引越しが決まった矢先「電気の手続きってどうしたらいいの?」「いつまでに手続きすればいい?」など不安に思うことってありますよね。
結論から言うと、電気の解約手続きは、引越しが決まった時点でおこなうことをオススメします。手続きが遅れてしまうと、退去日に電気が解約できない可能性もありますのでご注意くださいね。
この記事では、引越しにともなう電気の解約手続きや開通手続きについて、詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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この記事の目次
引越しにともなう電気の解約・開通方法
引っ越しの際の電気の手続きには、解約手続きと開通手続きの2種類があります。読んで字のごとく、解約きは今の家の電気を解約するための手続きで、開通手続きは新居で電気を使用するための手続きです。
以下でそれぞれを解説していきます。いずれも必要書類などはそれほどなく、手間もかかりませんので、ぜひ一読して流れを把握してみてください。
1.解約手続き
電気の解約手続きは、電話もしくはインターネット上で行います。電力会社にもよりますが、おおよそ解約予定日の1ヶ月ほど前から申込みが可能です。目安としては、だいたい引っ越しの1〜2週間ほど前に手続きを済ませておくとよいでしょう。年末年始などを挟む場合では、もう少し前に連絡しておくとスムーズです。
また、電気の解約手続きをするにあたって必要な情報は以下となります。
必須情報 | 概要 |
氏名 | 契約者名義 |
お客様番号 | 検針票や領収書、ネットのお客様情報などで確認可能 |
現住所 | 電気を停止してほしい住所。つまり検針票に記載されている住所のこと |
上記のほかにも契約種別に関する情報が必要になるケースもありますが、基本的に検針票や領収書を参照すれば問題ありません。
次に、解約手続きの申し込み先ですが、当然ながら自分が契約している電力会社になります。問い合わせ先の電話番号などは、毎月の検針票を参照すればわかります。
ポピュラーな電力会社の手続きページを以下の表にまとめていますので、ご活用ください。ちなみに、解約だけでなく開通手続きも以下のページで行うことができます。
上表から、東京電力の手続き申し込みページを参考に、実際の解約手続きの流れを見ていきましょう。
まずは「各種手続き」のページにある「お引越しの手続き」をクリックしてください。
次に、引越し先の地域を入力すると、その下に設問が追加されます。
質問を進めていくと、「手続きの種類を選択してください」と出ますので、停止の場合は「停止のみ」を選びます。開通や解約+開通をまとめて申請することもできます。
申し込み内容の選択と料金プランを選択したら、次ページに変遷します。料金プランが不明な方は、検針票を参照してください。Web会員登録をしている方は、会員ページで確認もできます。
個人情報の取り扱いに同意した後、以下のようなページに移ります。ここでは、必要な情報を入力してください。
必要な情報を入力したら「次へ」をクリックします。この際、入力漏れや不備がある場合は、該当欄が赤く表示されますので、「次へ」を押せない場合は修正してください。
次ページは申し込み内容の確認ページです。記載内容に間違いがなければ「申し込み」ボタンをクリックし、作業は完了です。
2.開通手続き
電気の開通手続きも、基本的には解約手続きと同じくインターネット、電話などでの申し込みになります。
開通の申し込み時期ですが、こちらもなるべく早めに連絡しておくのがおすすめです。ちなみに、申し込みを忘れていても従来型の電力メーターが備え付けられている物件であれば、そのまま使用が可能ですが、最近は遠隔操作ができるスマートメーターへの切り替えが順次進んでいます。その場合は当日使用ができないため、予め連絡しておくと失敗がありません。
開通手続きに必要な情報は以下となります。
必須情報 | 概要 |
氏名 | 契約者名義 |
新住所 | 引越し先の住所 |
引越し予定日 | 電気の使用を開始したい日 |
料金の支払方法 | 銀行引き落としやクレジットなどの支払い方法 |
