しろくま電力(ぱわー)の評判を徹底解説!怪しい?大手より最大25%安いは本当?【2024年最新】
この記事は、しろくま電力(ぱわー)の評判って実際どうなの?しろくま電力(ぱわー)は怪しい?大手電力会社より最大25%安いって本当?と気になっている方向けの記事です。
評判からわかった結論をお伝えすると、「しろくま電力(ぱわー)は独自の燃調制度でリスクはあるものの、地域や使用量によって電気代が安くなる電力会社」とわかりました。
しろくま電力(ぱわー)よりも安くなる可能性が高いおすすめ新電力会社を、いち早く知りたい方は「しろくま電力(ぱわー)よりも安い電力会社」をご覧ください。
この記事では、しろくま電力(ぱわー)の評判からわかったメリットとデメリットを、専門家が徹底解説していきます。
この記事でわかること
しろくま電力(ぱわー)ってどんな電力会社なの?と、気になっている方の疑問にすべてお答えします。
ぜひ、最新情報をもとに解説している本記事を、しろくま電力(ぱわー)に乗り換えるかどうかの参考にしてください。
※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。
この記事の目次
しろくま電力(ぱわー)の基本情報
しろくま電力(ぱわー)の基本情報をまとめました。
しろくまプラン 1ヶ月の基本プラン料金 (東京電力エリア) | 30A | 870円 | ||
---|---|---|---|---|
40A | 1,160円 | |||
50A | 1,450円 | |||
1kWhあたりの 電力量料金 (東京電力エリア) | ~120kWh | 24.7円 | ||
121kWh〜300kWh | ||||
301kWh〜 | ||||
主なセット割対象 | なし | |||
ポイント制度 | なし | |||
オール電化対応プラン | なし (契約自体は可能) | |||
解約金 | なし | |||
対応エリア | 全国 ※沖縄・離島は除く | |||
主な特徴 | ①CO2を出さないグリーン電力が追加料金なしで使える ②大手電力よりも最大25%料金設定が安い |
しろくま電力(ぱわー)は、太陽光発電所開発などを行う株式会社afterFITが2021年に立ち上げた電力事業です。
一般家庭向けプランの販売を開始したのは2023年6月ですが、法人では全国チェーンの飲食店に電気を提供したり、数千単位の契約を結んでいるという実績があります。
しろくま電力(ぱわー)は、その名前の通り、白くまが住む北極をはじめ温暖化が加速する地球を守るため、環境に優しいグリーン電力を使えることが一番の特徴だといえるでしょう。
しろくま電力(ぱわー)がおすすめできる人・できない人
しろくま電力(ぱわー)の基本情報と評判からしろくま電力(ぱわー)がおすすめできる人、おすすめできない人をまとめました。
しろくま電力(ぱわー)の公式サイトでは、「大手電力会社よりも最大25%安い」と案内していますが、実は全てのエリアや世帯で安くなるわけではありません。
詳しくは「しろくま電力(ぱわー)のデメリット」で後述しますが、契約前に自分のエリアが安くなるのか確認するべきだといえます。
そのため、とにかく安さを求めている人、特に電気使用量が少ない一人暮らしの方には、実はしろくま電力(ぱわー)はおすすめできません。
しろくま電力(ぱわー)と契約すると自分の世帯やエリアは安くなるのか?を、いち早く知りたい方は「世帯・エリア別!しろくま電力(ぱわー)の電気代シミュレーション」をご覧ください。
しろくま電力(ぱわー)がおすすめできる人
①エコへの意識が高い
しろくま電力(ぱわー)を運営している株式会社afterFITは、太陽発電所の設計・建設から電力小売り事業まで、全て自社で行っています。
その強みを生かし、しろくま電力(ぱわー)を通じて、地球にやさしいグリーン電力を社会へ広めています。
そのため、環境問題や地球温暖化防止への意識が高い人にはおすすめの電力会社です。
②気軽に安くグリーン電力を使いたい
