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最終更新日:2024年06月27日

ストエネ(旧グランデータ)の電気代は高い?やばい?実際の評判とメリットデメリットから徹底解説

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ストエネ(旧グランデータ)の電気代は高い?やばい?実際の評判とメリットデメリットから徹底解説

「ストエネを使ってるけど、電気代明らかに高くない?」

「ストエネは高いって聞いたことがあるけど本当?」

ストエネの電気プランについて、このような疑問や不安をお持ちではありませんか?

ストエネ(旧グランデータ)は業界でも特に電気代が高いことで有名。一時期はあまりの高さからニュースに取り上げられたこともあり、現在も割高の傾向は変わらないままです。

この記事ではストエネの電気代が高い理由や、実際にどれほど高くなるのかといった内容を、地域の電力会社との比較や利用者の口コミ・評判などとともに解説していきます。

結論、ストエネ契約者はよほどのことがない限り、他の電力会社に切り替えたほうが良いでしょう。これから契約を考えている方も、他社を検討した方が無難です。

おすすめの電力会社は、本記事の『ストエネ(旧グランデータ)よりも安いおすすめ電力会社』でご紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください!

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以下で詳しく説明していくので、ぜひ最後までご覧ください。

長井 勇樹
執筆者
小売電気アドバイザー

経歴
個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。直近取材協力⇒「電気代節約の専門家インタビュー
所属
株式会社ブレイブ
取得資格
デジタル庁公認デジタル推進委員

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※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。

この記事の目次

ストエネ(旧グランデータ)の基本情報

まず、ストエネとはどのような電力会社なのでしょうか。

ストエネの概要は以下を参照してみてください。

項目概要
会社名株式会社ストエネ(旧:株式会社グランデータ)
設立年2018年
提供エリア全国(沖縄・離島を除く)
料金プランPプラン/Fプラン/オール電化プラン
初期費用・解約費用なし
支払方法口座振替/クレジットカード

沿革やサービスなどについて、もう少し詳しく解説していきます。

2023年11月に株式会社グランデータから株式会社ストエネに社名を変更

株式会社ストエネは元々、株式会社グランデータという社名でした。2023年11月に社名を変更し、現在の代表者、所在地となっています。

社名は変わりましたが、サービス内容は変わらず、すでに契約している方もこれまでと同条件で利用できます。

様々なブランド名で複数の電力サービスを展開

ストエネは様々なブランド名で賃貸物件入居者向けの電力サービスを展開しています。

ストエネが展開する電力サービス一覧

  • ファインでんき
  • サポートでんき
  • 賃貸でんき
  • エコ得でんき
  • ライフでんき
  • NEXTでんき
  • くらしエナジー
  • どうぶつでんき
  • レオパレスでんき

ブランド名は様々ありますが、基本的に電気料金は同じ設定になっています。

沖縄・離島を除く全国で供給

ストエネの電気は沖縄・離島を除く、全国で利用することができます。

ストエネ(旧グランデータ)は独自の調整金の設定で電気代が高くなる

冒頭でも述べた通り、ストエネの電気料金は他社と比べてかなり割高です。

ストエネの電気代が高い理由は、他の電力会社にはない独自の調整金が設定されているためです。

調整金とはどのようなものなのか、また具体的にどのような電気代の計算方法がされているのか、解説していきます。

燃料費調整額の追加分をそのまま電気代に転嫁

電気代には毎月固定でかかる「基本料金」、電気の使用量に応じてかかる「電力量料金」のほかに、電気の調達価格を調整する「燃料費(市場価格)調整額」、全国一律の「再エネ賦課金」があります。

