ソネット光の解約は3ステップで簡単！解約金を0円にする方法や注意点も

プロバイダ大手の「So-net（ソネット）」が提供しているソネット光をはじめとしたインターネット接続サービスは、多くの方が利用しています。

しかし、ユーザー数が多いだけに「解約が面倒そう」という声もよく聞こえます。

そこで今回は、ソネット光の解約手順や解約に関してかかる費用、解約金を0円にするちょっとしたテクニックなどを徹底解説していきます。

• ソネット光の解約方法を知りたい
• 解約金や工事費の残債はどのくらいかかるの？
• 解約費用を抑える方法を知りたい

などなど、気になる疑問にお答えしていきます。

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ソネット光の解約手順

まずはソネット光の解約手順を見ていきましょう。ソネット光の解約は、以下の3ステップで完了します。

• 1.解約連絡
• 2.レンタル機器を返却
• 3.撤去工事（あれば）

それぞれの項目を、以下でくわしく解説していきます。

解約連絡

ソネット光の解約手続きは、Webまたは電話での手続きとなります。

電話で解約する場合は0120-33-6292

電話で解約する場合は、0120-33-6292に電話して解約を申し出ましょう。

電話が混み合ってオペレータに繋がらないときは、平日の午前中か午後（夕方前）に電話をすると繋がりやすいのでおすすめ。

解約をスムーズにおこなうためには、予め解約日時を決めておくと手続きがスムーズです。

WEBサイトで解約する場合

すでに他社回線が開通済みの方に限り、WEBサイトの「So-net 光 /So-net 光 プラスコース退会のお手続き」で解約が可能です。

24時間手続きが可能なのでお忙しい方におすすめですが、チャットだと分からないことを質問できません。

解約金や解約時の段取りを確認したい方はチャットではなくオペレータと直接話せる電話での解約をおすすめします。

レンタル機器を返却

ソネット光からルータや無線LANカードなどをレンタルしていた場合は、機器の返却が必要です。

返却方法は、NTTから回収キット（ご返却キット）が届きますので、その中にレンタル機器を入れて返送すれば完了です。送料はかかりません。

ちなみに、撤去工事がある場合は工事担当者がレンタル機器を回収してくれますので、梱包・送付の必要はありません。

また、So-net v6プラス対応ルーターをレンタルしている方で、25ヶ月以内に解約する場合は、機器返却が必要です。

返却方法は、機器の箱がある場合は返却物を同梱し、下記に記す送付先に元払いで送りましょう。もし機器の箱がない場合は、ダンボールでも大丈夫です。

撤去工事

賃貸などにお住まいの方で、大家さんや管理会社に原状復帰を求められた場合、回線の撤去工事が発生する場合があります。

工事が必要か否かは大家さん・管理会社の意向によっても異なりますので、解約する場合は確認しておくと間違いがありません。

撤去にかかる費用は、ソネット光（光コラボ）で利用している場合は0円です。

いっぽう、2018年3月1日以降に「auひかりホーム」に申し込んだ方、「auひかりホーム 高速サービス」に申し込んだ方は、31,680円の撤去工事費用がかかります。

ソネット光の解約にかかる費用

ソネット光の解約時にかかる可能性のある費用としては、以下の3つが挙げられます。

• 解約金（違約金）
• 工事費の残債
• 解約月の利用料金

それぞれを以下でくわしく解説していきます。思わぬ出費にならないよう、必ず確認しておいてください。

解約金（違約金）

ソネット光は基本的に定期契約期間があり、更新月以外での解約では解約金が発生します。「長割」を利用しているか否かで変わりますので、まずは長割を利用している場合のプラン別解約金を見ていきましょう。

長割に関しての解約金は以上です。いっぽう、「So-net 光 プラス」の場合は36ヶ月の契約期間が設定されていて、契約更新月以外の解約では20,000円の解約金がかかります。

長割の場合と比べて高額ですので、「So-net 光 プラス」を利用している方は注意が必要です。解約金をかけたくない方は、後述する「ソネット光の解約金を0にする方法」もあわせて参考にしてみてください。

ソネット光（auひかり）を契約している場合の契約解除料

ソネット光でauひかりを契約している方は、以下の契約解除料がかかります。

金額はまちまちなものの、契約更新月以外での解約で契約解除料金が発生するのは変わりません。

工事費の残債

ソネット光を利用する際に回線工事を行っていて、工事費の分割払いを終えていない場合は、解約後に残債が一括請求されます。

工事費は26,400円で、戸建て・集合住宅とも同じです。分割回数は「So-net 光」コースだと30回、「So-net 光 プラス」「So-net 光 minico」では36回となります。

たとえば、「So-net 光」を2年間（24ヶ月）利用して解約した場合、6ヶ月分の工事費残債が一括請求されますので注意が必要です。

また、上記は新規で工事を行った場合の計算で、既にフレッツ光回線があり、そのまま利用している方であれば工事費はかかりません。

ソネット光（auひかり）の場合

ソネット光（auひかり）を利用している場合、戸建てかマンションタイプかどうか、マンションタイプであれば提供タイプで工事費が異なります。

詳細は、「​​auひかり 料金・シミュレーション」をご確認ください。

工事費残債の確認方法

工事費の残債や契約解除料などに関しては、ソネット光のマイページから確認可能です。

マイページにログイン後、「解約時の発生費用 (違約金など)」から「詳細」を選択すると、解約に際して発生する費用を確認できますので、解約前には必ず確認するようにしましょう。