しろくま電力(ぱわー)は契約するだけで特別な手続きや追加料金なしで、CO2を出さないグリーン電力を使うことができます。
そのため、気軽にエコに貢献したい人にはおすすめの電力会社です。
③電気を多く使用するファミリー世帯
しろくま電力(ぱわー)は基本料金と電力量料金の単価が、大手電力会社よりも安くなっています。
詳しくはシミュレーションで後述しますが、280kWh以上の電力量料金単価は独自の燃調制度を加味しても、しろくま電力(ぱわー)の方が単価が安くなる場合が多いです。
特に北海道・九州エリアは電気代が安くなるため、おすすめです。
しろくま電力(ぱわー)がおすすめできない人
①ガスとまとめたい人
しろくま電力(ぱわー)はガスを取り扱っておらず、ガス会社との提携もしていないため、まとめての契約ができません。
光熱費の支払いをまとめたい、ガスとのセット割がほしいという方にはしろくま電力(ぱわー)はおすすめできません。
②ポイントを貯めたい人
しろくま電力(ぱわー)には、電気代の支払いでポイントが貯まる制度がありません。
そのため、電気代の支払いに応じてポイントを貯めたいと考えている人には、しろくま電力(ぱわー)はおすすめできません。
③オール電化の人
しろくま電力(ぱわー)はオール電化向けプランがありません。
オール電化の家庭も契約自体は可能ですが、オール電化向けプランと比べて高くなる可能性があります。
そのため、オール電化にしている人にはしろくま電力(ぱわー)はおすすめできません。
上記に当てはまる方は、ぜひクラシェルジュのシミュレーションを活用してみてください。
しろくま電力(ぱわー)の他に、自分に合ったお得な電気プランが見つかるかもしれません。
カンタン電気料金比較シミュレーション
しろくま電力の評判からわかったメリット
しろくま電力(ぱわー)の評判からわかったメリットは、4つです。
しろくま電力(ぱわー)は、主に料金面でのメリットが大きいといえるでしょう。
しろくま電力(ぱわー)のメリット
下記でそれぞれ詳しく解説していきます。
大手電力会社よりも料金設定が安い
しろくま電力(ぱわー)は、基本料金と電力量料金の単価を大手電力よりも安く設定しています。
一例として東西の大手電力会社と、しろくま電力(ぱわー)の料金表を比較しました。
しろくま電力(ぱわー)も大手電力会社も、東京は契約アンペア数によって変わる基本料金制、関西は最初の15kWhまで定額の最低料金制を採用しています。
単位 | 東京電力 従量電灯B | しろくま電力 しろくまプラン |
---|---|---|
基本料金 30A | 885.7円 | 870円 (-15.7円) |
40A | 1,180.9円 | 1,160円 (-20.9円) |
50A | 1,476.2円 | 1,450円 (-26.2円) |
電力量料金 ~120kWhまで | 30円 | 24.7円 (-5.3円) |
121~300kWh | 36.6円 | 24.7円 (-11.9円) |
300kWh~ | 40.6円 | 24.7円 (-15.9円) |
単位 | 関西電力 従量電灯A | しろくま電力 しろくまプラン |
---|---|---|
最低料金 | 433.4円 | 400円 (-33.4円) |
電力量料金 15~120kwh | 20.3円 | 22.8円 (+2.5円) |
120~300kwh | 25.7円 | 22.8円 (-2.9円) |
300kwh~ | 28.7円 | 22.8円 (-5.9円) |
比べてみると東京エリアの基本料金、関西エリアの最低料金ともに、しろくま電力(ぱわー)の方が15〜30円ほど安いことがわかります。
また、電気を使った分だけかかる電力量料金も一部を除き、しろくま電力(ぱわー)の方が安く設定されています。
しろくま電力(ぱわー)の電力量料金は一律で、基本的にどの段階でも大手電力会社よりも安くなるよう設定されています。
そのため、電気をあまり使わない家庭でも、電気をよく使う家庭でも電気代を抑えられるような料金設定になっています。