ストエネの2023年4月までの電気料金は、次のように算出されていました。

ストエネも他の電力会社も上記の仕組みは同じですが、ストエネは他社よりも燃料費調整額が高額でした。

同じ燃料費調整額にも関わらず、他社よりも高い原因は、燃料費調整額の算出にあたって「追加調整」というストエネ独自の制度があるためです。

「追加調整」とは、通常の燃料費調整額の計算方法では補えないほどの市場の高騰が発生した際に、必要なコストの一部を電気代に追加で反映させるというものです。

東京電力EPのような地域の電力会社では、燃料費調整額が一定の金額に達成した場合、超過した金額を会社側が負担するという「上限」という仕組みが存在します。

対してストエネは、超過した額をそのままユーザーの電気代に転嫁しているため、他社よりも高額な電気代となってしまうのです。

2023年1月利用分は大幅な追加調整金で極端な割高に

ストエネは、2023年1月利用分の電気料金請求額が極端な割高となり、ニュースやSNSで取り上げられるほど話題になりました。

当時、ストエネ以外の多くの電力会社でも、世界情勢の影響による燃料不足で電気料金の高騰がみられましたが、ストエネの電気代はユーザーの想定をはるかに超える高額な請求となったのです。

これは、ストエネが独自に設定している追加調整額が大幅に高騰したことによって起こりました。

この件が話題になったことがきっかけで、「ストエネの電気料金は高い」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。

市場価格調整額に変更も、変わらず割高が続く

ストエネは2023年5月利用分からの電気料金計算方法を、次のように変更しました。

ストエネは、それまでの燃料費調整額および追加調整を廃止し、「市場価格調整額」という新しい制度を導入しました。

「市場価格調整額」とは、ストエネが電気を調達するために取引する市場に生じる変動を、電気代に反映させる算出方法です。

このように、ストエネは電気料金の算出方法を一新しましたが、「市場価格調整額」においても、市場価格と連動して単価の変動があります

また、ストエネの市場価格調整額にも、上限のようなものはなく、市場価格が上がれば上がるほどユーザーが負担する金額が増えてしまうのです。

そのため、料金体制変更後も、他社と比較して電気代が高額になりやすい傾向にあります。

このようにストエネは独自の割高な調整金を設定していることから、他社に比べて電気代が高くなりやすく、時には上限を超えた大幅な値上がりにも見舞われてしまうというわけです。