大手電力会社の申し込みページは、先程の表と同じですので、こちらにも再掲しておきます。
解約手続きと同様に、開始手続きでも東京電力の手続き申し込みページを参考に、申し込みの流れを見ていきましょう。
開始手続きの申し込みは、「各種手続き」のページにある「お引越しの手続き」をクリックし、下に出る設問に答え、手続きの種類を選択するまでは同じです。
「開始のみ」を選択すると、ガストのセット割の案内と、電気の開始のみの選択肢が表示されます。ここでは、電気の開始を選びました。
次に、引越し先の住宅設備を選択したのち、料金プランを選びます。
ここからは、解約手続きと同様に、各種必要な情報を入力するページに変遷します。
必要な情報を入力した後「次へ」を押すと、入力内容を確認するページに飛びますので、申し込みを押せば申請完了です。
以上、電気の解約・開通手続きの方法を解説しましたが、現住所と引越し先の電力会社が同じの場合は、同時に申し込み手続きをしてしまえば、手続きミスをなくすことができるのでおすすめです。簡単な手続きとはいえど、どうしても面倒だと思ってしまいがちですので、一気にやってしまいましょう。
ちなみに、電気の契約や解約方法などに関しては、以下の記事でも解説しています。合わせて参考にしてみてください。
「電気・ガスの解約は面倒じゃない!解約・切り替え・開通手続きも完全解説」引越しで電気を解約するときの注意点
解約前にはお客様番号を準備
解約手続きには、お客様番号が必要です。電気料金等のお知らせ(検針票)を手元に用意しておくとスムーズに本人確認ができるので、事前に検針票などを準備しておくことをおすすめします。
早めに解約連絡をいれる
電気を停止したい日はできる限り早めに電力会社に伝えましょう。
どれくらい前から電力停止を申し出ればよいか電力会社によって違いますが、引越しが決まったタイミングで手続きをおこなうのがベストです。
解約手続きはwebサイトでも可能な電力会社もあります。ネット上で簡潔させたい方は、契約中の電力会社にご確認ください。
解約違約金が発生する場合がある
解約違約金がかからない電力会社が多いですが、一部の電力会社では解約違約金する場合があります。
ENEOSでんきを例にあげると、割引きプランに加入してる方は、更新月のタイミングで解約しなければ1,100円の解約違約金がかかります。
もし万が一、解約違約金が発生する電力会社を契約していて、無料で解約できる更新月が近い場合、更新月にあわせて解約手続きをおこなうよう日程調整することをおすすめします。
電気の解約・開通手続きの気になる疑問を解決
ここからは、電気の解約・開通手続きをする際のよくある疑問について解説していきます。
電力会社によって多少の差異がありますので、他にも疑問がある方は、契約している(する)電力会社に問い合わせをするか、当該電力会社のWebにある「よくある質問」を参照すると間違いがありません。
解約・開通申し込みをキャンセルできる?
解約・開通申し込みを変更・キャンセルしたい場合は、基本的に契約会社のカスタマーセンターに連絡してください。ほとんどの場合、連絡先は検針票に記載されています。
電気の解約・開通時の立ち合いは必要?
電気の解約・開通時の立ち会いについてですが、基本的には両方とも必要ありません。ただ、契約内容や電力会社が供給している設備の状況などにより立ち会いとなるケースもあります。いずれにせよ、解約手続きの際に電力会社からアナウンスがある筈です。
電気使用申込書の提出は必要?
引っ越し先の電気使用申込書に関しては、Webで申し込んである場合は送付の必要はありません。ちなみに、電気使用申込書とは新居に置かれており、電気の使用を開始したら記入して投函する書類です。
まとめ
今回は電気の解約・開通手続き、電力会社の乗り換え方法などを解説してきました。電気関連の手続きは面倒だと思われるかもしれませんが、説明してきたとおり、簡単な申し込み手続きをするだけで完了します。
引っ越しをスムーズに進めたいときには、ぜひ本記事を参考にしてください。
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