例に出した東京・関西以外の全国エリアでも、しろくま電力(ぱわー)は大手電力会社よりも基本料金、電力量料金を安く設定しています。
他の新電力会社と比べても料金設定が安い
しろくま電力(ぱわー)は、他の新電力と比べても多くの場合、基本料金と電力量料金の単価が安いです。
そのため、しろくま電力(ぱわー)の料金設定は業界最安レベルといえます。
東京エリアで人気の新電力3社と基本料金、電力量料金を比較してみました。
単位 | CDエナジーダイレクト 「ベーシック」 | ENEOSでんき 「Aプラン」 | HTBエナジー 「ベーシック」 | しろくま電力 しろくまプラン |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 276.9円 (10Aごと) | 295.2円 (10Aごと) | 550円 (30A以降一律) | 290円 (10Aごと) |
電力量料金 ~120kWh | 29.9円 | 31.2円 | 28.6円 | 24.7円 |
121kWh〜300kWh | 35.5円 | 34.2円 | 28.6円 | 24.7円 |
301kWh〜 | 36.5円 | 37.1円 | 28.6円 | 24.7円 |
基本料金は最安ではありませんが、電気を使った分だけかかる電力量料金は、いずれの段階も、しろくま電力(ぱわー)の方が安く設定されています。
比べると最低でも約4円、最高だと約12円程の差が出ているため、しろくま電力(ぱわー)の料金設定は業界最安レベルといえるでしょう。
新電力会社は大手電力会社よりも安い料金設定にしている会社が多いといえますが、新電力会社の中でもしろくま電力(ぱわー)の料金設定は特に安いといえるでしょう。
追加料金なしで地球に優しいグリーン電力が使える
しろくま電力(ぱわー)では、追加料金なしで地球に優しいグリーン電力を使うことができます。
グリーン電力とは、気候変動の原因となるCO2排出量が実質ゼロの、太陽光発電をはじめとした自然由来の電気のことです。
しろくま電力(ぱわー)と同じく、実質的に100%再生可能エネルギーの電気を使える電力会社は徐々に増えつつあります。
しかし、通常プランからエコプランに切り替える必要があったり、追加料金がかかったりと、手間やお金がかかることが多いです。
しろくま電力(ぱわー)では、一般家庭向けプランである「しろくまプラン」を契約すれば特別な手続きや追加料金なしで、そのままグリーン電力を使うことが可能です。
そのため、手間をかけずに安価でグリーン電力を使うことが可能です。
地球に優しい電気を追加料金なしで使えるしろくま電力(ぱわー)は、エコに関心のある人や、気軽にグリーン電力を使いたい人にはメリットが大きいといえます。
解約金が無料
しろくま電力(ぱわー)は、いつ解約しても解約金が無料です。
また、契約期間の縛りもありません。
新電力の中では、会社やプランによって2年契約の縛りがあったり、途中解約すると違約金が発生することもあります。
初期費用や契約年数を気にすることなく、好きなタイミングで気軽に乗り換えることができる点は、しろくま電力(ぱわー)のメリットだといえるでしょう。
しろくま電力の評判からわかったデメリット
しろくま電力(ぱわー)の評判からわかったデメリットは、3つです。
しろくま電力(ぱわー)は、主にサービス面でのデメリットが大きいといえるでしょう。しろくま電力(ぱわー)のデメリット
下記でそれぞれ詳しく解説していきます。
電気代が高くなるリスクがある
しろくま電力(ぱわー)には、「独自燃調」とも呼ばれる独自の調整費制度があります。
そのため、基本料金と電力量料金が安くても、実際に支払う電気代は高くなるリスクがあります。
しろくま電力(ぱわー)と契約した場合、支払う電気料金の内訳は下記の4つです。
このうち、電源調達調整費が、しろくま電力(ぱわー)独自の調整費となります。しろくま電力(ぱわー)の電源調達調整費は、市場価格によって毎月変動するもので、市場価格が高騰すれば電源調達調整費も高騰してしまいます。
電源調達調整費は、電気を使った分だけかかるため、電源調達調整費が高い=電気代も高くなると考えてください。
