきのもうひとつのデメリットは、選べるプランが少ないことです。

例えば、一人暮らし向けなどの電気使用量が少ない人がお得に使えるプランや、オール電化住宅向けのプランなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことのできるようなプランは、PinTでんきにはありません。

このようなプランを利用したい方は、別の電力会社を契約した方が良いでしょう。

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PinTでんきを解約するには?解約金と解約手順

最後に、PinTでんきの解約方法について解説していきます。

「解約方法が分からない」「うまくできない」という方は参考にしてみてください。

PinTでんきの解約金・違約金

PinTでんき解約の際に、解約金・違約金はかかりません

契約期間の決まりもないので、いつ解約しても問題ありません。

PinTでんきの解約手順

次に、PinTでんきの解約手順を解説します。

引っ越しに伴う解約と、現住所で他の電力会社へ切り替える際の解約方法が異なるので、ご注意ください。

引っ越しに伴う解約手順

引っ越しによりPinTでんきを解約する場合は、PinTでんきのマイページへログインのうえ、「引越し手続き」から手続きをする必要があります。

「引越し手続き」の画面で、停止のみ申込むから手続きを進めることで解約できます。

手続きの際に利用停止日の入力が必要になるので、最終利用日の翌日を選択するようにしましょう。

※電気は最終利用日の24時まで利用できますがそれ以降は使えなくなります。

また、利用停止日の前営業日の16時までに手続きをする必要があります。引越しの日程が決定したら、早めに手続きをするとよいでしょう。

他の電力会社へ切り替える際の解約手順

他の電力会社へ切り替える場合、原則PinTでんきへの連絡は不要です。

切替先の電力会社の申込手続きを進めると、PinTでんきは自動的に解約となります。

ただし、他の電力会社へ切り替える際にPinTでんきの契約情報が必要になることがあります。

必要な契約情報の確認方法は、次の2通りです。

  • 「ご契約内容のご案内」の書面から確認する
    お客様番号:「ご契約者様情報」のPinTアカウントID(アルファベット3文字から始まる)
    供給地点特定番号:「ご契約商品詳細」の供給地点特定番号
  • マイページから確認する
    お客様番号:「アカウント情報」のPinTアカウントID(アルファベット3文字から始まる)
    供給地点特定番号:「契約情報」の該当する供給地点住所の供給地点特定番号

必要な情報を用意のうえ、手続きを始めるようにしましょう。

PinTでんきの解約に関するよくある質問

PinTでんきの解約に関して、よくある質問を集めました。

回答とあわせてご紹介していきます。

解約できない場合はどうしたらいいですか?

PinTでんきの解約ができないという方は、手順を間違えている可能性があります。

引っ越しにより解約をするのか、現住所で他の電力会社に乗り換えるのかで、解約手順が異なります。

ご自身がどちらなのか確認のうえ、上で解説している『引っ越しに伴う解約手順』『他の電力会社へ切り替える際の解約手順』から正しい手順で解約手続きを進めるようにしましょう。

それでも解決しない場合は別の原因によるものかもしれないので、カスタマーセンターへ問い合わせてみましょう。

解約したのに請求がきたのはなぜですか?

解約日時点では未請求の電気料金があるため、解約後にも請求が発生していることが考えられます。

PinTでんきは、前月の検針日から当月の検針日までの電気使用量に基づいて料金を算出し、翌月5営業日に請求を確定しています。

そのため、解約手続き以降の最終請求は、解約日から最長で2か月後になる場合があります

マイページから解約日や請求額を見ることもできるので、解約後の請求についてお困りの方は、一度確認してみると良いでしょう。

PinTでんきの解約に関する問い合わせ電話番号は?

PinTでんきの解約に関する問い合わせ窓口をご紹介します。

PinTでんき カスタマーセンター

電話番号:050-2018-8555
受付時間:10:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

PinTでんきの解約に関して、不明点が解決しない場合はこちらの窓口へ問い合わせてみましょう。

まとめ:大家族以外は高くなるので他社へ切り替えよう

今回は、PinTでんきの電気料金が高い理由や、実際の料金比較、口コミ・評判などについて解説しました。

結論、PinTでんきはほとんどの地域、世帯で確実に電気料金が高くなることが分かりました。

中部・関西・九州エリアにおいては、電気使用量が多い場合は安くなる可能性がありますが、相当な電力量を使用する大家族でもない限りは割高になります

口コミ・評判でも「料金が高い」「他社に乗り換えた」といった声が多くみられました。

現在PinTでんきを契約中の方、契約を考えている方は、他の電力会社を検討することを強くおすすめします。

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