1. 電気料金・光回線のシミュレーションサイトならクラシェルジュ
  2. 電気料金比較シミュレーション
  3. 電気お役立ちコラム
  4. Looopでんきと中部電力を徹底比較!実際の料金やメリット・デメリットを比べて検証
最終更新日:2024年07月03日

Looopでんきと中部電力を徹底比較!実際の料金やメリット・デメリットを比べて検証

本ページはプロモーション(広告)が含まれています。
Looopでんきと中部電力を徹底比較!実際の料金やメリット・デメリットを比べて検証

「Looopと中部電力はどっちが安い?」
「プランによっては中部電力のほうが安いのでは?」
「中部電力のポイント制度や割引を考えたら、Looopでんきのほうが高いんじゃない?」

結論、とにかく電気料金を抑えたい方にはLooopでんきがおすすめです。

中部電力も決して高くありません。ポイント制度やガスセット割も充実しているため、素晴らしい電力会社です。

しかし、安さだけを重視すると、Looopでんきには劣ってしまいます。年間の電気料金を比較すると、よりLooopでんきの安さが理解できるでしょう。

本記事では、中部電力よりもLooopでんきのほうが安い理由について解説します。

両社のメリット・デメリットも紹介しているため、切り替えの判断材料としてご活用ください。

長井 勇樹
監修者
小売電気アドバイザー
経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員
…続きを表示

※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

Looopでんきと中部電力の料金プランを比較

Looopでんき

Looopでんきと中部電力の料金プランをもとに、どちらが安いのか比較していきます。

しかし、比較するには電気料金の計算方法を把握しておかなければなりません。

電気料金は、基本的に以下4つの単価を月の電気使用量で掛け算し、合計して算出します。

電気料金の計算に必要な単価

①基本料金:契約アンペア数によって決まる毎月の基本料金

②電力量料金:電気の使用量1kWhあたりにかかる電気料金

③燃料費調整額:電気を作るための燃料費で、燃料価格の変動に応じて毎月異なる

④再エネ賦課金:再生可能エネルギーの普及促進のために設定されている料金

上記を踏まえたうえで、Looopでんき・中部電力それぞれの計算方法は以下のとおりです。

Looopでんき・電気料金の計算方法

電力量料金単価×電気の使用量(kWh)
+
固定従量料金×毎月の使用量(kWh)
+
制度対応費単価(再エネ賦課金)×電気の使用量(kWh)
中部電力・電気料金の計算方法

基本料金
+
電力量料金×電気の使用量(kWh)
+
燃料費調整額×電気の使用量(kWh)
+
再エネ賦課金×電気の使用量(kWh)

計算方法を見てもらうとわかるとおり、Looopでんきには基本料金と燃料費調整額が発生しません。この2点が、月の電気料金に大きく影響を与えます。

また、Looopでんきは市場連動型である点も中部電力との違いです。

市場連動型とは、電力取引所における電力価格に応じて30分毎に単価が変動する形式を言います。

時間帯における需要によって単価が変動するため、多くの人が電気を使わない時間は安く、電気を使う時間は高くなるプランです。

Looop電気と中部電力の電気料金の仕組みを理解したうえで、両社のプランを比較していきましょう。

Looopでんきの料金プラン

Looopでんき・スマートタイムONE

Looopでんきの料金プランで一般家庭用のものは「スマートタイムONE」の1種類です。プランの詳細は以下表をご参照ください。

Looopでんきのプラン「スマートタイムONE」
基本料金0円
電力量料金30分毎に変更
固定従量料金/kWh北海道電力15.87円
東北電力16.24円
東京電力14.87円
中部電力15.60円
北陸電力14.66円
関西電力14.01円
中国電力15.67円
四国電力15.56円
九州電力15.71円
沖縄電力18.88円

スマートタイムONEの特徴は以下2点です。

Looopでんきの料金プランの特徴

  • 基本料金が0円
  • 市場連動型で30分毎に単価が変動する

ひとつずつ見ていきましょう。

基本料金が0円

通常は契約アンペアごとに300〜2,000円ほどの基本料金が毎月固定で発生しますが、Looopでんきの場合は0円です。

一般的に、一人暮らしで10A〜20A、ファミリー世帯で30〜50A程度の契約が必要と言われています。

一人暮らしの場合、電気の使用量がそれほど多くないため、月の電気料金における基本料金の割合が大きくなりがちです。

また、ファミリー世帯の場合は契約アンペアが大きくなるため、それだけ基本料金が高くなってしまいます。

一人暮らし・ファミリー世帯いずれにおいても、基本料金が0円であるため、節約効果が期待できます。

市場連動型で30分毎に単価が変動する

Looopでんきは市場連動型のため、30分毎に電力量料金が変動します。

電力取引所の電力価格に基づいて決まり、電気の需要が高い時間帯は連動して単価が高く、反対に需要が低い時間帯は安くなるのが特徴です。

傾向として、深夜・早朝の時間帯は電力量料金が大幅に低くなるため、安い時間を狙って家電を動かせる方は大きな節約につながります。

\基本料金0円!ゲーム感覚で電気代を節約/

中部電力の料金プラン

中部電力・従量電灯B

中部電力には一般家庭用のプランが数多く存在します。

なかでも一般的な「従量電灯B」を紹介します。プランの内容は以下のとおりです。

中部電力のプラン「従量電灯B」
基本料金10A321.14円
15A481.71円
20A642.28円
30A963.42円
40A1,284.56円
50A1,605.70円
60A1,926.84円
電力量料金〜120kWh21.20円
〜300kWh25.67円
301kWh〜28.62円
最低月額料金277.09円