例として、2023年11月の調整費を主要5都市の大手電力会社としろくま電力(ぱわー)で比較してみました。
地名 | 大手電力会社 | しろくま電力(ぱわー) |
---|---|---|
東京 | -9.47円 | 3.55円 |
関西 最初の15kWhまで | -18.84円 | 1.19円 |
15kWhをこえる1kWhにつき | -1.26円 | 1.73 |
中部 | -0.96円 | |
九州 | -1.64円 | 0.22円 |
北海道 | -8.65円 | -0.01円 |
※電気・ガス価格激変緩和対策事業の値引き(-3.5円/kWh)を反映しています。
比較してみると、どの地域でもしろくま電力(ぱわー)は、北海道エリア以外は調整費がプラスになっており、それだけ電気代も高くなることが分かります。
大手電力会社はいずれも調整費がマイナスとなっているため、それだけ電気代も安くなることが分かります。
また、上記の2023年11月の調整費を加味した場合の、最終的な大手電力会社としろくま電力(ぱわー)の電力量単価を使用量の段階別に比較しました。
【~120kWhまで(第1段階)】
地名 | 地域電力 | しろくま電力 | 差額 |
---|---|---|---|
東京 | ¥20.53 | ¥28.25 | ¥7.72 |
関西 | ¥19.05 | ¥23.99 | ¥4.94 |
中部 | ¥20.37 | ¥26.23 | ¥5.86 |
九州 | ¥16.64 | ¥22.62 | ¥5.98 |
北海道 | ¥26.79 | ¥28.49 | ¥1.70 |
【121kWh以上~280kWhまで(第2段階)】
地名 | 地域電力 | しろくま電力 | 差額 |
---|---|---|---|
東京 | ¥27.13 | ¥28.25 | 1.12 |
関西 | ¥24.45 | ¥23.99 | -¥0.46 |
中部 | ¥24.84 | ¥26.23 | ¥1.39 |
九州 | ¥22.24 | ¥22.62 | ¥0.38 |
北海道 | ¥33.08 | ¥28.49 | -¥4.59 |
【280kWh超(第3段階)】
地名 | 地域電力 | しろくま電力(ぱわー) | 差額 |
---|---|---|---|
東京 | ¥31.22 | ¥28.25 | -¥2.97 |
関西 | ¥27.44 | ¥23.99 | -¥3.45 |
中部 | ¥27.79 | ¥26.23 | -¥1.56 |
九州 | ¥25.24 | ¥22.62 | -¥2.62 |
北海道 | ¥36.8 | ¥28.49 | -¥8.31 |
地域差はありますが、調整費を加味すると、280kWh以下の電力量料金単価はしろくま電力(ぱわー)の単価の方が高くなることが多いです。
そのため、基本料金と電力量料金が安く設定されていても、実際に支払う電気代は大手電力会社よりも高くなってしまいます。
電気使用量が少ない家庭は特に電源調達調整費によって毎月の電気代が大手電力会社よりも高くなるリスクがあることは、しろくま電力(ぱわー)のデメリットといえるでしょう。
リスク回避の制度もあるが現状は電気代が高い
しろくま電力(ぱわー)には、電源調達調整費の高騰に備えた「料金高騰準備金」という独自の還付金制度があります。
しかし、現状では制度が適用されておらず、大手電力会社よりも電気代が高くなる可能性が高いといえます。
「料金高騰準備金」とは、市場価格の高騰により電源調達調整費が平均を大幅に超えたとき、電気代が急激に高くならないように、これまで積み立てたマイナス分を還付する制度のことです。
通常、調整費がプラスになった月はプラス分が上乗せされ、マイナスになった月はマイナス分を差し引いた電気代が請求されます。
しかし、しろくま電力(ぱわー)はマイナスが発生した月は、電源調達調整費を「0円」とし、マイナス分を積み立てていきます。