解約月の利用料金

ソネット光を解約した場合、解約月の利用料金がかかります。

ソネット光の月額料金は日割り不可となっており、月初に解約しても月末に解約しても1ヶ月分の料金がまるまる請求されます。

ただ、解約申込月の月末まで利用する、解約申込月の翌月末まで利用する、利用終了希望月の月末まで利用するなど、多少の融通は利きますので、それほど不自由さはないでしょう。くわしくは解約手続き時にオペレーターに確認してみてください。

ちなみに、撤去工事などが入ってインターネットが使えなくなった場合でも、その月の料金は請求されます。

ソネット光の解約金を0にする方法

ソネット光の解約時に発生する費用には、解約金と工事費の残債、最終利用月の料金があります。このうち、解約金と工事費の残債については、以下の2つのテクニックを使えば0円にできます。

• 36ヶ月目・37ヶ月目・38ヶヶ月目で解約する（「So-net 光 プラス」の場合）
• 乗り換え先のキャンペーンを利用する

各項目を以下で解説していきます。解約金などで損をしてしまわないために、ぜひ確認してみてくださいね。

「So-net 光 プラス」は36〜38ヶ月目の更新月で解約

ソネット光は24ヶ月や36ヶ月などの定期契約が基本ですが、各契約には「契約更新月」が設けられていて、この期間内であれば解約金がかかりません。

更新月はサービス開始月を1ヶ月目として、そこから計算していきます。たとえば、36ヶ月の契約であれば36ヶ月目・37ヶ月目・38ヶ月目が更新月（契約更新期間）となります。

ということは、工事費の残債を支払い終わってから契約更新月で解約すれば、解約金・工事費残債を0円にすることができます。

「So-net 光 プラス」の場合は、共に36ヶ月の契約ですので36ヶ月目・37ヶ月目・38ヶ月目に解約すれば解約金・工事費の残債を0円にできます。

更新月の確認方法

ソネット光の更新月は、マイページから確認可能です。

マイページにログイン後、利用コースを選択して、「契約・利用状況詳細」から確認してください。

契約月は3ヶ月ありますが、解約を決めたらなるべく早い時点で更新月を知っておくのがおすすめですよ。

※So-net光コースの場合は48〜50ヶ月目に解約

「So-net 光」コースの場合、24ヶ月契約の場合は48〜50ヶ月目で解約すれば解約金・工事費の残債を0円にできます。

契約期間が30ヶ月の場合（So-net 光 戸建て・マンション）は、30〜32ヶ月で解約すれば0円となります。

また「So-net 光 (コミュファ光) ホーム」は36ヶ月ですので、36〜38ヶ月目に解約すれば費用がかかりません。

乗り換え先のキャンペーンを利用する

更新月以外での解約や、工事費の残債がある状態で解約しなければならないケースも多々あるかと思います。

そんな時には、他社が行っている乗り換えキャンペーンを利用するのも賢い方法です。

通信業者の多くは、解約金や工事費の残債を肩代わりしてくれるキャンペーンを開催しています。また、キャッシュバックなどでも解約にかかる費用を相殺可能です。

これらキャンペーンを利用するとしないのとでは、お得度に大きな開きが出てしまいますので、他社に乗り換えを検討している際は、ぜひどのようなキャンペーンが行われているかを確認してみてください。

ソネット光を解約するうえで注意すべきポイント

ソネット光の解約手順や解約にかかる費用などを確認したところで、ここからはソネット光を解約するうえで注意すべきポイントを解説していきます。

主な項目は以下の2点です。

• ひかり電話を引き継ぎたい場合は手続きが必要
• auスマートバリューが適用されなくなる

これらを知らずに解約してしまうと、思わぬトラブルに見舞われてしまう可能性もありますので、念の為ご一読ください。

ひかり電話を引き継ぎたい場合は手続きが必要

ソネット光でひかり電話を利用している場合、ソネット光やフレッツ光から発番された番号は転用不可能ですので、同じ番号を引き続き利用することができません。

いっぽう、NTTで発番された番号は転用可能ですが、引き継ぎにはひかり電話からNTT加入電話に戻す「アナログ戻し」が必要です。

アナログ戻しの手順は、NTT東日本（または西日本）にアナログ戻しを希望する旨を伝え、回線工事を行ってもらいます。その後ソネット光を解約し、乗り換え先の光回線とひかり電話を申し込めば完了です。

NTT以外の発番の場合は同じ電話番号が使えませんので、仕事などで利用している方は要注意です。

NTT発番のみ電話番号継続利用可能。アナログ戻しなどについて、ドコモ光 解約を参考に

auスマートバリューが適用されなくなる

ソネット光でauひかり回線を利用していて、auスマートバリューの適用を受けている場合、解約してしまうとスマートバリューも適用対象外となってしまいます。

スマートバリューの割引金額は少なくありませんので、これを考慮せずに他社に乗り換えてしまうと、実質的にはソネット光のほうが安かった。といった状態になってしまう可能性も十分にあります。

スマートバリューの適用を受けている方は、乗り換えでオトクになるかそうでないかをしっかりと吟味してみるのがおすすめです。

まとめ

今回は、ソネット光の解約手順や解約に関してかかる費用、解約金や工事費残債を0にするテクニックなどを紹介してきました。

ネットの解約はよく「わかりにくい」と言われますが、しっかりと手順を確認しておけば難しいことは何もありません。

ソネット光の解約をお考えの方は、損をせずに解約するためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。