従量電灯B以外にも、ライフスタイルに合わせてさまざまなプランを選択できるのが中部電力の特徴です。

これらを踏まえた中部電力のプランの特徴を解説します。

中部電力の料金プランの特徴

  • 使用電力量に応じて単価が高くなる
  • 選べるプランが豊富

ひとつずつ見ていきましょう。

使用電力量に応じて単価が高くなる

中部電力の料金プランは、以下表のとおり、電気の使用量に応じて3段階の料金単価が設定されています。

中部電力の電力量料金
〜120kWh21.20円
〜300kWh25.67円
301kWh〜28.62円

電気の使用量が増えるにつれて単価が上がるため、使用量が多い家庭ほど電気代が高くなってしまいます。

4人世帯の場合、月の電力使用量が300〜400kWh、冬季間は600kWhを超える家庭もあるため、電気料金に大きな影響を与えるでしょう。

選べるプランが豊富

中部電力には、従量電灯B以外にも以下のプランが存在します。

中部電力の料金プラン一覧
プラン名特徴
ポイントプラン契約アンペアが10〜30で、カテエネポイントを効率よく貯めたい方向け。
(2年契約の条件あり)
おとくプラン契約Aが40〜60で、カテエネポイントを効率よく貯めたい方向け。
(2年契約の条件あり)
とくとくプラン契約容量が7kVAで、カテエネポイントを効率よく貯めたい方向け。
(2年契約の条件あり)
スマートライフプラン22:00〜翌8:00までの電力量料金が安くなるプラン。

毎月の電力使用量や電気を多く使う時間帯によってプランを選択できるのが中部電力の特徴です。

Looopでんきと中部電力はどちらが安い?実際の料金を比較

中部電力

料金プランの特徴を把握したとろこで「実際どっちが安いの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

そこで、本章では以下の内容に分けてLooopでんきと中部電力の電気料金を比較していきます。

Looopでんきと中部電力の比較項目

  • Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「従量電灯B」の料金比較
  • Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「おとくプラン」の料金比較
  • Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「おとくプラン」の料金比較

ひとつずつ見ていきましょう。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「従量電灯B」の料金比較

Looopでんきの「スマートタイムONE」と、中部電力で一般的な「従量電灯B」を比較した結果が、以下のとおりです。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「従量電灯B」の比較
ライフスタイル中部電力LoopでんきLooopでんき年間節約額
1人暮らし5,037円/月5,150円/月+1,356円
2人暮らし8,095円/月8,573円/月+5,304円
3人暮らし10,418円/月10,725円/月+3,684円
4人暮らし11,137円/月11,867円/月+8,760円

※Looopでんきの電気料金は公式サイトのシミュレーションから引用しています。

従量電灯Bの場合は、燃料費調整額によって電力量料金が安くなるため、中部電力のほうが電気料金を抑えられます。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「ポイントプラン」の料金比較

Looopでんきの「スマートタイムONE」と、中部電力の「ポイントプラン」を比較した結果は以下のとおりです。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「ポイントプラン」の比較
ライフスタイル中部電力LoopでんきLooopでんき年間節約額
1人暮らし5,357円/月5,150円/月-2,482円
2人暮らし8,623円/月8,573円/月-600円

ポイントプランは、1〜2人暮らしに向けたプランです。契約アンペアが10〜30Aまでしかないため、3〜4人暮らしの場合は考慮せず比較しています。

結果、1〜2人暮らしだと電気の使用量が少ないため、基本料金が0円のLooopでんきのほうが安くなることがわかりました。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「おとくプラン」の料金比較

Looopでんきの「スマートタイムONE」と、中部電力の「おとくプラン」を比較してみました。

「おとくプラン」は、電気使用量が多いファミリー向けのプランです。契約アンペアが40A〜しかないため、3〜4人暮らしを想定して比較しています。

Looopでんき「スマートタイムONE」と中部電力「おとくプラン」の比較
ライフスタイル中部電力LoopでんきLooopでんき年間節約額
3人暮らし10,920円/月10,725円/月-2,340円
2人暮らし12,081円/月11,867円/月-2,568円