そして、市場価格が高騰し、電源調達調整費が大幅にプラスになった時に、これまで積み立ててきたマイナス分を充てるため、電気代が急激に高くなることを防ぐことができます。
つまり「料金高騰準備金」は先述した電源調達調整費の高騰リスクを回避するための制度だといえます。
しかし、マイナス分が還付されるのは、しろくま電力(ぱわー)が定めた還付基準価格を上回った場合のみです。
現状は電源調達調整費がプラスではあるものの、還付基準価格を上回っていないため、還付金制度が適用されていません。
もちろん今後、市場価格が下がり、電源調達調整費が安くなる可能性もあります。
しかし、現在は大手電力会社よりも調整費が高くなっているため、リスク回避制度である「料金高騰準備金」があっても、デメリットの方が大きいといえるでしょう。
ガスとまとめることができない
しろくま電力(ぱわー)では、ガスとのセット契約ができません。
ガス事業を行っておらず、ガス会社との提携も行っていないため支払いをまとめたり、セット割の利用はできません。
光熱費の支払いを一社にまとめたい、お得なセット割を利用したい人にとってはデメリットといえます。
ポイントを貯めることができない
しろくま電力(ぱわー)では、電気代の支払いによってポイントが貯まる制度がありません。
多くの電力会社では、支払い額に応じて独自ポイントやPontaポイントを貯めることができます。
せっかく電気代を支払っても何も還元がないという点は、お得にポイントを貯めたいという人にとってはデメリットだといえるでしょう。
しろくま電力は最大25%安いって本当?電気代シミュレーションで検証
しろくま電力(ぱわー)は先述した通り、大手電力会社よりも基本料金と電力量料金を割安に設定しています。
そのため、全国の大手電力会社9社よりも最大25%安い料金設定となっています。
しかし、その反面、しろくま電力(ぱわー)には怪しいという印象もあります。
そこで、しろくま電力(ぱわー)が怪しい会社なのか?本当に大手電力会社よりも安くなるのか?を電気代シミュレーションで検証しました。
結論からお伝えすると、「どの世帯も確実に安くなるのは九州・北海道エリア」という結果が出ました。
また、関西エリアも電気使用量が多い家庭は安くなる可能性が高いです。
ここでは、一般家庭向けプランの「しろくまプラン」と契約した場合の電気代を、主要5都市(東京・関西・中部・九州・北海道)の料金表をもとに、2023年11月の電源調達調整費を含めてシミュレーションしています。
そのため、しろくま電力(ぱわー)と契約した場合、本当はいくら電気代を払うことになるのか具体的な額がわかります。
現在のご自身の一ヶ月の電気代と照らし合わせて、乗り換えるかの参考にしてみてください。
一人暮らしの場合
しろくま電力(ぱわー)は、一人暮らしの場合、九州・北海道エリアは電気代が安くなるという結果がでました。
一人暮らしの一ヶ月の電気代を、しろくま電力(ぱわー)と主要5都市の大手電力会社と比較してみました。
会社/プラン | 東京電力エリア | 関西電力エリア | 中部電力エリア | 九州電力エリア | 北海道電力エリア |
---|---|---|---|---|---|
地域電力会社 従量電灯A/B | 4,163円 | 3,148円 | 4,080円 | 3,612円 | 5,329円 |
しろくま電力(ぱわー) しろくまプラン | 5,398円 (+1,234円) | 3,639円 (+491円) | 4,805円 (+725円) | 3,393円 (-219円) | 5,263円 (-66円) |
※試算条件:大手電力会社は2023年11月の燃料調整費。しろくま電力(ぱわー)は2023年11月の電源調達調整費を含んでいます。 30A/150kWh。
主要5都市の一人暮らし世帯では九州・北海道エリアはしろくま電力(ぱわー)の方が電気代が安くなるという結果になりました。
一番差額が大きいのは東京電力エリア、一番差額が小さいのは九州エリアです。
しかし、電気使用量が少ない一人暮らしの場合、どこの新電力会社会社と契約してもあまり差がでにくいといえます。