実際にどれくらい高い?ストエネ(旧グランデータ)と地域電力会社を比較

ここまで、ストエネの料金算出方法について解説し、他社と比較して高いと言われる要因を解説しました。

では、ストエネは他の電力会社と比較してどれくらい高いのでしょうか。実際の料金を比較してみましょう。

ストエネ(旧グランデータ)と地域電力会社の料金プラン

まずは、ストエネと地域電力会社の電気料金プランを、地域ごとに比較しました。

ストエネは一人暮らし用の「Fプラン」、ファミリー用の「Pプラン」があるので2つを載せておきます。

ぜひ、お住まいの地域でチェックしてみてください。

基本料金・電力量料金を比較

料金北海道電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A402.6円-0円
20A805.2円748円
30A1207.8円1122円
40A1610.4円1496円
50A2013円1870円
60A2415.6円2244円
電力量料金~120kWh35.35円24.9円31.37円
120kWh~280kWh41.64円
280kWh~45.36円
料金東北電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A302.5円-0円
20A605円739.2円
30A907.5円1108.8円
40A1210円1478.4円
50A1512円1848円
60A1815円2217.6円
電力量料金~120kWh30.86円26.35円32.75円
120kWh~300kWh34.75円
300kWh~36.46円
料金東京電力EPストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A311.75円-0円
20A623.5円590.48円
30A935.25円885.72円
40A1247円1,180.96円
50A1558.75円1,476.20円
60A1870.5円1,771.44円
電力量料金~120kWh29.80円24.90円30.00円
120kWh~300kWh36.40円
300kWh~40.49円
料金中部電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A321.14円-0円
20A642.28円594.00円
30A963.42円891.00円
40A1284.56円1,188.00円
50A1605.7円1485円
60A1926.84円1,782円
電力量料金~120kWh21.2円25.49円30.63円
120kWh~300kWh25.67円
300kWh~28.62円
料金北陸電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A302.5円-0円
20A605円605円
30A907.5円907.50円
40A1210円1,210.00円
50A1512.5円1,512.50円
60A1815円1,815.00円
電力量料金~120kWh30.86円23.42円28.65円
120kWh~300kWh34.75円
300kWh~36.46円
料金関西電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
最低料金~15kWh522.58円433.41円0円
電力量料金15kWh~120kWh20.21円25.50円25.78円
120kWh~300kWh25.61円
300kWh28.59円
料金中国電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
最低料金~15kWh759.68円712.67円0円
電力量料金15kWh~120kWh32.75円27.42円29.05円
120kWh~300kWh39.43円
300kWh~41.55円
料金四国電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
最低料金~11kWh666.89円667.00円0円
電力量料金11kWh~120kWh30.65円26.81円28.82円
120kWh~300kWh37.27円
300kWh~40.78円
料金九州電力ストエネ「Pプラン」ストエネ「Fプラン」
基本料金10A316.24円-0円
20A632.48円632.48円
30A948.72円948.72円
40A1264.96円1,264.96円
50A1581.2円1,581.20円
60A1897.44円1,897.44円
電力量料金~120kWh18.37円23.68円29.15円
120kWh~300kWh23.97円
300kWh~26.97円

基本料金と電力量料金を比較してみると、どの地域においても共通して、地域の電力会社よりもストエネの方が料金が安いもしくは同額程度であることが分かると思います。

料金プランだけを見ると、ストエネの方がお得に感じますよね。

しかし、燃料費調整額を比較してみるとどうでしょうか。

燃料費調整額(市場価格調整額)を比較

次に、地域の電力会社の燃料費調整額と、ストエネの市場価格調整額を地域ごとに比較してみましょう。

地域地域の電力会社ストエネ
北海道▲9.02円4.11円
東北▲10.10円4.01円
東京▲9.14円5.38円
中部0.04円3.73円
北陸▲9.77円2.60円
関西最初の15KWhまで▲18.84円1.16円
15kWhをこえる1kWhにつき▲1.26円
中国▲11.41円1.16円
四国▲9.06円0.99円
九州▲1.64円1.18円

※比較のため、地域電力会社の燃料費調整額、ストエネの市場価格調整額ともに国の緩和装置3.5円を差し引いた価格で表示しています。
※2024年5月時点の単価で比較しています。

地域差はありますが、地域の電力会社の燃料費調整額よりもストエネの市場価格調整額の方が、1kWhあたり2~14円ほど高くなっています。

実際の数値をみても、ストエネの料金が高い原因が市場価格調整額であることがわかりますね。

地域別に実際の電気料金を比較

ではさらに、燃料費調整額(市場価格調整額)を含めた実際に月々かかる電気料金を、使用電力量ごとに比較したものを見てみましょう。

地域ごとに、世帯別(一人暮らし、二人暮らし、ファミリー層)で比較しました。

北海道電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし6,264円6,201円6,378円
2人暮らし10,575円10,759円10,242円
ファミリー世帯13,106円13,321円12,414円
東北電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし5,607円7,259円9,454円
2人暮らし9,441円12,713円15,326円
ファミリー世帯11,695円15,750円18,605円
東京電力EPストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし4,728円6,317円6,476円
2人暮らし8,030円10,790円10,433円
ファミリー世帯9,963円13,287円12,651円
中部電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし6,308円8,329円8,032円
2人暮らし9,574円10,664円13,379円
ファミリー世帯13,336円17,277円16,318円
北陸電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし5,042円6,964円7,952円
2人暮らし8,584円12,020円12,984円
ファミリー世帯10,646円14,806円15,867円
関西電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし5,859円7,663円7,701円
2人暮らし9,967円12,379円12,395円
ファミリー世帯12,314円15,000円15,003円
中国電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし4,346円5,760円6,657円
2人暮らし7,492円9,446円10,729円
ファミリー世帯9,313円11,523円13,035円
四国電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし6,150円6,915円6,910円
2人暮らし10,559円11,365円11,116円
ファミリー世帯13,088円13,825円13,442円
九州電力ストエネ【Fプラン】ストエネ【Pプラン】
1人暮らし5,203円5,990円7,263円
2人暮らし9,534円13,074円11,773円
ファミリー世帯11,793円16,051円14,273円