中部電力のおとくプランは、毎月最大153円の割引が適用されます。

表の金額は割引額を考慮していますが、それでもLooopでんきのほうが節約につながる結果となりました。

月では数百円程度の差ですが、年間だと2,000円以上の固定費削減が期待できます。

\基本料金0円!ゲーム感覚で電気代を節約/

Looopでんきと中部電力のメリット・デメリットを比較

Looopでんき

電力会社を契約する際には、メリット・デメリットを把握しておくのも大切です。

本章では、Looopでんき・中部電力のメリット・デメリットについて解説します。

契約後に後悔しないよう、それぞれの電力会社の特徴を把握しておきましょう。

Looopでんきのメリット・デメリット

Looopでんきのメリットとして以下の点があげられます。

Looopでんきのメリット

  • 基本料金が0円
  • 電力量料金が市場連動型

基本料金が0円なため、電気の使用量が少ない方でも節約効果が期待できます。

契約アンペアが大きく電気使用量が多い家庭は、単純に高い基本料金を払わなくて済むため、固定費の削減につながるでしょう。

市場連動型で30分毎に電力量料金が変動する点もメリットです。電気代が大幅に安くなる深夜や早朝に家電を利用すれば、電気料金がグッと抑えられます。

一方、Looopでんきには以下のデメリットも存在します。

Looopでんきのデメリット

  • ポイント特典やガスセット割りがない
  • オール電化住宅に適していない

Looopでんきではガス供給のサービスもしており、ガスとのセット割りが存在します。

しかし、ガスの供給エリアが限定的で、中部電力管内は対象となっていません。

電気とガスのセット契約でポイント特典や割引を利用したい方にはデメリットとなってしまいます。

また、オール電化用のプランが存在しないため、オール電化住宅にお住まいの方は、他の電力会社を契約する必要があります。

中部電力のメリット・デメリット

中部電力を利用した際のメリットは以下のとおりです。

中部電力のメリット

  • 電気料金の支払いに応じてポイントが貯まる
  • 電気ガスセット割りがある
  • 選択できる支払い方法が多い

中部電力では、電気料金に応じて「カテエネポイント」が付与されます。ポイントは電気料金の支払いや、楽天ポイント・Pontaポイントに交換できるなど、使い勝手の良さがメリットです。

また、ガスとのセット割もあり、毎月の料金から割引が適用されます。

支払い方法は、口座振替・振込用紙・コンビニ払い・スマホ決済の4つから選べる選択肢の多さもメリットです。

一方、中部電力には以下のデメリットも存在します。

中部電力のデメリット

  • 電気代があまり安くならないプランがある
  • ポイント還元率が低い

セット割やポイント制度など充実しているものの、プランによっては電気代があまり安くなりません。

また、ポイント還元率も0.5%とそれほど高くないため、ポイントを狙って利用するのはあまりおすすめしません。

Looopでんき・中部電力の申し込み方法

Looopでんきと中部電力の申し込み方法を、解説します。

なお、いずれの場合も切り替えの場合は以下の情報が必要です。

申し込みに必要な情報

  • 電力事業者
  • 電力の供給地点特定番号
  • お客様番号(契約番号・電気番号)
  • 現在の契約アンペア

上記の情報は請求書で確認できます。申し込み前に用意しておくのがおすすめです。

Looopでんきの申し込み方法

Looopでんきへ申し込み方法は以下のとおりです。

Looopでんきへの申し込み方法

  1. 申し込みフォームから「切り替える」「新たに申し込む」のいずれかを選択
  2. 個人情報を入力
  3. 現在使用している電力会社の情報を入力
  4. 支払いに関する情報を入力
  5. 申し込み完了

以上で申し込みは完了です。

申し込みから半月後の検針日からLooopでんきが利用できます。

中部電力の申し込み方法

中部電力への申し込み方法は以下のとおりです。

中部電力への申し込み方法

  1. 公式サイトから「各種手続き」を選択
  2. 「引越し手続き」「他社からの切り替え」のいずれかを選択
  3. 電気を利用する先の住所を入力
  4. 希望の手続きを選択(電気をつけたい・ガスをつけたい…など)
  5. 必要情報の入力
  6. 申し込み完了

以上で申し込みは完了です。

まとめ

中部電力にはポイント制度や電気ガスセット割などのメリットはあるものの、安さを重視するならLooopでんきがおすすめです。

Looopでんきは基本料金が0円のため、契約アンペアが高い方であれば節約につながります。

契約アンペアが高くない方でも、深夜〜翌日の午前中に電気を多く使う方は、大幅な節約が期待できるでしょう。

「ポイントやガスセット割は重視せず、とにかく電気料金を安くしたい」という方は、Looopでんきを検討してみてはいかがでしょうか。

\基本料金0円!ゲーム感覚で電気代を節約/

\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/

無料シミュレーションで、あなたにピッタリな電気料金が分かる!

当サイトでは、「住所」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。

\利用者数5,000人突破!/

コメントを残す


目次を見る
×