九州・北海道エリア以外でも、エコやグリーン電力に関心がある人は、しろくま電力(ぱわー)へ乗り換えてもよいでしょう。
一人暮らしで電気代をとにかく安くしたい方は、「一人暮らしの方向け:しろくま電力(ぱわー)よりおすすめの新電力会社」をチェックしてみてください。
ファミリー世帯の場合
しろくま電力(ぱわー)は、2〜3人暮らしのファミリー世帯の場合、九州・北海道エリアは電気代が安くなるという結果が出ました。
ファミリー世帯の一ヶ月の電気代を、しろくま電力(ぱわー)と主要5都市の大手電力会社と比較してみました。
会社/プラン | 東京電力エリア | 関西電力エリア | 中部電力エリア | 九州電力エリア | 北海道電力エリア |
---|---|---|---|---|---|
大手電力会社 従量電灯A/B | 8,527円 | 7,417円 | 8,103円 | 7,264円 | 10,739円 |
しろくま電力(ぱわー) しろくまプラン | 9,635円 (+1,107円) | 7,840円 (+387円) | 9,029円 (+926円) | 6,786円 (-478円) | 9,867円 (-872円) |
※試算条件:大手電力会社は2023年11月の燃料調整費。しろくま電力(ぱわー)は2023年11月の電源調達調整費を含んでいます。 40A/300kWh。
主要5都市のファミリー世帯では九州・北海道エリアは、しろくま電力(ぱわー)の方が安いです。
特に、北海道エリアでは年間1万円以上安くなり、しろくま電力(ぱわー)の方がお得です。
その他のエリアでは、しろくま電力(ぱわー)の方が高くなる結果となりました。
しかし、現状しろくま電力(ぱわー)は主要5都市全てで、調整費を含めても280kWh以上の電力量料金が大手電力会社よりも安いです。
そのため、電気を使えば使うほど、しろくま電力(ぱわー)の方が安くなるといえます。
主要5都市の中では、関西エリアで電気使用量が多く、毎月450kWh以上超えるような家庭は安くなる可能性が高いです。
ファミリー世帯でしろくま電力(ぱわー)で契約した場合、九州・北海道エリアは電気代が安くなり、おすすめです。
また、関西エリアでは月々の電気使用量が多い家庭は電気代が安くなります。
しろくま電力のキャンペーン
現在しろくま電力(ぱわー)では、キャンペーンを行っていません。
しかし、以前には1万円キャッシュバックや、電気料金1ヶ月無料などお得なキャンペーンを行っていました。 今後も開催される可能性はあるため、随時情報更新していきます。
しろくま電力の申し込み方法
しろくま電力(ぱわー)の申し込みは、3つの手順で完了します。
電話での申し込みはできないため、全てWEB上で行います。
申し込み時に必要なお客様番号・供給地点特定番号は、紙の検針票か、WEB上のマイページで確認できます。
申し込みフォームに必要事項を記入して送信し、確認メールがきたら申し込み完了となります。
解約手続きは、申し込み確認が終わったあとに、しろくま電力(ぱわー)側が行ってくれます。
そのため、現在契約している電力会社への電話やWEB上での手続きは必要ありません。
しろくま電力(ぱわー)のよくある質問
しろくま電力(ぱわー)について、よくある質問をまとめました。
しろくま電力(ぱわー)はなぜ安いのですか?
しろくま電力(ぱわー)が安い理由は、料金設定にあります。
しろくま電力(ぱわー)は、基本料金と電力量料金の単価を各大手電力会社よりも最大25%割安に設定しています。
例えば、東京電力エリアの場合、基本料金はしろくま電力(ぱわー)の方が15〜30円ほど安くなっています。
電力量料金も、最大15円ほど安くなっています。
大手電力会社だけでなく、他の新電力会社会社と比べても多くの場合、しろくま電力(ぱわー)の料金設定の方が安くなっています。
そのため、しろくま電力(ぱわー)は業界最安レベルの安さといえます。
しかし、電源調達調整費により、実際に払う電気代は大手電力会社やその他新電力会社よりも高くなる可能性があるため、注意してください。
しろくま電力(ぱわー)よりも安い電力会社はありますか?