比較の結果、ほとんど全ての地域で、ストエネのPプラン・Fプランどちらも地域の電力会社よりも高額となることが分かりました。

東京や関西といった人口の多い地域では月に2,000円~3,000円、東北や北陸といった地域では5,000円~6,000円も割高になっています。

実際に比較してみると、いかにストエネの電気代が高いかがわかりますね。

地域の電力会社と比べてもこれだけ割高なので、より安い電力会社と比較すればその差はさらに大きくなるでしょう。

より安い電力会社を知りたい方は、ぜひクラシェルジュの料金シミュレーションをお試しください。

お住まいの地域や世帯に合わせてシミュレーションができるので、現在契約中のプランよりも安い電力会社を見つけられると思います。

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やばい?ストエネ(旧グランデータ)の口コミ・評判

実際にストエネを利用しているユーザーの口コミ・評判を見ていきましょう。

中でも多くみられた口コミは以下の3つです。

ストエネの口コミ・評判

  • 電気料金が高い
  • 解約方法が分かりにくい
  • 問い合わせが繋がりにくい、対応が悪い

それぞれどのような口コミがあるのか、見てみましょう。

実際に利用している人の声なので、ストエネの評判を気にされている人には、参考になると思いますよ。

電気代が高いという口コミが圧倒的多数

ストエネは電気代が高いという口コミが最も多くみられます。

他の電力会社を利用したことのある人にとっては、ストエネの電気料金が高いと感じてしまっても無理はないでしょう。

電気料金の高さが理由で他社への乗り換えを決めた人もいるようです。

やはり、実際に利用している人の多くがストエネの電気代が高いと感じているのですね。

解約方法が分かりにくい

ストエネは解約方法が分かりにくいという声も多くみられます。

手続きを試みるもなかなか解約を完了できず、不信感を抱いてしまう人も少なくないようですね。

ストエネの解約方法については本記事でも解説しているので、こちらをチェックしてみてください。

問い合わせが繋がりにくい、対応が悪い

ストエネの問い合わせ窓口に対する口コミもみられました。

電話が繋がりにくいという声をはじめ、対応が悪く問い合わせが円滑に進まなかったといった声などがあります。

電話が繋がりにくいという点については、ストエネ公式HPに、カスタマーセンターの混雑予想が掲載されているので、混雑している時間を避けて問い合わせることで解消できるかもしれません。

