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最終更新日:2024年04月19日

オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金を徹底比較!安いのはどっち?

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オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金を徹底比較!安いのはどっち?

人気上昇中の新電力会社、オクトパスエナジー。

北海道地域にもサービスを提供しており、北海道電力エリアにお住まいで

「乗り換えたら電気代や安くなるの?」
「自分の電気の使用量だとお得になる?」

と気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はオクトパスエナジーと北海道電力の電気料金を比較し、どのような場合にどちらが安くなるのかを徹底的にシミュレーションします。

北海道電力からオクトパスエナジーに切り替えを検討している人や、電気代を少しでも安くしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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オクトパスエナジーの口コミや評判については、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。

オクトパスエナジーの評判は?怪しいって本当?利用者80名の口コミ・アンケートを公開

近年注目されている新電力会社「オクトパスエナジー」ですが、まだまだ登場して日も浅いため「外資だから怪しい」「電気代は安いの?高いの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 オクトパスエナジーの利用者に口コ […]

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※オクトパスエナジーでは沖縄電力エリアを除いたエリアで「グリーンオクトパス2023-12」プラン(以下、オクトパスエナジー)を提供しております。

長井 勇樹
執筆者
小売電気アドバイザー

小売電気アドバイザー。デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー

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オクトパスエナジーと北海道電力の料金プランを比較

オクトパスエナジーと北海道電力を比較していくうえで、まずは料金プランを比較してみましょう。

比較するプランは、オクトパスエナジーが「グリーンオクトパス 2023-12」、北海道電力は「エネとくポイントプラン」です。

項目オクトパスエナジー北海道電力
基本料金10Aあたり380.68円10Aあたり292円
電力量料金〜120kWh23.57円〜120kWh35.35円
121〜300kWh28.81円121〜300kWh41.64円
301kWh〜31.21円301kWh〜45.36円
燃料調整費
(2024年3月)
1.29円/kWh-8.56円/kWh

オクトパスエナジーの基本料金は1日ごとに発生するため、今回は31日で計算しています。

この場合、基本料金は北海道電力が安めです。

電気の使用量に応じてかかる電力量料金は、いずれの段階でもオクトパスエナジーのほうがかなり安くなっていることがわかります。

電気の調達費によって毎月変動する燃料費調整額は、北海道電力のほうが安めではありますが、この金額を加味しても電力量料金はオクトパスエナジーがお得です。

基本料金は北海道電力が安い

プランを確認したところで、基本料金をもう少しくわしく比較していきましょう。

アンペア数オクトパスエナジー北海道電力
10A380.68円(1日あたり12.28円)292円
20A761.36円(1日あたり24.56円)695.2円
30A1,142.04円(1日あたり36.84円)1,097.8円
40A1,522.72円(1日あたり49.12円)1,500.4円
50A1,903.4円(1日あたり61.40円)1,903円

上述したとおり、オクトパスエナジーの基本料金は31日計算で、この場合はいずれも北海道電力のほうが安くなります。

とはいえ、30日の場合は40A以上でオクトパスエナジーが安くなります。

契約アンペア数が多い家庭では、月によってオクトパスエナジーのほうが基本料金は安いといえるでしょう。

1年のうち、31日まである月は7ヶ月、30日以下の月は5ヶ月なので、均してみれば30A以上ではほぼ同水準と考えてよさそうです。

電力量料金はオクトパスエナジーが圧倒的に安い

次に、電気の使用量に応じて変わる電力量料金を比較してみましょう。

使用電力量オクトパスエナジー北海道電力
〜120kWh23.57円35.35円
121〜300kWh
(北海道電力は121〜280kWh)
28.81円41.64円
301kWh〜
(北海道電力は281kWh〜)
31.21円45.36円

いずれの段階も、オクトパスエナジーがかなり安くなっています。

120kWhでは11.78円、121〜300kWhでは12.83円、300kWh以降は14.15円とかなりの差です。

電力量料金だけを見るのであれば、電気の使用量に関わらずオクトパスエナジーのほうがかなりお得だといえるでしょう。

燃料費調整額は北海道電力が安い

燃料費調整額は、電気の調達価格などによって毎月変動する料金です。

2023年からは燃調費調整額の高騰に対応するために、政府が「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により一定額を割り引く施策を行っています。

補足

オクトパスエナジーは燃調費ではなく、電気料金から値引きを行いますが、割り引かれる金額は同じであるため、便宜上燃料費から割り引かれたものとして計算します。

燃料費調整額は毎月変動するため、以下で2023年1月〜2024年3月の燃料費調整額を比較しました。

2023年5月までは同じですが、それ以降は北海道電力のほうがかなり割引がされており、1kWhあたり10円以上の開きがあるケースも。

ただし、オクトパスエナジーは電力量料金がかなり安いため、開きが大きくても結果的に北海道電力より電気代が安くなるケースが多いことは覚えておきましょう。

オクトパスエナジー北海道電力
2024年3月1.29円-8.56円
2024年2月1.25円-8.59円
2024年1月0.79円-8.76円
2023年12月0.42円-8.86円
2023年11月0.46円-8.65円
2023年10月0.76円-8.32円
2023年9月-2.2円-11.25円
2023年8月-1.58円-10.33円
2023年7月-0.93円-9.41円
2023年6月-0.3円-8.64円
2023年5月0.43円0.43円
2023年4月1.57円1.57円
2023年3月2.69円2.69円
2023年2月3.26円3.26円
2023年1月9.91円9.91円