しろくま電力(ぱわー)よりも、電気代が安くなる可能性が高いおすすめの電力会社をまとめました。
Looopでんき
Looopでんきは、太陽光発電所の開発・運営を行う株式会社Looopが運営する新電力会社で、全国エリアでサービスを提供しています。
Looopでんきの特徴
再生可能エネルギーにも力を入れているLooopでんきは、電力需要実績では独立系新電力各社の中で第1位の実績を持っている点も魅力です。
Looopでんきについて詳しく知りたい方は、「Looopでんきの評判」の記事も参考にしてくださいね。
「Looopでんきの評判は最悪なのかな?」 「Looopでんきは高くなったってどれくらい?」 「Looopでんきは市場連動型になったけど契約して大丈夫?」…と気になっていませんか? 結論からお伝えすると、Looopでんき […]
続きを読むCDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトは中部電力株式会社と大阪ガス株式会社の合弁会社で、電気会社とガス会社それぞれの強みを活かした新電力です。
CDエナジーダイレクトの特徴
供給エリアは関東のみですが首都圏だけで契約数55万件を突破しており、シングルでんきやファミリーでんきなどプランが豊富に用意されている点が魅力といえます。
CDエナジーダイレクトについて詳しく知りたい方は、「CDエナジーダイレクトの評判」の記事も参考にしてくださいね。
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Japan電力は太陽光発電のシステム販売などを行っているアンフィニ株式会社の運営する新電力会社で、沖縄を除く全てのエリアでサービスを提供しています。
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Japan電力について詳しく知りたい方は、下記「Japan電力の評判」の記事も参考にしてくださいね。
あまり耳にしたことがないJapan電力。しかし、基本料金が0円で料金が安いという口コミもあり、契約するとなると利用者の評判も気になりますよね。 「Japan電力に切り替えて本当に安くなるの?」といった疑問や、「注意点など […]
続きを読むしろくま電力(ぱわー)は値上げしましたか?
しろくま電力(ぱわー)は、2023年8月18日に値上げしています。
しろくま電力(ぱわー)は8月の値上げで、基本料金と電力量料金の価格を改定しました。
また、値上げ後は電力量料金がどの段階でも一律料金へと変更されています。
本記事では2023年8月18日改定後の価格を記載しています。
しろくま電力(ぱわー)の支払い方法は?
しろくま電力(ぱわー)の支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
対応カード
- Visa
- MasterCard
- JCB
- Diners Club
- American Express
しろくま電力(ぱわー)は市場連動型ですか?
しろくま電力(ぱわー)の一般家庭向けプラン「しろくまプラン」は市場連動型ではありません。
しかし、市場価格によって変動する電源調達調整費という独自燃調制度を導入しています。
しろくま電力の電話番号(お問い合わせ窓口)は?
しろくま電力(ぱわー)の、電話番号・お問い合わせ先をまとめました。
WEB(メール) | カスタマーセンター(電話) |
---|---|
お問い合わせフォーム | 0570-071-515 (ナビダイヤル) |
筆者が実際に、しろくま電力(ぱわー)へ問い合わせた結果、お問い合わせフォームの返答は1日後に返信がありました。
しかし、土日や連休を挟んだり、内容によっては遅くなる可能性があります。
電話はすぐに繋がり、対応も丁寧だったため、通話料金はかかりますが、急ぎの場合は電話でのお問い合わせがおすすめです。
まとめ
ここまで、しろくま電力(ぱわー)の評判、口コミから分かったメリットとデメリットを解説してきました。
結論を一言でまとめると、「しろくま電力(ぱわー)は独自の燃調制度でリスクはあるものの、地域や使用量によって電気代が安くなる電力会社」だといえます。
しろくま電力(ぱわー)の基本料金と電力量料金の単価は、大手電力会社と比べて、かなり割安に設定されているため、最大25%お得です。
しかし、しろくま電力(ぱわー)には独自の燃調制度があり、その電源調達調整費が大手電力会社よりも高くなっています。
そのため、調整費を含めた場合には280kWh以下の電力量料金単価が高くなり、結果として実際に支払う電気代も高くなってしまう可能性が高いです。
しろくま電力(ぱわー)と契約した場合、九州・北海道エリアは、どの世帯でも電気代が安くなるといえます。
また、関西エリアも電気使用量が多い家庭は安くなる可能性が高いため、おすすめです。
一人暮らしなど電気をあまり使わない家庭は、新電力会社なら「Looopでんき」や「CDエナジーダイレクト」がおすすめです。
地球に優しいグリーン電力が気軽に使えるしろくま電力(ぱわー)が気になる方は、申し込みを検討してみてください。
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