ストエネ(旧グランデータ)の料金プラン・割引特典

ストエネの料金プランや割引特典についてまとめました。

ストエネ(旧グランデータ)の料金プラン

ストエネの電気料金プランには、次の3つがあります。

ストエネの電気料金プラン

  • Pプラン
  • Fプラン
  • オール電化プラン

世帯や電気の使い方によってプランを選択することができます。

詳しくみていきましょう。

Pプラン

電気使用量の多い、ファミリー層などの家庭におすすめのプランです。

基本料金は契約アンペアにより設定されており、電力量料金は電気使用量にかかわらず一律に設定されています。

Fプラン

電気使用量が少ない、一人暮らしなどの方におすすめのプランです。

基本料金の設定はなく、電力量料金は電気使用量にかかわらず一律に設定されています。

オール電化プラン

オール電化住宅に住んでいる方でも契約できるプランです。基本料金は契約アンペアにより設定されており、電力量料金は時間帯により設定されています。

ストエネ(旧グランデータ)のセット割・特典

ストエネにはセット割や条件付きの特典があります。

現在ストエネで実施中の2つをご紹介していきます。

ガスとのセットで月額110円割引

ストエネの電気とガスをセットで契約することで、月額料金から110円(税込)が割引されます。

この割引はFプラン・Pプランのみが対象であり、オール電化プランは対象外となるので注意が必要です。

クレカ払いで初月1,000円割引

電気料金の支払いをクレジットカード決済に登録することで、初月の電気料金から1,000円(税込)が割引されます。

この割引の適用には、供給開始月の翌月末までに支払い方法をクレジットカードで登録する必要があります。

ストエネ(旧グランデータ)のメリット・デメリット

ここまでの内容をふまえて、ストエネの電気プランを契約するメリット・デメリットをまとめていきます。

ストエネ(旧グランデータ)のメリット

ストエネのメリット

  • ガス・電気セットプランで割引が適用される
  • オール電化プランがある

ストエネのメリットとして、一つはガス・電気セットで契約することで、月額料金から毎月110円(税込)が割引されることです。支払いもまとめて可能なので便利ですね。

また、オール電化住宅に住んでいる人でも契約できるプランがある点は嬉しいポイントですね。

ストエネ(旧グランデータ)のデメリット

ストエネのデメリット

  • 電気料金が他社と比べて割高
  • ポイントプログラムや特典がない

ストエネのデメリットは何といっても電気料金が他社と比べて割高であることでしょう。電気代は安く抑えたいと考えている人がほとんどだと思うので、この点はかなり大きなデメリットとなりますね。

もう一つはポイントプログラムや特典がない点です。電気料金の支払いに応じて、楽天ポイントやdポイントが貯まるようなプランはとてもお得ですが、ストエネには現状そのようなポイントプログラムやキャンペーンがありません。

ストエネ(旧グランデータ)の解約金と解約方法

ストエネの解約金・違約金や、解約方法についてまとめました。

解約金・違約金は0円

ストエネの解約金・違約金は、「Pプラン」「Fプラン」「オール電化プラン」全てのプランにおいて0円です。

ストエネ(旧グランデータ)の解約方法

ストエネの解約方法は、2パターンあります。

ストエネから他の電力会社に切り替える場合

ストエネから他の電力会社に切り替える場合の解約方法ですが、他社との契約をすれば、ストエネへの解約手続きは不要です。

他社サービスの供給開始と同時に、ストエネサービスは自動的に解約完了となります。

ただし、東京電力EPへ切り替えの場合は、切り替え予定日が決まり次第ストエネへの連絡が必要です。連絡は切り替え日の3営業日+2暦日前(スマートメーター以外の方は10営業日+2暦日前)までに連絡しましょう。

連絡をしない場合、解約の手続きが進まずストエネでの契約が継続される場合があるので注意しましょう。

引越しのため、解約する場合

マイページ内の「解約・引っ越し手続き」より、解約の手続きが可能です。

マイページのログインが必要になるので、ログインID・パスワードを用意して、手続きしましょう。

ストエネ(旧グランデータ)よりも安いおすすめ電力会社

ここまでで、ストエネの電気料金が他社と比較して割高であることについて解説してきました。

現在ストエネを契約中の方も、これから契約を考えている方も、他の電力会社を検討することをおすすめします。

そこで最後に、ストエネよりも安いおすすめの電力会社をいくつかご紹介します。

ストエネよりも安いおすすめ電力会社

「安い電力会社へ乗り換えたい!」「どの電力会社がいいのかわからない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

Looopでんき

Looopでんきは、株式会社Looopが運営している新電力会社です。

Looopでんきの大きな特徴のうち一つは、基本料金が0円であることです。基本料金は、一人暮らしでも1,000円程度、ファミリー層だと1,500円程度かかるものなので、それが0円になることは大きな魅力なのではないでしょうか。