オクトパスエナジーと北海道電力の燃料費調整額による損益分岐

オクトパスエナジーと北海道電力のどちらが安くなるのかは、基本料金・電力量料金にプラスして、燃料調整費額の差額に注目することが必要です。

オクトパスエナジーの電力量料金はかなり安めとなっていますが、北海道電力より燃料費調整額は高めの傾向です。

そのため、燃料費調整額の差額がいくらになったら高くなるのか、安くなるのかを把握しておくのがおすすめです。

以下は、便宜上オクトパスエナジーの燃料費調整額を0円として損益分岐の目安となる差額の11円・12円・13円でシミュレーションを行ったグラフです。

縦軸は電気料金、横軸は電力使用量です。

この結果、燃料費調整額の差額が11円以下の場合は電気の使用量に関わらずオクトパスエナジーが安くなり、13円以上になると北海道電力のほうが安くなります。

12円の場合は、電気の使用量によってどちらが安いかが変わります。

上記のデータから、オクトパスエナジーと北海道電力の損益分岐点は「燃料費調整額の差額が12円」になることを覚えておきましょう。

オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金をシミュレーション

本項目からは、オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金を燃料費調整額別・世帯別などにわけてくわしくシミュレーションしていきます。

燃料費調整額は11円以下・12円・13円のケースで試算、世帯別は一人暮らし・二人暮らし・ファミリー世帯です。

燃料費調整額の差が11円以下の場合

まずは燃料費調整額の差が11円以下の場合(北海道電力11円・オクトパスエナジー0円)のシミュレーションです。

比較条件は一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金で、結果は以下になります。( )内が、燃料調整費を反映させた額です。

使用電力量オクトパスエナジー北海道電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,834.74円
(4,834.74円)
6,589円
(4,939円)
二人暮らし(40A/220kWh)7,232.12円
(7,232.12円)
9,906.4円
(7,486.4円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)9,536.92円
(9,536.92円)
13,312円
(10,012円)

どのような場合でもオクトパスエナジーが安い

上記シミュレーションでは、どのような場合でもオクトパスエナジーが安くなります。

北海道電力と燃料費調整額の差が11円以下なら、オクトパスエナジーの契約を検討してもよいでしょう。

燃料費調整額の差が12円の場合

次に、燃料費調整額の差が12円の場合です。試算条件は一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金で、結果は以下を参照してみてください。

使用電力量オクトパスエナジー北海道電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,834.74円
(4,834.74円)
6,589円
(4,789円)
二人暮らし(40A/220kWh)7,232.12円
(7,232.12円)
9,906.4円
(7,266.4円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)9,536.92円
(9,536.92円)
13,312円
(9,712円)

一人暮らしの場合はオクトパスエナジーが安い

シミュレーションした結果、一人暮らしの場合はオクトパスエナジーが安く、二人暮らし・ファミリー世帯では北海道電力のほうが安くなっています。

この条件では、電気をあまり使わない家庭ではオクトパスエナジーが、比較的たくさん使う家庭では北海道電力のほうがお得になるといえるでしょう。

燃料費調整額の差が13円以上の場合

最後に、燃料費調整額の差が13円の場合です。

試算条件はこれまでと同じく、一人暮らし(30A/150kWh)、二人暮らし(40A/220kWh)、ファミリー世帯(40A/300kWh)の電気料金です。

使用電力量オクトパスエナジー北海道電力
一人暮らし(30A/150kWh)4,834.74円
(4,834.74円)
6,589円
(4,639円)
二人暮らし(40A/220kWh)7,232.12円
(7,232.12円)
9,906.4円
(7,046.4円)
ファミリー世帯(40A/300kWh)9,536.92円
(9,536.92円)
13,312円
(9,412円)

どのような場合でも北海道電力が安い

燃料費調整額が13円以上になると、どのような電気の使用量でも北海道電力が安くなります。

このことから、燃料費調整額が高騰している場合は北海道電力がお得になるケースが考えられるでしょう。

オクトパスエナジーと北海道電力のその他のサービスを比較

電力会社と契約する際には、料金以外にもサービスにも注目しましょう。

以下で、オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金以外のサービスを比較しました。

項目オクトパスエナジー北海道電力
契約期間なしなし
解約金なしなし
ガスとのセット契約なしあり
キャンペーン電気代が総額15,000円(税込)割引(1,250円/月×12カ月)電気・ガス
基本料金が合計6ヶ月無料
問い合わせ方法Web:「オクトパスエナジー公式サイト」
メール:hello@octopusenergy.co.jp
電話:0800-080-7927
SNS:LINEX(旧Twitter)Instagram
Web:「北海道電力公式サイト」
電話:0120-12-6565
(受付時間:9:00〜17:00)

オクトパスエナジーと北海道電力のサービスの大きな違いは、ガスとのセット割の有無とキャンペーンです。

キャンペーン内容に関しては、キャッシュバック額の大きさからオクトパスエナジーが優秀だといえるでしょう。

北海道電力の特典も魅力的ですが、引っ越し先で新規契約をしなければいけないといった適用条件があります。

まとめ

今回は、オクトパスエナジーと北海道電力の電気料金を比較し、どのような場合にどちらが安くなるのかなどをシミュレーションしました。

オクトパスエナジーと北海道電力の燃料費調整額の差が11円以下であれば、どのような電気使用量でもオクトパスエナジーのほうが安くなります。

北海道電力との燃料費調整額の差は11円以下である場合がほとんどなので、電気代を安くしたいといった人は切り替えを検討してみてもよいでしょう。

ただし、燃料費調整額の高騰リスクは理解しておきましょう。

オクトパスエナジーを検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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