また、もう一つの大きな特徴としては、Looopでんきは市場連動型の料金システムを導入しているという点です。

Looopでんきの一般家庭向けのプランは「スマートタイムONE」の一種類のみで、このプランは30分ごとに従量料金の単価が変動する料金システムとなっています。

市場価格により単価が変動するので、時期や時間帯によって単価が高くなることもあれば、安くなることもあります。Looopでんきは専用のアプリから、当日~翌日の時間帯ごとの単価を確認できるので、高い時間帯には電気の使用を控える、安い時間帯に家事を済ませるなど、日々の工夫で電気代を節約できます。

基本料金が0円であることや、単価の変動に合わせて電気代を節約できることから、Looopでんきはストエネよりも安くなる可能性が高いです。

\基本料金0円!ゲーム感覚で電気代節約/

アルカナエナジー

アルカナエナジーロゴ

アルカナエナジーは、2021年に設立された新電力会社です。

一般家庭向けの電気プランは「アルカナおうちでんき」の一種類のみで、このプランの大きな特徴は、基本料金が0円であることです。上述した通り、基本料金は一般的な家庭で1,000円~1,500円程度かかるので、その分の料金が0円になることで電気代を大きく節約できます。

また、電気の使用量に関わらず、電力量料金の単価が一律であることも特徴の一つで、さらに料金は一律であるうえに他社と比較して安く設定されています。

東京電力エリアの料金を例にあげると、東京電力の電力量料金が最初の120kWhまでの単価が29.8円/kWh、120kWhをこえ300kWhまでが36.4円/kWh、300kWhをこえる分が40.49円/kWhであるのに対し、アルカナエナジーの一律の単価は28.1円/kWhと、東京電力の1段階目の料金よりも安く設定されています

基本料金が0円であることに加え、電力量料金が一律なので、料金計算がシンプルな点も魅力ですね。

そして何よりも、他の新電力と比較してもかなり電気代を安くできることが最大の魅力なので、とにかく電気代を節約したいと考えている方は、ぜひ検討してみてください。

\業界最安水準の電気料金!/

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトロゴ

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同で設立した新電力会社です。2018年に設立されており、供給エリアは東京電力エリアのみです。

一般家庭向けの料金プランは主に、シングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんきがあり、世帯人数に合ったプランを選ぶことで電気代を節約できます。

また、電気とガスをセットで契約することで、それぞれの料金から0.5%割引となりお得です。

さらに、電気代の支払いに応じてカテエネポイントがたまるのも嬉しいポイントですね。たまったポイントは、電気料金の支払いに充当できたり、dポイントやPontaポイントなどの提携ポイントと交換できます。

電気ガスセット割や、支払いに応じてたまるポイントでお得に使いたい人にはおすすめの電力会社です。

\電気ガスセット割で0.5%割引!/

ここで紹介した電力会社が、お住まいの地域・世帯で実際にどれくらい安くなるのか気になる方は、ぜひクラシェルジュの料金シミュレーションをご活用ください。

今回ご紹介した以外にも、安い電力会社が見つかるもしれません。

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また、日々の電気の使い方を意識することで、現在よりも電気代を安くすることができるかもしれません。

電気の使いすぎや、家電の非効率な使用が、無駄な電気代を増やしている可能性があります。

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詳しくは『電気代を節約したい!誰でもできる簡単な節約術を伝授』の記事をご覧ください。

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まとめ

今回は、ストエネの電気プランが高い理由や、地域ごとの料金比較結果をご紹介しました。

ストエネは市場価格調整額という独自の調整金によって、電気代が他社よりも高くなってしまう傾向にあることが分かりました。

また、実際に利用しているユーザーの中にも、高いと感じている人が多くいることが分かりました。

本記事でご紹介した口コミ・評判や、メリット・デメリットを参考にして、契約や乗り換えを検討してみてくださいね。

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